赤ちゃんがミルクを飲まないに関する記事

【赤ちゃんがミルクを飲まない原因】ゴクゴク飲むようになる4つの対策

【赤ちゃんがミルクを飲まない原因】ゴクゴク飲むようになる4つの対策

「どうして乳首を出しちゃうの?」赤ちゃんがミルクを飲まないことが心配なママ、赤ちゃんの気持ちを知って対処法を試してみて。

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赤ちゃんがミルクを飲まないのにはワケがある!原因&対策

普段となんら様子は変わらないのに、突然ミルクを飲まなくなってしまった。
そんな時はふと「この子、どこか悪いのかな!?」と、何か病気があるのではないかと心配になってしまいます。

ところがしばらく様子を見ても、機嫌はいいし元気で病気には見えないという場合、病院を受診すべきか悩んでしまうでしょう。
そのような場合は赤ちゃんがミルクを飲まない原因が他にあるケースが多いのです。病院を受診させる前に、ご家庭でいくつかの原因を探ってみましょう。

子育て4コマ漫画:赤ちゃんがミルクを飲まない原因とは?

赤ちゃんがミルクを飲まない子育て4コマ漫画

赤ちゃんがミルクを飲まない原因別!4つの対策

大人でも病院を受診するほどの不快感はないけれど、なんとなく食欲が出ないという時はあります。例えば、その場の臭いや話題、気温や天候、メニューの好き嫌い、眠気などは食欲に影響を及ぼします。実は赤ちゃんにも赤ちゃんならではのミルクを飲みたくなくなる原因があるのです。

哺乳瓶の乳首が嫌い

哺乳瓶の乳首

哺乳瓶には様々なタイプの乳首があります。乳首によって素材や硬さが違い、ミルクの出方も様々。たかが乳首とあなどれません。ミルクの飲み心地が嫌だと、「これ違うよ!」と赤ちゃんが口から乳首を押し出してしまうことがあります。

相性の悪い乳首の場合、空気をミルクと一緒に飲み込んでしまい、ゲップが溜まってお腹が苦しくなったり、ミルクを吐いてしまう原因にもなります
また、ミルクの出が悪い乳首だと、鼻の頭に汗をかきながら必死に飲み、疲れて途中で飲めなくなる子もいます。逆に出がよすぎる乳首だと、赤ちゃんの口から溢れたり、吐いてしまったりする場合もあります。

乳首が原因の場合の解決策!

哺乳瓶や乳首の種類を変えてみましょう。また、離乳食が進み始めたら、哺乳瓶をイヤがることもあります。どんな乳首も吸ってくれないようなら、赤ちゃんスプーンですくって飲ませたり、カップに変えたりして様子を観察しましょう。哺乳瓶より飲む赤ちゃんもいますので、ぜひ試して!

ミルクの味や濃さが嫌い

カップに入ったミルク

多種多様の粉ミルクが販売されている昨今ですが、それらのうちほとんどが、母乳にかなり似せた成分で作られています。とこらがやはり味は別物。1~3か月の赤ちゃんになると、もうその違いが分かってくるようです。

母乳育児から混合に変えたばかりなら、味の違いを嫌がっているのかもしれません。また、味の濃淡で嫌がることもあります。ママがいつも薄めに作っている場合、ほかの人が通常通りに作り、若干濃なることで、飲まなくなる場合もあります。

ただし粉ミルクの場合、きちんと計ることで適切なオリゴ糖を摂取できるのですが、薄めに作ることで腸内環境が悪くなり、便秘が心配されます
ミルクが原因で赤ちゃんが下痢になる可能性もありますので注意がひつようです。

ミルクの味が原因の場合の解決策!

今飲んでいるミルクがどうしてもダメならば、他のメーカーのものを試してみましょう。お試しなのに1缶まるごと買うのはもったいないので、各メーカーからサンプルを取り寄せるのがおススメです。だいたいどの会社でも試供品を送ってくれますよ♪

ミルクの温度がイヤ

ミルクが入った哺乳瓶

ミルクの適温は人肌と言っても、正確に測るのは難しいですし、個人差も出ます。特に夜中の授乳でママが寝ぼけているときには、ミルクが熱すぎて飲まないこともあるようです。
逆に普段からちょっと熱めのミルクを飲んでいる赤ちゃんは、いつもよりぬるいと飲まないことも…。

手の甲にミルクを一滴垂らす、ママの頬に当てるなど、色々な方法で試していると思いますが、「そんな方法じゃ分からな!」と悩めるママ達のために、適温のミルク作りに便利なグッズも販売されています。

ミルクのみごろチェッカー

ミルクのみごろチェッカー

メーカー:チュチュベビー

価格:276円 + 税

哺乳瓶に巻き付けるだけで、ミルクを溶かすのにちょうどいい70℃や、飲み頃の40℃が測れます。新米ママやパパ、ミルクの温度を一定に作るのが苦手なママも、赤ちゃんにヤケドさせたり、冷たくてお腹を壊させてしまうことなく、安心してミルクをあげられます。

環境が原因の場合

これからお出かけだから早く飲ませなきゃ…などと、ママの都合で焦ってミルクをあげることもありますよね。そんな気持ちを赤ちゃんは敏感に察知します。さらにママの抱っこの仕方が安定せず気に入らない、暑い、寒いなどそのときの環境を不快に感じていると、ミルクを飲まなくなることがあります。

赤ちゃんにミルクをあげるときは、できるだけママもリラックスしてお互いの目を見つめあいながら、幸せなミルクタイムになる工夫をしましょう。
部屋には温度計を置き、赤ちゃんの背中に手を当てて、汗をかいている時は一枚脱がせる
逆に唇の色が紫色っぽくなっているときは、体調が悪かったり寒かったりするときですので、一枚はおらせるなど、赤ちゃんの様子を観察して対処することが大切です。

またママが小さくて赤ちゃんが大きい場合など、抱き心地が悪いこともありますので、授乳クッションなどを利用するのもおススメです。

マママルチウエスト

マママルチウエスト

メーカー:MOGULAX

価格:4,800円 + 税

ひざの上にクッションを置き、その上に赤ちゃんを乗せて、赤ちゃんの頭をママの腕で支えて授乳させます。
ママの体の負担も楽になりますし、体勢が安定するので、赤ちゃんもミルクが飲みやすくなります。

飲まなくても、機嫌がいいなら心配しないで!

赤ちゃんに次のような症状がみられる場合には、医療機関の受診をおススメします

  • 数日排便がなく便秘で、お腹が膨れて固くなり、機嫌が悪い
  • 激しく吐く
  • 原因不明で激しく泣きじゃくる
  • 便の色が白かったり、イチゴジャムのようだったりといつもと違う
  • おしっこの回数が少ない
  • 鼻づまりや発熱などの風邪症状がみられる

このような症状も見られず、元気でニコニコとご機嫌であれば、飲まなくても心配する必要がない場合が多いです。赤ちゃんにも食欲のない日もありますし、運動不足でお腹が空かないときもあります。

飲みの悪い日が続いていても、体重が増えていれば栄養面での問題はなし
ただし、特に夏場は水分不足が心配ですので、こまめに白湯や麦茶はあげてください

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪