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意外と知らないしらすの凄い栄養と成分!美味しく食べるコツも大公開

意外と知らないしらすの凄い栄養と成分!美味しく食べるコツも大公開

意外と知られていないしらすの栄養価や種類の違いをわかりやすく紹介。たんぱく質やカルシウム、ビタミンB12など豊富な成分を含み、釜揚げや干ししらすで使い分けが可能です。保存方法や調理のコツも解説し、毎日の食事に美味しく賢く取り入れるためのポイントをまとめています。

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しらすってどんな魚?意外と知られていない基礎知識

イワシ類の稚魚から作られるしらすとちりめんじゃこの違い

しらすとちりめんじゃこは、どちらもイワシ類の稚魚から作られる水産物ですが、乾燥度合いと見た目に違いがあります。しらすは一度さっと塩ゆでされた後に半乾燥させたもので、比較的しっとりとした食感が残ることが特徴です。それに対してちりめんじゃこは、さらにじっくりと乾燥させることで水分がほとんど飛び、小さいながらも歯ごたえのある状態に仕上がっています。この乾燥度合いによって色や舌ざわりも変わり、用途に応じて使い分けられるのです。

さらに、ちりめんじゃこはその名が示すように細かく縮れていることが多く、料理に混ぜ込むときにほかの食材となじみやすい点が便利です。一方で、しらすはそのままご飯に乗せたり卵焼きに混ぜたりと、見た目と食感を生かした使い方に向いています。このように、どちらもイワシ類から作られていながら、製造工程と仕上がりに違いがあることで、使い道が変わってくるのです。

実際に手に取って比べると、しらすはつやがあり、ちりめんじゃこはマットな質感を持っています。そのため、料理を仕上げるときにどんな雰囲気を出したいかに合わせて選ぶとよいでしょう。また、販売されているときには冷蔵と常温の両方があり、それぞれ賞味期限や扱い方に違いがあるので、用途に合わせて選び分けることができます。

項目 しらす ちりめんじゃこ
原料 イワシ類の稚魚 イワシ類の稚魚
製造工程 さっと塩ゆで後、半乾燥 さらにじっくり乾燥
乾燥度合い 半乾燥でしっとり ほとんど水分が飛びカラカラ
食感 しっとり、柔らかい 小さくて歯ごたえがある
見た目・質感 つやがある マットで細かく縮れている
用途 そのままご飯に乗せる、卵焼きに混ぜるなど見た目と食感を活かす料理 料理に混ぜ込みやすく、他の食材となじみやすい
販売形態 冷蔵・常温どちらもあり 冷蔵・常温どちらもあり
賞味期限・扱い方 販売形態によって異なる 販売形態によって異なる

釜揚げと干し方で変わるしらすの特徴

釜揚げしらすは、捕れたてのイワシ類の稚魚をさっと茹で上げ、そのまま自然乾燥させることが多いです。この製法により身はふんわりとやわらかく、淡い塩味とほのかな磯の香りが感じられる仕上がりになります。特にしっとりとした食感が特徴で、食卓に出すときにはそのままでも食べやすく、ご飯や豆腐に乗せるだけで一品になります。

一方で干し方がしらすに与える影響も大きいです。長めに乾燥させることでしらす干しと呼ばれる状態となり、身が締まって弾力が増し、噛めば噛むほどイワシ特有の風味が広がります。このように干し加減ひとつで同じイワシ類からできた食品とは思えないほど食感が変わるので、好みに合わせた選び方ができるのが魅力です。

さらに、製法に違いがあるからこそ料理で使い分ける楽しさも広がります。例えば釜揚げは卵かけご飯や冷ややっこのトッピングにぴったりですし、しらす干しはチャーハンやパスタに絡めると旨味と食感が際立ちます。干し方や仕上がりに応じて最適な使い方を見つけることができると、食卓のバリエーションも自然と増えていきます。

また、それぞれ保存性が異なる点も見逃せません。釜揚げは水分を多く含むため冷蔵や冷凍保存が基本ですが、しらす干しやちりめんじゃこは長期間常温で置ける製品もあります。そのため買い置きする場合には用途に応じた選び方と保存方法を知っておくと便利です。

項目 釜揚げしらす しらす干し
原料 イワシ類の稚魚 イワシ類の稚魚
製法 捕れたてをさっと茹で上げ、自然乾燥 長めに乾燥させる
乾燥度合い しっとりとした半乾燥状態 身が締まり弾力が増した乾燥状態
食感 ふんわり柔らかい 身が締まって弾力がある
味・香り 淡い塩味とほのかな磯の香り 噛むほどにイワシ特有の風味が広がる
料理での使い方 卵かけご飯、冷ややっこのトッピングなどそのまま食べやすい チャーハン、パスタなど旨味と食感を活かした料理に向く
保存方法 水分多いため冷蔵・冷凍保存が基本 常温保存可能な製品もあり長期保存に向く

驚きの成分表!しらす100gに詰まった栄養素

たんぱく質や脂質など三大栄養素のバランス

しらす100gにはおよそ187kcalが含まれており、三大栄養素の中でも特にたんぱく質が多いことが特徴です。その量は約40g中半分以上をたんぱく質が占めており、筋肉や細胞を作る成分として頼りになります。その一方で脂質は1g未満と非常に少なく、低脂質な食品として活用できます。また、炭水化物もほとんど含まれていないため、たんぱく質をしっかりと摂りたい場面にはぴったりです。

さらに、これら三大栄養素のバランスから見ても、しらすは筋トレやヘルシーな食生活に活かしやすい食品といえます。そのままでも食べられる手軽さも相まって、毎日の食卓に取り入れることで気づかないうちにたんぱく質を補給できるでしょう。

栄養素 100gあたりの含有量 特徴
エネルギー 約187kcal しらすの100gあたりのカロリー量
たんぱく質 約40g 三大栄養素の中で最も多く、筋肉や細胞の材料になる
脂質 1g未満 非常に少なく、低脂質食品として利用できる
炭水化物 ほとんど含まれていない たんぱく質補給に適した食品

ビタミンD・B12など注目すべきビタミン類

しらすには、ビタミン類も多く含まれています。中でも特に注目したいのがビタミンDとB12です。100gあたりでビタミンDは約61μgと非常に豊富で、カルシウムとの相性がよいことから自然に一緒に摂取できる点が魅力です。また、ビタミンB12は6.3μgと高含有で、赤血球形成に役立つ成分として重要視されています。

さらに、わずかではありますが葉酸やナイアシンといった成分も含まれており、バランスよくさまざまなビタミン類を摂取できる食品といえます。このように、しらすには普段の食生活で不足しがちなビタミン類がしっかりと詰まっているため、日常的に取り入れていきたい食材です。

ビタミン名 100gあたりの含有量 特徴・役割
ビタミンD 約61μg カルシウムと相性がよく、自然に一緒に摂取できる
ビタミンB12 6.3μg 赤血球形成に役立つ重要な成分
葉酸 少量含有 バランスよく含まれるビタミン類の一つ
ナイアシン 少量含有 バランスよく含まれるビタミン類の一つ

カルシウムやマグネシウムなど骨に嬉しいミネラル

しらすはカルシウムが特に多いことで知られており、100g中に約520mgが含まれています。このカルシウムは丈夫な骨を支えたり、さまざまな体内機能に関わる大切な成分です。また、マグネシウムは100g中に130mg含まれており、カルシウムとともにバランスよく補給できる点が優れています。

これに加え、しらすにはリンや鉄、亜鉛などのミネラルも程よく含まれており、骨や筋肉だけでなく体全体にとっても大切な栄養素が一度に取れるのが特徴です。普段の食卓にしらすを少し加えるだけで、自然とこれらの成分が補給できることから、便利さと栄養面で選ばれているといえます。

ミネラル名 100gあたりの含有量 特徴・役割
カルシウム 約520mg 丈夫な骨を支え、体内機能に関わる大切な成分
マグネシウム 130mg カルシウムとバランスよく補給できる
リン 適量含有 骨や筋肉の健康に必要な成分
適量含有 体全体の健康維持に役立つ
亜鉛 適量含有 体の様々な機能をサポート

塩分やコレステロール量はどのくらい?

しらすには塩分が含まれており、100g中におよそ6.6g程度の塩分相当量が含まれています。そのため、一度にたくさん食べるよりも、料理に少しずつ取り入れる方がよいでしょう。塩分量を踏まえた上で、適切な量を工夫することで塩気がききすぎない程よい味わいを楽しめます。

また、コレステロール量は100gあたり約390mgとなっています。魚介類特有の成分ではありますが、普段からバランスを考えた献立にすることで無理なく摂取できる範囲です。そのため、しらすを取り入れる際には塩分やコレステロールに配慮したメニューにすることが、気持ちよくいただくためのポイントになります。

しらすは手軽に使え、塩味も活かせる食材なので、食材そのものの成分を理解した上で使い分けると、より一層料理が楽しくなります。特に適量を守ることで、その魅力を存分に味わえます。

成分名 100gあたりの量 ポイント
塩分相当量 約6.6g 多量摂取を避け、料理に少しずつ使うのが望ましい
コレステロール 約390mg 魚介類特有の成分。バランスの良い献立で無理なく摂取可能

しらすとしらすを使った料理の栄養

しらすはそのまま食べるだけでなく、さまざまな料理に使われています。ここでは、しらす単体としらすを使った代表的な料理の栄養価を一覧にまとめました。日々の食事に取り入れる際の参考にしてください。

料理名 分量 重量 エネルギー
しらす*栄養 大さじ1 5g 9kcal
しらす丼*栄養 1人前 366g 454kcal
しらす大根*栄養 1人前 108g 27kcal
しらすおにぎり*栄養 1個 131g 195kcal
しらすの卵焼き*栄養 卵2個分 145g 306kcal
しらすご飯*栄養 1膳 155g 236kcal
しらすトースト*栄養 1枚 90g 271kcal
しらすチーズトースト*栄養 1枚 104g 291kcal
しらす納豆*栄養 1人前 83.6g 105kcal
納豆しらすトースト*栄養 1人前 124g 317kcal
しらすおろし*栄養 1皿 63g 31kcal
生しらす*栄養 大さじ1 9g 6kcal
釜揚げしらす*栄養 小皿1 30g 25kcal
小松菜としらすのおひたし*栄養 1皿 83g 28kcal
つまみ菜のしらす和え*栄養 中鉢1人前 41g 23kcal
しらすのピザトースト*栄養 1枚分 109g 263kcal
しらすのペペロンチーノ*栄養 深皿(中)1皿 334g 478kcal
きのことしらすの和風パスタ*栄養 深皿(中)1皿 308g 477kcal
きゅうりとしらすの酢の物*栄養 中皿1皿 80g 38kcal
しらすの佃煮*栄養 大皿1皿 75g 132kcal
しらすチャーハン*栄養 深皿(大)1皿 425.2g 744kcal

一食分(大さじ1杯)に含まれる意外な栄養価

わずか5gに凝縮されたしらすの成分

大さじ1杯のしらすはおよそ5g程度と、とても少ない量ですが、その中には驚くほどたくさんの栄養が詰まっています。具体的には、たんぱく質が約2.03g、脂質が約0.18g、炭水化物はほとんどゼロに近い約0.03gとなり、小さいながらも筋肉や細胞に役立つ成分が効率よく摂取できます。

さらに、ビタミンDやビタミンB12、カルシウム、リンといった体に欠かせないビタミンやミネラル類も、少量でしっかり含まれている点が見逃せません。料理にちょっと加えただけで、これらの栄養成分が手に入るため、手軽に活用できる食材といえます。

成分名 5gあたりの量 ポイント
たんぱく質 約2.03g 筋肉や細胞に役立つ成分が効率よく摂取できる
脂質 約0.18g 少量で低脂質
炭水化物 約0.03g ほとんどゼロに近い
ビタミンD・B12、カルシウム、リン 含まれている 体に欠かせないビタミンやミネラル類も少量で摂取可能

手軽に取り入れる量と頻度の目安

しらすは大さじ1~2杯程度で料理に旨みや栄養をプラスできるので、忙しい方や食生活が偏りがちな方には便利な存在です。そのままご飯にかけたり、サラダにトッピングするだけでも十分に美味しくいただけます。

一度に大量に食べるよりも、少しずつこまめに取り入れるほうが、塩分などが気になりにくくおすすめです。冷凍保存もできるので、小分けにして使えば計画的に取り入れることができ、手間もかからないでしょう。

美味しく食べるときに知っておきたいコツ

釜揚げしらすと干ししらすの使い分け

釜揚げしらすは、茹で上げたままのふんわりとした食感と塩気が魅力で、白いご飯にそのまま乗せたり、豆腐に添えたりするのにぴったりです。一方で、干ししらすは水分が少なく旨みが濃縮されているため、炒め物やチャーハンに加えたり、和え物にしたりと調味料代わりにも使えます。

どちらも個性があるので、料理に合わせて使い分けることで食卓に広がりが生まれます。そのときどきの気分に応じて選べるのも、しらすならではの楽しみ方です。

和食・洋食どちらにも合う!定番レシピ例

しらすは和食だけでなく洋食にもよく合う万能食材です。たとえば、和食ではしらすおろしや卵焼きに入れると、程よい塩気とコクが出ます。逆に洋食では、ペペロンチーノやチーズトーストにトッピングするだけで、風味が増して一気に特別感が出ます。

さらに、サラダやスープにさっと散らすだけで見た目も華やかになります。さまざまな料理に気軽に使えるので、自宅に常備しておくととても重宝する食材です。

冷凍保存と解凍で風味を守るテクニック

しらすは冷凍保存が可能な食材です。購入後はできるだけ早めに小分けにして冷凍庫へ入れておけば、新鮮な状態で長持ちさせることができます。このときラップや密閉袋を活用すると、余計な空気に触れることなく品質を保てます。

解凍する際には冷蔵庫に移して自然解凍するのがおすすめです。ゆっくりと解凍することで水分が程よく戻り、しらす本来のふわっとした食感や旨みが残ります。ひと手間かけるだけで、冷凍しても美味しさを損なわずに楽しめます。

このように保存と解凍のポイントを押さえれば、いつでも新鮮なしらすが手に入るので、食卓にもう一品ほしいときにも大活躍するでしょう。

栄養を活かすおすすめの組み合わせ

大根おろしや納豆との相性が良い理由

しらすはそのままでも旨みがしっかりありますが、大根おろしと合わせるとさっぱりとした味わいになります。大根おろしに含まれる水分や辛み成分が、しらすの塩気や濃厚な風味を和らげるので、よりバランスが取れて食べやすい一品に仕上がります。

また、納豆としらすを組み合わせると、ネバネバ感とほどよい塩気が絶妙に絡み合い、食感と味わいがさらに広がります。そのままご飯にのせたり、冷奴にかけたりするだけで、シンプルなメニューが手軽に満足度の高い一皿になります。

チーズや卵と一緒に食べるときの注意点

チーズや卵はしらすと相性がとてもよい組み合わせです。ただし、チーズには塩分や脂質が含まれており、卵と一緒に使うとボリュームが増すため、塩分や油分が気になる方は分量に注意が必要です。

例えば、チーズトーストにしらすをのせる場合は、塩気のあるチーズは少なめにし、しらす本来の塩味を活かすとよいでしょう。また、卵焼きにしらすを入れるときも、調味料は控えめにすることで塩辛さを抑え、しらすの繊細な風味を活かすことができます。

野菜としらすで作る副菜アイデア

しらすは野菜と合わせるとさまざまな副菜に展開できる食材です。例えば、きゅうりやほうれん草と和えたり、キャベツと一緒にさっと炒めたりするだけで、旨みたっぷりな一品が完成します。

また、にんじんやピーマンと炒めると彩りもよく、お弁当のおかずにもぴったりです。野菜から出る自然な甘みとしらすの塩気が調和するので、少量でも食べ応えが増し、日々の食卓に気軽に取り入れることができます。

購入・保存で気を付けるべきポイント

鮮度を見分ける目安と選び方

しらすを選ぶときには、まず色と形に注目してください。鮮度がよいしらすは白さがあり、形が崩れていないものが目安となります。黄色みがかっていたり、潰れていたりするものは避けるほうがよいでしょう。

また、パックに詰められている場合には、余計な水分が出ていないかも大切なポイントです。水分が出てべたついていると鮮度が落ちている可能性があるため、できるだけ身がしっかりしていて乾燥気味なものを選ぶとよいでしょう。

冷蔵庫や冷凍庫での適切な保存法

しらすは購入後すぐに冷蔵庫に入れ、早めに食べ切ることがおすすめです。冷蔵保存する場合は密閉できる容器に入れておき、乾燥やにおい移りを防ぐとよいです。特に開封後は、2~3日以内に使い切ると新鮮な風味が楽しめます。

長期保存には冷凍がおすすめで、一食分ごとにラップやジップ袋に小分けしてから冷凍すると便利です。冷凍庫から出したら自然解凍か冷蔵解凍すると、しらす特有の食感や旨みがしっかり残りやすく、解凍後も美味しくいただけます。

項目 内容 ポイント
鮮度の見分け方 白さがあり形が崩れていないものを選ぶ。黄色みや潰れは避ける。 鮮度の良さは色と形で判断できる。
パックの状態 余計な水分が出ていないか確認。べたつきがあるものは鮮度が落ちている可能性。 身がしっかりしていて乾燥気味のものを選ぶ。
冷蔵保存 購入後すぐに密閉容器で保存し、開封後は2~3日以内に使い切る。 乾燥やにおい移りを防ぎ、新鮮な風味を保てる。
冷凍保存 一食分ずつラップやジップ袋に小分けして冷凍。自然解凍や冷蔵解凍がおすすめ。 食感や旨みを残し、美味しく食べられる。

しらすに関するよくある疑問とその答え

ちりめんじゃことは何が違う?栄養の差は?

しらすとちりめんじゃこは、どちらもイワシ類の稚魚を使った食材ですが、乾燥度合いに違いがあります。しらすは半乾燥のやわらかいもの、ちりめんじゃこはしっかりと乾燥させたものです。そのため、ちりめんじゃこのほうがやや歯ごたえがあり、風味が濃くなっています。

栄養面では乾燥度が高いちりめんじゃこがカルシウムなどをやや多く含みますが、食べやすさや用途にはそれぞれ向き不向きがあるので、料理や好みに応じて使い分けるとよいでしょう。どちらもイワシ由来なので、たんぱく質やビタミンDといった成分はしっかり摂取できます。

塩抜きはどんなときにするべき?

しらすは加工の段階で塩分が加えられていることが多いため、小さな子どもに与えたり、塩分を控えたいときには塩抜きすると安心です。塩抜きはさっと熱湯にくぐらせたり、ぬるま湯にしばらく浸すだけでできるのでとても簡単です。

ただし、塩気がしらすの旨みでもあるため、料理全体の味がぼやけないようにほかの調味料や食材で補うとよいです。使い分けることで、減塩中でもしらすのおいしさを無理なく楽しめます。

離乳食や子供向けに与えてよい量

しらすは骨ごと食べられてカルシウムが摂れるので、離乳食や成長期のお子さんにも人気があります。ただし塩分が気になる場合には、先ほど説明したように塩抜きしてから使うとよいでしょう。

離乳食の場合は、柔らかくしたり細かくきざんだりして、食べやすくするのがポイントです。量は赤ちゃんにとってティースプーン1杯程度から始めて様子を見ながら増やすと、負担なく取り入れることができます。

まとめ:日々の食卓にしらすを取り入れて美味しく賢く

経験から見えたしらす活用のヒント

これまでさまざまなしらす料理を試してきた中で感じたのは、とにかく応用がききやすいことです。そのままごはんにのせたり、野菜と合わせたり、チーズや卵と組み合わせたりすることで、あっという間に一品できあがる便利さがありました。

しらすはクセが少なくどんな料理にもなじみやすいため、ちょっとした工夫で普段の食卓に取り入れることができ、忙しいときにも頼れる食材です。その使いやすさこそが長年愛されてきた理由の一つでしょう。

アレンジ広がるしらす料理の楽しみ方

最後にご紹介したいのは、しらすのアレンジがほぼ無限に広がることです。パスタやチャーハン、卵焼きに入れる定番メニューから、チーズトーストやサラダにトッピングするようなちょっとしたアレンジも手軽にできます。

また、冷凍保存ができるので、まとめ買いしておけばいつでもさっと使えます。アレンジのバリエーションを楽しみながら、気分に合わせたしらす料理で食卓に彩りを添えてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。