【手作り寄せ書き】色紙で感動を贈る!卒園・結婚・退職シーン別アイデアと簡単な作り方
お子様を保育園や幼稚園、小学校などに通わせているパパ・ママは、お世話になった先生やママ友に向けて色紙を使った寄せ書きを作成する機会が多いのではないでしょうか。また、職場での異動・退職や、友人の結婚など、大人になっても寄せ書きを贈るシーンは意外とたくさんあります。
寄せ書きは、高価なプレゼントを用意しなくても、感謝の気持ちやエールをストレートに、かつ手軽に表現できるのが最大の魅力です。しかし、ただ順番にメッセージを書き込むだけでは、少し物足りなく感じたり、文字ばかりで事務的な印象になってしまったりします。特に少人数で贈る場合は、「色紙のスペースが埋まらずにスカスカになってしまった…」という失敗も少なくありません。
そこで今回は、子育て中のパパ・ママが寄せ書きを贈る機会の多いシチュエーションである「結婚」「栄転や退職」「引っ越し」「卒園や進級」にぴったりの、色紙のおしゃれなレイアウトと手作りアレンジアイデアをご紹介します。「手書きは苦手」「不器用だから」という方でも、マスキングテープやシール、写真などを使えば簡単にデコレーションが可能です。贈る相手に「手間暇かけて作ってくれた」という特別感と、感動の気持ちを伝えられる、素敵な色紙を一緒に作っていきましょう。
結婚祝いに贈る!華やかで立体的な色紙の寄せ書きデザイン
職場の同僚や学生時代の友人の結婚は、心からのお祝いの気持ちを伝える良い機会です。ただの寄せ書きではなく、ウェルカムボードのようにきれいで見栄えのする色紙に仕上げれば、新居のリビングを飾る素敵なインテリアにもなります。
こちらのデザインは、立体的なウェディングドレスのモチーフが色紙を豪華に仕上げるため、少人数で贈る場合でもスペースの余白が気にならず、お祝いにふさわしい華やかなイメージになるので非常におすすめです。メッセージカードをハート型にすることで、祝福の気持ちがよりストレートに伝わります。
結婚祝い用色紙の材料
- 色紙(標準サイズ)
- フラワーペーパー(薄紙。100均で揃います)
- 折り紙・色画用紙
- 手芸用のプチフラワーやパールシール
- ノリ・ボンド
- ミシン糸(白)
- カラーサインペン
- ハサミ
ウェディング色紙の作り方
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メッセージカードは画用紙を切り出してハート形に作りましょう。ピンクや赤だけでなく、パステルイエローやライトブルーなど、最低でも2色以上の色を使うと、全体に動きが出てより華やかさが演出できます。 -
フンワリとした花飾りを作るため、運動会などで使うフラワーペーパーを四つ切りにして小さく使います。メッセージカードと同色系の色と白い紙を3枚重ねてジャバラに折り、中央をミシン糸できつく結びます。両端にV字の切込みを入れてからそっと一枚ずつ広げると、開いた花の花弁がギザギザになり、ダリアのようなボリューム感が出ます。 -
色紙の中央上部にお祝いのタイトル(「Happy Wedding」など)をカリグラフィー風に書き、中央に折り紙などをウェディングドレスやタキシードをイメージして切り出して貼ります。ドレスのスカート部分には、白いフラワーペーパーを数枚、段を違えてジャバラ折りにしたものをボンドで留めつけます。ボンド跡は手芸用フラワーやパールを貼って隠し、最後にメッセージカード・手作りしたペーパーフラワーなどをバランスよく周囲に散りばめれば完成です。
お祝いごとにはカラフルな色使いが好まれますが、寒色・暖色がランダムに混ざると全体のまとまりが悪くなり、雑然とした印象になることがあります。ベースとなるテーマ色を一つ決め、同系色(濃淡)でまとめるとプロっぽくバランスが良くなります。
ウェディングの場合、人気が高いのはサムシングブルーを意識したライトブルーや、優しい風合いのパステルカラーです。色紙に入れるウェディングドレスも、事前に新婦がどんなドレスを着るのかをさりげなく聞いて似せて作ると、「私のドレスだ!」とより特別感が出て感動してもらえます。
結婚式の披露宴や二次会などで渡す場合には、パーティーに来たゲストが後からでも一言記入して参加できるよう、予備のメッセージカードを小さめにたくさん作っておくと便利です。立体的にデコレーションした色紙は立てて飾ったほうが見栄えがしますので、100円ショップなどでも購入できるプラスチック製または木製の色紙立て(イーゼル)をセットにして一緒に贈るのがおすすめです。
退職・栄転など職場に贈る!人数が増減しても対応できる「スタンプツリー」レイアウト
仕事をしていると、定期の異動や定年退職などで、お世話になった先輩や同僚とのお別れがやってきます。記念品やお餞別だけではなく、感謝の心やはなむけの気持ちを形にして伝えるためにメッセージを寄せ書きした色紙を送るのは職場の定番です。ありふれた定番だからこそ、少しだけ目を引くおしゃれな色紙を送りたいものです。
職場で寄せ書きを幹事として用意する場合、一人ひとりにメッセージカードを配って回収して…という手間暇をかけている時間が取れなかったり、色紙を回していることが本人に知られてしまうリスクもあります。その点「スタンプツリー」というレイアウトであれば、市販のスタンプを使ってより直感的かつ人目を引く、アート作品のようなデザインの色紙をスピーディに作ることができます。
職場用の寄せ書き(スタンプツリー)の材料
- 色紙
- 筆ペン(または茶色のサインペン)
- 水性スタンプ(インクパッド。緑や黄色など葉っぱの色)
- ウェットティッシュ(指を拭く用)
スタンプツリーの作り方
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色紙の中央やや下から上に向けて、はなむけの言葉(「祝ご栄転」「お疲れ様でした」など)と、幹と枝だけの木の絵を筆ペンやサインペンでシンプルに書きます。 -
職場で色紙とインクパッドを回し、参加者の方に葉っぱに見立てて親指や人差し指でスタンプを押してもらいましょう。(※指を汚したくない方のために、消しゴムハンコや丸いシールを用意しておいてもOKです) -
自分で押した指紋スタンプのすぐ横や重ねるような位置に、贈る相手へのメッセージと名前を細いペンで記入してもらいます。贈る相手の今後の人生が大樹の葉のように豊かに栄えることを願って、皆の指紋で大きな木を作れば、温かみのある同僚向けの色紙のできあがりです。
職場で寄せ書きを集める際、あまり関わりのなかった人にまで義理で声をかけてしまい、大きなスペースを渡されても書く言葉に困って空白が多くなってしまうことがよくあります。その点スタンプツリーのレイアウトであれば、文字を書くスペースが限られているため「ありがとうございました」などの一言だけで充分空白が埋まりますし、後から人数が増えても減っても、葉っぱの数を調整するだけで全体の形になるので幹事として大変便利です。
転勤や退職の際に贈る場合は派手目な装飾を避け、タイトルやメッセージで使うペンに黒やセピア色を選ぶのがおすすめです。カラフルな色のスタンプを使っても、全体をモノトーン基調で整えておけば、落ち着いた無難な雰囲気にまとめることができます。
また、栄転の場合は新緑の緑などを使って若々しくエネルギッシュに、定年退職の場合は人生の円熟を象徴する紅葉色や黄金色のインクを使うなど、贈るシーンに合わせてインクの色味も考えて選んでみてください。
引越しするママ友に!マスキングテープを活用した「手書き風船」デコレーション
子育てをしていると、保育園や習い事など、お子様を経由した交友関係が広がり、家族ぐるみで仲の良いお友達ができるものです。そういったお友達が転勤などで引っ越しをしてしまう場合にも、色紙を使った寄せ書きは大活躍します。
わざわざ高価な記念品を贈ると大袈裟になってしまい相手に気を使わせてしまうような場合でも、手作りの色紙なら先方がお返しなどを深く考える必要はありません。贈る側も贈られる側も気兼ねなくやり取りでき、ストレートに感謝と寂しい気持ちを伝えることができるのが、色紙の良いところです。
子どもを含めてママ友に贈るのであれば、少しポップで可愛いらしくデザインしても大丈夫です。絵本などのイラストやデザインも参考にして、親しみやすい寄せ書きを作っていきましょう。今回は旅立ちと飛躍を祝う「風船モチーフ」で、みんなの気持ちを遠い空へ届けるイメージのレイアウトに仕上げます。
ママ友用色紙(風船レイアウト)の材料
- 色紙
- 折り紙・パステルカラーの画用紙
- マスキングテープ(柄物など2〜3種類)
- 丸いドットシールや星型シール
- カラーサインペン
- ノリ・ハサミ
風船デコレーションの作り方
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折り紙や画用紙を切り抜いて、風船の形になるように一人ひとりに配るメッセージカードを作ります。風船のデザインであることを相手に説明し、「結び目がある方が下だよ」と上下を間違えずに記入するようにお願いしておきましょう。 -
色紙の四辺(縁)に、額縁のようにマスキングテープを貼ります。このとき、色紙の縁の金色は慶事や魔除けの象徴なので完全に隠してしまわないよう、少し内側にずらして貼るように気をつけましょう。 -
サインペンを使って中央に「Thank you」などのタイトルを手書きで書き、折り紙などを切り出して「雲」や「鳥」のイラストを添えます。回収した風船型メッセージカードを空に飛んでいくようにバランスよく貼り付け、サインペンでスッと風船の紐(線)を書き足すことで動きを出せば、おしゃれな手作りのママ友用色紙の完成です。
子供の習い事や趣味のサークル活動などで知り合った仲間に色紙を贈る場合、3〜4人の少人数だと色紙の空白部分が多くなって見栄えが悪くなることがあります。
そんなときは「イラストを手書きするのは自信がない…」という場合でも、100均で買えるおしゃれなマスキングテープやシールを使うと、絵心がなくても簡単に見栄えが良く仕上がります。特に、失敗しても綺麗に剥がして張り直せるマスキングテープは、手作り色紙デザインのマストアイテムです。
今回のデザインのように四隅をテープで囲むだけでなく、空いたスペースにテープを斜め線に入れたり、テープをちぎって紙吹雪のように散らしたりすると、白くて味気ない色紙がにぎやかになり、見た目がグッと良くなります。カラフルな風船モチーフは、「新しい生活への期待」を明るく表現するのにぴったりです。
卒園・進級に先生へ!「見開き色紙」を使ったポップアップ(飛び出す)レイアウト
保育園や幼稚園、小学校などでは卒園だけでなく、担任が変わったり進級したりする年度末のたびに、お世話になった先生にクラス全員から色紙を贈る風習がよくあります。最近はPTAや生徒からお別れの際に「物品(記念品)を受け取らない」という厳しい取り決めをしている学校も増えていますが、手作りの色紙であればローコストで作れますし、詰まっているのは純粋な感謝の気持ちだけなので、先生方も気兼ねなく受け取りやすいのです。
とはいえ、先生に色紙を贈る場合に幹事のママが一番困るのが「人数の多さ」です。特に小学校の場合は1クラスで30~40人前後の子供がメッセージを持ち寄りますので、普通の色紙1枚ではスペースが足りなくなって文字が米粒のように小さくなってしまう苦労があります。そんな大人数の場合は「2つ折り(見開き)の色紙」が非常に便利です。
今回は、ただメッセージを並べるだけでなく、見開き色紙の特性を活かして、開いたときにワッと驚くような華やかな「ポップアップ(飛び出す花)」の見開きレイアウトの作り方をご紹介します。
先生用色紙(見開きポップアップ)の材料
- 2つ折り色紙(見開きタイプ)
- 色画用紙(台紙用)
- 折り紙(花びら用)
- ボンド・ノリ
- ハサミ・クリップ
ポップアップ見開き色紙の作り方
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色紙の中央でポップアップを仕込むため、まずはベースとなる中紙(台紙)を作ります。開いた状態の2つ折り色紙より、周囲が1〜2cmほど小さくなるサイズに色画用紙を切り、後からめくれて剥がれるのを防止するために四隅をハサミで丸くカットします。中紙は半分に折り、さらにジャバラ状に4つに折って折り目をつけておきましょう。 -
色紙の大きさをみながら、ポップアップで飾る「飛び出す花」のモチーフを作ります。まず正方形の折り紙を三角形になるように8つに折り、上部を丸くカットして広げると、桜のような花びらができます。8枚の花弁のうち1つ分をハサミで切り取り、もう1つ分の花弁にノリを塗って重ねて貼り合わせると、すり鉢状になった「6枚花弁の立体的な花」が1つ完成します。これを全部で7個作ります。 -
ポップアップの花のパーツは、作った7個の立体的な花をパズルのように貼り合わせて「1つの大きな房」になります。7枚のうち2~3枚色が違う折り紙を混ぜておくと、開いた時にグラデーションになってより華やかな印象になるのでおすすめです。花の中心には、サインペンで雄しべなどを手書きで書き入れておきましょう。 -
ポップアップの花を色紙に仕込むため、立体的に作った花をペタンと2つに平らに折り畳んでおきます。 -
全ての花を2つに畳み終わったら、これらを組み合わせて大きな1房の花を作っていきます。7枚の花を写真のように並べて、指定の箇所(花びらの先端)のみにちょこんとボンドを付け、数字の順番で貼り合わせて行きます。 -
これで一房の花の完成です。花の先端だけにボンドを付けて接着をすることで、色紙を開いた時に網の目のように連動して、ポップアップで大きくきれいに花が開きます。ボンドが乾くまで少し時間がかかりますので、途中でずれないようにクリップなどを使って仮止めをしておきましょう。 -
花が完全に乾いたら、両端の花弁にボンドを付け、中紙の「中央の折り目」をまたぐようにして貼り付けます。 -
花の仕掛けが付いた中紙の裏面にノリを塗り、2つ折りの見開き色紙の内側にピタッと貼り付けます。色紙を開くと中央に大きな花が咲き誇る、豪華な土台の完成です。
写真やメッセージカードをレイアウトして仕上げる
土台ができたら、子供たちに花や葉っぱの形に切り抜いたメッセージカードを配り、思い思いの言葉を書いてもらいましょう。メッセージカードには、必ずお子様たちに自分の名前を書かせることと、薄い鉛筆ではなく濃いサインペンなどを使って見やすく書くことを、事前に保護者にお願いしておくと、読みやすく見栄えの良い寄せ書きができあがります。
見開き色紙はスペースがたっぷりあるため、メッセージカードだけでなく、クラスの集合写真や、先生と子供が一緒に写っている思い出の写真をプリントして切り抜き、一緒にレイアウトするのが非常におすすめです。文字だけでなく写真が加わることで、当時の記憶が鮮明に蘇る一生の宝物になります。子供の笑顔の写真をマスキングテープで囲ってフレームのように見立てるのも、手作りならではの温かみが出ます。
先生用に渡す感謝の気持ちの色紙は、本来子供達が主役となって作って贈るものですが、子どもが小さいうちはママ達が幹事となって台紙を作ったり回収したりと、お膳立てをする必要があります。大変な作業ではありますが、これも子ども達がお世話になった相手に「ありがとう」の感謝を形にして伝える社会性を学ぶ良い機会でもありますので、前向きに楽しく取り組んでみてくださいね。



