一番簡単なカーテン洗濯方法に関する記事

カーテンのお洗濯をシワなくスムーズに完了する6ステップ

カーテンのお洗濯をシワなくスムーズに完了する6ステップ

「大変そう!」なカーテンの洗濯ですが実は思っているよりも簡単。ちょっとしたコツを覚えて清潔なお部屋作りを目指しましょう。

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初めての人でも簡単!カーテンの洗濯方法が分かる6ステップ

日々生活から出るホコリなどをキャッチしてかなり汚れているはずのカーテン。分かってはいてもなかなか「洗濯するぞ!」という気持ちになれないのがカーテンのお洗濯です…。

しかし長い間カーテンを洗濯せずに使い続けていると、部屋の空気も悪くなり人間の体や精神状態にも良くありません。ここではカーテンの洗濯が人生初めての人でも簡単に挑戦できる、「カーテンの洗濯6ステップ」をご紹介します。

洗濯ステップ1 カーテンをレールから取り外す

長い窓に掛かったレースのカーテン

まずはカーテンレールからカーテンを取り外しましょう。カーテンをレールにかけている金具の存在を忘れて、引っ張ってしまってはいけません。

必ず金具をひとつひとつレールから外すようにカーテンをおろします。横着をしてカーテンを引っ張ったり揺らしたりしておろそうとすると、カーテンレールや金具が壊れてしまう場合もあるので注意しましょう。手が届かない高さのカーテンは必ず椅子や脚立を使います。

カーテンをおろす時には、ホコリなどが飛び散らないように“あまりカーテンを動かさずに”行います。気になる人は床にシートや新聞紙を敷きましょう。

カーテンを無事におろせたら、金具をすべて取り外しておきます。この時に「金具がどのような向きでカーテンにつけられているか」をチェックしておきましょう。再度カーテンレールに取り付ける際に向きが分からず混乱してしまうのを防ぐためです。

洗濯ステップ2 カーテンのホコリを払う

晴天に天日干しされる真っ白いカーテン

カーテンを取り外したら、いきなり水につけてはいけません。なぜならカーテンには想像以上のホコリやゴミがくっついているからです。

ベランダなどでパタパタとはたいてホコリをしっかりとおとしましょう。ホコリの他にダニなどもくっついている場合があるので、お天気の良い日に行うことをおすすめします。

洗濯ステップ3 カーテンの洗濯絵表示を確認する

カーテンの洗濯にも使える中性の液体洗剤

カーテンを洗濯する際にも、必ず洗濯取り扱い絵表示をチェックしましょう。物によっては自宅で洗濯することが不可能な素材もあるからです。しかしほとんどのカーテンが中性洗剤を使用して洗濯機で洗うことができます。洗剤はカーテンのような頑丈な生地にも染み込みやすい液体洗剤がおすすめです。

汚れている部分は前処理を行う

カーテンの汚れが気になる部分には、洗剤の原液を直接つけてしみこませておきます。金具を取り付けている部分も黒ずんでいるのでお忘れなく。

洗濯ステップ4 カーテンをジャバラ状に折りたたむ

洗濯の後に外で乾かす柄物カーテン

カーテンを洗濯機に入れる時に、グチャグチャ~と丸めて入れてしまってはいけません。ボリュームがある分、グチャグチャのまま洗濯機の中で洗われて洗いシワや型がついてしまいます。

カーテンの洗いジワをなるべく防止するためには、洗濯機にカーテンを入れる前には、ジャバラ状(屏風のように)折りたたみましょう。その時に、汚れがひどい部分が表にくるようにします。
カーテンの大きさにもよりますが、縦にジャバラ状に折ったら、洗濯機に入る大きさにするために横にもジャバラ状に折りましょう。

汚れが少ない場合はこの時点でポイント的に前処理を行います。あまりに汚れが散らばっている場合は、カーテンを折る前の開いた状態で洗剤をしっかりと染み込ませましょう。

洗濯ステップ5 カーテンを保護して洗濯機へ

カーテンなどの大物も洗濯できる家庭用洗濯機

ジャバラ状に折りたたんだカーテンを洗濯機に入れる際には、洗濯ネットに入れることをおすすめします。カーテンの表面に細かい刺繍や飾りが施されていたり、レースのカーテンなどは洗濯をしているうちに傷ついてしまうからです。

カーテンを洗濯機に入れる時には汚れが気になる部分を底にして入れましょう。大きなカーテンを洗濯機で洗うと中で全体的に混ざり合うように洗うことができません。したがって水力が強い底部分に汚れている面を近づけることで、汚れが落ちやすくなります。

カーテンを一度も洗ったことがない場合、水が真っ黒になるほどかなり汚れているので2度洗いがおすすめです。

そして最後の脱水は、30秒前後でOKです。普段の洗濯のように脱水をしっかりとかけてしまうと、カーテンのシワの原因になってしまいます。

洗濯ステップ6 カーテンをカーテンレールに吊り干しする

カーテンレールに通された洗濯したてのレースカーテン

薄手&軽めのカーテンの場合、脱水したらそのままカーテンレールに取り付けて干しましょう。カーテン自身の重りで生地が伸びて、自然にシワが伸びてくれます。
ズッシリとした重厚なカーテンの場合は、カーテンレールが重みに耐えられなくなるので竿に干しましょう。

カーテンがシワにならないポイント

脱水をしたらすぐにカーテンを取り出してシワを伸ばすことが大切です。洗濯機の中で放置しているとジャバラに折ったシワがしっかりと残ってしまいます。

レース素材のカーテンは軽いのでカーテンレールで干すことが可能ですが、直射日光に当たると黄ばんでしまうので干す部屋や窓の位置に注意します。

カーテンをレールで干す場合、窓やレールなどが汚れているとカーテンにもついてしまうので、あらかじめキレイにしておきましょう。

6ステップで意外と簡単?!すぐに始められるカーテンの洗濯

洗濯の手順が分かれば、あんなに面倒くさかったカーテンの洗濯もすぐに始めることができます。季節の変わり目などにはカーテンをキレイに洗濯して、良い空気が流れる家づくりを目指しましょう。

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。