銀婚式の贈り物に関する記事

銀婚式のプレゼント選び:両親へ贈る銀製品と妻へのジュエリー、感謝が伝わる贈り物15選

銀婚式のプレゼント選び:両親へ贈る銀製品と妻へのジュエリー、感謝が伝わる贈り物15選

銀製品は何を選べばよいのでしょうか。カトラリー、ジュエリー、フォトフレームの価格帯とお手入れの注意点、失敗しにくいペアの品の選び方をご紹介します。50代の妻へジュエリーを贈るときのサイズと長さの目安もまとめました。

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銀婚式のプレゼント選び:両親へ贈る銀製品と妻へのジュエリー、感謝が伝わる贈り物15選

毎年、結婚記念日は欠かさずにお祝いしていますか。実は結婚記念日には、いくつか特別な年があります。スイートテンや銀婚式、金婚式は比較的有名ですよね。なかでも銀婚式は結婚25周年という、子どもが成人してこれからの夫婦の目標を考える良い機会になります。

せっかくの機会なので、両親の銀婚式をお祝いしてあげたいと思うものの、どんな物をプレゼントすればいいのかピンとこないという人も多いはずです。銀にちなんだ物といっても普段使わないものをあげても困るだろうし、かといって、普段から使えるものだと特別感が出ないと、意外とプレゼント選びは難しいものです。

この記事では、実際に贈った15人の体験談を軸に、銀製品の選び方、夫から妻へ贈る場合の考え方、二人で使えるペアの品、百貨店での買い方まで整理しました。銀婚式で喜んでもらえるプレゼントを見ていきましょう。

そもそも銀婚式って何?

家の前に立つ銀婚式を迎えた夫婦

そもそも銀婚式ってご存知ですか。銀婚式とは、結婚25周年目の記念日のことをいいます。今まで楽しいことも苦しいことも一緒に乗り越えてきた夫婦にとって、銀婚式は一つの節目と言ってもいいでしょう。夫婦の生活が「いぶし銀のように美しい」状態であること、または「これからさらに光輝く銀のように」夫婦の絆を深めるという決意を込めて行われます。結婚25周年となると子どもも成人している頃です。これまで、仕事に子育てとあっという間に25年が経ったという夫婦も少なくないはずです。これからはゆっくり過ごしてほしいですね。

銀婚式は夫婦自ら企画することもありますが、子ども達から今までの感謝を込めて銀婚式を企画し、プレゼントするということも多いようです。ここまで苦労しながら育ててきた子どもにお祝いしてもらえるなんて、それだけで親としてはとっても嬉しいことですよね。これからの人生をさらに楽しんでいくためにも、銀婚式はしっかりとお祝いしましょう。

結婚記念日には、それぞれ名前がついています

銀婚式の前後にも節目の年があります。「今年は何年目だろう」と迷ったときのために、代表的なものをまとめました。

年数呼び名ちなんだ品の例
10年目錫婚式(すずこんしき)錫の器、ぐい呑み
10年目スイートテンダイヤモンドのジュエリー
15年目水晶婚式クリスタルのグラス、置き時計
20年目磁器婚式динー用の食器、花器
25年目銀婚式銀のカトラリー、ジュエリー、フォトフレーム
30年目真珠婚式パールのネックレス、タイピン
50年目金婚式金製品、金彩の器

この並びを見ると、銀婚式が「これから折り返し」の位置にあることが分かります。25年で終わりではなく、次の真珠婚式、金婚式へ向かう通過点だと考えると、贈り物選びも肩の力が抜けますね。

誰から誰へ贈るのかで、選び方は変わります

同じ銀婚式のプレゼントでも、贈る立場によって「正解」がまったく違います。まずはご自身がどの立場なのかを確認しておくと、迷う時間がぐっと短くなります。

贈る立場喜ばれやすいもの気をつけたいこと
子どもから両親へ旅行、食事会、名入れの品、ペアの日用品高額すぎると親が気をつかいます
夫から妻へジュエリー、花、二人での食事普段の持ち物の好みを外さないこと
妻から夫へ身につける小物、趣味の品、お酒本人が使い続けられるかどうか
夫婦でお互いにペアの品、旅行、記念の写真予算をそろえておくと後腐れがありません
友人や親族から花、菓子、消えものの品形に残る品は好みが分かれます

特に混同しやすいのが、子どもから贈る場合と夫から妻へ贈る場合です。子どもから贈るなら「二人で使えるもの」「家族で過ごす時間」が中心になりますが、夫から妻へなら「妻ひとりのためのもの」であることに意味があります。ここを取り違えると、せっかくの品が印象に残りにくくなってしまいます。

銀婚式の贈り物で喜ばれるもの

親にとって、子どもからのプレゼントはどんなものでもうれしいものです。銀婚式を一緒にお祝いしてくれるだけで十分という気持ちかもしれません。しかし、子どもの立場からするとせっかくのお祝いなので、喜んでもらいたい、楽しい時間を過ごしたいと強く願ってしまいます。一体どんなものを贈れば喜んでもらえるのでしょうか。

銀婚式は「銀にちなんだ物」を贈るのが昔からの習わしです。カトラリーやアクセサリーなど、時間とともに銀特有の風合いが出て、深みが増す所がこれからの二人を象徴するようで素敵ですよね。しかし、最近では夫婦に合わせた贈り物が主流になってきています。趣味にちなんだもの、旅行券や食事券などの思い出に残るものなど、いろいろな贈り物が選ばれているようです。

そうたママ
30歳

家族でハワイ旅行

旅行をしている仲良し夫婦

結婚5年目、子ども2人の4人家族です。

私の両親の銀婚式に、姉とお金を出し合ってハワイへの家族旅行をプレゼントしました。両親2人分の旅費はおよそ20万円くらいでした。安いプレゼントではありませんでしたが、私も社会人になり、あまり家族旅行をする機会もなくなっていたので、思い切って海外旅行をプレゼントしました。また、家族で海外旅行をしたこともなく、両親がハワイに行きたいと言っていたのを知っていたので、良い思い出になればいいなと思い、企画しました。

両親たちは特に何かお祝いをしようとも考えていなかったようだったので、とても驚いていました。同時にとても喜んでおり、私達にとっても思い出深い旅行になりました。

パンダ好き
30代後半

結婚式でサプライズケーキ

私は夫と三人の子どもの五人家族です。結婚して十年になります。

私が結婚した年が、ちょうど両親の銀婚式の年だったので結婚式でサプライズでケーキを用意し、披露宴に来てくれた皆さんにも祝ってもらいました。

両親は婦人靴の会社で知り合った職場結婚だったので、靴の形のケーキを私がデザインして作ってもらいました。値段はかなりサービスしてくれ、三千円位でしたが、披露宴代があるため、あくまでサプライズで。でもとても上手に作って頂きました。

両親はとても喜んでくれました。披露宴に出席するために田舎から来てくれた叔母夫婦がその晩実家に泊まったので、翌日みんなで美味しく食べたそうです。

私の友人達もいいサプライズだったと褒めてくれました。お祝い事なので、めでたい席で一緒に出来て良かったです。

ぽぽこ
40代前半

スニーカー

夫・4歳息子との3人家族で、結婚して6年になります。

自分の両親の銀婚式のお祝いに、スニーカーを贈りました。父の分が12,000円、母の分が10,000円程でした。

両親ともに具体的に病気などがあるわけではないけれど、体力が落ちたり、腰が痛いなどといった話が出るようになってきていました。長年働いて、子どもたちも独立したしこれからは二人の生活を楽しんでほしいと思い、一緒に散歩などが楽しめるようスニーカーを選びました。

長年ビジネスシューズばかり履いてきたので、スニーカーという提案にちょっと戸惑ったようでしたが、試し履きをしたところその履きやすさに驚いたようです。すんなりと受け入れ、休みの日にはよく利用してくれていました。自然と歩く機会も増え、「今日はどのくらい歩いた」といった共通の話題で会話も弾むようになったようです。

ちゃん
20代後半

オシャレなコーヒーカップ

笑顔の四人家族

私の家族は父、母、姉、私の四人家族です。

結婚して25年目のお祝いにコーヒーが好きな父と母でしたのでコーヒーメーカーと、オシャレなコーヒーカップを名前入りで贈りました。全部で20,000円ぐらいでした。そして、その日はみんなで集まり、ご飯をご馳走しました。

父と母はとても喜んでくれて30年目の今でも大切に使ってくれています。私達が実家を訪れるとオススメのコーヒーを入れてくれ、「みんなでコーヒーを飲むことが幸せだ」と言っていました。そのお返しに私たちにも名前入りのオシャレなコーヒーカップをくれました。今では四人で名前の入ったコップで飲んでいます。

こんなに喜んでもらえるなんて思っていなかったけどやはり、物よりも「我が子からもらった」「選んでもらった時間」が嬉しいよと言っていました。

しの
20代後半

ホテルのディナー券

主人と私、娘の3人家族です。結婚して4年目になります。

4年前に私の両親が銀婚式を迎えたので、サプライズでお祝いをしました。ケーキと5000円ほどの花束、あとは私は3人兄弟なので、兄妹で1万円ずつ出し、ホテルの食事券をプレゼントしました。

母は数年前から祖父や祖母の介護で毎日大変そうにしていたので、少しでも息抜きになったらなという思いからディナー券にしました。父も母も非常に喜んでくれ、後日二人で久しぶりのデートも兼ねてディナーに行っていました。

私自身も結婚をしてから、25年もお互いに思いやって添い遂げている両親を本当に尊敬するようになり、私たち夫婦も両親のような夫婦になりたいなと思うようになりました。

みおん
30代後半

温泉旅行

夫と2人の子どもがいます。結婚して11年目になります。

自分の両親の銀婚式で温泉旅行をプレゼントしました。プレゼントの金額は往復の旅費や宿泊代等を含めて10万円位でした。

温泉旅行を選んだ理由は両親が温泉好きで温泉巡りをよくしていて両親が以前から泊まってみたい宿があると聞いていたので、たまには旅行にでも行って2人でのんびりと過ごして欲しいと思ったからです。

両親にプレゼントを贈った時はかなりびっくりしていましたが、本当に喜んでくれて感謝されました。後で聞いてみると、のんびりと温泉で過ごしたようで本当に楽しかったと言われたのでプレゼントして良かったと思いました。お金ではなかなか買えないようなプレゼントを贈ることができて私も大満足でした。

ちっち
30代後半

夫の両親の銀婚式祝いに贈りました

ペアウォッチ

私は30代後半の主婦ですが、主人と中1の息子、小5の娘と暮らしており、現在結婚して15年目です。我が家は二世帯住宅で(生活は別ですが)夫の両親と同じ家に暮らしています。

先日夫の両親が銀婚式を迎えたため、そのお祝いとしてペアウォッチをプレゼントしました。国産のスタンダードな時計で価格はペアで約3万円です。

ペアウォッチを選んだ理由は、二人にいつも身につけられるペアのものをプレゼントしたかったため。私と夫もペアウォッチを使用しているので、夫の両親にも使ってほしいと思ったのです。

銀婚式祝いの際に渡したところ、想像以上に喜んでもらえましたし、その後タンスの肥やしにすることなく、毎日のように二人で身につけてくれるので嬉しく感じています。

ぶうこ
40代後半

お揃いのエプロン

結婚して16年目の子ども二人を持つ主婦です。

両親の銀婚式に、お揃いのエプロンを一人7枚の計14枚を送りました。値段は全部でだいたい2万円ぐらいで両親だったら絶対に選ばないであろう、ちょっとおしゃれなデザインの物を色々取り揃えました。

父親の退職後、母親が「もし父親が一人になっても料理が作れるように、また、ボケ防止のために社会と繋がりをもってほしい」との事で男の料理教室に参加を勧め、父親が料理をするようになりました。

退職前は縦の物も横にしないぐらい亭主関白な父親でしたが、料理をするようになって生き生きとし始めました。また母親を師匠と仰ぎ、料理の素材、買い方、作り方、盛り方など二人共通の話題ができ楽しい老後の人生のスタートをきることとなりました。

二人で台所にたつこともあり、またお客さんを招いて食事会をする機会も多くなったので、お揃いのエプロンをプレゼントしました。高価なものではありませんが、毎日つかえ、人にも見てもらえるのでとても喜んでくれました。

Moco
49歳

財布とパジャマ

夫と長男、次男の4人家族で暮らしています。結婚して今年でちょうど25年目になります。

自分の両親が今年の春に銀婚式を迎えることになったので、お祝いに、父にはダンヒルの財布(2つ折りで軽め)と母には、肌触りが柔らかい婦人用パジャマを贈りました。値段は、合計3万円ぐらいです。

日頃から両親が何を必要としているか、欲しいものを会話の中でリサーチしておき、その中からプレゼントを選びました。

当日は、ホテルの中華レストランを予約しておき、そこで銀婚式のお祝いをしました。好きなものをゆっくりと楽しんで食べてもらえるよう、両親の好きなメニューをその場で選んでもらったり、皆の顔を見ながらお喋りができるよう、個室で円卓テーブルのある部屋にしたので、和気あいあいと良い雰囲気の銀婚式になりました。

きんきん
40代前半

旅行券

旅行券

我が家は夫、私、子どもの3人構成の家族です。結婚してもう20年が経ちます。自分たちの銀婚式もこのまま無事に生活が続いてくれるとあと5年程でやってくる予定です。もうこんなに時は過ぎたのか、と思わず思ってしまいました。

私は自分の両親の銀婚式のときに旅行券をプレゼントしました。現金でもよかったのですが、やはり目的をはっきりさせたほうがいいかなと思い、自由に使える旅行券5万円分を贈りました。

旅行券を選んだ理由は、父も母も旅行が比較的好きな方だったからです。母はひとりでもよく出かけていたのですが、やはり、たまには二人で一緒に楽しんでもらおうという思いから贈りました。子どもが成人してようやくふたりだけで旅できるのですから、骨休めでもしてもらわないとという思いがありましたね。

もちろん、父も母も大喜びしてくれていました。ただ、ちょっと金額が低かったようで、追加で両親に金銭負担させてしまうことになったのには後悔が残ります。10万円くらいは旅行券として出すべきでした。

ヨシコ
40

家族旅行

うちの家族は、夫、娘、息子の4人で、結婚して7年になります。銀婚式の贈り物を贈ったのは自分の両親です。小学生以来、家族旅行もしていなかったし、物よりも思い出に残るプレゼントが良いと思ったので、旅行にしました。

値段的には約10万円と、かなり奮発しましたが、父は体が少し不自由な為、客室に露天風呂のついた温泉旅館を選び、両親、兄、私と4人で宿泊する家族旅行をプレゼントしました。

両親は、いきなり「家族旅行に行こう」と言ったので、すごくビックリしていました。少し観光をしてから旅館へ。そして客室の露天風呂を見て「予算は大丈夫だったのか。少しはだそうか。」と、心配していましたが、夜にはみんなでビールを飲み、家族で初めてカラオケをしたり、久しぶりの家族団欒で、両親も大満足してくれました。

姫ちゃんず
31歳

一緒にディナー

我が家は保育園に通っている子どもが二人いる、四人家族です。主人とは結婚し、七年目です。

私の両親へプレゼントという物ではないのですが、招待しました。
私の父親は、とにかく美味しいものを食べることが好きなので、私と主人で、プレゼントの代わりにディナーをご馳走しました。両親二人分で約二万円でした。

お酒や美味しいお肉が大好きな父親は、それはそれは喜んでくれました。やはり、物のプレゼントを贈るのではなく、ディナーをご馳走したことで、これだけ喜んでくれて本当に良かったなと思いました。母親も、めったに外食に出掛けない人なので、とても喜んでいました。

もし、何か物をプレゼントしたらと考えたとき、確かに形として残りますが、大切な時間を一緒に過ごせたので、幸せかなと思いました。

カンカン
30

アルバムを旅行先でプレゼント

私は旦那さんと子ども2人の4人家族です。両親もとても元気で私の家から1時間ほどで行ける場所に住んでいます。姉も2人おりますが、みんな結婚していて姉2人は県外の方へ嫁いでいるのでなかなか会う機会がありません。

両親が去年、銀婚式でしたので、お祝いと家族みんなで会う機会があまりできないので、旅行へ行くことにしました。

前々から、3人で銀婚式の為にお金を貯めていたので、旅行代とあと他に両親が結婚した頃の写真、ウェディング姿の写真、子どもが産まれ、家族で過ごしてきた日々をアルバムにしてプレゼントしました。アルバムなどは5000円ほどでできました。

両親へ渡すと母は恥ずかしかったのか照れくさそうに笑いながら、「こんな頃があったのにな~、細い~」とか、懐かしがっていました。でも、嬉しそうに喜んでいたので良かったです。

とまるん
30代後半

温泉旅行

子ども2人と夫婦2人の核家族です。結婚して11年目です。

両親の銀婚式に、温泉旅行をプレゼントしました。温泉が好きだし、ゆっくりと2人で過ごして欲しいと思いました。それに部屋で豪華な料理を食べられるのが良いと思いました。母は膝が痛がるので、部屋にもお風呂が付いた部屋を探しました。

一泊2日で五万円くらいでした。私としてはかなり奮発しました。何か形に残るプレゼントも良いかなと考えましたが、写真で残してもらおうと思いました。

私の両親と同居しているので、2人きりになる事もほぼないので良かったと思います。本当に喜んでもらえました。両親はお酒も好きなので、美味しい地酒が飲めたと喜んでくれました。

こはママ
20代後半

有田焼の夫婦茶碗と箸

よく家族でお邪魔させてもらっている、小料理屋さんのオーナー夫婦の結婚記念日のお祝いに有田焼の夫婦茶碗と箸を贈りました。

このご夫婦は娘さん家族とお店を経営しているのですが、私たちがお店に通いはじめて早くも10年。本当によくしていただき、我が娘のお食い初めの際も一緒にお祝いしていただきました。

そんなご夫婦に何か恩返しを…と思っていたところに、『結婚50年目なのよ〜』と主人と話しているのを聞きました。プレゼントの品も高すぎるものをあげても気を使わせちゃうだろうけど、せっかくなので喜んでほしい!という気持ちがあったので5,000円位の夫婦茶碗と箸のプレゼントにしました。

ご夫婦はとても喜んでくれて、2年経った今でも使っていただいているとのことです。喜んだ顔が見れて、本当に良かったです。

15人の体験談から見えてきた共通点

15人の話を並べてみると、贈った品はばらばらでも、喜ばれ方には共通の型があることが分かります。

共通点体験談に表れていたこと
会話の中でリサーチしている行きたい宿、欲しかった物を事前に把握していた例が目立ちます
二人の時間を作っている旅行やディナー券など、夫婦だけで過ごせる形が選ばれています
毎日使えるものを選んでいるエプロン、スニーカー、時計など、しまい込まれない品が喜ばれています
兄弟姉妹で分担している一人で背負わず出し合うことで、予算の幅が広がっています
物より気持ちが伝わっている「選んでもらった時間が嬉しい」という言葉が印象的です

なぜ親は、高価な品そのものより「選んでもらった時間」を喜ぶのでしょうか。25年という年月を振り返ると、親にとっての実感は「してもらったこと」より「してきたこと」に偏っています。自分たちが子どものために時間を使い続けてきた分、その時間が返ってくる瞬間に強く心が動くのです。旅行や食事会が繰り返し選ばれているのも、品物ではなく時間そのものを渡す形だからでしょう。だからこそ、予算が限られていても悲観する必要はありません。一緒に選びに行った、当日一日つきあった、写真を集めて一冊にまとめた。その手間の跡が見えるものであれば、金額とは別の軸で受け取ってもらえます。

銀婚式に銀製品を贈るなら知っておきたいこと

せっかくの銀婚式ですから、名前のとおり銀製品を選びたいという方も多いでしょう。ただ、銀製品はお手入れが必要な素材でもあります。渡した後に困らせないために、種類ごとの特徴を押さえておきましょう。

品物向いている相手おおよその価格帯
カトラリーのセット来客が多く、食卓を整えるのが好きな夫婦1万円台から5万円ほど
ペアのぐい呑みやタンブラー晩酌を一緒に楽しむ夫婦1万円台から3万円ほど
フォトフレーム写真を飾る習慣がある家庭5千円から2万円ほど
ジュエリー普段からアクセサリーをつける方1万円台から
名入れのキーホルダー予算を抑えつつ記念にしたい場合3千円から1万円ほど
置き時計リビングに飾るものを贈りたい場合1万円台から4万円ほど

銀製品を選ぶときの3つの確認点

  • 純銀か、シルバープレート(銀めっき)か。表示を確認しましょう
  • 食器の場合、食洗機に対応しているかどうか
  • お手入れ用のクロスが付属しているか

銀製品は時間が経つと表面が黒ずんできますが、これは銀の性質によるもので、専用のクロスで拭けば元の輝きに戻ります。お手入れ用のクロスを一緒に贈ると、受け取った側が迷わずにすみます。「たまに拭いてあげてね」と一言添えるだけで、その品は長く使ってもらえるものに変わります。

反対に、日常的に食器を手洗いする習慣のない家庭に銀のカトラリーを贈ると、しまわれたままになりがちです。相手の暮らし方を思い浮かべてから決めましょう。

夫から妻へ贈るなら、何を選べばいいのでしょうか

ここまでは子どもから両親へという視点でしたが、銀婚式は夫婦当人にとっての記念日でもあります。夫から妻へ贈る場合、25年分の感謝をどう形にするかで悩む方が多いところです。

50代の妻に選ぶときの3つの基準

基準具体的な見方
普段の持ち物に近いかいつも身につけている物の色と系統をそろえます
気軽に使える価格帯か高価すぎると、しまい込まれてしまいます
これから10年使えるか流行りの形より、長く飽きのこない形を選びます

50代は、装いが落ち着いていく一方で、良いものを長く使いたいという気持ちが強くなる時期です。若い頃に似合っていた華やかなデザインをそのまま選ぶより、普段の服に自然になじむものを選ぶほうが、結果的によく使ってもらえます。

ジュエリーを選ぶときのポイント

種類選ぶときの目安
ネックレスチェーンの長さは40センチ前後が使いやすいとされます
ピアスやイヤリング穴の有無を必ず確認しましょう
指輪サイズを事前に確認するか、後日調整できる店で選びます
ブレスレット家事の邪魔にならない細めのものが向いています
ブローチサイズの問題がなく、失敗が少ない選択肢です

サイズが分からない場合は、ブローチかネックレスが無難です。指輪をどうしても贈りたいときは、普段つけている指輪をこっそり持ち出して店で測ってもらう方法もあります。

ジュエリー以外で妻に喜ばれるもの

  • 花束と、その日の夕食を任せない一日
  • 二人で行く小旅行や、少し良いレストランでの食事
  • 毎日使う品の格上げ。財布、傘、寝具など
  • 25年分の写真を集めたアルバム
  • 手紙。品物に添えるだけで印象が変わります

渡すときの一言、こう変えると伝わります

「はい、これ」→「25年、ありがとう。よかったら使って」

「気に入らなかったら替えていいよ」→「一緒に見に行ってもいいと思って、レシート入れておいたよ」

二人で使えるペアの贈り物

体験談でもペアウォッチやお揃いのエプロンが喜ばれていました。ペアの品は「二人で一組」という形そのものが銀婚式にふさわしく、贈る側の意図が伝わりやすいのが強みです。

ペアの品向いている夫婦予算の目安
腕時計毎日身につけるものを贈りたい場合2万円から5万円ほど
夫婦茶碗と箸家で食事をする時間が長い夫婦5千円から1万5千円ほど
マグカップやグラス気軽に使えるものを贈りたい場合3千円から1万円ほど
エプロン二人で台所に立つ夫婦5千円から2万円ほど
パジャマや室内着くつろぐ時間を大切にしたい夫婦1万円から3万円ほど
スニーカー散歩や外出を楽しんでほしい場合2万円から3万円ほど

ペアの品を選ぶときは、まったく同じ物より、色違いや形違いにするのがコツです。まったく同じだと取り違えが起きますし、好みの差も出やすくなります。同じシリーズで色を変える、片方だけサイズを変えるといった形にすると、二人とも使いやすくなります。

おしゃれに見せる選び方のコツ

「センスが良いね」と言ってもらえる贈り物には、共通した特徴があります。特別なセンスがなくても、次の点を押さえるだけで印象が変わります。

コツやり方
色数を絞る2色までにまとめると、まとまって見えます
名入れは控えめに目立たない位置に小さく入れるほうが上品です
包装まで含めて選ぶ箱とリボンの印象が第一印象を決めます
実家のインテリアに合わせる飾る場所を思い浮かべてから決めます
花を添える品物単体より、花が一束あるだけで場が華やぎます

特に見落としがちなのが、実家のインテリアとの相性です。和室が中心の家に洋風のフォトフレームを贈っても、飾る場所が見つからず引き出しに入ってしまいます。置く場所から逆算すると、外しにくくなります。

百貨店で買うときの流れと、使えるサービス

記念日の贈り物を百貨店で選ぶ方は多いですよね。実物を見て選べるだけでなく、贈り物向けのサービスがそろっているのが利点です。当日あわてないよう、流れを確認しておきましょう。

手順やること
1 予算と品目を決めておく売り場で迷う時間が半分になります
2 ギフト相談のカウンターに寄る用途を伝えると売り場を案内してもらえます
3 実物を確認する重さ、大きさ、使い勝手を手に取って確かめます
4 名入れの可否と日数を聞く1週間から2週間かかることがあります
5 のしと包装を指定する記念日の場合は紅白の蝶結びが一般的です
6 配送か手渡しかを決める配送日の指定ができるか確認します

のしの書き方に迷ったら

  • 表書きは「祝銀婚式」「銀婚式御祝」「御祝」のいずれかが使われます
  • 水引は紅白の蝶結びを選びます。何度あってもよいお祝いだからです
  • 名前は贈る側の氏名。兄弟姉妹の連名にする場合は年長者から順に書きます
  • 身内へのカジュアルな贈り物なら、のしをつけずリボンだけでも構いません

名入れやオーダー品を考えているなら、記念日の3週間前には売り場へ行っておくと安心です。人気のデザインは取り寄せになることもあります。

予算の目安をどう決めるか

体験談に出てきた金額を並べると、実際の相場感が見えてきます。

贈り方体験談に出てきた金額
お菓子や小物3千円から5千円ほど
食器やエプロンなどの日用品5千円から2万円ほど
ペアウォッチや財布3万円ほど
ディナーや食事会2万円から3万円ほど
国内の温泉旅行5万円から10万円ほど
海外への家族旅行20万円ほど

金額を決めるときに大切なのは、無理をしないことです。体験談の中には「金額が低くて追加の負担をさせてしまった」という後悔もありました。旅行券や食事券を贈るなら、追加費用が出ない金額に設定するか、あらかじめ「足りない分はこちらで出すからね」と伝えておくと、相手が気兼ねなく使えます。

兄弟姉妹がいる場合は、早めに声をかけて分担を決めておきましょう。一人あたりの負担が軽くなるだけでなく、全員の名前で渡せることが親にとっての喜びになります。

渡し方で印象が変わります

同じ品でも、渡すタイミングと一言で受け取られ方が変わります。難しい演出は必要ありません。

食事会の場で渡すとき

子「今日は集まってくれてありがとう。実はもうひとつあるんだ」

親「え、何かあるの」

子「25年おめでとう。ふたりで行ってきてね」

親「そんな、いいのに」

子「私たちがしてもらった分、少しだけ返させて」

離れて暮らしていて、配送で送るとき

親「荷物届いたけど、これ何」

子「今日、結婚記念日でしょう。25年目だよ」

親「覚えててくれたの」

子「手紙も入ってるから、ふたりで読んでね」

手渡しできない場合でも、短い手紙を一枚添えるだけで十分に気持ちは伝わります。文章が思いつかないときは、「25年おめでとう」「これからも元気でいてね」の2行で構いません。

銀婚式のよくある質問

質問答え
銀婚式は必ず銀製品でないといけませんか決まりはありません。夫婦の好みに合うものが最優先です
記念日当日に集まれません前後の休日にずらして問題ありません。日付より集まることに意味があります
現金を贈るのは失礼でしょうか親子間なら珍しくありません。旅行券や食事券にすると使い道が伝わります
義理の両親に贈るときの相場は実の両親と同じ程度で構いません。夫婦で相談して決めましょう
兄弟で金額の差が出そうです連名にして、出せる範囲で分担すれば問題になりません
サプライズと事前相談、どちらがいいですか旅行など日程が絡むものは事前相談が安全です

まとめ 銀婚式の贈り物選びで押さえたい3つのこと

迷ったら、この順番で考えましょう

誰から誰へ贈るのかをはっきりさせます。立場が違えば正解も変わります
相手の暮らしに置いてみます。飾る場所、使う場面が浮かぶものを選びます
時間を添えます。一緒に食事をする、手紙を書く。それが一番残ります

25年という年月は、一言で言い表せるものではありません。だからこそ、完璧な品を探そうとするより、選ぶ過程で相手のことを考えた時間そのものが贈り物になります。今年の記念日、まずはご両親やパートナーの好きなものを、会話の中でそっと聞き出すところから始めてみてはいかがでしょうか。