液体ミルクの安全性と備蓄に関する記事

液体ミルク備蓄はママの新常識!安全?高い?メリット6つ

液体ミルク備蓄はママの新常識!安全?高い?メリット6つ

液体ミルクは安全で手軽!あなたはもう使ってみましたか?いざという時の備蓄に最適な、液体ミルクのメリットとは?

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液体ミルクとは?育児負担や赤ちゃん用の備蓄の常識が変わる!?

哺乳瓶とミルクのイラスト

液体ミルクとは、赤ちゃんや新生児にすぐ授乳できるように調乳済みで、ペットボトル容器や紙パックに入って販売されている乳児用液体ミルクのこと。

2018年8月、「液体ミルク解禁」のニュースが紙面を騒がせましたが、あなたは液体ミルクとはどのようなもので、なぜこれほどまでに騒がれたかを知っていますか?

これまで液体ミルクは国内メーカーによる製造・販売が行われてきませんでしたが、2018年8月8日厚生労働省による省令や規格基準が改訂となり、国内での製造・販売が解禁となりました。

お湯を使って調乳しなくても赤ちゃんに衛生的なミルクを飲ませることができる液体ミルクは、ミルクで赤ちゃんを育てているママやパパだけでなく、母乳育児の家庭にとっても心強い味方。長時間のおでかけや旅行、災害時の赤ちゃん用の備蓄などの常識も、液体ミルクの解禁によって変わるでしょう。

海外では液体ミルクが普及していて、スーパーなどでも気軽に買えます。海外で子育てをする日本人スポーツ選手の奥様や芸能人なども液体ミルクを使っていて、欧米への海外旅行では現地調達も可能なため、旅先への荷物が減らせ、現地での調乳の心配もナシなので、安心で便利だと評判です。

マーミーのイタリア在住ライターの子連れイタリア旅行の記事でも、液体ミルクの現地情報を紹介しています。

2018年まで厚生労働省の認可が下りなかった?国内で普及しなかった理由

赤ちゃんが飲む粉ミルクは、国の定める食品衛生法で「乳児用調整粉乳」という分類になります。液体ではなく粉なので粉乳の分類になり、ママが購入している粉ミルクの缶を見てみると必ず「乳児用調整粉乳」と書かれているはず。

ちなみに輸入品の乳児用液体ミルクは、鉄分やカルシウム入り牛乳やコーヒー牛乳などと同様の「乳飲料」と表示して販売されてきました。

液体ミルクは粉ではなく液体ですので、赤ちゃん用である特別な表示の「乳児用調整粉乳」が使えないのです。そのためもし国内メーカーが液体ミルクを製造しても、赤ちゃん用ミルクである表示をして販売することができませんでした。

これまで厚生労働相では、液体ミルクの製造や販売を反対したり禁止したりしてきた訳ではありません。けれどメーカーからの要請がないため法の整備が整わず、メーカー側も製造・流通にかかるコストが粉ミルクより高いなどの理由もあって液体ミルク市場への進出に積極的ではなく、なかなか国内での製造・販売が進んでこなかったのです。

ところが近年の相次ぐ国内災害時に海外からの乳児用液体ミルクの支援があったことなどにより、国内のママ達や政治家からも乳児用液体ミルクが注目されるようになり、社会的な期待の大きさを受けて厚生労働省では新たに「調 製液状乳」の規格基準を設定。これにより国内での液体ミルク製造・販売が事実上解禁となったのです。(注2)

乳児用液体ミルクは安全?粉ミルクより評価が高くWHOが推奨

食品衛生管理工場職員をイメージするイラスト

液体ミルクは無菌充填製法という特殊技術により製造されているため、とても衛生的です。無菌充填製法では乳児用液体ミルクをごく短い時間で高温滅菌し、さらに短時間で冷やします。

ですから味は損なわれず、美味しいミルクのまま。それを滅菌された容器に菌が入らないように詰められますので、完成した液体ミルクは衛生的な無菌状態

一方粉ミルクの場合、ママがどんなに気をつけていても無菌状態にするのは不可能です。衛生的なミルクを作るためには、清潔な水を70度以上のお湯にしてから調乳する必要がありますので、常に衛生的な状態を作り出せるとは限りません。

安全性への評価はどちらが高い?

WHO(世界保健機構)とFAO(国連食料農業機関)が定める人工乳の調乳ガイドラインでは、粉ミルクよりも液体ミルクが推奨されています。(注1)

液体ミルクの6つのメリット!備蓄や旅行などマルチなシーンで大活躍

衛生的で手軽に使うことができる液体ミルクは、災害や旅行など日常とかけ離れたシーンはもちろん、様々な状況のママやパパの育児を助けてくれるというメリットがあります。

またミルクではなく母乳育児のママであっても、災害時には精神的疲労やストレスで母乳が出なくなるといったトラブルが考えられますので、赤ちゃんを子育て中のママの間では徐々に「液体ミルクの備蓄」という考え方が広まってきています。

水がなくてもOK

毎日行っているミルクの準備を想像してみてください。ほ乳瓶を消毒し、お湯を沸かし、粉ミルクを溶いて、赤ちゃんが飲みやすい温度まで冷まして。たくさんの手順を踏んでいます。夜中に起きて準備をしたり、外出先だと場所や使い勝手が悪くて手間がかかってしまったりすることもあります。

ところが液体ミルクの場合、調乳せずにそのまま赤ちゃんに与えることができるので、手間がかかりません。

さらに粉ミルクの調乳には清潔な水、哺乳瓶の消毒など想像以上の清潔な水を必要としますが、災害時には水が手に入らない状況になります。その際に液体ミルクが備蓄してあれば、不足している水の確保にやきもきする心配もありません。

商品によっては哺乳瓶も不要

赤ちゃんを連れて外出するお父さんとお母さんのイラスト

液体ミルクには様々なタイプの商品あがります。最近は品薄になってしまいましたが、容器にそのまま付属の乳首をつけるだけで飲ませられる商品もあります。これは調乳器具の消毒をする必要がなく、いざという時に大変便利!

またどのメーカーの液体ミルクにも使用できる乳首や使い捨て哺乳瓶も販売されていますので、液体ミルクと一緒に購入しておけばいざという時にも安心です。

災害時だけでなく、粉ミルクの場合は外出には消毒済みの哺乳瓶、お湯入りの水筒など荷物がたくさんになりますが、液体ミルクにすれば綺麗な哺乳瓶を持って行くだけ。使い捨て哺乳瓶なら帰りはゴミ箱に捨てればいいので、少ない荷物で帰ることができます。

常温保存できる

無菌充填製法のものは、常温での保存が可能です。ですから、液体ミルクも常温保存が可能。そのため電気が使えなくなる非常時は、冷蔵庫内の食べ物のように腐ることもなく、ストックとしておくだけですぐに使えて便利です。

まだ赤ちゃん用の防災グッズを準備していない方は、非常袋に備蓄しておくことをおすすめします。

賞味期限が比較的長い

液体ミルクは、私達が日ごろ飲んでいる牛乳や乳飲料と比べると賞味期限が比較的長く、製造年月日から約1年という商品もあります

そのため、災害時の備蓄に適しています。賞味期限が近付いてきたら、外出用などに利用すればOK。パパに任せる際も手軽に授乳できるので、安心してお任せできます。

液体ミルクは高価なので備蓄用にまとめて買い置きし、災害時の使用だけでなく、ママの体調がすぐれない時やパパに赤ちゃんを任せてお出かけする時、旅行先などと使い分けるのがおすすめです。

粉ミルクより安全性に優れている

哺乳瓶でミルクを飲んでいる赤ちゃん

液体ミルクは確かに衛生的で安全性に優れていますが、「これまで多くのママ達が粉ミルクで子育てをしてきたのだから、あえて液体ミルクを使わなくても衛生面に気をつければ安全だし、あまり菌に神経質になるのはかえって赤ちゃんに悪い」と思うママもいるでしょう。

けれど粉ミルクの安全性は災害時には通用しなくなります

災害時には、電気や水道、交通手段もまともに使えない環境になる可能性があります。すると大人でもノロウイルスなどへの感染者が増加します。そのような状態で、免疫力が弱く体力がない赤ちゃんに衛生的なミルクを与えられなければ、あっという間に赤ちゃんが体調を崩し、病院受診もままならない危険な状態に陥る恐れもあるのです。

日常ではさほど感じられない安全性への脅威も、災害時には深刻な問題になるため、赤ちゃんの命を守るために液体ミルクの備蓄は大切なのです。

調乳の手間がかからない

粉ミルクの場合、哺乳瓶や調乳器具を殺菌したり、調乳したりする手間がかかります。日中はよいのですが、連日寝不足状態での夜中の授乳では、心が折れそうになることもあるでしょう。

そんな時、液体ミルクであれば手間なく授乳できるので、ママの負担も減りますし、パパの育児参加を促すこともできます。

液体ミルクの国内販売はいつから?早くても市販は2019年夏以降

液体ミルク解禁に伴い、乳業メーカーの業界団体及び日本乳業協会では市販までに1~2年かかるという見通しを発表しています。

そのため早くても2019年の秋から2020年頃までの見通しで、国内で購入できる液体ミルクは輸入液体ミルクのみ。ところが輸入液体ミルクは価格が非常に高く、入手も困難なのが現状です。

液体ミルク最大のデメリット!どうして日本で手に入る輸入液体ミルクは高いの?

貨物船

日本国内のミルクメーカーでは、これまで液体ミルクへのニーズがあるとは考えておらず、むしろ少子化傾向もあって赤ちゃん向けの市場が縮小していると判断し、液体ミルクの開発、製造、販売を行ってきませんでした。ですから日本で液体ミルクを手に入れるには、海外で製造されたものを輸入することになります。

ところが国外からの輸入品には、国内企業の利益を守るために関税がかけられます。さらに日本への輸送費もかかるため、輸入液体ミルクにはどうしても関税や輸送費の金額を上乗せして価格設定をしなければなりません。そのため、日本国内の液体ミルクは値段が高いのです。

この高い値段が日本国内における液体ミルクのデメリット。ママ達が購入をためらう一因となってしまうほどですが、その一方で災害などへの備えの重要性を実感する昨今ですので、国内のママ達からの需要も確実に高まっています。

国内製造・販売の液体ミルクの価格の見通しは3割増し!?

気になるのは国内で市販される液体ミルクの価格でしょう。今のところメーカーやの本乳業協会では価格の見通しを発表していませんが、ネット上には粉ミルクの3割増しという液体ミルクの価格情報もあります

2018年10月末現在、輸入液体ミルクの値段は送料を含めて1本750円~1,000円前後。もちろん赤ちゃんの月齢によって1本当たりの量に差がありますので90ml入りは200ml入りより安くなっていますが、それでも粉ミルク1食分が100円未満ですので、7~10倍とかなりの割高になっています。

となると市販される国内製造の液体ミルクが仮に3割増しと多少割高であっても、輸入液体ミルクに比べればかなり安価に入手できることになります。とはいえ価格面で優位の粉ミルクは日常使い、液体ミルクは備蓄といった使い方が主流となると予測できます。

輸入液体ミルクはどこで買えるの?楽天などのネット通販を利用

日本で輸入液体ミルクを購入する場合、楽天やYahoo!ショッピングで買うことができます。
ただし品薄で入手困難になる時期もありますので、手に入らずに焦ることのないように、購入を検討している方は早めに行動しましょう。

送料無料 HIPP (ヒップ) 乳児用 液体ミルク PRE (0ヶ月〜) 90ml × 4本セット

HIPP輸入乳児用液体ミルク4本セット

Hipp Organic(ヒップオーガニック)

2,980円

Hipp Organicはドイツで伝統的な有機農法を50年以上行い、ドイツのオーガニック基準をクリアした実績のあるメーカー。

こちらの商品もオーガニック認定を受けた、新生児からの赤ちゃんに安心して与えられる輸入乳児用液体ミルクです。

https://naturacart.com/

Aptamil(アプタミル) 液体ミルク PRE プレ 200ml × 4本セット

アプタミル輸入乳児用液体ミルク4本セット

Aptamil(アプタミル)

4,300円

Aptamilはベビーミルクメーカーとして50年以上の歴史を持つドイツのメーカー。ヨーロッパNO.1シェアで、日本でもお馴染みのダノングループです。

こちらは新生児から使用できる赤ちゃん用の液体ミルク。200mlの液体ミルクが4本で1セットになっています。こちらも送料込みの値段となっています。

https://naturacart.com/

液体ミルクと一緒に購入したい!おすすめの使い捨ての哺乳瓶や乳首

せっかく液体ミルクを購入するなら、一緒に使い捨て哺乳瓶や液体ミルク用乳首を購入し、備蓄しておきましょう。

災害時の赤ちゃんのミルク作りで気を付けるポイントの一つが、哺乳瓶や乳首を清潔に保つこと。停電や断水などでライフラインが使えなくなると、赤ちゃんの哺乳瓶の煮沸や電子レンジ消毒が困難になりますので。

もちろん旅行などのお出掛けでも大活躍してくれる優れもの。使い捨て哺乳瓶や乳首には赤ちゃんだけでなくママに嬉しいメリットもデメリットもありますので、確認してから購入を検討するとよいでしょう。

使い捨て哺乳瓶や使い捨て乳首は、ネット通販で購入することが可能ですので、液体ミルクと一緒に購入できます。

Steri-bottle消毒不要の使い捨てほ乳瓶

Steri-bottle消毒扶養使い捨てほ乳瓶

Clovis Baby(クロビスベビー)

1,500円(税込み)

一回使い捨て用のほ乳瓶。ニップル部分を一度取り付けるとロックされ、使いまわしができないようにしてあります。お出かけ先や旅行先などですぐに取り出せ、授乳がスムーズにできます。

災害用備蓄品として非常時にも殺菌の必要がなく便利。そのまま冷凍保存も可能で、本体部分は電子レンジもOK(ただしニップル部分は不可)です。

https://www.amazon.co.jp

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪