赤ちゃんの入浴剤はいつから?選び方・おすすめ商品5選とバスタイムを楽しむ工夫
結論から言うと、赤ちゃんと一緒に入浴剤を使うなら生後3ヶ月頃を目安に、低刺激・適用月齢が明記されたものを選ぶのが安心です。ベビーバスを使った沐浴期間(生後約1ヶ月間)が終わると、パパやママと一緒に大きなお風呂で楽しいバスタイムを始めるご家庭が多いでしょう。大人と同じ湯船につかるとなると、気になるのが「入浴剤」の存在ではないでしょうか?普段何気なく使っている大人用の入浴剤を、赤ちゃんとの入浴にそのまま使ってもよいのか、迷うママも多いはずです。
お湯に入浴剤を入れると、ママやパパのリフレッシュにもなりますし、スキンケア感覚で使えるアイテムも多くあります。赤ちゃんのお肌に優しい成分のものであれば、上手に取り入れていきたいですよね。そこで、赤ちゃんとのバスタイムに使える入浴剤の選び方や、親子で一緒に使えるおすすめの入浴剤(保湿・オーガニックタイプ)、いつから使えるかの目安、さらにお風呂の時間をより楽しく快適にする工夫までご紹介します。
赤ちゃんは入浴剤入りのお風呂にいつから入れる?
市販されている入浴剤のパッケージを見ると、「赤ちゃん(生後3ヶ月以上)と一緒に入浴する際にも使えます」と書かれているものが多くあります。赤ちゃんの入るお風呂に入浴剤を取り入れるのであれば、肌の機能が少しずつ整ってくる生後3ヶ月を過ぎたころからを目安にするとよいでしょう。沐浴を卒業する生後1ヶ月ごろは、まだ基本的にお湯だけの入浴で十分です。
赤ちゃんのお肌の特徴
- 外界からの刺激から守る、肌のバリア機能がまだ未発達
- 大人のように皮脂の分泌が十分でなく、水分が逃げやすい
- 皮膚の厚さが大人の半分以下と非常に薄く、デリケート
赤ちゃんのお肌は大人に比べてとてもデリケートです。生後間もない時期は、入浴剤に含まれる成分によって、お肌のうるおいを過剰に奪ってしまうことがあります。お肌の状態が比較的安定してくるのは生後3ヶ月頃からですので、「新生児からOK」と明確に表示されている専用品以外の使用は、生後3ヶ月を迎えてからが安心です。
赤ちゃんと一緒に入浴剤を使うメリットとは?
入浴剤には、天然のハーブエキス、ミネラル成分、保湿成分などを配合したものがあり、固形・粉末・液体などさまざまなタイプが市販されています。タイプによって使い心地やコスパ、保管のしやすさが変わるので、生活スタイルに合わせて選びましょう。
| タイプ | 特徴 | 向いている家庭 |
|---|---|---|
| 液体(バスミルク) | お湯になじみやすく保湿感が高め。量を調整しやすい | 乾燥が気になる・しっとり系が好み |
| 粉末(パウダー) | 大容量でコスパ良好。溶け残りに注意してよく混ぜる | 毎日たっぷり使いたい・家族で共有 |
| 固形・小分けタイプ | 1回分ずつで新鮮に使える。持ち運びや保管がしやすい | 使う頻度が低め・プレゼント用途 |
赤ちゃん向けや敏感肌向けに作られた入浴剤の多くは、お湯のピリピリ感を和らげ、お風呂上がりの急激な乾燥を防ぐための保湿成分(セラミドや植物エキスなど)がたっぷりと含まれています。そのため、毎日の乾燥対策やスキンケアのサポートとして役立ってくれます。
赤ちゃんの入浴剤の選び方と使用時のポイント
どんなに香りが良くリフレッシュできる入浴剤でも、デリケートな赤ちゃんのお肌に合っていなければ逆効果になってしまいます。赤ちゃんのツルツルなお肌を守るための入浴剤の選び方や、安全な使い方のポイントをご紹介します。
1香料や刺激の強いものは避けましょう
入浴剤によっては、大人の肌には気持ちよくても赤ちゃんの肌には負担になる成分が含まれていることがあります。着色料や防腐剤などの添加物が入っていない低刺激なものや、「赤ちゃんでも使える」と適用月齢が明記されている入浴剤を選びましょう。
また、入浴剤の香りは大人のリラックスタイムには最適ですが、人工的な強い香りは嗅覚の敏感な赤ちゃんにとって刺激が強すぎることがあります。ママが香りを楽しみたい場合は、ハーブや柑橘系などの天然由来の自然な香りの入浴剤を選ぶとよいでしょう。
赤ちゃんには刺激が強すぎる入浴剤の例
- メントールやハッカなど、強い清涼感があるもの
- トウガラシエキスなど、強い発汗作用を促すもの
- 強い発泡や炭酸ガスが発生するもの
- 人工的な香料が強く香るもの
2開封後は早めに使い、使用期限を守りましょう
入浴剤は開封してから長期間が経つと、成分が酸化したり香りが飛んだりして変質してしまうことがあります。棚の奥から出てきた何年も前の古い入浴剤を赤ちゃんに使うのは控えましょう。いつでもフレッシュな状態で使えるように、1回分ずつ個包装されている小分けパックの入浴剤を選ぶのも賢い方法です。
ボトルタイプの入浴剤には使用期限や製造年月日が記載されているものもあるため、購入時に確認し、開封後はワンシーズンを目安に使い切るよう心がけましょう。
3入浴剤入りのお湯の誤飲に注意しましょう
赤ちゃんや小さな子供は、面白がって湯船のお湯をペロリと舐めたり、おもちゃのコップですくって飲んでしまったりすることがあります。「バスクリン」や「ソフレ」などの一般的な入浴剤のパッケージを見ると、「万一大量に飲み込んだ場合は、水を飲ませるなどの処置をし、医師にご相談ください」といった注意書きがあります。
ごく少量口に入った程度であればすぐにどうこうなるものではありませんが、大量に飲んでしまった場合はパッケージの指示に従い、落ち着いて対応しましょう。また、お風呂のお湯を飲むことは衛生的にも好ましくないため、赤ちゃんがお湯を口にしようとしたらその都度「お口には入れないよ」と優しく声をかけ、習慣化させないようにすることが大切です。
4入浴剤の「ヌメリ」による転倒に気を付けましょう
保湿成分がたっぷり含まれた入浴剤の中には、お湯にとろみがついて湯船の中や洗い場の床が滑りやすくなるものがあります。つかまり立ちやハイハイができるようになった赤ちゃんと入浴する場合は、ツルッと滑って転ばないようママがしっかり手を引いて目を配ってあげましょう。
また、赤ちゃんを抱っこして湯船に出入りするママ自身も、足元が滑りやすくなっているため転倒には十分注意してください。お湯が白く濁るタイプの入浴剤は、湯船の底や段差が見えにくくなります。初めのうちは規定量よりも少し少なめに入れて様子を見ると、滑りやすさや濁り具合を調整できますよ。
5入浴剤の濃度や、お湯につかる時間は「ほどほど」に
香りの良い入浴剤を使うと、大人はついつい長湯をしたくなりますが、体の小さな赤ちゃんはお湯の温度の影響をダイレクトに受けやすいもの。赤ちゃんがのぼせてしまわないよう、湯船につかる時間には配慮しましょう。
赤ちゃんの入浴時間の目安
湯船に浸かる時間は2~3分程度、体を洗う時間を含めたトータルの入浴時間も10~15分程度を目安にして、サッと済ませるのが理想的です。
また、赤ちゃんの肌はバリア機能が未熟なため、規定量を超えて大量に入浴剤を入れると刺激になりやすくなります。入浴剤の量は必ずパッケージの規定量を守り、最初は少なめからスタートするくらいがちょうどよいでしょう。
6お肌に合わない場合は無理せず使用を中断しましょう
市販されている赤ちゃん向け入浴剤は、安全性に配慮して作られていますが、すべての人に必ず合うというわけではありません。デリケートな赤ちゃんの場合、ごくまれに入浴剤の成分が合わないこともあります。
新しい入浴剤を使い始めたときは、お風呂上がりや翌日の赤ちゃんの肌の様子をよく観察してください。もし赤みが出たり、いつもより乾燥してカサカサしていたりするなど、気になる変化を感じた場合はすぐに使用を中断しましょう。肌の丈夫な赤ちゃんでも、初めて使うアイテムは「まずは少量から」を心がけると安心です。
赤ちゃんの入浴剤におすすめの人気商品5選
市販されている入浴剤はたくさんありすぎて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。そこで、赤ちゃんのお肌への優しさを考えて作られたおすすめ入浴剤を、保湿・オーガニックの観点も交えてご紹介します。パッケージがかわいく消耗品でもあるため、出産祝いのプレゼント選びの参考にもしてみてください。
カレンドラ ベビーバスミルク
ヴェレダ(WELEDA)
価格:3,024円(税込)
オーガニックコスメの先駆者であるヴェレダが展開する、ヨーロッパで長年愛用されてきたベビーケアシリーズです。キク科の植物「カレンドラ(マリーゴールド)」のエキスが配合された液体タイプの入浴剤。お湯に溶かすと柔らかなハーブの香りが広がり、乾燥しやすい赤ちゃんのお肌にしっとりとした潤いを与えて優しく包み込みます。オーガニック志向のママや、プレゼントにもぴったりです。
アトピスマイル 薬用入浴液
勇心酒造株式会社
価格:2,000円+税
長年の米の研究から生まれた「ライスパワーエキス」を活用した薬用入浴液です。お湯に入れることでお肌にうるおいを与え、カサつきがちな全身をなめらかに整えてくれます。森林のホッとする香りをイメージした天然香料のみを使用しているため、赤ちゃんのお世話で慌ただしいママも、深呼吸してリラックスできるのが魅力です。
入浴&ボディ洗浄剤
ベルメ
価格:2,800円+税
重曹の力に注目して作られたパウダー状の入浴剤です。パラベンや合成香料、着色料などの気になる添加物が入っていないため、成分にこだわるママから支持されています。お湯に溶かすとお湯の当たりがまろやかになり、湯船につかるだけで体の汚れを優しく浮かせてくれるため、ゴシゴシ洗いが不要なのも嬉しいポイントです。
シャンラブ カモミール
武田薬品工業株式会社
価格:2,724円+税
ニンニクB1エキスや、ハーブとして知られるカミツレ(カモミール)エキスを配合した薬用入浴剤です。赤ちゃんからおじいちゃん・おばあちゃんまで、家族みんなで使える優しい処方。体をあたため、お肌をしっとりと保ってくれます。産後のママのリフレッシュタイムにもぴったりのアイテムです。
アトピタ 薬用保湿入浴剤
丹平製薬株式会社
価格:1,400円+税
デリケートな赤ちゃんのお肌向けに作られたベビースキンケア「アトピタ」シリーズの入浴剤です。ヨモギエキスや天然由来の保湿成分が配合されており、カサカサになりやすいお風呂上がりのお肌をケアしてくれます。ドラッグストアなどでも手に入りやすく、毎日のバスタイムに気兼ねなく使えるコスパの良さも人気です。
入浴剤代わりに「重曹」を使うというママのアイデアも!
わざわざ市販の専用入浴剤を買わなくても、キッチンにある「重曹」を赤ちゃんの入浴剤代わりに活用することもできます。最近はお掃除グッズとしても万能な重曹ですが、実はお風呂に入れても優秀。成分がシンプルで無添加のものを探している方や、ツルツルなお肌を目指したいママにとっても利用価値が高いアイデアです。
重曹をお風呂に入れるメリット
重曹は弱アルカリ性の性質を持つ炭酸水素ナトリウムのこと。実は天然の温泉にもよく含まれている成分です。お湯をまろやかにし、お肌の余分な皮脂汚れを優しく浮かせて洗い流しやすくしてくれるため、天然の重曹泉は「美人の湯」とも呼ばれています。
重曹は本来、お菓子のふくらまし粉や野菜のアク抜きなどにも使われる成分で、おもちゃのお手入れなどにもよく使われます。万が一赤ちゃんがお風呂で指を舐めてしまっても安心感が高く、汗っかきな赤ちゃんの気になるニオイをサッパリと洗い流してくれます。
さらにお風呂上がりのお湯をそのまま捨てたり、軽くスポンジでこすったりするだけで、浴槽の皮脂汚れが落ちやすくなり、お風呂掃除がグッと楽になるというママに嬉しいオマケ効果も期待できます。
重曹を入浴剤として使うメリットまとめ
- 成分がシンプルで赤ちゃんの口に入っても安心感がある
- お湯がまろやかになり、肌の汚れをサッパリと落とす
- 気になるニオイを洗い流す
- ママのリフレッシュやスキンケアにも役立つ
- 残り湯で浴槽の掃除が楽になる
重曹入浴剤の作り方と使い方
使い方はとても簡単です。一般的な家庭の湯船(お湯約180L)に対して、重曹を大さじ1〜2杯程度をサラサラと入れてよくかき混ぜるだけ。お湯に溶け残らないよう、しっかりと混ぜてから赤ちゃんと一緒に入りましょう。
また、赤ちゃんがお風呂に入れない日には、洗面器のお湯に少量の重曹を溶かし、そこにタオルを浸して硬く絞ったもので体を優しく拭いてあげると、汗や汚れがサッパリと落ちて気持ちよく過ごせますよ。
重曹を入浴剤に使う時の注意点
重曹には、大きく分けて「食用」と「お掃除(工業)用」があります。基本的な成分は同じですが、「食用」は食品衛生法の基準をクリアしており、口に入っても問題ないように製造・管理されています。入浴中は赤ちゃんが水しぶきを舐めたり、手を口に入れたりすることも考えられるため、赤ちゃんの入浴剤として使う場合は「食用」または「薬用」の重曹を選びましょう。
お風呂で使う重曹は、必ず「食用」を選びましょう!
重曹を入浴剤として使用すると汚れがよく落ちる分、お風呂上がりにお肌が乾燥しやすくなることがあります。そのため、湯上がりは時間をおかずに、ベビーローションやクリームで全身の保湿をしっかりと行いましょう。また、重曹は弱アルカリ性でお肌にマイルドですが、デリケートな赤ちゃんの場合は、まず大さじ半分などのごく少量から使い始め、赤みなどが出ないか様子を見るのが鉄則です。
お風呂時間をさらに楽しく!バスタイムの工夫とスキンケア
入浴剤でリラックスするだけでなく、少しの工夫で赤ちゃんとのお風呂タイムはもっと充実します。親子で笑顔になれるアイデアをご紹介します。
お気に入りのお風呂専用おもちゃを用意する
お湯につかるのを嫌がるようになったら、水遊び用のおもちゃを取り入れてみましょう。プカプカ浮かぶアヒルのおもちゃや、壁に貼れるウレタン製のパズル、水鉄砲などを用意しておくと、赤ちゃんにとってお風呂が「楽しい遊び場」に変わります。使い終わったおもちゃはカビが生えないように、ネットに入れて吊るして乾かすのがポイントです。
お風呂上がりは「3分以内」のスピード保湿がカギ!
入浴剤で肌を整えた後も、お風呂上がりのスキンケアは欠かせません。浴室から出て体をバスタオルで拭いた直後から、肌の水分は急速に蒸発し始めます。「お風呂から出たら3分以内に保湿」を合言葉に、服を着せるよりも先にベビーローションやベビーオイルを全身にサッと塗ってあげましょう。脱衣所にポンプ式のローションを置いておくと、片手でサッと使えてワンオペお風呂の強い味方になりますよ。
赤ちゃんの入浴剤に関するよくある質問
| Q. 赤ちゃんの入浴剤はいつから使える? | 生後3ヶ月頃が目安です。沐浴を卒業する生後1ヶ月ごろは基本的にお湯だけで十分。「新生児OK」と明記された専用品なら、表示に従い少量から試しましょう。 |
|---|---|
| Q. 大人用の入浴剤や発泡(炭酸ガス)タイプはいつから使える? | 大人用は香料や清涼成分、発泡が刺激になりやすいため、赤ちゃんと一緒に使うのは避けるか、対象月齢と成分表示を必ず確認してください。強い発泡・炭酸ガスタイプは赤ちゃんとの入浴には基本的に不向きです。 |
| Q. 保湿を重視するならどう選べばいい? | セラミドや植物エキスなどの保湿成分が入り、無香料・低刺激で適用月齢が明記されたものがおすすめです。湯上がりはローションやクリームで追加の保湿をすると、より乾燥を防げます。 |
| Q. 出産祝いのプレゼントに入浴剤は向いてる? | オーガニック系や小分けタイプは見た目もよく、消耗品で相手を選びにくいため人気です。適用月齢と低刺激表示を確認して選ぶと安心して贈れます。 |
| Q. 香りつきは使っても大丈夫? | ハーブや柑橘など天然由来のほのかな香りなら取り入れやすいですが、人工的な強い香りは避けましょう。赤ちゃんが嫌がらないか、まず少量で様子を見てください。 |
赤ちゃんの入浴剤で、親子の楽しいバスタイムを!
市販品を探してみると、赤ちゃんのお肌を優しく守るだけでなく、大人の気分もリフレッシュさせてくれる素敵な入浴剤がたくさんあります。忙しい毎日の中で、良い香りに包まれたりお湯の温かさにホッとしたりする時間は、日頃の育児の疲れを癒やすリラックスタイムになります。
お風呂は、赤ちゃんと肌と肌を触れ合わせて向き合えるスキンシップとコミュニケーションに最適な場所です。子供と一緒にお風呂に入れる期間は長いようで意外と短いもの。幼い頃のお風呂場での楽しい思い出は、親にとっても子供にとってもかけがえのない時間になります。赤ちゃんの成長と肌の様子を見守りながら、ぜひ入浴剤を上手に取り入れて、笑顔あふれるバスタイムを楽しんでくださいね。


