共働きの夕食準備を時短!忙しい夫婦が実践する晩御飯の工夫と年齢別スケジュール
仕事から疲れて帰宅した後の夕食準備、本当に大変ですよね。「家に帰ってもう一仕事!」とため息をつきたくなる日も多いはず。帰宅時間や子供の有無、年齢によってスタイルは違っても、毎日の晩御飯作りは共働き夫婦にとって避けては通れない大きな課題です。
「ちゃんとした手料理を食べさせたい」と思う反面、時間も体力もギリギリの中で無理をしてしまうと、笑顔で食卓を囲む余裕すらなくなってしまいます。そこで大切なのが、完璧を目指さずにうまく手を抜きながら、家族の形に合った準備の仕組みを作ること。
ここでは、忙しい毎日を乗り切るための時短テクニックや、夫婦での家事分担、さらには子供の年齢別の夕食スケジュールの立て方など、先輩ママ・パパたちが実際にやっている夕食準備の工夫をたっぷりご紹介します。作り置きや献立の固定化など、明日からすぐに試せるアイデアを見つけてみてくださいね。
共働き家庭の夕食作りをラクにする基本の仕組み作り
毎日の夕食準備の負担をグッと減らすためには、その場しのぎの対応ではなく、基本的な「仕組み作り」が欠かせません。仕事から帰ってきて「今日のご飯どうしよう」と冷蔵庫の前で悩む時間が、一番のタイムロスに繋がってしまいます。
まずは、週末に1週間分の献立をざっくり決めてしまうこと。そして、完璧な手作りへのこだわりを手放すことです。「月曜は魚を焼くだけ」「水曜は丼ぶり」といったように、ハードルを下げたマイルールを作ることで、気持ちがすっと軽くなります。また、夫婦どちらか一人に負担が偏らないよう、温めや配膳などの名もなき家事を共有することも大切です。
| NGな夕食準備 | OKな夕食準備 |
|---|---|
| 毎日一から献立を考える | 週末にまとめて献立を決める・曜日で固定する |
| 帰宅後にイチから野菜を切る | 朝や休日に下ごしらえ・市販のカット野菜を活用 |
| ママ(パパ)一人で全部抱え込む | 温めや配膳は子供や早く帰った方が担当する |
| すべて手作りにこだわる | 週の後半は市販品やミールキットに頼る |
今のやり方で疲れを感じているなら、まずは上の表の「OKな夕食準備」を一つでも取り入れてみましょう。少しの仕組みの変更が、夜の貴重なリラックスタイムを生み出してくれます。
【年齢別】子供の成長に合わせた夕食準備の工夫
子供の年齢によって、夕食に求められる内容や、準備にかけることができる時間は大きく変わってきます。それぞれの時期特有の悩みを理解して、年齢に合った夕食準備のスタイルを取り入れることが、共働き生活を乗り切るコツです。
【離乳食・幼児食期(0歳〜2歳)】
帰宅後はお腹をすかせて泣いてしまうことも多い時期。待ったなしの状況なので、大人のご飯とは別に「子供がすぐに食べられるもの」を最優先で用意する必要があります。休日に野菜を細かく刻んで茹でたものや、ハンバーグなどを1食分ずつ小分け冷凍しておくのが鉄則。帰宅後はレンジでチンするだけで出せる状態にしておきましょう。
【幼稚園・保育園期(3歳〜6歳)】
大人と同じものが食べられるようになりますが、好き嫌いが出やすい時期。食べムラに対応しつつ、彩りや食感にも少し気を配る必要があります。この時期は「これなら絶対に食べる」という鉄板メニュー(カレー、うどん、そぼろ丼など)を週に何度か組み込んでおくことで、食事の準備と食事中のストレスを軽減できます。
【小学生以降】
食べる量が増え、習い事などで帰宅時間がバラバラになることも。一度に全員で食卓を囲めない日は、温め直しても美味しい煮込み料理や、各自でご飯にのせて食べられるカレーやシチューが大活躍。また、配膳やお箸並べ、簡単なおかず作りなど、子供自身を「夕食準備の戦力」として巻き込んでいくこともできる時期です。
帰宅後30分でいただきます!理想の夕食準備スケジュール
「帰宅後とにかく早く食べたい!」そんな時のために、先輩ママたちが実践しているタイムスケジュールの段取りをご紹介します。朝の隙間時間と帰宅後の流れをルーティン化することで、無駄なく動けるようになります。
朝の15分で夜の貯金を作る
朝、出勤前の15分間を夕食準備に充てるだけで、夜のラクさが劇的に変わります。お米をタイマー予約するのはもちろん、お味噌汁の具材を切って鍋に入れておく、お肉に下味を揉み込んで冷蔵庫に入れておくなど、包丁とまな板を使う作業を朝のうちに終わらせてしまうのがポイントです。
帰宅後の30分ルーティン例
・帰宅〜5分:手洗いうがいを済ませ、すぐにお湯を沸かす(またはお味噌汁の火をつける)。
・5分〜15分:朝に下味をつけておいたお肉を焼く、または揚げる。
・15分〜25分:メインを加熱している間に、作り置きの副菜を冷蔵庫から出して器に盛る。
・25分〜30分:ご飯をよそい、配膳して完成!
毎日この通りにいかなくても、「メインを焼くだけ」「副菜は出すだけ」という準備が整っていれば、気持ちに大きなゆとりが生まれます。休日にまとめて作り置きするのが苦手な方は、ぜひこの「朝の15分仕込み」を試してみてください。
よくある夕食準備の勘違いと誤解
共働きで忙しいのに、なぜか「夕食はこうでなければならない」という思い込みに縛られていませんか?多くの家庭が陥りがちな誤解を解くことで、夕食準備のプレッシャーから解放されます。
誤解①「お惣菜や冷凍食品ばかりだと愛情が足りない」
手作りに越したことはないと思い込んで、睡眠時間を削ってまで料理をしてイライラしていませんか?子供や家族にとって一番嬉しいのは、お腹がいっぱいになることと、ママやパパが笑顔で一緒に食卓を囲んでくれることです。市販のコロッケにお好みのソースを添えたり、冷凍のほうれん草をお味噌汁に追加したりするだけでも立派な立派な夕飯です。
誤解②「一汁三菜を毎日揃えなければならない」
旅館のような品数の多い和食は理想的ですが、平日の夜に実現するのは至難の業。具沢山の豚汁や、肉と野菜が一緒にとれる中華丼など「一汁一菜」や「丼ものドーン」でも全く問題ありません。足りない分は週末の食事でバランスをとれば大丈夫、と割り切ってしまいましょう。
Q 共働きの家庭の夕食スタイルを教えて下さい!
食事準備の負担を軽減するテクニックや夫婦での分担など、仕事が終わった後の家事を乗り切る工夫やそれぞれの家庭の事情をご紹介します。みんなの知恵がぎっしり詰まった体験談です。
事前の準備で乗り切っています!
A朝と休日の下ごしらえが重要
出産直前までパートで美容院で働いていて、産後2カ月から子供を保育園に預けて仕事に復帰しました。仕事をしていても食事は手作りで一汁三菜を心がけていたので、休日と朝の下ごしらえはとても重要でした。
1週間分のメニューを決め、買い物は週に1度のまとめ買い。平日の休日にメイン以外の常備菜(マリネやおひたしなど)を作ってストックし、毎日2品ずつ出していました。
その日に作るのはメインと汁物だけ。例えば唐揚げなら味をつけておいて帰宅後は揚げるだけ、ハンバーグは焼くだけの状態まで朝に下ごしらえしていました。家に着いてから夕食を食べるまで20分以内で済ませられるように心がけていました。
朝の段階で「焼くだけ」「揚げるだけ」のレベルまで完了していると、帰宅途中の足取りも軽くなりますね。休日と朝の合わせ技で、理想の食卓をキープする素晴らしい工夫です。
A下ごしらえをしておいて調理時間を短縮!
9歳と2歳の子供がいてパートをしています。夫は残業が多く夜は頼れないので、私がパートの後に夕食を作ります。メニューは比較的簡単にできるカレーや丼物が多いです。
パートが休みの日に、魚をたれに浸けておいたり、味噌汁の野菜を切っておいたり下ごしらえをしています。少しの準備で帰宅後すぐに作れます。時間がある時はおでんや肉じゃがを大量に作って何日か乗り切ります。
ワンオペの夕食準備では「カレー・丼・大量の煮物」が本当に強い味方になります。切っただけの野菜があるだけでも、包丁を洗う手間が省けて時短に直結します。
Aなんとか頑張って毎日作ってます!
正社員で働いていますが、残業がないので18:30位に食べられるようにしています。休みの日にまとめ買いをして、1週間のメニューを冷蔵庫に貼っておきます。
お弁当も作っているので、朝少し早く起きてほうれん草をゆでたり、お肉をつけたりして、夕食の下ごしらえも兼ねています。冬場は煮込み料理を作りおきできる休日に作って次の日に食べたりしています。
A朝の下ごしらえが勝負です
フルタイムで、朝は主人と子供が出た後の1時間半が勝負です。カレーや煮物、副菜など作り置きできるものは朝のうちに作ります。
夏は冷やし中華の具材を切っておき、夜は麺をゆでるだけ。冬なら鍋の野菜を切ってタッパーに入れておきます。お米を研ぐのは子供の仕事。メインが決まらなければスーパーのお惣菜という事もたまにあります。
夕飯準備は家族で協力
A共働きの我が家の夕食事情
私が午前中のうちにメニューを決め、温め返しですぐに食べられるようなものを作っておきます。それを7時過ぎ位から小6の娘が温めたり盛りつけたりして、7時半の主人の帰宅を待つのが日課。
私は仕事が遅いので残り物を中心に一人で夕飯をとっています。主人が料理できないので大変ですが、娘が私の代わりをしてくれるので非常に助かっています。
子供が大きくなってくると、こうして立派な戦力として食卓を支えてくれるようになります。温めるだけにしておくことで、火を使わずに安全に準備を任せられるのも良いポイントですね。
A同じメニューをつかいまわし
平日の準備は基本的に早く帰って来た方がします。帰宅後へとへとになるので、簡単で美味しかったレシピをスクラップして、ほとんど作り方を覚えている同じ物ばかり作っています。
休日にお肉などは全部下処理して小分け冷凍しておくのもかなりの時短に。夫がお休みの土日の夕食は夫に作ってもらっています。
A食費や料理は半々で
休みの日に一緒に買い物をし、肉や魚、冷凍しておける食品は小分けにして保存しています。ご飯は早く帰って来た方が作るスタイル。
作るのが嫌な時のために冷凍ピラフやレトルトカレーは切らさないようにしています。
Aお互いが出来ることをしています。
私の方が帰宅時間が早いので夕飯準備は私がしています。朝ある程度しておいて、帰ってきてから仕上げや温めるだけという形に。
夕食の準備は私ですが、後片付けは主人がしてくれています。お互いが出来る時間に出来ることをするように、いつの間にか暗黙の了解で決まっています。
Aどのような形であれ、協力しあうことが大切です
主人の帰宅時間がバラバラなので、私は先に食べ、主人は自分で温めなおして食べ、洗い物までしてもらっています。
平日は私が作りますが、土日は主人がつくっています。メニューを考えるのは難しいみたいなので、私がメニューを決めてレシピを渡しその通りに作ってもらっています。
Aなるべく家族で食べるようにしています。
旦那が休みの時と早番の時は旦那に料理を任せて、私は息子を保育園に迎えに行きます。
旦那は料理や家事が苦にならないので積極的に手伝ってくれて、クックパッドのレシピを参考にカフェご飯なども作ってくれます。常に4品は作ってくれて、既に私より上手くなっているかもしれません。
夫婦での分担がうまく機能している素敵なケースですね。旦那さんに料理を任せるときは、味付けや段取りに口出しせず、とにかく「美味しい!ありがとう!」と褒めちぎるのが継続の秘訣です。
他にもいろいろ!隣の晩御飯事情
A夕飯の支度は朝済ませています。
夕方は習い事の送迎などをしたりと忙しいので、夕飯の支度は朝済ませます。メニューは炒め物、煮物、鍋物のローテーションで品数はわりと少ないです。
その分朝食を充実させたり、食材をたくさん使ったりという工夫はしています。
A共働き、帰宅後の家事
彼の帰りが遅いので、家事はすべて私の方で行い、夕飯は彼が帰って来るくらいの時間に出来上がるようにしています。
時間が遅いのでお肉を使わないようにして、野菜か魚介類のみのヘルシーな料理にしています。休みの日曜日は外食したり焼肉をしたりして楽しんでいます。
Aなるべく一緒に食べてます
平日の夕食については、なるべく週末にまとめて用意しておくようにしています。ご飯は帰宅後に炊きはじめ、お味噌汁もその場で作りますが、おかずはだいたい作り置き。
主人が帰ってくるまでの間に用意しておくので、主人が帰ってきてから一緒に食べることが多いです。
A食事の支度はすべて妻の仕事
時間外労働などを考えても食事の支度はすべて私が行います。主人が帰る時間帯はその日の仕事量によって変わるので、帰ってくる時間が9時を過ぎる時は先に食べてしまいます。
土日は二人とも休みですが食事の支度は私がします。洗い物はやってくれる時とやってくれない時とあります。
A忙しいママでも手料理は欠かしません
1週間分の献立を決めてメモしておき、買い物は週1回。煮物など味が染みた方が美味しい料理は前日の夜に作って翌日に食べています。
パスタソースやハンバーグも1から作ります。大変ですが、家族には手料理をたくさん食べさせてあげたいのでどんなに忙しくてもこのスタイルで続けています。
パパも大活躍!夫婦で夕飯準備を乗り切るコツ
共働き家庭において、夕食準備をママ一人で背負い込むのは長続きしません。でも「夫は料理ができないから」と諦めていませんか?パパに上手に参加してもらうためのコツや、夫婦のコミュニケーション例をご紹介します。
| よくある不満・NGな頼み方 | スムーズに動いてくれる頼み方 |
|---|---|
| 「たまにはご飯作ってよ!」と丸投げする | 「水曜日はカレーのルーを入れるだけにしておくね」と工程を明確にする |
| 「切り方が違う」「味が濃い」とダメ出しする | 「作ってくれて助かった!美味しいね」ととにかく褒める |
| 名もなき家事に気づいてくれない | 「テーブル拭いてお箸並べてくれる?」と具体的に指示を出す |
【夫婦の会話例:休日の作戦会議】
ママ「来週は火曜と木曜が仕事で遅くなりそうなの。木曜の帰りにスーパーでお惣菜買ってきてくれないかな?」
パパ「わかった、木曜はお惣菜ね。火曜はどうする?」
ママ「火曜の分は週末にシチューを作っておくから、帰ったら温めて先に子供たちと食べててほしいな」
パパ「了解。ご飯はタイマーで炊いてある?」
ママ「うん、朝セットしておくね!」
このように、事前にスケジュールとタスクを共有しておくことで、パパも「自分の役割」として動きやすくなります。料理自体が苦手なパパには、買い物、温め、配膳、食後の洗い物といった周辺のタスクを任せるだけでも、ママの負担は半分に減ります。
季節で変わる?共働きの夕食準備事情
夕食の準備は、季節によってもメニューや手間が変わってきます。それぞれの季節に合った「お助けメニュー」を知っておくと、献立決めに迷わなくなります。
【夏の工夫:火を使わないメニューを活用】
暑い夏にキッチンで火を使うのは過酷です。そんな時は、電子レンジ調理や、火を使わないメニューをフル活用しましょう。
・豚しゃぶサラダ(豚肉はレンジで加熱)
・冷やしうどんやそうめん(具材はツナ缶やカニカマ、ちぎったレタスを乗せるだけ)
・ネギトロ丼やアボカドサーモン丼などの火を使わないのっけ丼
【冬の工夫:温まる煮込み料理をローテーション】
冬は、たっぷり作って数日着回せるお鍋や煮込み料理の季節です。
・週末に大量に作ったおでんや豚汁
・切った野菜とお肉を入れるだけの簡単お鍋(市販の鍋つゆを活用)
・トマトスープからミネストローネ、最後はパスタを入れるといったリメイク料理
忙しい共働き夫婦のための夕食作りQ&A
最後に、共働き家庭の晩御飯作りでよくあるお悩みにお答えします。
Q. 毎日献立を考えるのが苦痛です。どうすればいい?
献立は「月曜は魚、火曜は豚肉、水曜は丼ぶり」のように、メイン食材や調理法を曜日で固定してしまうとラクになります。週末に1週間分をざっくり決めて、冷蔵庫にあるもので柔軟に変更していくのがおすすめです。ノートやスマホのメモに「我が家の定番メニュー20選」を書き出しておくと、迷った時のカンペになります。
Q. 休日の作り置きをする気力がありません。
休日はゆっくり休みたいですよね。そんな時は「ついで作り」がおすすめです。例えば、夕食にブロッコリーを茹でる時に1株まるごと茹でて半分を保存しておく、鶏肉を炒める時に倍量炒めて半分は別の味付けで冷凍しておくなど、普段の調理のついでに少しだけ多めに作るだけでも立派な作り置きになります。
Q. レトルトや冷凍食品に罪悪感を感じてしまいます。
現代の冷凍食品やミールキットは、栄養バランスも考えられていて非常に優秀です。共働きにおいて「時間をお金で買う」ことは立派な投資。どうしても野菜不足が気になるなら、冷凍のブロッコリーやほうれん草をストックしておき、お皿の端に添えたりお味噌汁に追加したりするだけで十分です。手作りにこだわってイライラするよりも、笑顔で食卓を囲めることの方がずっと大切です。
肩の力を抜いて、無理のない夕食準備を
多くの共働き家庭が、休日の作り置きや朝の下ごしらえ、便利食材の活用、そして夫婦のチームワークで毎日の夕食準備を乗り切っています。
毎日完璧な手料理を並べる必要はありません。疲れた日はお惣菜やレトルトに頼ったり、外食を楽しんだりすることも大切です。「我が家はこれくらいでOK」という合格ラインを夫婦で見つけ、無理のない晩御飯スタイルを築いていってくださいね。








