月1回は洗濯機を掃除しよう!家にあるアレで黒カビを撃退
洋服のお洗濯ではなく、洗濯機自体のお掃除はどのぐらいのペースで行っていますか?
洗濯機のお掃除頻度として推奨されているのは月に1回です。けれどほとんどの人は、そんなに頻繁に洗濯機のお掃除をしませんよね。ところが大量のカビが付着したままの洗濯槽では、どんなにお洗濯をしてもキレイに仕上げることはできません。
こちらでは、お家にある酸素系漂白剤で、専用洗剤よりも安く洗濯機掃除をする方法をご紹介します。普段のお洗濯の仕上がりが良くなり、大好きな柔軟剤の香りもより楽しめるようになりますよ。
漂白剤でピッカピカ!洗濯機のお掃除に用意する4つのもの
まめに洗濯機を掃除することで、室内干しする洗濯物のイヤ~な臭いも防げます。ぜひ月一度の洗濯機の掃除を習慣化しましょう。
- 液体の酸素系漂白剤500ml又は粉末の酸素系漂白剤500g
液体漂白剤は空の500mlペットボトルに移し替えれば軽量完了 - お風呂の残り湯
温度は45度前後がベスト!水温が低ければ沸かしたお湯を足しましょう - 使い古した歯ブラシ
- ゴミすくいネット
使い古したストッキングや新聞紙でも代用可能

「酸素系漂白剤」と聞くと?と思うかもしれませんが、よく一般家庭の台所などで使われている漂白剤は塩素系が多いため、洗濯機の掃除にはパッケージに「酸素系漂白剤」と書かれている商品を使わなければなりません。キッチン用や洗濯用などでも、塩素系と酸素系がありますので、ちゃんとパッケージを確認するようにしてください。
塩素系漂白剤は、パワーは強力ですが、洗濯槽を錆びさせてしまうことがありますので、必ず優しい酸素系漂白剤を選びましょう
洗濯機のお掃除手順~朝から始めましょう~
洗濯機があまりにも汚れていると黒カビが取り切れず、何度も洗濯槽を回さないと水がきれいにならないことがあります。そうなると手間はかかりませんが時間はかかりますので、洗濯機のお掃除を始める場合は洗濯の予定がない日の朝から行うようにしましょう。
1洗濯機内部の汚れを落とす
まずは、使い古した歯ブラシを使って洗濯機内部の細かい汚れを落とします。洗剤投入口の周りやこまかく凸凹になった部分、またネット設置部も外して歯ブラシでよくこすりましょう。
2酸素系漂白剤とお湯を洗濯槽に入れる
いよいよ洗濯槽の洗浄です。計量しておいた酸素系漂白剤とお湯を、洗濯槽いっぱいに入れましょう。
水ではなくお湯を使うことで、漂白剤の酵素が活発に働くようになるため、よりたくさんの汚れを落とすことが出来ます!
お水しか入れる事が出来ない場合は、お水を7割程度入れてから、高温に沸かしたお湯を混ぜましょう。
いずれにしても、温度の目安は45度(入浴するには少々熱い温度)程度です。
混ぜると危険!
塩素系洗剤と酸素系洗剤を混ぜると、化学反応を起こして有毒ガスを発生させますので、絶対に混ぜないで下さい!
3洗濯機を5分回転後、3時間以上放置

洗濯機に「洗濯槽洗浄コース」がある人はこちらのコースを使っていただいてもOKです。コースを使うにしてもこちらの方法で手動で行うにしても長時間かかりますので、通常のお洗濯をしない日や時間帯に行うのがベストです。
コースを使わない場合は、最初に5分間「洗い」で回しましょう。その後、3時間~一晩おくことで、どんどん汚れが浮いてきます。
4浮いてきた汚れをすくい、また回す

汚れが浮いて来たら、それらの汚れをしっかりとゴミすくいネットで取り除きましょう。ゴミすくいネットは100円ショップでも手に入りますが、無い場合は使い古したストッキングや新聞紙を水面に優しく乗せるとゴミを吸着してくれます。
この工程をサボってしまうと、次回洗濯時、取りきれなかった汚れがお洋服についてしまうので必ず行いましょう。
ゴミをすくい終わったら、そのまま一度洗濯機を通常通り回します。
5洗濯槽を乾燥させる

洗濯機が回り終わったら、後は洗濯機のふたを開けたままにして洗濯機内を乾燥させましょう。乾いたタオルで洗濯機内部を乾拭きするとなお◎です。
これで洗濯槽の洗浄は完了!洗濯槽の裏側にこびりついていた頑固な汚れやカビまでスッキリです☆
洗濯槽をキレイに保つために出来ること☆
定期的にお掃除が必要な洗濯機ですが、せっかくキレイになった洗濯機が汚れないように普段から心掛けたいことがいくつかあります。毎日のほんの少しのカビ対策で、洗濯機の汚れは劇的に減らせます。カビには水分と汚れや洗剤の残りかすが大敵、洗濯機についた汚れはお掃除でしか落とせませんが、水分を減らす努力は日々行いましょう。
カビの繁殖を防ぐという点では、洗濯機に汚れ物を入れたまま放置しないということも効果的です。濡れたバスタオルなどをそのまま洗濯槽に入れて放置するというのは、まさにカビを招いているようなもの。洗濯カゴなどを使い、汚れ物は洗う時まで洗濯槽に入れないようにしましょう。
洗濯機をキレイに保つ方法
- 洗剤の使用量を守ることで、余分な石けんカスのこびりつきを防ぐ
- 洗濯機のフタはなるべく開けておき、カビの繁殖を防ぐ