ママ友格差ランキングトップ10!つらいカーストと子供への影響
最近、ママ友同士の中でも経済状況などによってランク付けを行うママ友格差の問題がニュースで取り上げられるなど、ママ友同士のお付き合いの仕方が社会問題になっています。ママ友格差がエスカレートした結果、ランクが上のママが下のママを見下して嫌がらせをする「ママカースト」に発展し、切ない思いをした経験のあるママも多いのではないでしょうか。
ママ友の輪にうまく溶け込めないと、「子どもにも悪影響がでないか」と不安に思いがちですが、ママ自身が無理をして人間関係に疲弊していては、心から子育てを楽しむことはできません。今回は、育児中のママが気を付けておきたいママ友格差を生むきっかけやチェックされやすいポイント、そして親のストレスが子どもに与える影響などについてご紹介していきます。
ママ友格差を感じるポイントは?ランキングトップ10
子育てをする母親は、子どもと二人きりで家庭に閉じこもりがちになり、交友関係が密室状態になることが多いため、ママ友トラブルは一度起きるとエスカレートしやすいので注意が必要です。
ママ友同士のトラブルを完全になくすことは残念ながらできません。子育てをする以上、地域の人や同年代の子供を持つ親との交流は必要不可欠ですので、自分がトラブルの中心に巻き込まれないよう、ママ友格差を感じやすい(マウンティングされやすい)ポイントをよく理解しておいて、賢く自衛していくことが大切です。
1子どもの教育/習い事
ママ友同士のつながりの中心は、なんといっても子どものことです。ママ友同士のランキングにこだわるママにとっては、無意識のうちに子どもを自分の価値を高めるステータスの一つと考えてしまうこともあるようです。
そのため、「子どものために使っているお金=家庭の経済力・熱心さ」と考えて、次のようなポイントでランク付けを行おうとする傾向があります。
- 子どもの通っている学校や塾のランク
- 子どもの学費にかけているお金
- 子どもの習い事の数
- 子どもの習い事の種類(バイオリンやバレエなどお金のかかるものか)
2ママの外見・美容
女性の美しい容姿はそれなりにお金をかけないと維持ができませんから、ママの外見や身だしなみなども家庭の経済力をあらわすものとしてチェックの対象にされることも多いです。
例えば、
- ネイルを綺麗に手入れしているか
- 脱毛などのエステ通いの有無
- スポーツジムやヨガスタジオへの入会の有無
忙しい育児中に「生活臭さを感じさせない」ようにこぎれいでいるためには、時間も手間もお金もかかります。だからこそ、マウンティングの材料にされやすいのです。
3家の大きさや広さ・立地
家族が住む家は、一番わかりやすい家庭の経済力を示す指標ですね。親しいママ友同士とはいえ、面と向かって「お宅の貯金はどれぐらい?」なんて聞くわけにはいきませんから、誰の目にもわかる家や車などの資産をランク付けの対象にすることが多いようです。
- 持ち家は一戸建てか、マンションか
- 住んでいる家は賃貸か、分譲か
- 住んでいる地区は山の手(高級住宅街)か
- 住んでいるマンションの階数は上層階か
- 所有している車は新車か、外車か、複数台あるか
「同じマンションでも上の階数に住んでいるママだけのグループがあって、下の階に住むママはグループに入れない」「高級外車以外は幼稚園の駐車場には入れづらい雰囲気がある」など、根拠のない独自ルールを作って問題になるケースも多くあります。
4ママ自身の仕事
職業には特定の学歴や資格がないと就けないものもありますので、生家の経済力や教養を示す指標として考える人も多いです。そのためママの職業でランク付けすることもよくあります。
特にランクが高いとして位置づけられやすいのが、次の職業です。
- 医者
- 弁護士
- 教師・大学関係者
本来職業に貴賤はないのですが、職種だけでなく「経営者であるかどうか」「専業主婦かワーママか」にこだわったグループなどもあり、うっかり価値観の違うグループにかかわってしまったばかりに、高額な料金がかかるホテルランチに頻繁に誘われて困ったというママもいます。
5子どもやママの持ち物(ブランド)
子どもやママが着ている洋服やバッグなどのブランドも、家庭の経済力を表すわかりやすい指標です。今は安価で可愛い洋服が数多く市販されているのですが、やはり一目でわかるブランド物を身につけていると、周りの見る目が違うような気がして張り合ってしまう人がいます。
- 子どもの洋服や靴のブランド
- ママの洋服やバッグのブランド
- ママの時計やアクセサリーの数とブランド
こういった競争意識にはまり込んでしまったために、無理をして高いブランド物を買い漁って、外見だけは体面を保とうと頑張るママも多く、家庭の家計を圧迫するトラブルも起きています。
6外食や旅行の頻度
頻繁に外食に出かける家庭や、家族での海外旅行は、やはりある程度余裕のある家庭しかできませんので、休日の過ごし方をランク付けされることも多いようです。
ママ同士のランク付けに使われるのは、例えば、
- 家族での外食の頻度や、行くお店のランク(ホテルディナーかファミレスか)
- 家族旅行の頻度(年に何回行くか)
- 海外旅行か、国内旅行か
わざわざ子どものお友達や幼稚園などに高価な旅行のお土産を持ってきて、経済力のアピール(マウンティング)をするママもいるようです。
7人付き合いの上手さ(交友関係の広さ)
「顔が広い」「リーダー格」といったママの人付き合いの良さは、集団の中での発言力に直結します。
ママ自身の交友関係をランク付けの対象にすることも多く、次のようなポイントをチェックして、自分たちのグループに入れる・入れないといった審査をするママたちまでいるそうです。
- ママの人付き合いの良さ(コミュ力)
- 所属しているグループの規模(ボスママかどうか)
- 取り巻きの数の多さ
8ママ自身の学歴
子どもの学歴だけでなく、ママ自身の学歴や教養の高さは実家の経済力や育ちを図る指標として使われがちです。
そのため次のポイントをチェックしてママの学歴をランキングし、お付き合いする人を選んでいるママ達もいるそうです。
- 私立大学か、国立大学か
- 有名な難関大学か、そうでないか
- 帰国子女か、外国の大学を出ているか
有名な私立のお嬢様学校を卒業しているなど、いわゆる自分の経歴にプライドを持っているママほどこういった学歴にこだわる傾向が強いようです。
9夫の職業
ママ友格差において、ママ自身の職業よりも圧倒的に重要視されやすいのが「夫の職業」です。
特に次のような職業がママの間でランクが高いとされがちです。
- 医者
- 弁護士
- 大手企業の役員
- 会社経営者
「優秀な男性を夫にできる、優れた女性である私」というように、夫の肩書自体を自分のブランド品と同じように扱って勘違いをしてしまうママも多いようです。
10夫の収入/年収
日本では夫の収入が家計の大部分を支えている家庭が多いため、「夫の収入=家庭の経済程度(ステータス)」と考えてしまいがちです。
そのため、身なりや言動から次のような情報を推測し、グループ分けをするママも多いです。
- 夫の収入状況(年収額の推測)
- 夫の肩書(役職)
ママ同士も「○○課長の奥さん」などと夫の肩書を使って呼び合うなど、他者との差を露骨に見せようとすることも、ママ友格差(カースト)にはまっている組織の典型的な特徴と言えるでしょう。
つらい…!ママ友格差やママカーストの実態(体験談)
本来、子どもを通した繋がりであるママ友は「お互いに対等」であるべきで、学歴や家庭の経済状態などでランク付けをして優劣をつけることに何の意味もありません。優劣を元に嫌がらせをするママカーストなどは全くの無意味なのですが、こういった見栄の張り合いや足の引っ張り合いは、誰の身にも降りかかるリスクなのです。
ママ友格差に苦しんだ先輩ママたちのリアルな体験談をご紹介します。距離の置き方の参考にしてみて下さいね。
周りの習い事熱に流されました…
小学5年生の男の子と、3年生の女の子のママです。子供達が小学校に入る前に通っていた、幼稚園のママ達の習い事に対する思い入れがすごくて大変でした。決してリッチな家庭が多かったわけではないのですが、なぜか「子供にたくさん習い事をさせた方がハイクラス」なんて思いこんでいるママが多くて、私も仲間外れになりたくなくて、水泳、ピアノ、そろばんと、週の大半は習い事に通わせていました。お金も時間もかるので、今思い返しても大変でした…(涙)。
近くに結構有名なエスカレーター式の小中一貫校があったので、その学校に入れる競争もあったのかもしれません。中には一日に複数の習い事をさせるために、子供の手を引っ張って教室に通っているママもいましたよ。たくさん習い事をさせるにはお金が必要なので、収入の多いお家のママが周りをあおっていた印象はありましたね。
親のランクがあってないと大変かも
ママ友格差、今まさに苦しんでいます。経済的に。地方都市に住んでいる、5歳の男のママですが、やっぱり子供には良い大学に行ってもらいたくて、自宅からはちょっと離れていますが、英語クラスのある幼稚園を選んで息子を通わせています。その幼稚園はいわゆる高級住宅街にあって、通っている子供もちょっとハイクラスの家庭が多く、初めはあまり気にしなかったのですが、ジワジワと子供の持ち物で経済的な格差を感じるようになりました。
だって、ほとんどのお子さんがブランド物の服を着ているんですよ!幼稚園のママ友に誘われて子供服の買い物に行ってショックをうけ、うちの子もあんまり差が開いちゃいけないと、頑張ってブランド物を買ってみましたが、1枚3000円以上のTシャツなんて無理!ついていけずに、困ってます…。
ママ友のバーティーで格差に気付きました
中学生のお姉ちゃんと小学3年生の男の子がいます。息子の小学校のクラスのママ同士が結構仲が良くて、何人かが1人のお宅に集まってパーティーをするのですが、あるパーティーのこと、デザートに出されたミカンを一口食べたある子供が「なにこれ、いつもと違うよ!」と突然言い出したんです。
その子の家庭ではミカンを愛媛県の農家から取り寄せているそうで、普通のスーパーで1箱1000円で売られているミカンでは、口に合わなかったそう。確かにその子のお父さんは何かのお店を経営している人だと聞いたことがあるので、良い物を食べていて、子供でも舌が肥えているのかな。その子のママは気さくでとってもいい人なのですが、意外と家庭の経済状態の格差ってあるもんだなと、初めて気づきました。
お受験する、しないでママカーストがありました
今は高校生になる娘が幼稚園に通っている頃のことですが、当時私立の小学校へのお受験が流行っていて、受験をする、しないでママ達のグループがしっかり分かれていました。私は自分自身が私立の学校に通っていたので、娘の受験にも興味があったものの、決めかねていたのですが、受験組のママ達からのリサーチがすごくて大変でした。「お宅の娘さん頭が良いから、受験するのよねえ?」なんてしょっちゅうでしたが、子供にも「ママお受験って言っていた?」なんてリサーチが入っていたらしく、娘もチョット怯えていました。
受験組のママ達は、お医者さんや学校の先生の家庭のママが多くて、ウチの主人の職業も探っていたみたいです。受験しない組のママ達の方が圧倒的に多かったのですが、受験組のママ達は派手で目立っていて「あなた達とは違うのよ!」って感じでしたね。結局、そのママ達とお付き合いをするのが嫌で、小学校での受験はやめましたが、本来は子供の事なのに、ママ達の反応は異常でしたね。
お受験ママ友の差別は親の代から
息子が幼稚園の時、知育教室で知り合ったママ友間に、強烈な格差差別がありました。中でも特に印象的だったのが、サラリーマン家庭で上の子がお受験して有名小学校に通っているママのことを、「普通の家庭の人が、受験するなんておかしいのよね。受かっても上手くいきっこないのに」と言ったママ友のセリフです。
そのママ友もお受験して某有名小学校に通っていたらしいのですが、子供の時にそのママ友の母親が、同じことを言っていたそうです。そのママ友は実家が医者、夫も医者、自分自身は看護教諭をしていたそうですが、子供の頃から有名小学校では、そういった親同士の格差問題があったそうです。陰口を言われたママ友は、ストレスのためやつれてしまい、子供のために頑張っているのに、正直言って可哀想でした。うちは公立に行かせましたが、ママ友差別は怖いですね。
子は親の鏡?
今年女の子が生まれたばかりの新米ママです。夫は全国に支社のある大手企業に努めていて、転勤の度に社宅を借りて住んでいます。今住んでいる社宅には計25世帯が住んでいるのですが、ママ同士の身分差がひどくて大変です。ママ同士も「〇〇主任さん」「△△課長さん」で夫の役職で呼び合っていて、当然役職の奥様がグループのトップで、その周りに取り巻がいるわけです。
まあ、社宅に住んでいればこんなママ同士の格差はよくあることなので、慣れっこなのですが、最近初めて同じ社宅にすむ小学生から格差発言を受けました。たまたま買い物帰りに駐車場にいた私にぶつかってきた小学校低学年くらいの男の子が謝りもせず、「ウチのお父さん、課長なんだよ!」といって、ふんぞり返って逃げていったんです。まあ、社宅にいるママ達みたい!親は子供の鏡とは言いますが、子供も親の姿をよく見ているんでしょうねぇ…。
ママ友格差社会による子どもへの心理的悪影響
ママ友カーストや見栄の張り合いは、ママ自身が疲弊するだけでなく、一番大切な子ども達にも深刻な悪影響を与えてしまいます。親のストレスや価値観が子どもにどう影響するのか、発達心理の観点から考えてみましょう。
1知識欲や学習意欲が低下する
ママ友格差の上位ランクを目指すママは、「他の子に負けさせたくない」という焦りから、子どもに無理な習い事や早期教育を詰め込んでしまう傾向が見受けられます。
「〇〇ちゃんはもう英語が話せるのに!」と他人と比較して子どもを力で抑え込む「強制型しつけ」を行っている家庭では、一時的に知識が身についても、子ども自身の「知りたい・学びたい」という自発的な知識欲が育たず、長期的には学習意欲が低下してしまう傾向があります。「勉強=親に怒られないためにやる嫌なこと」になってしまうのです。
格差社会に慣れてしまうと、どうしても親が子どもを「ステータス」として扱ってしまいがちですが、幼少期に一番大切なのは子どもが主体的に楽しむことです。他人の目は気にせず、親子の時間を大事にする「共有型しつけ(一緒に楽しむ姿勢)」を心掛けていくとよいでしょう。
2子どもが親の顔色を窺い、情緒不安定になる
ママ友格差が意味のないランク付けだとわかっていても、マウンティングされ続ければ「私ってダメな母親なのかな…」と落ち込んでしまうのは当然のことです。しかし、そのことばかり気に病んでいると、ママの心には余裕がなくなってしまいます。
ママの心にストレスが溜まって心にゆとりがなくなると、無意識のうちに家での笑顔が減ってしまいます。突然子どもをきつく怒ったり、パパに八つ当たりをするようになってしまうと、それを身近で見ている子どもは「自分が悪い子だからママが怒っているんだ」と不安を感じ、親の顔色ばかりを窺うようになります。
家庭が安心できる「安全基地」でなくなると、子どもは情緒不安定になり、ワガママが激しくなったり、幼稚園や学校に行きたがらなくなったりするなどのサインを出すこともあります。子どもを健やかに育てるためには、ママ自身が心穏やかでいることが何より大切です。カーストの激しいグループからは、理由をつけてスッと距離を置くのが一番の防衛策です。
3子どもが間違った優越感や差別意識を覚えてしまう
親は子どもにとって一番身近な存在であり、社会のルールを学ぶための絶対的なお手本です。「あの子の家はウチより貧乏だから遊んじゃダメ」「〇〇ちゃんのパパは偉くないから」などと、格差社会のランク付けに執着する親の姿を見せてしまえば、「人をお金や肩書で評価してもいいのだ」という重大な差別意識を子どもに植え付けてしまいます。
個々の家庭の経済や教育の違いはそれぞれの事情であって、本来は比べるものではありませんし、ましてや格差を理由に相手を見下すことは、人として絶対にしてはいけないことです。ママ友格差の価値観に染まると、我が子が将来、お友達をいじめたり見下したりする加害者になってしまうリスクも考えられます。
大事な子どもをトラブルに巻き込まないためにも、無意味なランク付けをするママ友たちとは「挨拶だけは笑顔でする、でも深くは付き合わない」という一定の距離を置くように心がけることが大切です。
ママ友格差に惑わされず、自分軸の育児を楽しみましょう
私たち人間は集団生活を送る生き物なので、環境が似た者同士でグループを作る傾向がありますが、価値観の違う人が集まれば格差やカーストといったトラブルも起きやすくなります。マウンティングを取ってくる人は、実は「自分に自信がない・満たされていない」ことの裏返しであることがほとんどです。
トラブルに巻き込まれてしまうと一人で悩みを抱え込んでしまいがちですが、決して一人ではありません。パートナーや学生時代からの古い友人など、ママ友以外の信頼できる人に相談をしながら、上手に関係をフェードアウトしていきましょう。
親になっても、周りの人との付き合い方には悩みがつきません。どんなに頑張ってもイヤな思いをしてしまうことはありますが、「他人は他人、うちはうち」と割り切り、自分自身の家族の幸せにフォーカスして、ストレスのない育児を楽しんでいけるといいですね。



