子供が喜ぶ!お弁当にぴったりの簡単ちくわおかずとアレンジ術
毎朝のお弁当作り、本当にご苦労様です!「何を作ろうか」「どんな味付けにしようか」「彩りはどうしようか」と、お弁当箱の小さなスペースを埋めるために、ママたちは毎朝フル回転で頭を悩ませていますよね。
「せっかく作ったのに残して帰ってきた…」「朝は時間がないから、手の込んだものは作れない」そんなお悩みを解決する救世主が、どこのスーパーでも手軽に買える「ちくわ」です。ちくわはそのまま切って入れるだけでも立派なおかずになり、穴に好きな具材を詰めるだけでバリエーションが無限に広がる、常備しておきたい優秀な食材です。
発達心理学の観点から見ると、この時期の子どもは「見た目の楽しさ」から食への興味を広げる段階にあります。味覚がまだ育ち切っていないため、茶色いおかずばかりだと視覚的に飽きてしまい食が進まないという行動が出やすく、だからこそちくわの穴にカラフルな野菜を詰めるような視覚的な工夫が合いやすいのです。
この記事では、先輩ママたちが実際に作って子どもが大喜びしたちくわのおかずアイデアや、ちくわの嬉しい栄養素、年齢別の食べやすい工夫までをたっぷりご紹介します。お弁当メニューに困った時は、ぜひちくわの力を借りてみましょう!
なぜちくわ?お弁当作りの強い味方になる理由
ちくわは、タラやタイなどの白身魚をすりつぶして作られた練り製品です。昔から日本の食卓で愛され続けている理由は、美味しいだけでなく、育ち盛りの子どもに嬉しい栄養がギュッと詰まっているからです。
集中力をサポートするDHA(ドコサヘキサエン酸)
魚の脂に多く含まれるDHAは、考える力や集中力をサポートしてくれる、育ち盛りの子どもが積極的に摂りたい栄養素です。
残念なことに、DHAは体の中で作り出すことができません。外から食事として取り入れるしか方法がないのですが、「お魚の骨が苦手」「生臭いのがイヤ」と魚を避けてしまう子どもは多いものです。もしもお魚が苦手なら、魚の旨味が詰まったちくわなどの練り製品を上手に活用して、美味しくDHAを摂り入れましょう。
毎日の元気を助けるEPA(エイコサペンタエン酸)
EPAも魚に多く含まれる栄養素で、家族みんなが毎日元気に、イキイキと過ごすための健康キープに役立つ成分として広く知られています。
こちらもDHAと同様に体の中で作ることができないため、日々の食事からコンスタントに摂取することが大切です。子どもだけでなく、毎日お仕事を頑張るパパやママの健康維持にもぴったりなので、お弁当の隙間埋めとして家族全員でちくわを食べる習慣をつけると良いですね。
体を作るたんぱく質
たんぱく質は、元気に遊びまわるための筋肉を作り、体を動かすエネルギーの素となる、人間の体に欠かせない栄養素です。
お弁当のおかずには、たんぱく質を多く含むお肉やお魚、卵などをバランスよく入れることが大切です。たんぱく質を豊富に含み、なおかつ調理の手間が少ないちくわは、冷蔵庫に常備しておくだけで「あと一品たんぱく質が足りない!」という時の心強い味方になってくれます。
【年齢別】お弁当に入れるちくわの大きさや味付けの工夫
同じちくわのおかずでも、食べる子どもの年齢によって食べやすさや好む味付けは異なります。発達段階に合わせた出し方を取り入れることで、お弁当を残さずピカピカに食べてくれるようになりますよ。
- 1歳半〜2歳ごろ:まだ奥歯が生え揃っておらず、噛み切る力が弱い時期です。ちくわ特有の弾力で喉に詰まらせないよう、縦に半分に切ってから細かく刻むか、薄い輪切りにしてから柔らかく煮てお弁当に入れましょう。
- 3〜5歳(幼稚園・保育園):「可愛い!」「自分で食べられた!」という達成感が嬉しい時期です。ちくわの穴にきゅうりやチーズを詰めて、可愛いキャラクターのピックに刺してあげると、特別感が出て大喜びします。
- 小学生以上:食べる量が増え、ご飯が進むしっかりした味付けを好むようになります。ちくわの磯辺揚げや、ケチャップ炒め、少しマヨネーズを効かせたボリュームのあるアレンジが喜ばれます。
やりがちなNG!ちくわをお弁当に入れる時の注意点
ちくわはそのまま食べられる便利な食材ですが、お弁当という「作ってから食べるまでに時間が空く環境」に入れる際には、ちょっとした注意が必要です。
逆にやってしまいがちなのが、冷蔵庫から出した冷たいままのちくわを、そのままお弁当にポンと詰めてしまうことです。これをすると子どもは「冷たくて硬い」と感じ、結果的に残して帰ってくるという反応につながることがあります。代わりに、サッとトースターで焼いたり、フライパンで炒めたりして一度火を通すように関わるのがおすすめです。
| やりがちなNG対応 | お弁当におけるリスクや子どもの反応 | 望ましい対応・工夫 |
|---|---|---|
| 加熱せずに生のままお弁当に入れる | 時間が経つと水分が出て風味が落ち、衛生面も心配 | 軽くフライパンで炒めるか、レンジやトースターで加熱して冷ます |
| 水分が多い野菜(生のトマト等)をそのまま詰める | ちくわが水分を吸ってふやけ、美味しくなくなる | きゅうりやチーズなど、水分の少ない具材を詰める |
| 長いままのちくわをドンと入れる | お箸やフォークでうまくつかめず、食べるのを諦めてしまう | 一口サイズ(1〜1.5cm幅)にカットして食べやすくする |
先輩ママたちが作った!子供が喜ぶちくわのおかず8選
ここからは、ちくわの穴に食材を詰めてつくったおかずや、簡単なアレンジレシピについて、先輩ママたちに教えてもらったリアルな体験談をご紹介します。忙しい朝でもササッと作れるものばかりですので、ぜひ明日のお弁当作りの参考にしてくださいね。
簡単!きゅうりちくわ
父、母、1歳半の娘の3人家族です。私が仕事を始めることになり、娘が託児に持って行く初めてのお弁当の為に作ったちくわのおかずです。
<ちくわ以外の具材>
- きゅうり
ちくわの穴に詰めたのは娘の大好きなきゅうり。作り方は包丁で細長く切ったきゅうりをちくわの穴に詰め、食べやすい好みの大きさに切るだけ。とても簡単で、時間のない朝でもすぐに作れます。
娘はまだ1歳半なので小さめに切ってお弁当に入れましたが、もう少し年齢が上のお子さんであれば、ふたつ繋げて可愛いピックで刺してあげたりすると喜んでくれると思います。
初めてのお弁当でしたが、このきゅうりちくわは手でつまんで簡単に食べることができ、なおかつきゅうりの食感が良く美味しいので、娘も大好き!お弁当の定番おかずです。
子育ての現場でよくあるのは、きゅうりを太く切りすぎてちくわの穴に入らず、朝からイライラしてしまうケースです。良かれと思ったボリューム感が、ママには「詰める手間」に映ってしまい、かえって作るのが億劫になる原因になることがあります。代わりに、きゅうりは少し細めに切り、ちくわに詰めてから輪切りにするように関わるのがおすすめです。
卵サラダ入りのちくわ
ちくわは、いつも冷蔵庫に入っている優秀なお弁当のおかずです。娘と主人と自分の三つのお弁当を毎日作っているとおかずのネタも尽きてきますが、ちくわは穴に詰める具材を変えるだけでバリエーション豊かに変身してくれるので、あと一品欲しい時に助かります。
ちくわシリーズの中でも子供が大好きで「お弁当にまた入れて欲しい」とリクエストされる一品が、このチーズ入りの卵サラダを詰め込んだものです。
<ちくわ以外の具材>
- チーズ
- 卵サラダ
作り方も簡単で、卵を水から鍋に入れて沸騰してから6分ほど茹でます。固ゆでにゆであがった卵はフォークの背で潰します。
5mm角くらいにみじん切りしたチェダーのスライスチーズと塩、あらびきのブラックペッパー、マヨネーズを入れてよく混ぜまず。それを竹輪の穴に詰め込んでななめに二等分すれば完成です。卵だけではなく、チーズ入りというのがうれしいみたいです。
ママ:「今日のお弁当、ちくわの中に卵とチーズがかくれんぼしてるよ!」娘:「わぁ、見つけるの楽しみ!」というように、中身を当てるワクワク感を持たせると、お昼の時間が一層楽しくなりますよ。
おくら
家族構成は、父、母、娘、息子の4人家族です。写真のちくわは主に娘と息子のお弁当に入れています。ちくわの穴には子供たちが大好きなおくらを詰めました。
<ちくわ以外の具材>
- おくら
作り方は、塩を入れたお湯でサッとおくらを湯がきます。ちくわにおくらを詰めたら、ななめにカットしフライパンで焦げ目がつく程度に炒めます。
塩、こしょうで味を整えて出来上がりです。マヨネーズを添えていただきます。娘も息子もおくらは大好きです。
きゅうりや、チーズなどもたまに入れますがおくらが1番好きみたいです。なので、必ずおくらのベーコン巻きや、おくらの豚肉巻き、塩こしょうで焼いたおくらのみ、とかを入れてとリクエストがあります。
ちくわも好きで、ななめに5ミリくらいにカットしたちくわをマヨネーズと塩、こしょうで炒めただけの一品も好きです。
おくらの断面の星型が、お弁当箱の中でパッと目を引く可愛らしさを演出してくれます。少しお醤油を垂らして和風に仕上げるのも、ご飯が進んでおすすめです。
かにかまチーズイン
家族構成は父、母、長女、長男、祖母の5人家族です。娘のお弁当に入れたちくわの磯辺揚げです。ちくわの穴にはチーズとかにかまが入っています。
<ちくわ以外の具材>
- チーズ
- かにかま
ちくわをちょうどいい大きさにカットして、穴に詰められるように切れ目を入れます。中に細長く切ったチーズとかにかまを入れます。小麦粉に青のりを入れたて、少量の水で溶いたものにちくわをくぐらせます。
フライパンに少し多めの油を引いて揚げ焼きにします。こげやすいのでコロコロと転がしながら焼きます。前の日に具材を詰めておけば当日はそんなに手間がかかりません。
娘はチーズが大好きなので、チーズを入れるとちくわもパクパクと食べてくれます。ちくわはとてもお弁当には便利ですが、茶色くなりがちなので、かにかまと青のりで少しでも彩りがよくなるように工夫しました。
同じちくわでも、2歳と5歳では好む食感が異なります。2歳ごろは「柔らかくて飲み込みやすいこと」が背景にあり、5歳ごろは「サクッとした衣の食感が楽しい」という味覚の広がりが育ってくる時期なので、磯辺揚げのような香ばしさが理由になっていることが多いのです。
チーズ入り磯辺揚げ
夫と私と息子4歳の3人で暮らしています。このちくわは、息子のお弁当に入れたものです。ちくわの穴に入っているのは息子が大好きなチーズ。
<ちくわ以外の具材>
- チーズ
- 青のり
チーズを入れた後、天ぷら粉に青のりを加え、水を少々入れて粉を溶きます。緩くなってしまうとちくわに絡みにくいのでかなり固く溶き、竹輪の表面に塗るようにつけていきます。
油を少しだけフライパンで温め、その中で揚げ焼きにするようにして火を通します。端から見えるチーズがとろりとしてきたら完成です。青のりの風味がチーズとよく合い、小さいけれどコクのある一品になります。
スモークチーズを使うことが多いため大人向けだと思い、夫のお弁当にだけ入れていたのですが、味見をしたいというので食べさせたところ「おいしーい!」。「青のりのチーズちくわ作って!」と言われるのでよく作るようになりました。
ちくわを洋風おかずに
パパと3歳の娘との3人暮らしパパと園児のお弁当作りに頭を悩まし中。好き嫌いの多い娘のお弁当に入れるちくわのおかずです。穴にはブロッコリーの芯とニンジンを湯がいて詰め、洋風の味付けで子供の好きな風味にしました。
<ちくわ以外の具材>
- ブロッコリーの芯
- ニンジン
作り方は、ニンジンをちくわの長さに合わせて5ミリの棒状にカット。ブロッコリーの芯も5ミリ角にカット。小鍋に水とニンジンを入れて沸騰後約3分茹でるその中にブロッコリーの芯を入れてさらに約3分茹でる。少し歯ごたえが残るくらいに茹であげたらちくわの穴に詰める。
園児のお弁当ということもあり、食材には必ず火を通したいので少量の油で炒めてケチャップ小さじ2、ウスターソース小さじ1、味醂小さじ1と醤油少々で洋風に味付けしました。ケチャップ味が好きな娘は野菜が入っていても喜んでパクパク食べてくれてます。
一般的には「和風のだしや醤油が合う」と思われがちですが、実際にはケチャップやソース味のほうが、子どものお弁当には伝わりやすいことがあります。なぜなら甘酸っぱい味が食欲をそそるという特徴があるからで、結果的に野菜もしっかり食べてくれるという結果につながりやすくなります。
チーズと梅肉を巻きました
子ども一人に父、母(私)の3人家族です。毎日幼稚園用にお弁当を作っています。ちくわは子どもも大好きでよく使うのですが、チーズや梅肉など柔らかいものは穴の中に詰めにくいです。
<ちくわ以外の具材>
- チーズ
- 梅肉
そこで、縦に一か所切って、長方形に広げたちくわで、チーズや梅肉を巻きました。爪楊枝でとめてフライパンで焼き、切り口が渦巻きになる方向で半分に切ります。爪楊枝をかわいいピックに差し替えたら完成です。
幼稚園で、練り物も朝一度火を通すように言われているのでフライパンで焼きましたが、すぐ食べるなら必要ない工程だなと思います。
朝ごはんの時、一つつまみ食いした子どもが「おいしーーー!」と満足そうでした。お弁当にも入れてるよと言うと、楽しみに思ってくれたようです。
チーズと海苔を巻きました
夫、私、娘の、3人家族です。週に3日ほど、5歳の娘が幼稚園に行くとき、お弁当を作っています。今日は「竹輪を、チーズと海苔で巻いただけ!」という簡単な竹輪料理を入れてあげました。
<ちくわ以外の具材>
- チーズ
- 海苔
作り方は、まず竹輪に縦の切り込みを入れて1枚の板状にします。そして、竹輪をラップの上に置いて、スライスチーズ半分、海苔(スライスチーズと同じくらいの大きさ)を乗せ、ラップのままクルクル巻きます。
そして、電子レンジ500wで、20秒ほどチン!冷めるまで冷蔵庫で冷やします。冷めてチーズが固まったら、お好みの大きさに輪切りをします。チーズが接着剤の役割をしてくれるので、ピックなどで止める必要はありません。
うちの娘は、この竹輪巻き、「美味しいよ」と言っています。海苔の代わりにハムを巻いてみてもいいですね。お弁当のちょっとした隙間に入れると、可愛らしく見えるのでオススメです。
パパのお弁当にも!家族みんなで楽しむちくわの活用法
ちくわのおかずは、子どものお弁当だけでなく、パパやママのお弁当にも大活躍します。「大人用と子ども用で別々のおかずを作るのは面倒…」という時は、ちくわをベースにして味付けだけを少し変えるのが時短のコツです。
パパや祖父母と関わり方をそろえると、子どもにとって「みんなでお揃いのお弁当だ!」という喜びと安心感につながります。家庭内で「今日はちくわの磯辺揚げをお揃いで入れよう」という方針を共有しておくと、夕食の場面で「今日のお弁当のちくわ、美味しかったね!」という会話のきっかけになるという効果が出やすくなります。
例えば、子どもの分はケチャップ炒めにして、大人の分は同じフライパンの端でコチュジャンや黒胡椒を少し足してスパイシーに仕上げるだけで、立派な大人向けのおかずが完成します。お休みの日の家族でのピクニックなどでも、お揃いのちくわおかずを入れて出かけてみてください。
お弁当のちくわおかずに関するよくある疑問(FAQ)
Q1. ちくわの穴にきゅうりを詰める時、いつも破れてしまいます。どうすればいいですか?
A1. きゅうりの太さが原因です。きゅうりは縦に4等分、または6等分に細長く切り、少し細すぎるかな?というくらいのサイズをスーッと差し込むと、ちくわが破れずに綺麗に仕上がります。
Q2. 前の晩にちくわのおかずを作っておいても大丈夫ですか?
A2. 夏場は特に衛生面が気になりますので、中に詰める作業までは前夜に行い、翌朝に軽く火を通す(トースターで焼く、フライパンで炒める)のが安心です。しっかり冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。
Q3. 余ったちくわは冷凍保存できますか?
A3. はい、冷凍可能です。ただしそのまま冷凍すると食感が少し変わってスポンジ状になりやすいので、あらかじめ輪切りにしておき、炒め物やスープなどの加熱調理用に使うのがおすすめです。
Q4. ちくわの塩分が気になります。子どもには多すぎませんか?
A4. 練り製品には塩分が含まれていますので、ちくわをお弁当に入れる場合は、他のおかずの味付け(卵焼きや野菜炒めなど)を少し薄味にするか、ケチャップの量を減らすなどして全体のバランスをとるのがポイントです。
まとめ
お子さんのお弁当作りが年に数回のイベントなら気合いも入りますが、毎日や週に数回となればメニューに悩むのも当然です。「今日もまた同じおかずかも…」と落ち込む必要はありません。そんな時は、子どもが大好きで栄養満点な「ちくわ」の力をたっぷり借りましょう。
まずは、お弁当がパッと明るくなる卵焼きや、彩りのよいブロッコリー、ミニトマトなどを詰めます。そして、空いた隙間にちくわのきゅうり詰めや、チーズ入りの磯辺揚げをコロンと入れるだけで、一気に華やかでボリュームのあるお弁当が完成します。
ママたちが教えてくれたアイデアを参考に、「今日は何を詰めようかな?」とアレンジを楽しみながら、明日の朝もちくわを活用してみてください。お弁当箱のフタを開けた時の子どもの笑顔を想像しながら、無理なく美味しいお弁当を作ってあげてくださいね!



