シャボン玉の液や道具の作り方に関する記事

手作りシャボン玉液の作り方:割れにくい配合と洗濯のりなしレシピ、道具も紹介

手作りシャボン玉液の作り方:割れにくい配合と洗濯のりなしレシピ、道具も紹介

家にある材料で作れる割れにくいシャボン玉液と道具の特集です。洗剤や洗濯のりの選び方、泡立てない混ぜ方のコツ、うちわやハンガーの代用品、お風呂で遊べるペットボトル泡ブクブクまでまとめました。

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手作りシャボン玉液と道具の簡単な作り方!最強に割れにくい配合や洗濯のりなしのレシピも紹介

シャボン玉液や道具の作り方を知っておくと、キャンプやバーベキューでの子供の遊び、お風呂での水遊びなどに大活躍します。

こちらでは、材料がシンプルで小さなお子さんとも楽しみやすいシャボン玉液、大きなシャボン玉が作れる液や道具、上手く吹けない低年齢の幼児でも遊べる道具などをご紹介します。親子で楽しくシャボン玉遊びをしましょう。

液も道具も種類が多いので、先に早見表で全体を確認しておくと、お子さんの年齢や遊ぶ場所に合わせて選びやすくなります。

遊び方おすすめの液と道具向いている場面準備のしやすさ
小さなお子さんと気軽に遊ぶ純石けんの液とモール枠お風呂、ベランダ、庭材料が少なく、すぐ作れる
大きなシャボン玉に挑戦する割れにくい液と大きなシャボン玉枠公園、キャンプ、庭洗濯のりが必要。枠づくりに少し手間がかかる
洗濯のりなしで手軽に作る台所用洗剤と砂糖の液思い立ったときの家遊び家にある材料だけで作れる
息を吹いて遊ぶ切り込みを入れたストロー庭、公園ハサミがあればすぐ作れる
手軽に枠を用意するうちわ、ハンガー庭、公園、キャンプ作る手間が少ない
お風呂で遊ぶペットボトル泡ブクブク入浴タイムペットボトルとガーゼなどで作れる

2種類のシャボン玉液の作り方

シャボン玉で赤ちゃんと遊ぶ場合は、材料の種類をしぼって、できるだけシンプルな石けんで作りたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

また、大きなシャボン玉を作る場合は、できるだけ割れにくいシャボン玉液を使いたいものです。

そこで今回は、用途に合わせた2種類のシャボン玉液の作り方からご紹介していきます。

シャボン玉が割れる大きな原因は、薄い膜の水分が空気中に逃げて、膜がだんだん薄くなってしまうことです。シャボン玉液に入っている石けんや洗剤の成分は、水の膜を作る役割を、砂糖や洗濯のりは水分を逃がしにくくしたり、液に粘りを持たせたりする役割を担います。つまり、シャボン玉液は「膜を作る材料」と「膜を長持ちさせる材料」の組み合わせでできています。この仕組みを知っておくと、手元の材料に合わせて量を調整しやすくなり、うまくいかないときにも原因を考えられます。

乳幼児も比較的楽しめるシャボン玉液の作り方

まずは、合成界面活性剤不使用の純石けんを使ったシャボン玉液の作り方からご紹介します。市販のシャボン玉液と比べ、材料がシンプルで、石けんのやわらかな泡の感触を楽しみたいご家庭におすすめの作り方です。

純石けんシャボン玉液の材料

  • グラニュー糖(又は上白糖) 5g
  • 合成界面活性剤不使用の純石けん成分99%以上の無添加粉末石鹸
  • ぬるま湯 100ml

作り方はとても簡単です!ぬるま湯100mlに砂糖5g(小さじ1と少し)を入れて完全に溶かし、無添加の粉末石鹸を小さじ1(約5g)入れてかき混ぜれば完成です。

ただし、温かいとシャボン玉が膨らみにくいので、冷ましてから使いましょう。また、時間が経つと固まる性質があるため、作り置きはできません。

割れにくくなるように砂糖を入れていますが、このタイプのシャボン玉液で大きなシャボン玉を作るのは難しいため、通常のサイズのシャボン玉遊びでご使用ください。

粉末石鹸は、先に砂糖を溶かしたぬるま湯に少しずつ加えて混ぜると、溶け残りが出にくくなります。使う分だけをその都度作るのがこのレシピの基本なので、遊ぶ直前にお子さんと一緒に混ぜる時間まで楽しみの一部にすると、作り置きができない点も気になりません。

たとえば、お風呂の中で湯船のふちに小さなカップを置き、モール枠をそっと液につけて振ってみる場面を思い浮かべてみてください。ふわっと小さなシャボン玉が飛び出すと、赤ちゃんは目で追ったり手を伸ばしたりして、笑顔を見せてくれます。そこでの声かけは、次のように変えてみるのがおすすめです。

  • 避けたい声かけ:「ほらほら、割れちゃった。もう一回やるよ」と、割れたことを残念な出来事のように伝える
  • おすすめの声かけ:「ぽん! 消えちゃったね。次はどんなシャボン玉が出るかな?」と、消える瞬間も一緒に楽しむ
  • 避けたい声かけ:「じっとして、触っちゃだめよ」と、動きを止めさせる
  • おすすめの声かけ:「つかまえてみよう! ぽよんって触れたね」と、触れる体験を言葉にする

純石けん液でよくあるつまずきと対処

  • シャボン玉が膨らまない:液が温かいままのことが多いので、しばらく置いて冷ましてから試します
  • 粉末石鹸が溶け残る:砂糖を先に溶かしたぬるま湯に、石鹸を少しずつ加えながらゆっくり混ぜます
  • 液が固まってしまった:このタイプは作り置きができないので、遊ぶ分だけを新しく作ります
  • 大きなシャボン玉にならない:通常サイズでの遊び向きの液です。大きなシャボン玉は次の割れにくい液で挑戦します

割れにくいシャボン玉液の簡単な作り方

次は、大人も子供もワクワクする大きなシャボン玉を作れる、割れにくいシャボン玉液の作り方です。家庭にある材料を混ぜるだけで、簡単に手作りできます。

割れにくいシャボン玉液の材料

割れにくいシャボン玉液の材料
  • グラニュー糖(又は上白糖) 5g
  • 台所用洗剤(界面活性剤を含むもの) 10ml
  • 洗濯のり(PVA入りのもの) 50ml
  • ぬるま湯 100ml
  1. ぬるま湯に砂糖を入れて完全に溶かします。
  2. 1に洗濯のりを入れて混ぜます。
  3. 2に台所用洗剤を入れ、泡を立てないように静かに混ぜれば完成です!

台所用洗剤は、泡立ちを良くするため界面活性剤の濃度が高いものがおすすめです。もし濃度が低い洗剤を使う場合は、そのぶん洗剤の量を増やして調整しましょう。

シャボン玉を割れにくくするための添加物としては、砂糖の他にも粉末ゼラチン、ガムシロップ、はちみつ、グリセリンなど色々なものがあります。どれを入れると割れにくくなるか、小学校の自由研究の題材にしても楽しめます。

材料を選ぶときは、洗剤とのりの表示を確認しておくと失敗が減ります。台所用洗剤は、成分表示にある界面活性剤の割合が高めのものを選ぶと、膜ができやすくなります。洗濯用の洗剤や、界面活性剤が少ないものでは膜が張りにくいことがあるため、そのときは量を増やして調整します。洗濯のりは、成分表に「PVA」や「ポリビニルアルコール」と書かれた液体タイプを選びましょう。水は、水道水を一度沸かして冷ましたものを使うと、膜が丈夫になりやすいと言われています。

混ぜ終わった液は、すぐに使うよりも、少し置いてなじませたほうが使いやすくなります。途中で泡立ってしまったときも、しばらく置くと泡が落ち着いてきます。作った液は、清潔な容器に入れてふたをし、なるべく早めに使い切るのがおすすめです。公立の科学館の紹介では、保存の目安は1週間ほどとされています。

たとえば、庭で大きな枠をゆっくり引き上げた瞬間、シャボンの膜が顔より大きく広がって、お子さんが目を丸くする場面があります。そんなときは、結果を急がせずに、驚いた気持ちを言葉にして返してあげると、遊びが長く続きます。

  • 避けたい声かけ:「もっと大きくできるでしょ、ちゃんとやってごらん」と出来栄えを求める
  • おすすめの声かけ:「わあ、顔より大きいね! 次はもっとゆっくり開いてみようか」と、驚きに共感してから次の工夫を提案する
  • 避けたい声かけ:「また破れた、液が足りないんじゃない?」と原因を決めつける
  • おすすめの声かけ:「割れちゃったね。どうしたら長く飛ぶかな? 風の向きを見てみよう」と、一緒に作戦を考える

割れにくい液でよくあるつまずきと対処

  • シャボン玉の膜が張らない:洗剤の割合が低いことがあるので、洗剤を少しずつ足して様子を見ます
  • 泡だらけになってしまった:混ぜ方が強かったので、しばらく置いて泡が落ち着くのを待ちます
  • 砂糖が溶け残っている:ぬるま湯に砂糖を入れた段階で、完全に溶けるまでゆっくり混ぜます
  • 大きくならずにすぐ割れる:洗濯のりが「PVA入り」かどうかを表示で確認し、枠の毛糸も液にしっかり浸します

洗濯のりがない場合の代用レシピ

洗濯のりが自宅にない場合は、台所用洗剤とグラニュー糖だけでも比較的割れにくいシャボン玉液を作ることができます。

洗濯のりなしシャボン玉液の材料

  • グラニュー糖(又は上白糖) 10g
  • 台所用洗剤(界面活性剤を含むもの) 15ml
  • ぬるま湯 100ml

作り方は、ぬるま湯に砂糖をよく溶かしてから、台所用洗剤を加えて泡立てないように静かに混ぜるだけです。洗濯のり入りのレシピと比べるとやや割れやすくなりますが、材料が少なく手軽に作れるのがメリットです。

もう少し割れにくさを足したい場合は、洗濯のりの代わりに片栗粉を少量のお湯で溶いた「水溶き片栗粉」を少しだけ加えてみるのもおすすめです。

3つのレシピの違いを表にまとめました。遊ぶ場面や手元の材料に合わせて選んでみてください。

レシピ主な材料割れにくさ向いている遊び
純石けんシャボン玉液砂糖、粉末石鹸、ぬるま湯通常サイズ向き。作り置きはできない小さなお子さんとの通常サイズの遊び
割れにくいシャボン玉液砂糖、台所用洗剤、洗濯のり、ぬるま湯もっとも割れにくい大きなシャボン玉、枠遊び
洗濯のりなしの液砂糖、台所用洗剤、ぬるま湯のり入りよりやや割れやすい思い立ったときの手軽な遊び

割れにくさを比べる自由研究のすすめ

小学生のお子さんと遊ぶなら、割れにくくなる材料を比べる実験にしてみるのも楽しい方法です。コツは、比べたいもの以外の条件をそろえること。水の量や洗剤の量を同じにして、砂糖だけをはちみつやガムシロップに替えると、材料の違いがはっきり分かります。割れるまでの時間はストップウォッチで測り、同じ条件で何回か試して平均を出すと、結果が信頼できる記録になります。

比べる材料そろえる条件記録すること
砂糖、はちみつ、ガムシロップ水100ml、洗剤10ml、混ぜ方割れるまでの秒数、見た目の変化
粉末ゼラチン、グリセリン水の量、洗剤の量、吹き方割れるまでの秒数、大きさ
洗濯のりの量(なし、少なめ、元のレシピ)水、砂糖、洗剤の量割れにくさ、大きく広がるかどうか

シャボン玉の道具3種類を作ろう!

完成したシャボン玉ストローと大きな枠、ペットボトルの泡ブクブク

一見華やかさのない道具ばかりですが、例えば大きなシャボン玉を洗面器などの大きなシャボン玉液入れがなくても作れたり、ストローで上手く吹けない幼児も楽しく遊べたりと魅力たっぷりです。

シャボン玉の大きさや数は、液だけでなく、液をつける道具の形でも大きく変わります。口で吹くストローは小さなシャボン玉がたくさん、輪の形のモール枠は中くらいのシャボン玉、毛糸の枠は膜を広げて大きなシャボン玉、というように、道具ごとに得意なことが違います。道具を替えるだけで同じ液でも遊びの印象が変わるため、年齢や遊ぶ場所に合わせて使い分けると飽きずに楽しめます。ここでは、家にあるもので作れる3種類を順番にご紹介します。

シャボン玉ストローの作り方

完成したシャボン玉ストロー

それではシャボン玉のポピュラーな道具、「シャボン玉ストロー」を家にあるストローで作ってみましょう。

こちらも作り方は簡単です!写真のようにハサミで片側の先端に切れ目を沢山入れて広げ、ストローの途中に切り込みを入れるだけ。

シャボン玉ストローに切り込みを入れる様子

切込みを入れることで、シャボン玉液の逆流を防ぐことができます。小さな幼児に遊ばせる際は、まず保護者がお手本を見せて、そばで吹き方を一緒に練習してあげましょう。

先端の切れ目は、深さと長さをそろえるときれいに広がり、シャボン玉も作りやすくなります。切れ目を入れる目安は1〜2cmほどで、花びらのように均等に開くのが理想です。遊ぶときは、液を先端に少しだけつけて吹くのがコツで、液をたっぷりつけすぎるとストローから垂れてしまい、シャボン玉が作れなくなります。

たとえば、お子さんが「フーッ」と強く吹いて、シャボン玉がすぐ割れてしまう場面があります。そのときは、吹き方を直すのではなく、お手本の吹き方を見せるのがおすすめです。

  • 避けたい声かけ:「そんなに強く吹いたらだめでしょ」と、できていない点を指摘する
  • おすすめの声かけ:「ママ(パパ)のまねをしてみて。そーっと、ふー、だよ」と、お手本を見せて一緒にやってみる
  • 避けたい声かけ:「もう、液がこぼれたじゃない」と、失敗として扱う
  • おすすめの声かけ:「液は先っぽにちょっとだけつけてみようか」と、次にやることを具体的に伝える

つまずきやすいポイントと対処をまとめます。年齢の目安としては、息を長く、やさしく吹けるようになってくる頃から楽しめます。

  • シャボン玉ができない:液をつけすぎていないか、先端が液につかり続けていないかを確認し、少量だけつけ直します
  • 小さなシャボン玉ばかりになる:切れ目の深さや長さがそろっていない場合があるので、切りそろえます
  • すぐ割れてしまう:吹く息を弱めにし、液に砂糖や洗濯のりが入ったレシピを試します

シャボン玉モール枠の作り方

モールのシャボン玉枠

シャボン玉の枠を針金で作る時は、輪になる部分に毛糸や布を巻いてシャボン玉液がきちんとつくように作るため、意外と手間がかかります。そこで今回ご紹介したいのが、モールを使うシャボン玉枠の作り方です。

モールが1本あれば簡単に手作りできますし、まだ上手くストローを吹けない幼児でも、口から離して使うので、ストローのように吹き方を気にせず遊べるのが良いところです。

作り方はモールで輪を作って輪の根元をねじるだけととても簡単です!シャボン玉液を平皿に出して遊ぶ時は輪の根本を写真のように曲げたり、筒型の容器に入れて遊ぶ時は軸を曲げず容器のサイズに合わせて細長い楕円形にしたりと、容器に合わせて形を変えて遊べます。

モールの表面は細かい毛でおおわれているため、液がよく付き、きれいな膜が張りやすいのが特徴です。ストローのように息の強さを調整する必要がないので、枠を持って振るだけでシャボン玉が出て、吹くことがまだ難しい1歳前後のお子さんでも「自分で作れた」という体験ができます。大人が枠を持ってゆっくり振り、お子さんが飛び出したシャボン玉を追いかける遊び方なら、赤ちゃんから楽しめます。

たとえば、お子さんが枠を握りしめて、シャボン玉を作るというより、液につけて振るのを楽しんでいる場面です。それも立派な遊びなので、液を使う場所さえ決めておけば、自由に試させてあげましょう。

  • 避けたい声かけ:「ちゃんと輪の形で持たないと、シャボン玉にならないよ」と、使い方を正そうとする
  • おすすめの声かけ:「ちゃぷちゃぷ楽しいね。ぶんぶんって振ったら、どうなるかな?」と、試す楽しさに寄り添う
  • 避けたい声かけ:「ほら、もっと上手にやってごらん」と、上手さを求める
  • おすすめの声かけ:「出たよ、ぷかぷか! 今のシャボン玉、追いかけてみよう」と、出てきたシャボン玉を一緒に目で追う
  • 輪にシャボン玉液の膜が張らない:輪の根元をしっかりねじって、輪の形をととのえ、液に全体を浸してからそっと引き上げます
  • 容器から液があふれる:平皿には少量だけ入れ、筒型の容器では枠を細長く曲げて使います
  • シャボン玉がすぐ割れる:振る速さをゆっくりにして、液は洗濯のり入りの割れにくいレシピを試します

大きなシャボン玉枠の作り方

完成した大きなシャボン玉の枠で遊ぶ様子

次は大きなシャボン玉が作れる枠の作り方です。

大きなシャボン玉は通常、シャボン玉液を入れる洗面器やタライなどが必要ですが、今回ご紹介する枠は、紙コップのような小さい容器にシャボン玉液を入れて遊べます。

飛ばし方に少しコツがいるため上手に遊べるのは3歳前後からですが、シャボンの膜がビロ~ンと伸びていく様子や顔より大きなシャボン玉が出来る様子に子供達は大喜びするでしょう。

大きなシャボン玉枠の材料や道具

大きなシャボン玉枠作りに使う材料と道具
  • 割りばし 一組
  • 太めの毛糸 100cm〜120cm程度
  • ゼムクリップ 1個
  1. 毛糸を割りばしの端に結び付ける様子 毛糸の両端を輪になるように結んだら、割りばしの先(持ち手の太い方)に写真のように毛糸を結びつけます。
  2. 出来上がった大きなシャボン玉の枠 割りばし2本の間に逆さの三角形ができるような位置に結び目を調整します。この時、頂点の部分に結び目ができるようにします。最後に結び目にゼムクリップを付けたら完成です。

完成したら、さっそく遊んでみましょう。まずは保護者の方がお手本を見せてあげてください。

大きなシャボン玉枠へのシャボン玉液のつけ方の図解

割りばし2本をくっつけて持ち、シャボン玉液をカップに入れて毛糸を全部浸したら、泡が立たないように静かに引き上げます。

大きなシャボン玉の作り方の図解

引き上げたらそっと割り箸を左右に開き、毛糸の輪を広げます。この時シャボンの膜が張られていれば準備OK。程よい風があれば大きなシャボン玉ができます。

風が無い場合は、広げた状態で歩いたり横にゆっくり振ったりしてみましょう。

大きなシャボン玉づくりは、膜を作る、広げる、風に乗せるという3つの動きが組み合わさっているため、慣れるまでは割れることのほうが多くて当然です。毛糸は太めのものを選ぶと液をたっぷり含み、膜が張りやすくなります。また、毛糸は液の中に全部浸し、引き上げるときと開くときの動きを同じ速さで、ゆっくり行うのがコツです。遊ぶ場所を決めるときは、風下に洗濯物や車、ほかの方がいないかを確かめておくと、周りの方の迷惑にならず、気兼ねなく楽しめます。

たとえば、3歳前後のお子さんが、割りばしを大きく広げようとして、膜が破れてしまう場面があります。うまくいかなかった理由を探すより、できた瞬間を見逃さずに言葉にすると、次の挑戦につながります。

  • 避けたい声かけ:「そんなに急いだら割れるに決まってるでしょ」と、結果を先に決めつける
  • おすすめの声かけ:「今のはすごく大きかったね! 次は、ゆーっくり開いてみようか」と、うまくいった点を認めてから次の工夫を伝える
  • 避けたい声かけ:「ほら、見てて。こうやるんだよ」と、横から手を出して大人がやってしまう
  • おすすめの声かけ:「ママ(パパ)が1回やってみるね。それから、交代しようか」と、順番を決めて交代する
  • 膜が張らない:毛糸が液に全部浸かっていない場合があるので、カップの液を足し、毛糸全体をしっかり浸します
  • 引き上げるとすぐ割れる:泡立てずに静かに引き上げ、液面の泡は取り除いてから使います
  • 大きく広がらない:割りばしを開く動きが速いと割れやすいため、ゆっくり左右に開きます
  • 風がなくて飛ばない:広げた状態でゆっくり歩くか、横にゆっくり振って風を作ります

おすすめの代用品:うちわ&ハンガー

シャボン玉の道具は手作りせずに、家庭にある物を枠の代用品として使っても楽しむことができます。特に幼児に遊ばせるのにおすすめなのが、紙をはがしたうちわです。

シャボン玉の作り方の子育て4コマ漫画 うちわで作ったシャボン玉の道具の代用品で遊ぶ様子

他にもクリーニングハンガーや100円ショップのスカーフハンガーを代用品として使うことができます。

枠づくりが面倒な方は、ぜひこうした代用品で楽しんでみて下さい。大きな枠を使う場合はシャボン玉液を洗面器やタライに入れ、枠を液に浸して横に動かすだけです。

代用品の良いところは、作る手間がなく、思い立ったときにすぐ遊べることです。うちわは、穴のあいた部分に膜が張るので、幼児が持って振るだけで、ふわっと大きめのシャボン玉が出てきます。スカーフハンガーのように穴が複数ある形なら、一度にたくさんのシャボン玉ができるので、小さなお子さんの「できた!」が増えます。家にあるものを見回して、輪や穴のある形を探す時間も、お子さんと一緒に楽しめる遊びになります。

たとえば、庭にシャボン玉液を入れた洗面器を置き、うちわをさっと浸して持ち上げた瞬間、たくさんのシャボン玉が風に乗って飛び出す場面です。「見て、見て!」と声をあげたお子さんの気持ちを受け止める声かけを意識してみましょう。

  • 避けたい声かけ:「見えてるよ。あっちでやりなさい」と、遊びを遠ざける
  • おすすめの声かけ:「すごい、いっぱい出たね! 風に乗ってどこまで行くかな?」と、一緒に行方を目で追う
  • 避けたい声かけ:「そのうちわ、大事なものでしょ。やめなさい」と、頭ごなしに止める
  • おすすめの声かけ:「今日はこのうちわで遊ぼうね。遊び終わったら、きれいに洗って干そうね」と、後片付けまで見通しを伝える
  • うちわの穴にうまく膜が張らない:紙を完全にはがし、骨組みだけの状態にしてから使います
  • ハンガーの持ち手が使いにくい:持ち手にタオルなどを巻くと、握りやすくなります
  • 液が足りなくなる:洗面器やタライに液をたっぷり入れ、枠全体をしっかり浸します

お風呂にはペットボトルシャボンも大活躍

泡がブクブク出てくる様子

お風呂で手を使ってシャボン玉を作ってあげれば、子供は大喜びします。

でもなかなかコツが掴めずちょっと難しい場合は、水遊びおもちゃの「ペットボトル泡ブクブク」を作ってあげるのがおすすめです。

完成したペットボトル泡ブクブク 水遊びおもちゃにフルーツキャップ付けて作ったシャボン玉の道具

応用して先端にガーゼではなく果物を包むクッション材「フルーツキャップ」を付ければ、シャボン玉も作れます。ぜひ入浴タイムも親子でシャボン玉を楽しみましょう。

お風呂でのシャボン玉遊びは、液がこぼれても床や服の汚れを気にせず、天気にも左右されないのが大きな魅力です。ペットボトルを使う遊びは、手を使ったシャボン玉づくりがまだ難しい頃のお子さんでも、泡がブクブク出てくる様子をすぐに楽しめます。目に見える変化がはっきりしているので、遊び方を細かく説明しなくても、自然に遊びが始まります。

たとえば、湯船につかったお子さんが、ペットボトルを手に取ると、先から泡がもこもこ出てくる場面です。泡の出方を見て目を丸くするお子さんに、次のような声かけをしてみましょう。

  • 避けたい声かけ:「そんなに泡を出したら、お風呂が泡だらけになるでしょ」と、出し過ぎを咎める
  • おすすめの声かけ:「泡がもこもこだね! 手でさわるとどんな感じかな?」と、感触を言葉にして楽しむ
  • 避けたい声かけ:「もう終わり、ほら上がるよ」と、突然切り上げる
  • おすすめの声かけ:「あと3回やったらおしまいにしようね」と、終わりの見通しを一緒に決める
  • 泡がうまく出てこない:液の濃さを少し調整したり、先端につけるものの向きを変えたりして試します
  • お風呂が泡だらけになった:遊び終わったら、湯船のお湯とあわせてシャワーで流します
  • シャボン玉が作れない:先端につけるものをガーゼやフルーツキャップで替えて、一番きれいに膜が張るほうを選びます

手作りシャボン玉液をめぐる最近の考え方

手作りシャボン玉液は、以前はレシピの分量だけを頼りに作る家庭が多く、うまくいかなかったときに原因が分かりにくいことがありました。現在は、台所用洗剤の表示や洗濯のりの成分表を確認して、手元の材料に合わせて量を調整する考え方が広がっています。ここでは、公的な情報や公立施設の紹介で確認できる範囲で、液づくりと遊び方のポイントを整理します。

項目現行の内容対象確認先
台所用洗剤の表示家庭用品品質表示法(消費者庁)にもとづき、台所用合成洗剤には成分などが表示される。界面活性剤の含有率が書かれている商品もある割れにくい液、洗濯のりなしの液洗剤の裏面表示
洗濯のりの成分成分表の「PVA(ポリビニルアルコール)」の表示を確認して選ぶ割れにくい液洗濯のりの成分表
作った液の保存公立の科学館の紹介では、清潔な容器に入れて1週間ほどが目安。純石けんの液は作り置きしない作った液全般各レシピの説明
遊ぶ場所のルール公園の利用ルールは自治体ごとに定められ、ほかの利用者への配慮が求められる公園、公共の場自治体の公園案内、公園の掲示

これまでの前提と現在の考え方

以前は「この分量で作れば必ず割れにくくなる」という前提でレシピが紹介されることが多く、洗剤の種類や洗濯のりの成分による違いはあまり意識されていませんでした。現在は、洗剤は界面活性剤の割合、洗濯のりはPVAの表示を目安にしながら、洗剤の量を増やして調整するなど、材料に合わせて少しずつ試す考え方が定着しています。レシピは出発点とし、うまくいかなければ一つずつ条件を変えて試すのが、手作りシャボン玉液の楽しみ方です。

家庭での取り入れ方の変化

  • 材料の選び方:洗剤の表示と洗濯のりの成分表を見てから、分量を調整する
  • 液の使い方:作った液は清潔な容器に入れ、遊ぶ予定に合わせて使い切れる量を作る
  • 遊ぶ場所の決め方:公園では掲示やルールを確認し、風向きや周りの方の様子を見て場所を選ぶ
  • 遊びの広げ方:遊んだあとに、割れにくかった理由を一緒に考える時間を作り、自由研究にもつなげる

手作りシャボン玉のよくある質問

Q. 手作りのシャボン玉液を、もっと割れにくくするにはどうすればよいですか?

A. 水の量に対して洗剤の割合が適切か、砂糖をしっかり溶かしたか、泡立てずに混ぜたかの3点を見直してみましょう。洗濯のりを加えると、さらに割れにくくなります。水は、一度沸かして冷ましたものを使うと膜が丈夫になりやすいと言われています。混ぜたあとに少し置いてなじませるのも、使いやすくなるコツです。

Q. 洗濯のりと台所用洗剤は、どれを選べばよいですか?

A. 洗濯のりは、成分表に「PVA」や「ポリビニルアルコール」と書かれた液体タイプを選びます。台所用洗剤は、成分表示で界面活性剤の割合が高めのものが膜を作りやすい傾向にあります。割合が低い洗剤を使うときは、そのぶん量を増やして調整しましょう。洗濯用の洗剤は、シャボン玉の膜ができにくいことがあるので、台所用を使うのがおすすめです。

Q. 作ったシャボン玉液は、どのくらい取っておけますか?

A. 洗濯のり入りの液は、清潔な容器に入れてふたをし、なるべく早めに使い切るのが基本です。公立の科学館の紹介では、保存の目安は1週間ほどとされています。純石けんの液は時間が経つと固まるため、作り置きはせず、遊ぶ分だけをその都度作りましょう。時間が経った液は、使う前に静かに混ぜてなじませます。

Q. 公園でシャボン玉をしても大丈夫ですか?

A. 公園で遊べるかどうかは、それぞれの公園や自治体の利用ルールで決まります。多くの公園では遊べますが、混み合う場所や遊具の近くでは、ほかの利用者の迷惑にならないように場所を選びましょう。風下に洗濯物や車、ほかの方がいないかを確かめておくと、気兼ねなく遊べます。大きな枠を使いたい場合は、人の少ない広場がおすすめです。

Q. シャボン玉をうまく吹けない子には、どんな遊び方がありますか?

A. 吹くことがまだ難しい時期は、モール枠や、紙をはがしたうちわのように、振るだけでシャボン玉ができる道具が向いています。大人が枠を持ってゆっくり振り、飛び出したシャボン玉をお子さんが追いかける遊び方なら、赤ちゃんから楽しめます。お風呂では、ペットボトル泡ブクブクもおすすめです。吹く練習は、お手本を見せながら少しずつ進めましょう。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪