焦った!爆笑!子供の一言に関する記事

子供の正直すぎる一言集!親が赤面した体験談と、焦ったときの受け止め方・声かけ例

子供の正直すぎる一言集!親が赤面した体験談と、焦ったときの受け止め方・声かけ例

公共の場で親を困らせた一言から、保育園でのほっこり話、ハッとする深い質問まで、先輩ママ・パパの体験談を紹介します。体型やお金の話題、命の質問への向き合い方も整理しました。

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子供の正直すぎる一言集!親を赤面させた爆笑・感動エピソードと保育園でのほっこり話

子供が破壊力のある一言を人前で口にし、親をハッとさせることは子育て中によくあります。

子供にしてみれば、目にした事柄を無邪気にそのまま口にしているだけなのですが、親としては「この子天才?」と子供の発想力に驚かされる一言がある一方で、焦ったり赤面したりする場面に遭遇することもあるでしょう。

あなたのお子さんは、このような一言でママやパパを困らせることはありませんか?

この記事では、先輩ママ・パパの体験談をたっぷり紹介したうえで、子供がなぜ思ったことをそのまま口にするのか、親が焦ったときの受け止め方と声かけ、答えに迷う大きな質問への向き合い方までをまとめます。2026年10月時点の情報をもとにしています。

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思わず赤面!公共の場で親を困らせた子供の正直な一言

親の心子知らずとは言いますが、子供はママやパパを周囲への羞恥心から赤面させ、周囲を爆笑させるような正直すぎる一言を発することがよくあります。

こちらの体験談も、そんな子育て中の「子供の一言あるある」です。経験者ママ・パパは、思い出して今顔が赤くなっていませんか?

がりママ
25歳

やめて!トイレでの実況「ママいっぱい出たねぇ」

お手洗いの入口

現在7歳になる女の子の母です。まだ娘が5歳くらいの頃、ショッピングモールでの買い物中にトイレに行きたくなった私は、娘と一緒にトイレに入りました。

あいにくその時私は腹痛を起こしており、少し長めにトイレにこもっていたのですが、一緒にいた娘が「ママ、お腹痛いの?大丈夫?」と声をかけてくれました。私は小さくても心配してくれるんだなぁとほっこりしつつ、「大丈夫よ!」と会話をしていたのです。

ですが、その後が大変でした!娘が私のことに対し実況し始めたのです。「ママ!まだウンチ出ないの?」「ママ、今出たね!いっぱい出たねぇ!」それに対し「しっ!そういうことは言わないの!」と慌てる私をよそに、娘は早くトイレから出ようとカギに手をかけている始末。

重ね重ね慌てながらズボンを上げ、外に出てみればトイレ待ちの人がいました。恥ずかしい思いをしましたが、後になってよく考えてみると、私も娘が小さい頃、トイレトレーニングでよく同じような声掛けをしていたなぁと思い出しました。「子は親の真似をする」とは本当のことのようですね。

のんのん
30代後半

遠足で「お母さんのお弁当冷凍食品ばかりだよ」

遠足でお弁当を食べる家族

小学生と幼稚園児の2児のママとして育児に奮闘中です。次女の親子遠足に行った時、一緒にお弁当を食べていたお友達に「お母さんのお弁当はいつも冷凍食品入っているからすごくおいしいよ!」と自慢げに言っていました。

そこにはお友達のお母さんもいて、普段のお弁当はほとんど冷凍食品を入れていることがバレてしまい、とても恥ずかしかったです。

しかし遠足の日のお弁当は、さすがに多くのお母さんに見られてしまうと思ってほぼ全てを手作りしていました。「普段はお仕事があるから忙しくてお弁当全部作れないけど、今日はお仕事お休みだったから朝から全部作ったよ」と周囲に聞こえるように次女に伝えました。

さやかママ
38歳

スーパーのレジ係の人に「高い!」と言った

スーパーで買い物中の家族

私は現在子育て中の母親です。子供が6歳の時、近所のスーパーに一緒に買い物に行きました。必要なものを買った後レジに行き、合計の金額をレジ係の人が言った直後、私の子供は「高いっ!」と大きな声で言ったのです。

レジ係の人は、笑いながら「ごめんねぇ」と言ってくれました。私はすぐさま「そんなこと言うもんじゃないでしょ」と諭したのですが、普段から私が何にでも「高い」と言っているせいなのでは?と反省し、それからは金額が高いとか安いとかは言わないように心がけています。

りぐみママ
41歳

「○○ちゃんのママ太ってるね!」

子供がまだ幼稚園の5歳の頃、仲良くしているお友達親子がいました。ある日、そのお友達のお母さんに偶然街で遭遇し、しばらく話をしていました。そして話が終わり挨拶をして別れ際、我が子が突然「○○ちゃんのお母さんってどうして太ってるの?」と本人に聞いたのです。

私は焦りまくってしまい、フォローするために咄嗟に「私も太ってるよ!」といってしまいました。その瞬間、彼女は大爆笑!どうにか難を逃れることができました。

華
35歳

PTA活動中、「みんな、面倒くさくて嫌なんだよね」

35歳主婦です。当時小学1年生の娘がいた時、PTA役員になったときの話です。私の住んでいる地域ではPTA活動が盛んで、講演会参加や夜の会議など負担がとても大きいです。

ある日、夜1人で留守番させられないため子供をPTA会議に連れていった時、長々と誰が行事の代表になるか話し合う私たちを見て、子供がバッサリ一言「みんな、面倒くさくて嫌なんだよね」と言ったのです。

自宅にいるとき子供に「なんでPTA忙しいの?やめないの?」と聞かれたとき、特に何も考えずにその言葉を私が言っていたことを思い出しました。

メンバーみんな仲がよいので、子どもの素直な一言に爆笑してくれ、「ほんと大変だよね」と愚痴を言い合う時間になり、逆に楽しい場となりました。しかしこれが顔見知り程度の人だったらと想像すると、ゾッとする経験でもありました。

特に3歳~5歳の幼児は、親が焦る一言だけでなく、思わず吹き出してしまう名言や迷言を残してくれることがよくあります。

保育園・幼稚園でよくある!先生をほっこりさせる子供の一言

子供の正直な一言は、家庭や外出先だけでなく、保育園や幼稚園でもたびたび話題になります。保育士さんのブログやSNSでは、給食やお昼寝の時間、送迎時のやり取りなどで、子供が思いがけない一言を発したというエピソードがよく共有されています。

例えば、「先生、今日はお化粧してないから疲れて見えるよ」「先生と結婚する!」「ママよりも先生の方が好き」など、大人であれば言葉を選びそうな内容も、子供は思ったままに口にします。

保育士さんにとっては困った瞬間である一方、後から振り返ると子供の純粋さが伝わるほっこりエピソードとして語り継がれることが多いようです。おうちでも、「今日は保育園で誰と何をして遊んだの?」「先生と面白い話をした?」と聞いてみると、思わぬ一言に出会えるかもしれません。

「ママよりも先生の方が好き」と言われると、ママやパパは少し複雑な気持ちになるかもしれません。しかし、園で安心して過ごせる大人がいることは、子供にとって心強いことです。子供は、安心できる相手には思ったことを素直に話せます。園の先生にも家庭と同じように甘えられているサインと受け止め、気持ちが落ち着いたら「先生のこと大好きなんだね。ママもうれしいよ」と返してあげましょう。

なお、子供の面白い一言をSNSなどで紹介するときは、お子さんの名前や園名、顔写真など、個人が特定されるような情報をのせないように配慮しましょう。

ほっこり笑える!子供らしい純粋さにハッとした一言

入園前の子供は、聞いたことや体験したことをすぐに忘れたり、まだ理解が追いつかなかったりすることがあります。そのため、妊娠中のママは上の子の赤ちゃん返りを警戒して意外と気を使うものです。

なんとも子供らしく、後でじわじわ笑みが込みあげる一言の体験談をご紹介します。

ウサスキ
29歳

妊娠中、「ママお腹いっぱい?お腹おっきいね!」

妊婦さんとお腹を気にしていた娘

子供は2歳3ヶ月。私は妊娠7ヶ月でお腹が目立ってきた頃でした。つわりもなくなり、子供と一緒に夕飯を沢山食べていた時です。私がご飯を食べ終わったタイミングで「ママお腹いっぱい?お腹おっきいね!」とお腹をポンポン叩いてきました。

確かにお腹いっぱいではあるけれども、と苦笑いしてしまいました。妊娠発覚時に「お腹に赤ちゃんがいるよ」と言いましたが、子供はすっかり忘れているみたいでした。

「お腹の赤ちゃんが大きくなってきて、お腹もでかくなったんだよ」と説明すると、「え?何?おなかの赤ちゃんもご飯?」と返事されたのが、地味に面白かったです。

その後も子供が納得するまで同じような説明をして、なんとかお腹の大きい本当の理由を分かってもらえました。

子供の成長にハッとした!思わぬ深さに驚く一言

子供の質問にプラスになる答えを返そうとするのが親心です。そんな親心を想像することもない3歳前後のなぜなぜ期から、子供は難解な質問を投げかけて親をハッとさせることが増えます。

「赤ちゃんはどこからくるの?」なんていう子供の一言に、ハッとするのも子育て中のあるあるです。

他にも、こんな一言にハッとさせられたパパやママもいるのではないでしょうか。

なべきち
42歳

「来世は何に生まれたい?」

長男は6年生で、現在は11歳です。家族で食事をしている時に、ふと、前触れもなく「パパは来世に生まれてくるとすれば、何に生まれたい?」と聞かれました。

子供ながらにして、既に死やその後のことを何となく理解していることに驚きました。私も特にこのような来世のことなどの話をしたことがなく、どのような答えをするか一瞬迷いましたが、「来世のことは考えていない。今を一生懸命に生きたらきっといいことがある」という意味合いの言葉で返しました。

長男は納得したかはわかりませんが、真剣な表情でうなずき、返事をしていましたので、意味は分かってくれたと思っています。

来世と言えば、子育て中は生まれる前の記憶(前世や中間生、胎内記憶)について子供が一言発したことで、驚かされるパパやママも結構います。

ただし、こうした生まれる前の記憶については、医学的・科学的な裏づけは確認されていません。幼い子供は、絵本や大人から聞いた話を、自分が体験した出来事のように語ることもあるといわれます。事実かどうかを確かめようとせず、子供の想像の世界を楽しむ会話として受け止めるのがおすすめです。

「子育ては親育て」を実感!反省を促す子供からのメッセージ

「子育ては親育て」と言われ、近年は親子で共に学び合う「共育」が推奨されていますが、子供はいつの間にか成長し、私たち親の心の奥に届く思わぬ一言メッセージを残してくれることもあるのです。

まつあい
30歳

「ママだって出来てないじゃん!」

小学校5年生の娘は、もう考え方も言うことも大人びていて、度々親が返事に困ることを言います。中でも私の「宿題しなさい!」のひと声に、「ママだって習い事の宿題終わってないじゃん!」というのが困ります。

私は今趣味でペン習字を習っているのですが、その宿題が終わっていないことが分かっている娘は言い返してきます。「ママだって出来ていないことを注意しないで」と。娘はいつも強気で困ってしまいますが、娘のお手本になれるように頑張りたいです。

カンナ
37歳

「ママの中にいるイライラする鬼を退治したほうが良いよ」

昨年の節分の日、娘に「どんな鬼を退治するの?」って聞いたら、「自分の中にいる、ダラダラしちゃう鬼」って。

「へー、そうなんだー」と感心していたら、「ママも、ママの中にいるイライラする鬼を退治したほうが良いよ」って。

胸に突き刺さりました。最近、確かに育休が明けて仕事に復帰したので、朝晩時間が無くイライラしている自分がいる。まさに、私の中にイライラする鬼がいるではないか!

娘よ、気づかせてくれて、ありがとう。

グサッ!子供に言われたくなかった一言

正直な子供の言葉は、時に親を傷つけてしまうこともあります。

かずパパ
38歳

なんでお家が狭いの?

5歳の息子と幼稚園のお友達宅(持家)に招かれて遊んだ帰りに息子が一言。「なんで和君(息子)のお家は狭いの?」と。

固まりました。私たち家族は賃貸アパートに住んでいます。仕方なくといっても沖縄では賃貸の方が多いのですが、息子の一言に少し傷つきました。

私の年収では住宅ローンなど組めるわけは無く、息子には気の利いた一言も言えず、「そうだねえ、お友達の家は広かったねえ」としか言えませんでした。不甲斐ない自分だと感じてしまいました。

でも、こんなことで傷ついていては、思春期の子育てに対処できません。子育て中は子供に言われて傷ついた言葉の一つや二つ、誰にだってあるものです。

親の都合に合わない子供の一言は、ある意味子供がその年齢まで無事に育ってくれた証拠でもあります。子供が悪意なく口にしているのですから、「大きくなったら笑い話のネタにしよう!」くらいに、サラッと陽気に受け止めていきましょう。

子供が思ったことをそのまま口にするのはなぜ?

レジの列に並んでいるとき、電車の中で静かに座っているとき、子供の声はなぜか一番よく通ります。周りの視線を感じて顔が熱くなった経験があるママやパパも多いでしょう。ここでは、子供が思ったことをそのまま口にする理由を、発達の面から整理します。

相手の気持ちを推測する力は少しずつ育つ

子供は、見たことや感じたことをすぐに言葉にします。大人は「これを言ったら相手がどう思うか」を一瞬で考えて言葉を選びますが、この力は一度に身につくものではありません。相手が自分とは違うことを考えたり感じたりしていると理解する力は、心理学で「心の理論」と呼ばれ、3歳から5歳ごろにかけて少しずつ発達していくとされています。この力がまだ育ち途中の時期は、「太っているね」と言われた人が悲しくなるかもしれない、という想像が追いつきません。もう一つの背景は、場の空気を読む経験の少なさです。お店や公共の場では静かにする、人の体つきには触れない、といった暗黙のルールは、日々の経験や大人の声かけを通じて少しずつ学んでいきます。さらに、子供は大人の言葉をよく聞いています。体験談にもあるように、親が普段口にしている「高い」や「面倒くさい」という言葉が、そのまま子供の口から出ることもよくあります。子供の一言は、悪意があるわけではなく、発達の途中で見せる自然な姿です。親が責められているわけではないと受け止めることが、慌てた気持ちを落ち着ける第一歩になります。

年齢別に見る一言の特徴

年齢の目安一言の特徴親の関わり方のポイント
2〜3歳ごろ見たまま、感じたままを実況する。覚えたての言葉を、意味の理解が追いつかないまま使うこともあるその場で長く説明せず、短い言葉で「しー」「あとで話そうね」と伝える
3〜5歳ごろなぜなぜ期に入り、難しい質問が増える。親や先生の口調をそっくり真似する質問をほめ、わかる範囲で短く答える。親自身の口癖にも気をつける
小学生相手の気持ちを考えられる場面が増える一方、本音をストレートに言うことも。親への指摘も鋭くなる後で理由を一緒に考え、言い方の工夫を伝える。正論は受け止める

どの年齢でも、その場で大きな声で叱ると、子供は「何がいけなかったのか」より「怒られた」ことだけが記憶に残りがちです。気持ちが落ち着いてから、静かな場所で短く伝えるほうが、子供も話を聞き入れやすくなります。

親が焦った一言への対応と声かけ例

焦ったときほど、とっさの対応が難しいものです。ここでは、体験談にもあった場面を例に、その場でできる一言と、あとで伝える声かけを整理します。

その場でできること

  • その場では、相手に短く「失礼しました」とお詫びし、深追いしない
  • 子供には、小声で「後でお話ししようね」と伝え、場所を変えて落ち着かせる
  • 相手が笑って受け止めてくれたときは、感謝を伝える
  • 子供の発言を問い詰めたり、他の人の前で責めたりしない

あとで伝えるときの声かけ例

人の体つきやお金のことなど、相手や家族が傷つきやすい話題は、「言ってはいけない」と禁止するだけでなく、理由を子供の言葉で伝えるのがポイントです。

  • NG例:「そんなこと言っちゃダメでしょ!恥ずかしい!」(その場で大声で叱る)
    おすすめ:「さっきはびっくりしたよ。体のことは、言われた人が悲しい気持ちになることがあるから、言わないでおこうね」
  • NG例:「ほんとだね、あの人は太ってるよね」(子供の言葉に同調する)
    おすすめ:「どうしてそう思ったの?体の形は人それぞれだね。大切なのは、優しいかどうかだよ」
  • NG例:「高いなんて言うんじゃありません!」
    おすすめ:「お金のことは、お店を出てからお話ししようね。お店の人にはありがとうって言おうか」
  • NG例:「うちは貧乏だから仕方ないの!」
    おすすめ:「お友達のお家は広かったね。うちは、みんながすぐそばにいられるのがいいところだね」
  • NG例:「しっ!そういうことは言わないの!」
    おすすめ:「トイレの中のことは、おうちでお話ししようね。ここでは静かにしようね」
  • NG例:「どうしてママを困らせるの?」
    おすすめ:「ママ、お腹が痛くて時間がかかったの。待っていてくれてありがとう」

体や排泄の話題と「プライベートゾーン」

トイレの実況のように、体や排泄に関する一言は、幼児期には自然なものです。同時に、自分の体は自分だけの大切なものであり、他の人の体も尊重するという感覚を育てる機会でもあります。文部科学省と内閣府は、子供たちが自分や相手を尊重する態度を発達段階に応じて身につけられるよう、「生命(いのち)の安全教育」の教材と指導の手引きを作成しており、令和8年(2026年)3月に改訂版が公表されました。この中では、むね、おしり、性器、口を、水着で隠れる「プライベートゾーン」として、誰もが心と体を尊重されることを表す言葉として説明しています。家庭でも、「大事なところは人に見せたり触らせたりしないよ」「他の人の体のことは、むやみに言わないよ」と、日常の会話の中で穏やかに伝えていきましょう。

答えに迷う大きな質問への向き合い方

「赤ちゃんはどこからくるの?」「来世は何に生まれたい?」といった質問は、不意に飛んでくるため、親が言葉に詰まることも少なくありません。完璧な答えを用意しようと身構えず、子供の気持ちに寄り添う姿勢を大切にしましょう。

赤ちゃんはどこからくるの?と聞かれたら

3歳前後のなぜなぜ期の質問は、知識を求めているというより、世界を理解しようとしている表れです。まず、「どうしてそう思ったの?」と、子供が知りたい中身を聞いてみましょう。そのうえで、年齢に合わせて、正しい言葉で短く答えます。たとえば幼児なら、「ママのおなかの中に赤ちゃんが育つ場所があって、そこで大きくなってから生まれてくるんだよ」といった説明で十分です。嘘をついたりごまかしたりすると、後で子供が混乱したり、親に聞きにくくなったりします。成長に合わせて、少しずつ詳しく話していけば大丈夫です。

  • NG例:「そんなこと、まだ知らなくていいの!」
    おすすめ:「いい質問だね。ママのおなかの中の、赤ちゃんの育つ場所で大きくなるんだよ」
  • NG例:「コウノトリが運んでくるんだよ」
    おすすめ:「お父さんとお母さんから、赤ちゃんのもとをもらって、ママのおなかで育つんだよ」

死や「来世」について聞かれたとき

小学生になると、死や命の終わりについて、本気で考えるようになる子もいます。体験談のなべきちさんのように、前触れなく質問されると、親も戸惑うものです。この年齢の子供は、死が誰にでも訪れることや、戻ってこないことを少しずつ理解し始めます。質問の背景には、好奇心だけでなく、不安や寂しさが隠れていることもあります。まずは質問を否定せず、「どうしてそう思ったの?」と気持ちを聞いてみましょう。答えは、親自身の言葉で、正直に短く伝えれば十分です。「わからないこと」は「わからない」と伝えても構いません。「パパは、今を大切に生きたいと思っているよ」と、親の考えを伝えるのも一つの方法です。

なお、死への不安が強く眠れない日が続く、食欲がなくなる、登園や登校をしぶるなど、生活に影響が出ているときは、かかりつけの小児科、学校や園の先生、市区町村の相談窓口などに相談してみましょう。

  • NG例:「縁起でもないこと言わないの!」
    おすすめ:「そんなことを考えていたんだね。どうしてそう思ったのか、教えてくれる?」
  • NG例:「死んだらお星さまになるから大丈夫よ」(断定して不安を残す)
    おすすめ:「パパにもまだわからないこともあるけど、大切な人のことは、ずっと心に残るんだよ」

生まれる前の記憶を話してくれたら

「ママのおなかに入る前は、空の上にいたよ」といった、生まれる前の話をする子もいます。こうした記憶については、科学的な根拠は確認されていません。ただ、否定したり、「本当?」と問い詰めたりするとお子さんが話さなくなるため、「そうなんだね、教えてくれてありがとう」と受け止めるのがおすすめです。親が事実を確かめようと誘導して聞くのは避け、子供が自然に話す内容を、ほほえましいお話として聞いてあげましょう。

子供の一言に関する最新情報

ここでは、2026年10月時点で確認できる情報をもとに、子供の言葉の受け止め方に関する考え方の変化を整理します。

以前の前提

以前は、子供が人前で失礼なことを言うと、「しつけができていない」「親の責任」と受け止められがちで、親が必要以上に自分を責めたり、子供を強く叱って黙らせたりすることもありました。また、「赤ちゃんはコウノトリが運んでくる」といった、ごまかしの答えも広く使われていました。

現在の状況

現在は、子供の言葉は発達途中の自然な姿であるという理解が広がっています。相手の気持ちを推測する力は3歳から5歳ごろにかけて育ち、場に合った言い方は経験の中で学んでいくものと考えられています。また、文部科学省と内閣府は、自分や相手を尊重する態度を発達段階に応じて身につける「生命(いのち)の安全教育」の教材と指導の手引きを、令和8年(2026年)3月に改訂しました。体や命に関する質問に、正しい言葉で穏やかに答える姿勢は、こうした流れとも重なります。さらに、2023年4月に施行されたこども基本法では、こどもの意見を聴き、尊重することが基本理念に位置づけられています。子供の発言を頭ごなしに否定せず、受け止めてから伝える姿勢が、より大切にされるようになっています。胎内記憶や前世の記憶については、科学的な根拠は確認されていません。

家庭での対応

子供の一言に焦ったら、その場では短くお詫びをして、後から落ち着いて理由を伝えます。体やお金など傷つきやすい話題は、禁止だけでなく理由を添えて伝えましょう。命や生まれ方に関する質問は、ごまかさず、年齢に合わせた正しい言葉で短く答えます。親自身の口癖が子供に映ることも多いため、「高い」「面倒くさい」といった言葉づかいを見直すきっかけにするのもおすすめです。

項目現行の内容対象いつから
子供の発言の受け止め方発達途中の自然な姿として受け止め、落ち着いてから理由を伝える幼児期から学童期の子供の保護者現在の一般的な理解
相手の気持ちを考える力相手の気持ちを推測する力は、3歳から5歳ごろにかけて育つとされる3〜5歳ごろの子供現在の一般的な理解
生命の安全教育自分や相手を尊重する態度を、発達段階に応じて学ぶ教材と指導の手引き(プライベートゾーンの説明を含む)学校等。家庭での会話の参考にもなる令和8年(2026年)3月に改訂版を公表
こども基本法こども施策で、こどもの意見を聴き尊重することを基本理念とするすべてのこども2023年4月1日に施行
胎内記憶や前世の記憶科学的な根拠は確認されていない保護者と子供現在の見解

子供の一言によくある質問

Q. 人前で失礼なことを言ったとき、その場で叱るべきですか?

A. その場では短く「後でお話ししようね」と伝えるくらいにとどめ、落ち着いた場所で理由を話すのがおすすめです。大声で叱ると、子供は何がいけなかったのかを理解しにくく、ただ怒られたという記憶だけが残りがちです。

Q. 何歳ごろから、言ってはいけないことがわかるようになりますか?

A. 個人差が大きく、一概には言えません。3歳から5歳ごろに相手の気持ちを推測する力が育ち始め、小学生になると少しずつ場に合った言い方ができる子が増えます。繰り返し穏やかに伝えていくことで、徐々に身についていきます。

Q. 相手を傷つけてしまったかもしれないとき、どうフォローすればよいですか?

A. まずは親が「失礼しました」とお詫びをし、必要に応じて子供にも「ごめんなさいを言おうね」と促します。子供が言えないときは、無理に言わせず、後で気持ちを聞いてあげましょう。子供の言葉を責めるのではなく、「悲しくなる人もいる」という点を伝えるのがポイントです。

Q. 思ったことをすぐ口にしてしまう様子が強く、心配です。

A. 思ったことをそのまま言うのは幼児期には自然な姿で、それだけで発達に問題があるとは言えません。ただ、年齢が上がっても場面の切り替えが難しい、友達との関わりでトラブルが続く、言葉の発達や他の面でも気になる様子があるといったときは、一人で抱え込まず、かかりつけの小児科や園の先生、市区町村の相談窓口に相談してみましょう。

Q. 子供の面白い一言を、SNSやブログで紹介してもよいですか?

A. 紹介するなら、お子さんの名前や園名、顔写真、住んでいる地域など、個人が特定されるような情報は載せないようにしましょう。他の家族や先生が登場する話は、相手が不快に思わないか確認する配慮も大切です。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪