大掃除はスケジュール表でスムーズになる!しっかり派と1日派の攻略術
大掃除にスケジュール表を取り入れることは、大掃除を効率よくこなすためのいくつかのコツのうちの1つ。考えずに作業できるためラクで、しかも時間内に掃除を終えやすくなります。
今年の年末は自分に合うタイプの大掃除スケジュール表をダウンロードし、壁に貼るなどして効率よく掃除を終えましょう。
あなたは年末の大掃除をしっかりやりたい派?1日で終わらせたい派?
大掃除のスケジュールを作る前に、自分は大掃除をしっかりやりたい派なのか、1日で終えたい派かなのかを考えましょう。
しっかりやりたい派の場合、数日に分けて行わなければ終わりませんし、1日で終わらせたい派は最低限のことしかできません。
いずれにせよ年末は何かと忙しく、インフルエンザなど風邪も流行する時期ですので、大掃除のスケジュールは無理なく立てるようにしましょう。
大掃除を1日で終わらせたい派のスケジュール表!さっそくダウンロード

『大掃除を1日で終える!チェック&タイムスケジュール表(印刷用PDFファイル)』をダウンロード
『大掃除を1日で終える!チェック&タイムスケジュール表』は、2LDK~3LDKのアパートやマンションを想定して作成した表です。
前日の晩、風呂場のカビ取り剤を塗布する箇所をメラミンスポンジなどで洗って乾かしておくと、汚れ落ちが良くなります。
マットやカバー類は順次洗濯し、カーテンはレールに取り付けて干すとアイロンの手間が省けますので、外してから部屋の掃除が終わるタイミングを見計らって洗濯しましょう。

細かい項目を変更したい場合は、EXCELシートをダウンロードして編集すれば、簡単に1日の大掃除タイムスケジュール表が作れます。
『大掃除を1日で終える!チェック&タイムスケジュール表(編集用EXCELファイル)』をダウンロード
家の中の構造やお掃除をすべき場所、大掃除のやり方は各家庭でも違いますが、1日で終わらせたい派の場合は必ず休憩時間を計画に入れましょう。
大掃除をしっかりやりたい派のスケジュール表!チェックリストと合体

大掃除のスケジュール表をチェックリストと合体して作っておけば、数日に分けて行うしっかりやりたい派の大掃除を、誰が担当し、いつ、どこをやるのか、漏れはないかがひと目で分かります。
『しっかりやりたい派!大掃除のスケジュール&チェックリスト(印刷用PDFファイル)』をダウンロード
プリンターで印刷し、手書きで書き込んでいくだけで、大掃除のスケジュール表が完成しますので、とっても便利。パソコンで直接編集してダウンロードしたい場合は、EXCELシートを使いましょう。

『しっかりやりたい派!大掃除のスケジュール&チェックリスト(編集用EXCELファイル)』をダウンロード
今年はいつ、誰がどの場所の掃除をするのかを家族で話し合って決め、担当者を書き入れます。メモ欄には汚れの程度や、必要な掃除道具などを書き込んで、備忘録代わりに使いましょう。
後はそれぞれが掃除をし、終わったら表のチェックを埋めていくだけ。このチェック作業は達成感が味わえるため、時間がかかると疲れて途中で挫折してしまいがちな大掃除を、最後まで飽きずに続けられます。
「ここまでやれば、後は遊べる」と目標が定まり、積極的に取り組めるので、チェックリストやスケジュール表は片付けが苦手な子供の家庭教育にも効果的です。
大掃除のスケジュール作成7つのコツ!ムダを減らせる予定作りのポイント
大掃除のスケジュールは、7つのコツを理解してから作成しましょう。ただ漠然と予定を決めてもなかなかうまく進みません。
年末は急な外出や来客で予定通りに進まないことが多く、多岐にわたる場所を掃除するため二度手間三度手間になりやすいためです。
大掃除を効率よくしっかり終わらせるためには、無駄なく、余裕を持って進められる大掃除のスケジュール表を作るのが一番です。
1自治体のごみ収集の予定を確認する

大掃除のスケジュールを作る際は、初めに自治体のごみ収集の予定を確認するのが失敗しないコツ。年末は行政機関も休みに入ってしまうので、ゴミの回収も普段通りにいきません。
粗大ごみがある家庭の場合は特に、ゴミの引き取りまでに時間がかかるため、早めに連絡して引き取りの予約をすることが大切です。
大掃除で集めたゴミだけでなく使い終わったスプレー缶などの資源ゴミや古雑巾など、大掃除ではたくさんのゴミがでますが、年末ギリギリになると、出せるゴミ袋の数を制限する自治体もあります。
うかうかしているとゴミとともに新年を迎えることになりかねませんので、大掃除の予定日はゴミ回収の予定よりも先になるように選ぶことをおすすめします。
物を捨てられない夫に悩んでいる場合は日頃から夫の心理を理解して対策し、大掃除のスケジュール表作成で「捨てて!」と喧嘩にならないように注意しましょう。
2年末のスケジュールを把握する

大掃除のスケジュール表を作るために、次は家族の年末のスケジュールを確認しましょう。大掃除では普段と違って広い範囲をきれいにするので人手がいりますし、腕力が強く、背の高いパパの力は欠かせません。
年末は忘年会などのイベントが多く、家族のスケジュールが合わせにくいので、最初に都合の悪い日をあげてもらってから、家族が集まれる日に決めるとよいでしょう。
3大掃除の場所や内容ごとの作業時間を確認する

大掃除のスケジュールを立てるためには、一つの掃除や一つの場所にどれぐらいの時間がかかるかを把握しておくことが、時間内に作業を終わらせるためのコツです。
大掃除では細かい場所を、念入りに掃除したいという欲が出ます。日常的な掃除時間よりも、多めに時間をとっておくのがスケジュール作成のコツです。
4その年の大掃除に欠かせない場所をチェック

大掃除のスケジューリングでは、どこを重点にするかの見極めるのがコツです。中には日頃のお手入れだけでは落とせず、家族が気になる汚れがひどい場所もあるでしょう。
実際にスケジュール表を作る前に家の中を見て回り、汚れの程度を「大」「中」「小」の3段階でランク付けしましょう。
見つけた汚れのひどい場所をきれいに清掃するために重点的に人手や時間を割けるように、大掃除のスケジュールを調整してください。
5大掃除の順番を確認する

大掃除のスケジュールを立てる際は、順番を意識するのもコツの一つ。行き当たりばったりで進めると、とりあえず汚れが目についた場所から始めたりしていると無駄が増えます。
大掃除の順番の原則!
ホコリや水の流れを考えた、「上から下へ、奥から手前へ」
例えば、部屋の掃除であれば、天井や壁、棚のホコリ落としを先にします。天井の掃除はグッズを使って行うことで簡単かつラクになりますので、事前準備をしっかり行って一気に済ませてしまいます。
その後窓やクローゼットの中を掃除し、最後に床を部屋の出口に向かって掃除をするのが、無駄な作業を増やさない掃除の順番です。
風呂場であれば、カビ取り剤の塗布やバスグッズのつけ置き、換気をしてから、カビ取り剤を流して天井、壁、床の順番で掃除をします。
大掃除の順番を意識することで、綺麗にした場所に他の場所の掃除による汚れがつくこともなく、つけ置き時間も長くとれるためキレイになりやすいのです。
6予備の時間を作って大掃除の場所と内容を決定する

実際に大掃除のスケジュール表を決定する際には、予備の時間を確保しておくのが、予定通りに進めるスケジュール作りのコツです。
大掃除を1日で終わらせたい派のスケジュール作りの場合は、おやつタイムを予備の時間にしたり、洗面所やベランダなどの短時間で終わる場所を前日に済ませたりすると、そこを予備時間に充てることができます。
季節柄天候が悪いので、窓や外周りの掃除ができなくなったり、寒い時期なので体調を崩してしまったりという可能性は否定できません。余裕を持ってスケジュールをたてておけば、万が一の時にも慌てず行動にうつせます。
7大掃除が立て込む日は1日のタイムスケジュールを作成してこなす

スケジュールを作ると大掃除全体の進行がスムーズに進みますが、作業日当日の細かいタイムスケジュールが決まっていると、さらに作業がはかどります。
1日派のタイムスケジュール表作りの要領で、時間を指定したより細かい予定も立てましょう。ある程度時間を区切っておくことで汚れに目移りせず、次の行動に移る気持ちの切り替えができます。
大掃除のスケジュールは年末前の早い時期に決めよう!
大掃除のスケジュール作りは仕事納めの12月28日以降からはじめても充分間に合うと考える人もいますが、突発的にどんな予定が入るかはわかりません。
大掃除は年末前の早い段階からスケジュールをたてて日程を選び、順番を決めてからすすめていくことをおすすめします。
年末は普段は忙しいパパやママが、ゆっくり休めるチャンス。大掃除はスケジュールを早めにたてて終わらせて、子供や家族とお正月の飾りを飾って気持ちよく新年を迎えましょう。