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大掃除のコツで汚れが落ちる!早い!場所ごとの時短テク14

大掃除のコツで汚れが落ちる!早い!場所ごとの時短テク14

大掃除のコツを全体と、風呂場や洗面所、玄関やお部屋など場所ごとに紹介!赤ちゃんのいる家庭でも安心して汚れを落とせる重曹とクエン酸の使い方、おすすめの掃除道具など、育児中や忙しいワーママに実践して欲しい年末に時短掃除の心得やテクニックです。

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大掃除の家全体のコツ4つ!ムダなくキレイに時短掃除をする方法

大掃除のコツ4つを知っておくと、年末の貴重な時間と労力をムダにせず、普段掃除できない場所を要領よくキレイにするのに役立ちます。

部屋ごとの大掃除のコツの前に、まずは家全体の大掃除のコツをご紹介しますので、時間や労力のムダをなくして効率的に進めましょう。

大掃除のコツ1 スケジュール表を作りましょう

スケジュール帳を持って考える主婦

大掃除のコツの中でも、特に重要なのがスケジュール作りです。面倒に感じられるかもしれませんが、年末の時短掃除には欠かせません。

無理のないスケジュールを立て、大まかな手順を決めておくことで、当日は迷うことなく作業を進められます。そのため、効率的かつ確実に大掃除をスピーディーに進めることができます。

年末は幼稚園や学校が休みに入るため、家事負担が増えがちです。共働きのワーママの場合は、仕事の予定も立て込むため非常に忙しくなりますので、スケジュール作りを始める時期も大切になります。

大掃除のスケジュールは早めに決めましょう!

お子さまが通園・通学をしている11月末~12月中旬までが、大掃除のスケジュール作りのチャンスです。年末になるとスケジュール作りどころではなくなりますので、楽に時短掃除を行いたいご家庭では早めにスケジュールを作成しましょう。

大掃除のコツ2 洗剤や掃除道具を使いわけましょう

大掃除のコツとして知っておいていただきたいのが、効率よく汚れを落とす洗剤や掃除道具です。誤った洗剤を使うと素材が傷んで変色したり、汚れがなかなか落ちなかったりで、かえって大掃除が大変になります。

赤ちゃんや小さな幼児がいるご家庭では、市販の洗剤の安全性の確認も気になるところでしょう。

食用にもなっている安全性の高い重曹とクエン酸の正しい使い方、そして汚れ落としを楽にする掃除道具を知って、安全で楽な大掃除にしましょう。

重曹とクエン酸の使い方を知りましょう

大掃除のコツの一つが洗剤の使い方ですが、赤ちゃんのいる家庭の掃除によく使われる重曹やクエン酸の使い方は、わかりにくく誤った使い方をしている方も少なくありません。

ネット上には「トイレのアンモニア臭を落とすのに重曹が効く」「畳掃除には重曹を振りかける」など、重曹やクエン酸の誤ったお掃除情報が数多く流れていますので注意が必要です。

                                             
重曹とクエン酸の特徴
種類重曹(弱アルカリ性)クエン酸(酸性)
効果
       
  • 油汚れ(酸性の汚れ)を落とす
  •    
  • 食べ物や皮脂、血液などのタンパク質汚れを落とす
  •    
  • 粉のままつかえば研磨剤になる
  •    
  • 食品や生ごみなどの脱臭
  •  
       
  • 水アカや石鹸カス(アルカリ性の汚れ)を溶かす
  •    
  • アンモニア臭を中和・脱臭する
  •    
  • 尿汚れを落としやすくする
  •  
注意点
       
  • アルミニウム、銅、畳、天然石(大理石など)、無垢材には使えない
  •    
  • プラスチックや漆器など柔らかい素材を粉で擦ると傷つく
  •  
       
  • 塩素系漂白剤と混ぜると塩素ガスが発生し危険(絶対に混ぜない)
  •    
  • 天然石(大理石など)や鉄には使えない
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場所
       
  • キッチン(油汚れ、生ゴミ臭)
  •    
  • 風呂場(皮脂汚れ)
  •    
  • 洗面所
  •    
  • トイレ
  •    
  • 玄関
  •    
  • 床、靴箱、鏡
  •    
  • リビングや寝室など
  •    
  • ベランダ
  •  
       
  • キッチン(水アカ)
  •    
  • 風呂場(水アカ、石鹸カス)
  •    
  • 洗面所(水アカ)
  •    
  • トイレ(尿石、アンモニア臭)
  •  

「重曹とクエン酸の特徴」の表は、国民生活センター、重曹の製造元である九州化工株式会社と昭和化工株式会社、クエン酸の製造元であるAGCの情報を基に作成しています。

どの汚れを何で落とすかを意識して大掃除をするのが、重曹とクエン酸の使い方のコツです。ちなみに、重曹とクエン酸は同時に使用できますが、直接混ぜて洗浄力が上がるわけではありません。

例えば、初めにクエン酸で水アカ取りをし、それでも落ちなければ重曹の研磨力を使って磨くとよいでしょう。また、排水管の大掃除は、重曹とクエン酸をふりかけた後に水をかけると発泡し、汚れを浮かせたり落としやすくしたりすることができます。

おすすめ掃除道具や洗剤で汚れを楽に落としましょう

掃除道具のイラスト

大掃除のコツの一つは、機能的で使いやすい掃除道具を選ぶことです。汚れ落ち、水ハケ、拭き取りが楽になるおすすめの掃除道具をご紹介しますので、年末の大掃除でぜひ使ってみてください。

 
     
  • メラミンスポンジ
  •  
  • スクイージー
  •  
  • ラストラーレスポンジ
  •  
  • 耐水性の紙やすり
  •  
  • 使えなくなったキャッシュカード(ヘラとして)
  •  
  • 古い歯ブラシ
  •  
  • ボロ布をゴムで巻きつけた割り箸
  •  
  • ストッキングをかぶせた金属製ハンガー
  •  
  • アルカリ電解水(例:水の激落ちくん)
  •  

掃除道具や洗剤で汚れ落ちが楽になれば、その分時短掃除ができます。先輩主婦がおすすめする掃除道具を賢くとり入れ、年末の大掃除を効率よく進めましょう。

「水の激落ちくん」などに代表されるアルカリ電解水は、重曹スプレーを作るのが面倒な人におすすめです。成分は水でありながら、電気分解により強アルカリ性(pH12.5程度)に調整されており、重曹水よりも強い洗浄力で油汚れなどを落とすことができます。

大掃除のコツ3 「上から下、奥から手前」がどこでも基本です

ソファ下のほこりを掃除する女性

大掃除の3つ目のコツは、「上から下に、奥から手前に」です。これから場所ごとのコツをご紹介しますが、この3つ目のコツはどの場所でも基本的に同じです。

これは、落ちてきたホコリや吹き付けた洗剤、洗った時の水で、すでに綺麗にした場所を再び汚して二度手間にならないように考えられた工夫です。

掃除する場所ごとに、他にも様々な大掃除のコツがありますが、基本となるこの3つ目のコツを忘れずに取り組みましょう。

大掃除のコツ4 こだわりすぎず優先順位を考えて時間内に終わらせましょう

床を拭く女性

忙しくて普段のお掃除になかなか手が回らない育児中やワーママの場合は、とことんきれいにしようと考えず、優先順位を決めておくのが負担なく大掃除を済ませるコツです。

意気込んで大掃除を始めたものの、面倒なお風呂場やキッチンの掃除だけで疲れてしまうと全体が終わりません。完璧を目指さず、「ココだけはキレイにしたい」という場所から優先順位を決め、時間の許す範囲で丁寧に掃除しましょう。

大掃除の場所ごとのコツ!家の中9か所を時短でキレイにする方法

大掃除のコツは、家の中と外でそれぞれありますし、同じ家の中でも場所ごとにそれぞれありますので、ここでは家の中と外を9か所に分けてみていきましょう。

風呂場、洗面所、キッチン、トイレ、寝室や子供部屋、リビング、玄関や下駄箱、ベランダなどの外回り、廊下の9か所のコツを細かく紹介していきます。

風呂場|つけ置きする時間を作りましょう

お風呂場を大掃除する主婦

風呂場の大掃除のコツは、一度に済ませずつけ置きすることです。市販の浴槽用つけ置き洗剤を使うほか、赤ちゃんのいるご家庭では浴槽にクエン酸水(水1Lに対しクエン酸50g程度)を作って、バス用品をつけ置きしましょう。

ただし、風呂場の大掃除にクエン酸を使う場合は、塩素系洗剤(カビ取り剤など)と混ぜると有毒な塩素ガスが発生し非常に危険なため、絶対に混ぜないように注意してください。

 
     
  • 換気をしっかりと行う
  •  
  • 風呂場用品はつけ置き洗い
  •  
  • 天井掃除にはフローリングワイパーを使う
  •  
  • つけ置き→天井→照明→壁→内側のドアや溝→浴槽→床や排水管→外側のドアの順番
  •  
  • 水垢はクエン酸スプレーで落とす
  •  
  • カビ取り剤を使う場合は天気のいい日の暖かい時間帯に(換気のため)
  •  
  • クエン酸や酸性の洗剤と塩素系カビ取り剤は絶対に混ぜない
  •  
  • 汚れがひどい箇所は、洗剤で濡らしたキッチンペーパーを湿布してつけ置き
  •  
  • 洗剤をしっかり洗い流したら、最後に全体を水拭き
  •  

天井のカビや汚れは、粉の酸素系漂白剤で漂白液(水1Lに対し酸素系漂白剤小さじ1程度)を、雑巾につけて絞ってから、フローリング用ワイパーにつけて拭くのが、風呂場の天井を時短掃除するコツです。

つけ置きする間に壁や鏡、棚を掃除します。お風呂場の皮脂や石鹸カスなどの汚れは浴槽より下の方につきやすいので、メラミンスポンジで軽く汚れを取り除いてから、浴室専用洗剤やクエン酸水を吹きかけて除菌までしてしまいましょう。

風呂場の大掃除にカビ取り専用洗剤を使う場合、換気が必須です。窓を開けなければなりませんので、天気のいい日の暖かい時間帯に行うのも、気持ちよく風呂場の大掃除をするコツです。

洗面所|メラミンスポンジとキッチンペーパーを活用しましょう

メラミンスポンジで洗面所の蛇口を掃除する主婦の手

洗面所台の大掃除のコツは、メラミンスポンジとキッチンペーパーの活用です。洗面台は強く擦ると傷つきやすいため、洗剤と組み合わせることでやさしく汚れを落とせます。

あらかじめセスキ炭酸ソーダやクエン酸の粉末を付着させてあるメラミンスポンジなどを活用すると時短ができ、後片付けも簡単です。

 
     
  • 洗面所用品は、酸素系漂白剤を溶かした漂白液でつけ置き洗い
  •  
  • 照明→鏡→キャビネット→シンク回り→床の順番
  •  
  • 落ちない水垢はクエン酸をスプレーしてから、ラップでパックする
  •  
  • 洗面台の隙間はボロ布を巻いた割りばしで擦る
  •  
  • 洗面台下やキャビネットは掃除後に半日扉を開けたままにする(換気)
  •  

洗面所の掃除にメラミンスポンジとキッチンペーパーを使用するのは、海外のホテルで実際に行われていたガラスや蛇口掃除のコツの一つです。

水で濡らしたメラミンスポンジで磨いて汚れを落とし、最後にキッチンペーパーで拭き上げると、洗剤を使わなくてもピカピカになります。ヒドイ水アカで落ちない場合は、クエン酸スプレーをかけてラップでパックしてから落としましょう。

洗面所の扉を開けっぱなしにしておくのは、内部の換気をすることでカビを防ぐための大掃除のコツです。洗面所の収納が上手くいっていない場合は、大掃除の日までに収納を見直すのも早く終わらせるコツです。

キッチン|クエン酸と重曹のダブル使いをしましょう

キッチンの換気扇掃除を行う主婦

キッチンの大掃除のコツは、油汚れや食べ物汚れ(酸性)を落とすのに強い重曹と、水アカ落とし(アルカリ性)に強いクエン酸の両方を使うことです。

また、時間のかかる換気扇掃除は年末を避け、余裕のある日に早めに行ってしまうのも、大掃除のコツの一つです。

 
     
  • 換気扇の大掃除は先に済ませておく
  •  
  • 照明→壁→コンロ→食器棚や調理家電→シンク回り→床の順番
  •  
  • 換気扇のパーツは日当たりの良い場所で重曹の洗剤液につけ置き洗いをすると、汚れのゆるみが早い
  •  
  • キッチン周辺のベタベタした油汚れは重曹スプレーで落とす
  •  
  • コンロやグリル、調理台にこびりついた汚れはペースト状に練った重曹クレンザーで落とす
  •  
  • 排水溝のヌメリにはまず重曹をふりかけ、次にクエン酸水を流して、泡のパワーで汚れを分解する
  •  
  • 蛇口周りの水垢はクエン酸スプレーを吹きかけ、ラップでパックをして落とす
  •  
  • 冷蔵庫の内部は重曹スプレーで拭き掃除をする
  •  
  • シンク下のキャビネットはカビやすいので、掃除の後は半日程度扉を開けたままにして風を通す
  •  

トイレ|クエン酸スプレーでアンモニアを撃退しましょう

クエン酸でトイレ掃除をする女性の手

トイレの大掃除のコツは、クエン酸スプレーをフル活用することです。クエン酸は酸性であるため、アルカリ性のアンモニアを中和し、匂いや尿石の汚れを取り除くのに効果的です。

 
     
  • 照明→窓や壁→タンク→便器→床→ドアの順番で掃除
  •  
  • 取り外せる便座は分解して掃除
  •  
  • 大きな尿石は使えなくなったクレジットカードで削る
  •  
  • 尿石は濃い目のクエン酸パックで落とす
  •  
  • 床はタンクの裏から、戸口に向けてクエン酸スプレーで拭き掃除をする
  •  

濃い目のクエン酸水(水100mlに対しクエン酸10g程度)をスプレーボトルに入れ、便器や裏の尿石に吹きかけてからトイレットペーパーを貼り付けます。さらにその上からスプレーしてパックし、時間を置いてアンモニアを中和させてから掃除をしましょう。

トイレの臭いの元となるアンモニアは、便器回りだけでなく床や壁にもついています。飛び散るはずがない便器から離れた壁にも、アンモニアが蒸発して付着していますので、初めから壁全体を掃除すると覚悟するのもトイレの大掃除のコツです。

コーティングされていない便器であれば、500~800番程度の耐水ペーパーで擦るか、硬いヘラ状のスクレイパーや使えなくなったクレジットカードで擦ると、固まった尿石を簡単に落とせる場合があります。

寝室や子供部屋|ゴミ捨てからスタートしましょう

掃除の手伝いをする男の子

寝室や子供部屋の大掃除のコツは、一年間でため込んだ不要な物を処分するゴミ捨てからスタートすることです。

特に子供部屋は片づけやすいおもちゃ収納にして荷物を見直しておくと、不要な物を早めに処分しやすくなりますので、大掃除の前にやっておくのがおすすめです。

年末は自治体のゴミ収集のタイミングが変わりますから、早いうちからお部屋の不用品の処分を進めていきましょう。

 
     
  • 照明や天井→壁→家具→窓→床の順番で掃除
  •  
  • 窓ガラスの掃除は曇りの日を選ぶ
  •  
  • 棚などの細かい部分のホコリは古歯ブラシや刷毛で掃き出し、床掃除で一気に取り除く
  •  

天気の良い日に窓掃除をすると、光が反射して汚れが良く見えなくなりますので、窓ガラスの大掃除は曇りの日に行うのがおすすめです。

リビング|整理整頓からスタートしましょう

リビングの掃除をする主婦

リビングの大掃除のコツは、整理整頓からスタートすることです。リビングは家族が長時間集い、人目に触れる場所でもありますので、まずは整理整頓をしてから掃除を始めましょう。

ドアノブや照明のスイッチ、コンセントなどの手垢がつきやすい部分、テレビ周りのホコリがたまりやすい場所、光を反射する窓や鏡などの目立つ部分を重点に、汚れが目立つ場所をスピーディーに時短掃除します。

 
     
  • 照明や天井→壁→テレビや家具→窓→床の順番で掃除
  •  
  • 窓のサンは先に刷毛や古歯ブラシで汚れをかき出す
  •  
  • 狭いすき間のホコリは、針金ハンガーにストッキングをつけて取る
  •  

赤ちゃんや小さな子供のいるご家庭では、リビングの手垢や指紋、床の汚れを重曹スプレーで落とすとよいでしょう。

またリビングの臭いが気になる場合は、重曹消臭スプレーを作って大掃除に使うと、皮脂や食べ物などによるタンパク質の汚れと臭いをスッキリ消臭するのに役立ちます。

重曹スプレーだけでも消臭効果はありますが、アロマをプラスすると香りがよくなります。ただし、赤ちゃんや幼児はアロマに弱いことがありますので、子供のいるご家庭では重曹スプレーだけがおすすめです。

玄関や下駄箱|手が触れる場所を重点的に拭き上げましょう

玄関のイラスト

玄関や下駄箱の大掃除のコツは、手が良く触れる場所の手垢をしっかり落とすことです。また、ホコリや砂は室内側から外側に向けて、しっかりと履き出しましょう。

 
     
  • 照明・天井→靴箱→玄関ドア→玄関タイルの順番で掃除
  •  
  • 汚れの種類で洗剤を使い分ける
  •  
  • 泥や砂は掃除機の先にトイレットペーパーの芯を挟んで吸い取る(隙間ノズルの代用)
  •  
  • 靴箱は掃除後に半日ほど扉を開けたままにする(換気・乾燥)
  •  

玄関や下駄箱の手垢汚れは重曹スプレーで落とせますが、なかなか落ちない玄関タイルの掃除は汚れの種類ごとに洗剤を使い分けると落としやすくなります。

下駄箱は拭き掃除の後に風通しを良くして、中までしっかり乾燥させましょう。活性炭入りのシートを敷いたり、乾燥剤を入れたりしておくのもおすすめです。

ベランダや外回り|集合住宅は砂ぼこりの近隣への迷惑に注意しましょう

ベランダ掃除の道具

ベランダなどの外回りの大掃除のコツは、アパートやマンションなどの集合住宅の場合、砂ぼこりで下の階や隣に迷惑をかけないことです。集合住宅でのベランダ掃除のやり方を確認しておきましょう

まずはベランダや外回りのゴミを捨て、湿度が高いと砂ぼこりが舞いにくくなるので、できれば年末休暇前の風がない小雨の日をベランダの大掃除の日に選びましょう。

年末休暇の時期に大掃除をする場合は、濡れた茶殻や細かくちぎった濡れ新聞紙を撒いてから掃くと、ホコリが舞いにくくなります。

 
     
  • 風が少なく湿度の高い日を選ぶ
  •  
  • ベランダはちぎって濡らした新聞紙を撒いてから掃く
  •  
  • 手すりや窓の外側は重曹スプレーで落とす
  •  

ベランダなどの外回りは排気ガスで汚れていることが多いので、重曹スプレーを使いましょう。排気ガスに含まれている油汚れを重曹が分解してくれるため、汚れを落としやすいです。

廊下|隅のホコリを履き出してから掃除機をかけましょう

廊下と掃除機

廊下の大掃除のコツは、ホコリが溜まりやすい隅を先に古い歯ブラシなどで履き出してから、掃除機をかけることです。

壁の下部についている巾木(はばき)にもホコリが溜まりやすいので、ブラシや掃除機でホコリをとってから、重曹ペースト(水15mlに対し重曹30g程度)とメラミンスポンジでコーキング部分を白くキレイにしましょう。

大掃除のカーテンの洗い方のコツ!レールにかけて干しましょう

カーテンを開ける主婦

大掃除でカーテンを洗濯するご家庭では、コツを知っているとアイロンの手間が減らせます。洗い上がったカーテンは、そのままカーテンレールに引っ掛けて干しましょう。

濡れたまま干すのが気になるかもしれませんが、冬場は乾燥していて暖房もつけるため加湿になり、空気中のホコリもキレイに下に沈みやすくなります。

 

大掃除のカーテンの洗い方の流れ

 
     
  • 掃除機でカーテンのホコリを吸い取る
  •  
  • お部屋の掃除の前にカーテンを外す
  •  
  • 重曹を溶かした水につけ置き洗いをする
  •  
  • カビやシミがある場合は部分洗いをする
  •  
  • 洗濯後はカーテンレールに吊るして干す
  •  

カーテンはネットに入れて洗いましょう。ネットの幅に屏風たたみにするのがカーテンの洗い方のもう一つのコツです。こうすると汚れ落ちがよくなり、洗濯機でもシワになりにくいです。

カーテンを大掃除のどの順番で洗うかは、家の大きさや大掃除のやり方により異なりますが、ホコリ落としや窓掃除が終わってから干すため、タイミングを見計らって洗いましょう。

大掃除はコツをしっかりと押さえて、時間も手間もムダなくキレイに時短掃除をし、気持ちのよい環境で大晦日と新年を迎えましょう。

この記事を書いたライター
羽根田るみこ

羽根田るみこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!