ストレスをためない為の夜泣き対策6つ
例え一時的なものと分かっていても、赤ちゃんの夜泣きは毎日赤ちゃんと向き合っているママにとっては、体力的な問題だけでなく精神的にも大きなストレスとなります。
そんなママのストレスを軽減するためにも、原因になる様な事を控え、赤ちゃんが夜泣きをした時の対策をしましょう。
1刺激も夜泣きの原因になる
夜泣きの原因のひとつとされているのが、赤ちゃんが日中に外部から受ける様々な刺激です。
例えば、何か怖い思いをしたり、大きな音などを聞いてビックリするなど、そうした出来事が要因となり夜泣きをする事があるのです。
しかし、中には上記のような怖い出来事やビックリした出来事ではなく、楽しい出来事や面白い出来事も刺激となって夜泣きが発生する事もあります。
ですが、こうした日中の経験は赤ちゃんの成長に欠かせないものの一つでもあり大切な事です。
そのため、こうした全ての刺激から赤ちゃんを遠ざけてしまうのではなく、過度な刺激を与えない、夜眠る数時間前からはなるべく穏やかに静かに過ごす環境を作る事が大切となります。
2赤ちゃんの好きな音を聞かせてみよう
赤ちゃんが夜泣きをした時、早く泣きやませて眠らせようと周囲の音を消して、とにかく環境を静かに整えようとするものでしょう。
でも、実は赤ちゃんは無音の状態よりも音のある状態のほうが、落ち着いて安眠出来るのです。
それは、赤ちゃんはママの胎内にいる間中、ママの血液の流れる音などの胎内音を四六時中聞いているからなのです。
かといって、夜泣きの最中に掃除機やドライヤーの音を出すのは面倒ですし、近所迷惑にもなりかねません。
そんな時に便利なのが、携帯やスマートフォンです。
今では、こうした赤ちゃんの好きな音を無料で携帯やスマートフォンにダウンロードしていつでも赤ちゃんに聞かせる事が出来ます。
夜泣きが始まったら、携帯やスマートフォンからこうした音を聞かせるといいですね。
しかし、なんといっても、赤ちゃんが一番好きな音はママの声です。
赤ちゃんがお腹の中にいた時によく歌っていたメロディーなどを聞かせてみると、案外すぐに赤ちゃんが落ち着く事もあります。
夜泣きが始まったら、静かにするよりも音の力を借りるといいかもしれません。
3規則正しい生活も大切
例え赤ちゃんであっても、規則正しい生活を身につけさせていく事は大切な事です。
昼夜が逆転してしまったり、日中にあまり沢山眠ってしまうと、夜中にぐっすりと眠る事が出来ません。
人間が夢をみたり、うなされるのは、眠りの浅い時間に起きる事が決まっています。
赤ちゃんと一緒になって思いっきり体を使って遊んだり、外の風にあたりながら散歩をするのも効果的です。
また、朝起きたら太陽の光を浴びる事や就寝時間が近づいたら部屋の明かりを徐々に落としたり、テレビの光を見ないようにする事も規則正しい生活には必要です。
こうすることで、体内時計屋が整うため、夜はぐっすりと夜泣きをする事なく赤ちゃんも眠れるようになります。
家に引きこもるより日中はお出かけして普段の生活のリズムを作ってあげるのが良いでしょう。
4部屋の温度や服装は適切かどうかをチェック
夜泣きの原因として見落としがちなポイントが、部屋の温度や赤ちゃんの服装や寝具が身体を休めるのに最適かどうかという事です。
特に、夜泣きの原因として多いのが、寝室の環境が暑すぎるケースです。
赤ちゃんを大事に扱うあまり、部屋を温めすぎたり、何枚も服や毛布、タオルを重ねたりする事で、赤ちゃんが暑すぎて眠れない事があります。
そのほかに、赤ちゃんに掛けている寝具が重すぎるために夜泣きをする事もあります。
赤ちゃんにあまり重さがかからないタイプの寝具を用意しましょう。
5夜泣きに病気が隠されていることも
夜泣き自体は病気でもなんでもありませんが、時には病気や体調不良が原因で夜泣きをしている場合もあります。
夜泣きであまり思いつめるのも良くない事てすが、もし様子がおかしいと感じたらたかが夜泣きと思わずに赤ちゃんの体調や身体をよく観察する事も大切です。
例えば、夜泣きには腸捻転や腸じゅうせきなどの病気や中耳炎などが隠されている事もあります。
赤ちゃんの体温や顔色、動作や目つきにおかしいところはないかどうかなど夜泣きの際にはそこにも注意を払いましょう。
6どうしても泣き止まない時
抱っこしても、音楽を聴かせても何をやっても効果がない時は思い切って起こしてみましょう。
『どうしよう、泣き止まない!』と気を張らず、腹をくくって起こすのも手です。
車があれば夜のドライブ等も良いかも知れません。
ちょっと環境を変えて赤ちゃんだけではなく、自分自身のストレスも解放してあげると楽になります。
夜泣きの対策は一つの方法だけではない
赤ちゃんの夜泣き対策は、ひとつではありません。
又、時期についても2ヶ月から始まる子もいれば、1歳から突然始まったり、夜泣きが全くないというケースもあります。
方法についても、よその子に効果があった対策であっても、必ずしも我が子に効果的という事ではなく、完璧な方法は存在しないでしょう。
ただ、原因となる事は多数あるはずです。
その点を考慮した上で、様々な方法を試し、我が子にあった対策をとりながら、夜泣きを乗り切りましょう