ママ友が羨ましい時の対処に関する記事

『ママ友が羨ましい…ジェラシーから解放される6つの方法』

「ママ友が羨ましい」と感じてしまう自分、正直言って嫌ですよね。「自分が嫌いになりそう…」という自己嫌悪は、あなただけではありませんよ。他のママ達の様子やママ友に嫉妬するアナタの心理を探り、心を軽くしていきましょう。

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ママ友が羨ましくて苦しいのはなぜ?妬まないための6つの対策

誰もが、いつでも家庭円満で幸せいっぱいというわけではありませんよね。そうは言っても、ママ友が経済的に恵まれていたり、お子さんの学業やスポーツの成績が優秀だったりすると、「うらやましいな、どうしてこんなに違うんだろう」と感じたり、「あのママ友がうらやましくてつらい、でも嫉妬してしまう自分が嫌だ」と悩んだりする方は少なくありません。

そこで今回は、実際の体験談から具体的な例を見ていきながら、女性がママ友をうらやましく思う心理と、嫉妬の感情を上手にコントロールするための対策をご紹介します。

幸せなママ友が羨ましい!新築や妊娠などの体験談

「隣の芝生は青い」という言葉があるように、ママ友をうらやましく思ったり、嫉妬して苦しくなったりしているのは、あなただけではありません。他のママたちは、一体どのようなことでママ友をうらやましいと感じているのでしょうか。「なるほど」と共感できるものから、「こんなことまで?」と思うような体験談まであります。

 
   

ポンママ
38歳

 
 

女の子2人なんて羨ましい

 

私は昔から女の子が欲しかったのですが、長男、次男と男の子ばかりが生まれました。次こそは女の子を、と産み分けを試みましたが、なんと男の子の双子が生まれ、私は男の子4人のママになりました…。

 

ところがうちのお隣さんは、可愛い女の子が2人もいます。「女の子はうるさくて大変よ〜」と言っているお隣のママ友が、正直うらやましくて、時々イライラしてしまいます。

 
   

ミランダ
29歳

 
 

身近に実家があっていいなぁ

     

夫婦共働きで、8歳の男の子と2歳の女の子を育てています。私は正規職員で、フルタイムで働いているのですが、保育園の送り迎え、小学校のPTA活動と、子どもの世話で毎日がドタバタと過ぎています。

 

夫は不定期な当直勤務があるため、あまり頼ることができません。夫婦ともに実家が県外にあるため、子どもの面倒はほとんど私が休みなく見ています。

 

そんなとき、実家が近くにあったり、両親と同居したりしている恵まれたママ友を見ると、うらやましく感じます。同僚に実家に頼りながら仕事に打ち込んでいるママ友がいますが、彼女の余裕のある様子を見ていると、「私はこんなに大変なのに」と思ってしまいます。

 
   

ゆうこ
35歳

 
 

同居じゃないなんて羨ましい!

     

結婚9年目の公務員で、子どもを3人育てています。夫は自営業の大工で収入は不安定ですが、長男のため、夫の両親と結婚直後から同居しています。慣れてはいますが、義両親との同居はやはり何かと気苦労が絶えません。仕事が忙しい時に子どもの面倒を見てもらえる利点はありますが、子育ての方針で意見が食い違うことも多く、疲れてしまいます。

 

夫の姉(義姉)は、私たちと同じ長男の嫁ですが、義両親との同居を嫌がりマンションで暮らしています。私たちが住む実家にも、ちょくちょく子連れで泊まりに来ますが、そういった時の食事の用意などは私の仕事になるため、気楽に過ごしている義姉に腹が立ってしまいます。

 
   

百合子
31歳

 
 

お金持ちで羨ましいやら妬ましいやらです

 

ママ友で嫉妬の対象になりやすいのは、やはり自分よりも裕福なママですよね。いつもブランド物を持っていて、大きな家に住んでいる人を見ると、やはり気になってしまうし、うらやましいと感じます。

 

でも、最近気づきました。お金そのものがあることがうらやましいのではなく、庭があって広々として、子育てがしやすい家に住んでいる人がうらやましいのではないかな、と。私はまだ子どもが小さいのですが、いつか夫と一緒に頑張って、子どもを大きな家に住まわせてあげたいと思っています。

 
   

由美
38歳

 
 

人気者がうらやましい

 

私は中学1年生と小学5年生の姉妹の母親です。私は少し引っ込み思案というか、集団の中で親しい友達を作るのが苦手なタイプです。そのため、子どもの学校の保護者同士のお付き合いや、PTAの役員決めなどでとても苦労しています。

 

私には仲良くしている社交的なママ友がいるのですが、その人のせいで嫌な思いをすることがあります。私が嫉妬しているからこそ嫌な思いをするのだということは、わかっているのですが…。

 

彼女は長女の親友のママで、小学3年生の頃から約4年間、ママ友として付き合いがあります。普段二人きりなら仲良くできるのですが、彼女がクラスの保護者の中心になってワイワイと楽しんでいるのを見ると、もうだめです。

 

正直、保護者の輪の中に入れず、自分の心の狭さが嫌になります。

 
   

ユキナ
45歳

 
 

若さに嫉妬

     

息子の保育園のママたちは、みんな若くてうらやましいなと思います。私には高校1年生の娘と6歳になる息子がいるので、はっきり言って肌の張り(ピチピチさ)が違います。若くてキレイっていいですよねぇ。

 

話す内容も合わないので、若いママたちの輪にはなかなか入れないのですが、たまに保護者同士の集まりがあると、「若い子たちに混じって、若い頃を思い出そう」なんて思いながら出かけてしまいます。ああ、うらやましい…。

 
   

しずか
34歳

 
 

子供が優秀!

 

近所に容姿端麗なキャリアウーマンのママ友が住んでいます。彼女自身が素晴らしいのですが、息子さんも輪をかけて優秀で、県内一の進学校に通い、少女漫画のヒーローのように格好いいのです。

 

うちの中学3年生になる息子は、あまり成績が振るわず塾に通わせていて、私はとても大変なのに、彼女は苦労なく優秀な息子さんがいて、涼しい顔をしているので、正直うらやましいを通り越してジェラシーを感じます。いくつも良いところを生まれ持っている人を見ると、人生は不公平だと感じてしまいます。

ママ友を羨ましいのは悪いこと?羨ましがる心理

ママ友をうらやましく感じるのは、主に自分の現状に満たされていない、あるいは自信を持てないといった心理状態から起こると考えられています。自分自身の容姿や能力、置かれた環境、他人からの評価などに自信が持てないとき、自分の目から見てそれらが優れているママ友をうらやましく感じてしまうのです。

この「うらやましい」という感情自体は、それほど悪いものではありません。これは「ああなりたい」という憧れに近いため、単に憧れを抱くだけでは、相手を妬んだり、ひがんだりといった嫉妬心には繋がりません。むしろ、憧れを抱くことで、場合によっては「私もあのママみたいに素敵になるように頑張ろう」と、自分を向上させ、欲求を現実へと変えるきっかけになることもあります。

しかし、私たちは自分と相手を比較し、競争心を持ってしまいやすいものです。この競争心こそが時に厄介な感情を生み出します。競争心は、妬みやひがみ、嫉妬といったネガティブな感情を強く引き起こしてしまうことがあります。競争心は、適切に使えば人を成長させるのに大切な要素ですが、矛先を他人に向けてしまうと、劣等感からイライラしたり、攻撃的になったり、あるいは過剰な競争をあおったりして、ママ友トラブルの原因になってしまうことさえあります。

嫉妬は昔からキリスト教の「七つの大罪」の一つとして数えられるほど、非常に強く、厄介な感情です。この感情は、時に他人を傷つけたり、自分自身を苦しめたりすることにつながります。ですから、嫉妬の感情を、自分を向上させるエネルギー源として上手に付き合っていくことが大切です。

ママ友が羨ましい時にしよう!嫉妬を回避する6つの方法

「嫉妬する女の顔は醜い」とよく言われるように、人を妬む気持ちは、たとえ心の中に押し込めても、表情や態度に自然と表れてしまうものです。しかし、うらやましいという感情を上手にコントロールすれば、それをポジティブな気持ちに変えていくことができます。

ここでは、前向きになれる6つの方法をご紹介します。うらやましいという感情から他人を見下そうとするのではなく、この感情を自分の心のSOSサインとしてしっかり受け止め、自分を幸せにする行動へと変えていきましょう。

ママ友との競争をやめる

何かとママ友を比較して競争している状態では、嫉妬心から逃れることはできません。人間の価値は勝ち負けで測るものではありません。それぞれが違っているからこそ価値があるのです。こうした考え方や姿勢は、きっとお子さんにも伝わるでしょう。

他人と比較して勝ち負けにこだわり続ける限り、あなたが心から満たされることはありません。上には上がいるからです。また、激しい嫉妬を繰り返すことで、次第に周囲の人が離れていき、孤立してしまう可能性もあります。そうなっては、たとえ一時的に勝ったとしても虚しさだけが残ってしまいます。自分の中にある過剰な競争心を捨てること。それができれば、ママ友への嫉妬で重くなった心も少し軽くなるはずです。

自分の価値を認める

嫉妬の原因の一つは自分自身への不満ですが、自分自身の価値や素晴らしさに気づいていないと、劣等感を抱きやすくなります。今の自分に満足できるようになれば、周りの人と自分を比較して苦しい思いをすることは減るでしょう。

欠点を見つけて減点する考え方をやめ、自分の良いところや得意なことを意識して加点するという考え方で、自分の価値を改めて見つめ直してみましょう。

相手の良いトコロを真似する

ママ友をうらやましいと思う気持ちの根底には、「私もこうなりたかった」という願望が隠れています。嫉妬が募ると、無理にでも相手より自分が優れていると思い込もうとしてしまいがちですが、嫉妬している相手の姿こそ、自分自身がなりたかった理想の姿だと気づいてみましょう。

相手を単なる嫉妬の対象ではなく、憧れの対象、お手本として捉え直すことで、心の負担が少し軽くなるはずです。

自分の長所を伸ばす

嫉妬しているとき、私たちは相手の優れた部分だけに注目し、自分の良い面に目を向けられていない状態にあります。もし何をしても相手に勝てないと感じるのであれば、相手にはない自分の長所を伸ばすことに集中し、嫉妬心と向き合っていきましょう。

自分の中の嫉妬心と向き合うには、まず自分自身を見つめ直すことが大切です。その第一歩として、自分の好きなことをして過ごしたり、自分だけの時間を持ったりして、心の余裕を作ってみましょう。忙しくて余裕を作るのが難しい子育て中でも、自分の精神状態を健全に保つことは、家族の幸せにも繋がると考えて、少しでも余裕を作り、次の行動へと繋げていきましょう。

相手から少し離れる

世界的なファッションモデルのミランダ・カーの美しさに、激しい嫉妬をする主婦が少ないように、嫉妬とは、より身近な存在に対して生まれやすい感情です。もし、ママ友へのジェラシーをどうにもできずに苦しんでいる場合は、少し相手と距離を置くことで、心の整理をつけていきましょう。これは、ママ友をうらやましいと思う感情を静める良い方法の一つです。

相手の見方を変える

ママ友をうらやましいと思う気持ちが強いと、「彼女ばかりが恵まれている」と、まるでママ友が何の努力もせずに成功を手に入れたと思い込んでしまいがちです。しかし、どんなものでも努力なしで手に入るわけではありません。ママ友も、人知れずジョギングをして体型を維持していたり、忙しくて食事を摂る間もなく頑張っていたり、お子さんが寝てから勉強するなどの努力をしているかもしれません。相手を見る視点を変えていきましょう。

ママ友を羨ましいと思うツラさは、自信で乗り越えよう!

ママ友をうらやましいと思い、ジェラシーを感じると、「私はなんて心が狭いんだろう」と自分を責めてしまいがちですが、そう思えることは、自分を客観的に見つめ直せる、豊かな心を持っている証拠でもあります。もっと自分に自信を持って、人をうらやむ気持ちを乗り越えていきましょう。

誰かをうらやましい、妬ましいと思う気持ちは、誰もが持っている自然な感情です。この感情を否定的に捉えすぎると、不要なストレスを生み、悪循環に繋がることがあります。うらやましい気持ちを無理に抑え込まず、上手に付き合っていくことを心掛けましょう。

この記事を書いたライター

羽根田るみこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!