キラキラネームとDQNネーム、両者の違いは何?激論15
何かにつけ話題に上るキラキラネームとDQNネーム。近年ではキラキラに逆行したシワシワネームなるものも登場するほど、巷では賛否両論を巻き起こしていますよね。
しかし、キラキラネームとDQNネーム、両者とも「読み方を当てるのが非常に困難を極める当て字の名前」というイメージが強い人も多いのではと思いますが、その境界線は人によって多少なり差がありそうです。
今回はキラキラネームに対する世間の声として、15名のランダムな意見をご紹介します!
QキラキラネームとDQNネーム違いはココ!どこ?
Aアダルトな名前でしょう
キラキラネームとDQNネームの違いは、キラキラネームは、読めない、音の響きがいいというものです。DQNネームは、そのお名前が人名とは思えないキャラクターや何かの名前だったり特定してしまうようなものだとおもいます。また、心理的に悪いものを連想してしまったり、子供が生きていくのに恥ずかしくなるような名前もDQNネームだと思います。
改名を余儀なくさせられるようなお名前は、ほとんどがDQNネームだと思います。本当に子供の幸せを願ってというよりは、人の目を引きたいということや世間を騒がせたい人がつけるのではないでしょうか?親は子供の将来を願わないことはないとは思いますが、その時の本人の状況によってDQNネームをつけてしまうこともあるのかもしれません。
AきらきらネームとDQNネームの境界線
キラキラネームとDQNネームは一緒のカテゴリーに括られがちですが、いくつか境界があるのでは?と思います。ズバリその違いは読めるか、どうかでは?と思います。名前は親からの最初のプレゼントという言葉を聞いたことがあります。様々な親の願いや思いを込めて名前を決めるはずです。そして、名前は基本的に一生使うものです。名前をつけられた本人はもちろん、たくさんの人に名前を名乗ります。そのときに一般常識から逸脱した当て字だと、名前としての機能を果たしていないことになると思います。
あまりに聞きなれない名前や奇抜な当て字だと、どんな親御さんなのか少し気になってしまいますが、さらにDQNネームだと様々な偏見をもたれたりして子供がかわいそうです。
A社会的に認められるかどうかが境界線
キラキラネームとDQNネームの違いはとても微妙ですが、あえて境界線を作るならば、キラキラネームは当て字でもその名前自身に両親が込めた意味があり、名前として成立する常識の範囲内のものであるということだと思います。両親が意味を込めたものでもストレート過ぎたり、好きなものや好きな人、場所などをそのまま名前にしていたりもしますが、そういったものはDQNネームと言われてしまい、人の名前としてふさわしくないと世間から判断されてしまう名前なのだと思います。
その判断が人それぞれなのでハッキリとした境界線を引くのは難しいです。うちの息子もインターネットで調べるとキラキラネームと言われてる部類に入っていることもあって、少し当て字ではあるので納得はしていますが、名前として成立はしているのでDQNネームではないと思っているし、そう言われたことはありません。両親からも名づけの時に特に反対されることもありませんでした。ただ子供からしたら変わった名前だと聞き返されたり、笑われたり、馬鹿にされたりするようなことは嫌だと思うのでそういう点を考慮してあげる必要があると思います。
A結局は?
結局の所キラキラネームとDQNネームって紙一重なんじゃないかと思います。強いて言えば無理矢理な当て字をしているかどうかという判断基準があるかも知れませんが、結局キラキラネームと言われるかどうかって親の振る舞いや言動次第でどちらにもなるんだろうと思います。
これは名前云々以外にも見た目やそれまでの言動や行動の先入観のバイアスが加わって見てしまうことは暮らすなかで沢山あります。だからダメなこととは分かっていても親を見て子供の事を判断してしまうのだと私は思います。だから本当はキラキラネームとか名付けることそのものが間違いで親が様々な思いの中で産み、そして考えて名付けた名前全てに意味があり全てが素晴らしい名前なんだと思います。
A親の願いが込められているかどうかだと思います
親が子供に名前を付けるときには、幸せになってほしいとか、○○な人になってほしいとか、元気に育ってほしいとか様々な願いを込めてつけるものだと思います。私の個人的な考えとしては、キラキラネームとDQNネームの違いは、こうした子供に対する親の願いや思いが感じられるかどうかではないかと思います。少なくともこうした親の願いや思いが込められていることが、名前の響きや漢字から読み取れるものは、キラキラネームになるのではないかと思います。そしてドキュンネームの方は、こうした親の願いや思いが全く感じられない名前、という感じがします。
同じように当て字を用いて読みにくかったり、珍妙な名前で合っても、親の愛情がちゃんと伝わるものであれば、キラキラネーム、全く感じられないものはDQNネームになるのではないかと思います。
A姪があわやキラキラネームに!
私が思うキラキラネームとDQNネームの差は、「不快に思うか思わないか」という点だと思います。私の中では「キラキラネーム」は名前を見て聞いた時に「うわーこれ学校の先生とか読むん苦労しそうやなー。この子もめっちゃ名前訂正すんねやろなー」といったような感情はいだくものの、あくまで微笑ましいという範疇の中でおさまってくれるような名前です。それに対して「DQNネーム」は名前を見て聞いた時に「うわ、それはあかんやろ」とか「親の顔が見てみたい」という気持ちを引き起こすような名前です。
実は今年の春に私の妹に子供が産まれたのですが、妹がつけかけた名前があわやキラキラネームみたいな名前だったので、私を含む両家の人で話し合いになり違う名前に落ち着いたというような一件がありました。親になる人は一度冷静な目で自分の子供に付けようとしている名前を俯瞰してほしいですね。
AキラキラとDQNは似て非なるもの
キラキラネームとDQNネームは、共通する部分も多いし、違う部分もあると思います。まず共通するのは、普通に読めない読み方を使っていることです。加えて、キラキラネームは、あまりにも華やかで名前負けしそうな漢字が多用されており、子供の時はいいけど大人になったら「こんなかわいい名前なのにお前自身は大したことないな」とからかわれそうな名前が多いです。
DQNネームはキラキラネームに比べるとどちらかというと親の都合で付けられた名前が多いように思います。自分の好きなアニメのキャラクターとか。マイナスイメージがある漢字でもかっこいいと思ったら使ってしまうみたいな自分勝手さも感じますね。どっちも嫌いですが、そういう意味ではまだキラキラネームのほうがましだと思います。
A残念賞
キラキラネームと言う事自体、子供が可哀想だと思います。息子の幼稚園ではキラキラネームに当たる子はいません。子供にあげる初めてのプレゼントなんだから真剣に考えた名前にキラキラなどと言われると残念に思います。確かに空と書いてスカイくんや、月と書いてルナちゃんなんて読みはありませんが、連想されたり確かに読める場合はキラキラネームにはならないと思います。
線引きが難しいですが、ヤンキーが使う四六四九(よろしく)のような当て字はアウトなような気がします。私は漢字で違う読みをされやすい名前ですが、そういうふうに嫌な気分になりやすかったり否定されやすい名前は避けたいと思い子供の名前は画数で決めましたが、名付けは難しいのでアメリカや海外なんかにも受けの良い響きを重視した名前はキラキラネームになりやすいんだと思います。
A子供が大人になった時、どう思うかな。
キラキラネームは、親の名前に込めた思いが強すぎて、まず普通に読んではもらえない、さらに響きがなんだかきらびやかな感じがするものというイメージです。一応親の気持ちというか子供に対する愛情は伝わってくるので、名前のせいで苦労することもあるでしょうが、嫌な感じは受けません。一方、DQNネームは、ほんとに子供を思ってその名前にしたのか、周りの反対はなかったのか、一体どういうつもりでそれを選んだのか小一時間問いたくなるような、「かわいそうに…」と掛け値なしで同情してしまう名前です。
私なりにさっくりまとめると、キラキラネームが将来苦労する名前なら、DQNネームは将来間違いなく恥ずかしい思いをする名前、というイメージでしょうか。
Aどちらも一緒
キラキラネームとDQNネーム、両者の違いということですが、はっきりいって、どちらも一緒、目くそ鼻くそという感じがします。どちらかといえばDQNネームのほうが印象が悪いイメージですが、それは「そういった当て字のような名前」を指す言葉の違いだけであって、例えていうなら、できちゃった結婚と授かり婚のような違いといった感じです。
要するに、どちらも暗にバカにしていることにはかわりなく、ただキラキラネームという呼び方をすることで、そのバカにしている気持ちをやんわり隠しているだけだと思います。また逆にそういった名前をつけた親側からしても、キラキラネームといわれれば、知能が低いというよりかわいらしいイメージのほうが先立つので、キラキラネームといいたがるだけではないでしょうか。どちらにしても、そのままでは読めないような完全な当て字であったり、人名としての意味をなさないような名前は、つけられる子供が一番の被害者だと思います。
A親の愛を感じるか、親のエゴを感じるか
○○子など、古風な名前が減ってきた昨今、産まれて来た赤ちゃんへの最初のプレゼントとして、親御さんたちは頭を悩ませ、考え、決定します。「こんな人になって欲しい」「幸せが訪れますように」「健康でありますように」と親の願いは様々です。その愛情をふんだんに詰め込まれて表現された名前がきらきらネームだと思います。また、自分が好きだからという理由や、流行っているからなどの理由やウケ狙いの命名は、親のエゴを感じ、DQNネームになってしまうと思います。
人と違った名前をつけてあげたい、オシャレな名前をなどの親の考えで、「珍しい」「すんなり読めない」など、両者に共通の部分はあります。しっかりと由来がある名前には親の愛や願いがあり、ウケ狙いや流行を追いすぎた名前には親のエゴに感じます。
A難読漢字でいかついイメージ、それがDQNネーム?
先日、友人が電話をかけて来て、散々愚痴をこぼしてました。孫娘の名前が「もあな」に決まった、ハワイ語で海という意味なんだけどどうして日本人の孫娘に?とのこと。お嫁さんが趣味でフラをやっていて、この名前に決まったそうです。それでも名前の響きは女の子らしく柔らかで、妙な漢字の当て字じゃないんだから良いでしょう、と宥めて置きましたが、最近は本当に思わぬところから名づけをするよね、と話題になりました。ディズニー・プリンセス等のキャラクター名の一部だったり、姫や王子や花や星など、綺麗でファンシーな意味の外国語をもじったり。
けれど、私たちが知っている中で一番凄い名前は、元不良の(今もちょっと不良ですが)同級生の長男長女の名前です。きっとふたりといない名前である可能性も捨てきれないので伏せますが、ふたりとも何ともツッパリらしい、いかつい当て字の名前。いわゆるキラキラネームが流行る前から、ツッパリとかヤンキーと呼ばれる人たちの間には、こんな風に難しい漢字を連ねて、いかつく強そうな名前をつけていた気がします。友人が言うには、よろしく、を「夜露死苦」と落書きするセンスなのでは?とのことで、納得しました。
A名前の印象
キラキラネームとDQNネーム。両方とも私の中では区別していません。自分の中で設けている常識の域を超えた場合、私の中では非常識であるキラキラネームやDQNネームに該当させて処理してしまい、それ以上その名前に関して議論しても何も生まれないと考えているからです。もちろんこれらの名前をつけられた人はかわいそうだなと思う部分がありますが、それもまた運命なのかなと思うので、自分についた名前を受け入れて人生を歩んでいってほしいと思います。
またどうしてもその名前が嫌ならば日本の法律で変えられるはずなので名前を変えるべきだと思います。名前は他人からつけられたものですから名前を変えることに関しては悪いことではないと私は考えています。
A読めればキラキラ、読めなければDQN?!
私が思うキラキラネームとDQNネームの大きな違いは、少し前までなかった名前だが、当てた漢字は普通に読めるのがキラキラネーム、そもそも初見では読めない、当て字にしても非常識すぎる、字義が名前にふさわしくないなど、少し親の常識までも疑ってしまう名前がDQNネームでしょうか。
最近は中性的な名前も多くて、名前を聞いただけでは性別が良く分からないこともあります。DQNネームとまではいかないのかもしれませんが、女の子のような名前の男の子は少し気の毒になったりもします。それでも、少し前までキラキラネームとされた響きが外国人風の名前でも、当てた漢字が普通に読めれば、最早キラキラネームとは言われず、世間に認知されていますし、今はキラキラネームでも10年後は普通の名前になっているかもしれません。
A増えすぎた選択肢の結果…
産婦人科で働いてよく遭遇するのがいわゆるキラキラネーム。お子さんの保険証の関係で新生児のお名前をお伺いすることが多々ありますが、読めない当て字や無茶読み、さらに驚くことに親がスマホで確認しないと我が子の名前が漢字で書けないなんて言うケースにも遭遇したことがあります。
晩婚化が進んでいる現在、いわゆる高齢出産の割合も増え、子どもを1人しか設けない家庭も増えています。その為、名付けをするのも一度きりなので親の願望や想いが詰め込まれ過ぎた名前が多いと感じます。親の込めた想いやこの漢字が使いたかったのだろうなと推測でき、人名としてふさわしい響きであれば「キラキラネーム」、響きもおよそ人名にふさわしくなく、無茶読みの漢字や本来の読み方をまるっきり無視した当て字は「DQNネーム」だと思います。
私はそのような環境のせいか子どもたちには年齢を重ねてもしっくりくる名付けをしましたが、逆に、幼稚園で働く友人はあまりに変わった名前の子が多い為に感覚が麻痺したようで「キラキラネームは絶対に嫌だ」と言っていたのに、響きは普通、読みは無茶な当て字の見事なキラキラネームにしていました。