子供連れイタリア旅行を楽しむために知っておきたい現地情報
言わずと知れた観光大国イタリアは直行便の飛行機で12.5時間を要する日本の反対側に位置する国なので、日本から小さい子連れ、あるいは赤ちゃん連れでイタリア旅行をすることになった場合は一体どんな準備が必要なのか、イタリアの事情がよく分からないと困ってしまいます。
そこで、今回は赤ちゃんや小さな子供達と一緒に子連れイタリア旅行をする際に必要な準備、病気や怪我をした場合の情報、子供の遊び場などについて、日本とイタリアの事情の違いも併せてご紹介します。事前準備をしっかりと行い、無理のない計画でアート鑑賞や世界遺産巡り、食の堪能、海や山の美しい景観、ショッピングなど、イタリアの魅力を子供と一緒に楽しみましょう。
旅行前に知って得するイタリア現地情報
子連れイタリア旅行を楽しむためには、計画段階や現地での行動に役立つ鉄道・バス・トイレ・持ち物・治安の現地情報が必要不可欠!しっかりとチェックして楽しい旅行にしましょう。
鉄道
イタリアの貿易企業協会Confimpreseがイタリア旅行をしたフランス・イギリス・ドイツ・ロシア・中国・日本・アメリカの各国の外国人にアンケート調査を行ったところ、日本人旅行者からは鉄道や飛行機などのインフラ面でマイナス評価が多かったという結果が出ました。
- チケットが割高
- 安全性、乗務員の対応が不十分
- 鉄道は事故や故障などでよく遅れる
- ストライキでストップする など
イタリアは主要都市を結ぶ鉄道を正確かつ正常に運用できる鉄道インフラが、日本のようにしっかりしていません。また、イタリア人は車好き。鉄道網があまり発達しておらず、定刻通りに機能しない交通機関を利用するよりも、荷物の量が制限されず個人の都合で動ける車の方が便利なため、よく車で移動します。
子連れイタリア旅行計画のポイント
移動や回る都市については鉄道インフラの状況についてしっかりと踏まえたうえで、子供の負担を考えて無理のない計画を立てましょう
バス
バスの時刻については、路線バスの運行会社のサイトで時刻などもネットで調べられるようになっています。
ただ、バスは地域住民の交通手段になるため、イタリア語表記しかありません。始発駅ならバス停に電子掲示板などで発車時刻が表示されますが、途中のバス停には時刻表もないですし、その時刻通りに来るとも限りません。
また、大都市にある大きな停留所以外は目印になるようなバス停の看板が立っていないことも多く、どこでバス待ちをしたらよいのか良く分かりません。子供を長く待たせて不機嫌にしないためにも、待ちぼうけにならないバスの利用方法を知っておきましょう。
イタリアでバスを円滑に利用する方法
イタリアは子育て中の母子に優しいアモーレの国!ミラノでは結構英語も通じるので、バス停は行き交う人や店舗などに遠慮なく訊いてみましょう。また、それ以外の地域では英語が通じないことも多いのですが、バラエティ番組のようにめげずに英語で返してくれる人がいるまで訊いてみましょう。
ただし人に訊いても知らなければ「知らない」と言われます。またイタリアの場合、知っているふりをして答えることもあるので、その人の言ったとおりに行ってみても目的地につけないというようなことも起こります。ですから複数の人から情報を入手するといいでしょう。
イタリアのホテル
宿泊先を探す時は、大手旅行代理店のパンフレットやサイトに掲載されているホテルがある界隈を参考にするとよいでしょう。日本人観光客にとって買い物やアクセス・乗り継ぎに便利な好立地にあり、周辺に食事処もあるホテルが紹介されているからです。wi-fi環境が整っているかどうかも併せてチェックしておきましょう。
日本人観光客の傾向として三ツ星ホテルを利用することが多いですが、三ツ星ホテルには離乳食などのサービスはないので、子連れイタリア旅行の場合は考慮に入れておいた方がいいでしょう。
トイレとオムツ交換台
一般的に駅の公衆トイレは有料です。トイレが無料で使用できるのは、空港やホテル、デパートやショッピングモール内か高速道路等にあるチェーンドライブイン(Autogrill=アウトグリル)です。
また、空港内のトイレにはオムツ交換台がありますが、レストランのトイレにはオムツ交換台がないこともあります。
トイレは近くの「バール」でハーフボトルの水を購入する代わりにトイレを使わせてもらえますが、子連れだと狭くて不便なことが多いです。
オムツの乳幼児への対応
いざという時のためにオムツ替え用シート(あるいはタオル)は必需品です!また食事の際に入ったレストランでは必ずトイレへ行っておき、おむつはベビーカーの上におむつ替え用シートを敷いて交換するとよいでしょう
ベビーカー
子供が疲れた時に寝せられますし、おむつ交換台のない場所では代わりに使えるので、乳幼児の子連れ旅行の場合は持っていくと便利です。
ただイタリアの街は古く、ローマ中心部については「サンピエトリーニ」(一部地域では「ボロニーニ」)と呼ばれるローマ法皇が作らせた石畳でできています。そのため石の敷き詰め方によっては、すき間が大きくそこにベビーカーの小さなタイヤや靴のヒールが挟まってしまうことがあります。
どうする?イタリア旅行のベビーカー
日本ではダブルタイヤのベビーカーが主流ですが、石畳が多いヨーロッパではタイヤが大き目で幅が広いシングルタイヤのベビーカーが主流!日本国内ではピジョンから発売されていますが、押しやすくて使い易いと好評ですので、これから購入する方、ベビーカーのレンタルを考えている方にはシングルタイヤがおすすめです。
もちろん新しい市街地など、石畳の敷き詰め方は地方によってそれぞれ違うため、イタリアでもヒールが引っ掛からない地域はあります。ただアスファルト舗装された路上に適した日本製のダブルタイヤのベビーカーは、車輪が細く、イタリア観光にはあまりおすすめできないのです。
スリや盗難に注意!
高級品を持ち歩いたり、買い物をしたばかりのブランド名入りの紙袋などを持ちながら地下鉄やバスに乗るのは止めましょう!スリのいいカモになりかねません。金銭や貴重品は分散して持ち歩くようにし、飛行機に乗る時も手荷物に入れましょう。
また、地下鉄では複数のジプシーの女の子達が観光客のお財布を狙っています。路上でも、長いスカートを履き赤ちゃんを抱いたり乳母車を押したりしている女の子(人)達が近づいてきたら、そそくさと逃げましょう。
子供が遊べる!イタリア3大観光施設
観光客が集まる夏は海辺などに簡易遊園地やサーカスなどが設置されるなど、イタリアではバカンスで訪れた人達が楽しめる工夫もされていますが、子連れイタリア旅行では子供の喜ぶ顔が見られるテーマパークのチェックも重要!
イタリア旅行に行ったらぜひ訪れたい、子供が遊べる有名所をいくつかご紹介しましょう。
1イタリア一番人気の遊園地
イタリアでディズニーランドのように有名な遊園地は、北イタリアのガルダ湖にあるGardaland(ガーダランド)です。ホテルが施設内に併設されているため、時間を気にせず遊べます。
人気のアトラクションは列を作っていますが、€20を払うと優先的に乗せてもらえます。園内で販売されている飲料水は高いため、持ち込みした方がよいでしょう。冬季はクリスマスシーズンを除いてアトラクションはお休みなので、夏季期間がシーズンです。
Gardaland Park
(ガーダランドパーク)
時間
開園・閉園時間は季節による。
夏季:10:00~23:00
住所
Via Derna, 4, 37014
Castelnuovo del Garda VR(ベローナ)
冬季11月~3月まで、クリスマスシーズンを除いてアトラクションはお休み
2イタリア最大の水族館
動物の種類が世界一。敷地面積でヨーロッパ第2位。世界で9番目に大きい水族館。
ジェノバの近くには、チンクエテッレ「5つの土地」という世界遺産指定の海沿いの小さな漁村の集落があります。水族館見学と併せて観光コースに加えてみるのもいいでしょう。電車でも回れますが、クルーズで回ってみればまた違った景観を楽しめます。
Acquario di Genova
(ジェノヴァの水族館)
時間
平日9:00-20:00
土日8:30-21:00
住所
Ponte Spinola, 16128
Genova GE
毎日開館
3イタリアの動物園
自然に親しめて子供に最適。園内はよく維持されていて値段もお手頃なので、もしアクセスの難さえクリアできたらぜひ子連れで入園してみたいベルガモにある動物園。
Parco faunistico Le Cornelle
(パルコ ファウニスティコ レ コルネッレ動物園)
時間
9:00~19:00
※閉園時間は天候やシーズンにより異なる
住所
Via Cornelle, 16, 24030
Valbrembo BG (ベルガモ)
入園は閉園の1時間前まで
子連れイタリア旅行の飛行機と予約
赤ちゃんを連れて飛行機に搭乗する場合、航空会社はバシネット(備え付けベビーベッド)を用意しています。バシネットを使用できる座席や数が限られているので、バシネットは搭乗前に早目に予約しておきましょう。
また飛行機を降りる時はタラップが取り付けられた付近の乗客から降り始めますが、人の波に押されると危険なため、赤ちゃん連れで荷物が多い場合はバシネットを取り付けられる位置と併せて後部座席を予約しましょう。あるいは、トイレ近くも便利です。
ベビーカーやおむつ交換は?
ベビーカーは機内に乗り込む前にキャビンスタッフに渡して預かってもらい、飛行機を降りる時に申し出て返却してもらいます。また、オムツ交換は交換台があるトイレを使用し、万が一ない場合はトイレの背もたれを倒してその上にシート(マット/タオル)を敷いて交換します。
子連れイタリア旅行に便利な持ち物
子供のおしゃぶり・哺乳瓶・バスローション・クリーム・歯磨き粉・医薬品など、他の物に代用できない普段使いの物があれば、日本から持参した方がよいでしょう。他にも子連れ旅行の場合は次のような持ち物を持参しましょう。
変圧器や変換プラグ
イタリアの電圧は220V、周波数50Hzです。各電化製品の充電器、または電源プラグに「100V-220V」と書いてあれば、差込口の形状を変える変換プラグのみの購入で、変圧器は不要。
ただし220V対応していない家電を使う場合は、ずっしりとした重さがある変圧器を持って行って使用するしかありません。
ドライヤー
イタリアのホテルにはドライヤーが備え付けていないところが多いため、子供の髪を乾かしたい場合などは渡航前にホテルのHPで確認しておきましょう。
もしイタリアにドライヤーを持っていく場合は、海外対応のユニバーサルタイプのものがおすすめです。
保温タイプのステンレス水筒
粉ミルクをイタリアで調合する場合、ミルク用のお湯を持ち歩く保温タイプの水筒を持っていくと便利です。ただし飛行機に乗る際は中身が入っていると持ち込み禁止。すぐに中を確認できるようにスーツケースに入れずに手荷物にし、ゲートに入る前に忘れずに中身を空にしておきましょう。
雨具
イタリアは夏は日差しも強く乾燥し、冬に比較的多く雨が降ります。そのため夏にイタリア旅行をする場合には雨具は必要ないかもしれませんが、秋・冬に旅行する際はベビーカー用のレインカバーや傘を持って行きましょう。
日本の携帯電話
トラブルに巻き込まれた際、使い慣れた携帯電話があると安心です。イタリアで日本の携帯電話を使う場合は、「国際ローミング機能」付きの携帯電話であれば利用できます。
例えば、softbank対応のiphoneはイタリアでも使用可能です(料金については事前の調査が必要)。
現地で乳幼児の必需品を手に入れる方法
子連れイタリア旅行の持ち物で一番心配なのがミルク用のお湯、水や離乳食でしょう。イタリアでも購入のポイントを知っていれば手に入れられます。
水
イタリアはミネラル水が一般的。水道水は使いません!なので、もし粉ミルクを与えている場合は、含有ミネラル量が少ないオリゴミネラル水(軟水)を使いましょう。これはスーパーで手に入ります。
オリゴミネラル水(軟水)の選び方
ボトルの成分表示欄の「Residuo fisso a 180℃」と表示された右側の数字が、140mg/Lを超えていないミネラルウォーター
これは180℃で煮沸した後に残留するミネラルの全量を表しています。
また大抵、同じメーカーの水にガス入りのものとガスなしのものの2種類ありますが、赤ちゃんや幼児にはボトル表面のラベルに「Naturale(ナトゥラーレ)」又は「non gassata(ノンガッサータ)」と書かれたガスなしの物を与えましょう。
乳児用の代表的なオリゴミネラル水
- San Benedetto(サンベネデット)
- Levissima(レヴィッシマ)
- Acqua Panna(アクア パンナ)
- Sant’Anna(サンタンナ)
大型スーパーには赤ちゃん用に使用可能なベビーボトルも置かれています。飲み口が子供に飲みやすく、こぼしにくい形状になっています。
Amorosa(アモロサ)は、南アフリカの軟水。今、イタリアで出回り始めています。残留ミネラル量が20mg/L以下と超微量。イタリアにはない水質です。
お湯(ミルクの調乳用)
ホテルの部屋に湯沸しポットがない場合、ホテルの朝食をとるバール(コーヒー屋さん)でペットボトル入りの軟水を沸かしてもらうとよいでしょう。それをステンレス水筒に入れて持ち歩き、必要な時に調乳に使います。赤ちゃんの「ミルク用だ」と言えば分かってもらえます。
一般の街にあるバールでもやってくれる所があります。ただし忙しそうにしている時は、従業員さんもお客さんの注文をさばくのに追われているので後回しにされるか、断られてしまうかもしれません。もし頼むのであれば、余り人が入っていない(混雑していない)愛想の良さそうな店員さんのいるバールで、何か注文した際に頼んでみるとよいでしょう。
ちなみに私がバールでミルク用のお湯を頼んだ時は、業務用のエスプレッソマシーンについているカプチーノの牛乳を沸かす細長い金属チューブをガラス哺乳瓶の中に入れ、中から出てくる熱蒸気でお湯を沸かしていました。もし温める水の量が多い場合は、鍋が必要になり手を煩わせることになるかもしれないため、ホテル内にあるバールで外出前に頼むのが一番いい方法です。
粉ミルクや液体ミルク
イタリアでももちろん粉ミルクは手に入ります。イタリアでは「Mellin(メリン)」と「Plasmon(プラズモン)」がポピュラーな乳児用ミルク。「Aptamil」も大型スーパーでは手に入ります。粉ミルクは経済的ですが、イタリアでも近年液体ミルクが流通し始めていますので、子連れの旅行では液体ミルクがおすすめです。
パッケージには1~4の番号が振られています。
1~2は赤ちゃん用、3と4は幼児用のフォローアップミルクです。
- 「1」新生児~生後6ヶ月まで
- 「2」生後6ヶ月~12ヶ月まで
ベビーグッズ
哺乳瓶や乳首・おしゃぶりなど、赤ちゃんにお気に入りがある場合は日本から持ってきた方が良いですが、キッコ(Chicco)、プレナタル(Prenatal)などのベビー用品を扱うお店でも購入できます。念のため、プラスチック製のお皿やフォーク/スプーンもあれば便利です。
ベビーフード
ベビーフードもPlasmon(プラズモン)やMellin(メッリン)が代表的なメーカーで、薬局やスーパーで入手できます。調理済みの出来上がった離乳食の瓶詰めも売られていますし(温めるだけで与えられます)、フルーツの瓶詰めも種類が豊富です。
赤ちゃん用の瓶詰めのチーズも、そのまま与えられて旅行中には便利です。また、イタリアでは4ヶ月の赤ちゃんから与えられるグルテンフリーのビスケットもあります。
カルシウムやビタミン・鉄分などが含まれたグルテンフリービスケット(4ヶ月~)。そのまま与えてもよいし、哺乳瓶のミルクの中に入れて溶かしたものを赤ちゃんに飲ませるような感じで与えます。
その際、乳首(tettarella=テッタレッラ)の穴は大き目に割れているものを使用します(薬局で購入可)。割れ目の大きさの加減(大・小)は赤ちゃんによって異なります。
幼児食
レストランでは子供連れの場合、頼めば子供向けに食べられそうな物を出してくれます。また、加える材料の種類や量も加減してくれたりします。
子供が食べられそうなメニューを注文し、大人分から少し取り分けて与えたり、あるいはスープの具を潰して与えたりするとよいでしょう。
おむつなどの赤ちゃん用品
赤ちゃん用品は、大抵、薬局かスーパー、ベビー用品を扱うお店で手に入ります。準薬局(Parafarmacia)では薬局に比べて多少、値引き販売しているのでお得です。おむつは日本でも人気のあるパンパースが手に入ります。
子供服
ファッション大国イタリアに子連れで行くのですから、現地にしかないブランドでオシャレな子供服ショッピングを楽しみたいことでしょう。ここでご紹介したいのがUPIM(ウピム)とOVS(オヴィエッセ)。イタリア全土に展開している小売店です。
ただしOVSはH&MやGUのような「楽しい格安ファッション」を目指しているチェーン店。縫製などの品質は日本と違うため気になる人もいるかもしれません。それを含めて楽しむスタンス(数が欲しい、緊急で下着やスタイが欲しい、お土産用Tシャツなど)であればおすすめです。お目当てのブランドにたどり着けなかった時は、ぜひ立ち寄ってみてください。
イタリア旅行での緊急時の対応
怪我や病気などの万が一の時のために、出発前に海外旅行保険に入ったり、イタリアの医療事情について把握しておくと安心です。海外旅行保険付帯クレジットカードもありますが、保険付きでもケガや病気は保険対象外のカードもあるので、自分の持っている海外傷害旅行保険付帯カードの内容と補償額を確認しておきましょう。
パスポートの紛失や盗難
万が一パスポートを紛失したり、盗難被害に遭ったりするなどのトラブルに見舞われたら、日本大使館や総領事館で仮発行を申請しましょう。
Ambasciata del Giappone in Italia
在イタリア日本国大使館
TEL
(+39)06-487991
時間
領事部受付:月~金
09:30~12:45
14:15~16:30
住所
Via Quintino Sella 60,
00187 Roma, Italia
毎週土日及び祝祭日、年末年始は休館日
Consolato Generale del Giappone a Milano
在ミラノ日本国総領事館
TEL
(+39)02-6241141
時間
領事部受付:月~金
09:15~12:15
13:30~16:30
住所
Via Privata Cesare Mangili
2/4, 20121 Milano, Italia
(入口は4番地)
毎週土日及び祝祭日、年末年始は休館日
事故などのトラブル
慣れない異国の地でも、事前の情報収集と緊急時の対応について予め押さえておけば、いざという時でも慌てません。
緊急時の簡単なイタリア語を旅行前にチェックしておくとよいでしょう。
- 救急車を呼んでください
「キアマーテ ラ ランブランツァ ペル ファボーレ」
- 事故が起こりました
「エ スッチェッソ ウン インチデンテ」
- 日本総領事館はどこですか?
「ドヴェ イル コンソラート デル ジャッポーネ?」
イタリアでの緊急連絡先
- 救急車(Ambulanza) 118
- 警察(Polizia) 113
- 消防車(Viglili del fuoco) 115
- 一般全て(Generale) 112
※とにかく緊急時は、112に電話をかければ状況に応じて他の機関に電話をつないでくれます。
怪我や病気
子連れの海外旅行で一番心配なのが子供の体調不良。特に乳幼児の場合は時差や寝不足、気候や水の変化などで体調を崩すこともあるため、いざという時は日本語が通じる往診サービスを利用するとよいでしょう。
メディコールイタリア
(MEDI-CALL ITALIA)
TEL
800-510-155(フリーダイヤル、日本語専用)
328-2320721(携帯から)
時間
受付時間24時間、無休
日本人オペレーターが日本語で対応してくれます。
費用は…
医師の往診料として下記の費用を医師に現金払い
- 250ユーロ(08:00~20:00)
- 300ユーロ(20:00~08:00)
医師派遣・医療通訳料として下記の費用を現金又はクレジット払い
- 200ユーロ(ローマ、ミラノ、
フィレンツェ、ベニスの往診) - 22,000円(上記以外の都市の往診)