カルディノンカフェイン飲料に関する記事

『カルディで買えるノンカフェイン・カフェインレス飲み物10』

カルディで購入できるノンカフェインやカフェインレス、デカフェの飲み物を飲んで出産をむかえましょう。特に、妊娠中は、ノンカフェインやカフェインレスなどの正しい意味の違いを理解して、お腹の赤ちゃんに影響を与えない飲み物を飲むよう心がけましょう。

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カルディで購入できるノンカフェイン・カフェインレスの飲み物10

妊娠中の水分補給が大切な時期に、妊婦さんが注意しなければならないのがカフェイン入りの飲み物です。

カフェインはお腹の赤ちゃんの発育に影響を与えるなどリスクが高くなるため、妊娠中はカフェインを控えるようにといわれています。

そこで、ここではカフェイン飲料の代表格ともいえるコーヒーを扱う「カルディコーヒーファーム」で購入可能な、ノンカフェインやカフェインレスの10種類の飲み物について調査してみました。

ただし妊娠中で体に優しいハーブティーを探している場合は時期によって禁忌の種類もあるため、確認してから飲みましょう。

飲む前に知っておきたいカフェイン用語4つ

「ノンカフェイン」や「カフェインレス」など、カフェインに関する言葉はいろいろありますが、意味をきちんと理解していない人は多いのではないでしょうか?

カフェインの摂取量をできるだけ減らしたいという人は、まずは、ここで紹介する4つのカフェインに関する言葉の正しい意味について抑えておきましょう。

1ノンカフェイン

「ノンカフェイン」とは、カフェインが全く入っていないという意味。

一般的にノンカフェインの飲み物といえば、もともとカフェインが含まれていないお茶やハーブティーのことを指します。代表的なノンカフェインの飲み物として、麦茶やそば茶、ルイボスティーなどがあげられます。

2カフェインレス・カフェインフリー

「カフェインレス」「カフェインフリー」とは、カフェインをほぼ取り除いているけれど、ちょこっとは残っているという意味。

コーヒーや紅茶、緑茶など、カフェインが含まれている飲み物から、カフェインを除去したものを指します。

どれくらいカフェインが除去されているかについては、「カフェイン95%カット」や「カフェイン0.001g以下」などのように、除去した割合や含有量などで表記されるのが一般的です。

3デカフェ

「デカフェ」とはdecaffeinated(カフェイン抜きの)の略で、もともとカフェインが入っているものからカフェインを抜くことをいいます。

例えば、デカフェのコーヒー(decaffeinated coffee)の場合、カフェインを抜いたコーヒーを指すことから、結果的にはカフェインレスのコーヒーと同じものだということになります。

デカフェの方法としては、カフェインを水に溶かして抽出する「水抽出法」や、圧力と温度を加えることでカフェインを抽出する「超臨界二酸化炭素抽出法」などが一般的です。

なお、日本国内では健康に害を及ぼす恐れがある、薬品によるカフェインの抽出は禁止されています。

4カフェインゼロ

「カフェインゼロ」とは、カフェインの含有量が100mlあたり0.001mg未満の製品に対して、飲料メーカーが使っている表示のことをいいます。

カフェインは法令で食品表示基準に定められていないため、メーカーの任意で表示されている成分です。

そのため、ゼロだから何も入っていないのかと思われがちですが、カフェインレスと同様に少量のカフェインが含まれている製品もあることから、実は完全にゼロというわけではない場合もあるようです。

カルディで買ったノンカフェインの飲み物6つ

それでは、ここからは実際にカルディで購入したノンカフェインの飲み物をご紹介します。カフェインを全く含んでいないので、妊婦さんでも安心して飲むことができます。

1もへじ たんぽぽコーヒー

たんぽぽコーヒーは、乾燥させたたんぽぽの根を焙煎したコーヒー風味の飲み物です。たんぽぽには、血液の循環を活発にするため、冷え性や便秘でお悩みの妊婦さんにぴったり。

たんぽぽコーヒーは、もともとコーヒーの代用品として飲まれるようになった飲み物とあって、味はかなりコーヒーに近いことから、コーヒーが好きだけどカフェインが心配…という人にはおすすめの飲み物だといえます。

たんぽぽコーヒーを飲んでみた感想

たんぽぽの根を焙煎してあると書かれていたので、てっきり苦いのかと勝手な想像をしていましたが、意外とあっさりしているという印象。ティーパックで濃さが調整できるので、苦味が苦手な人でも飲めます。

2がんこ茶家 黒豆茶

黒豆茶は、焙煎した黒豆を細かく砕いてティーバッグに詰めたもの。黒豆に含まれるアントシアニンの効果によって血行が促進されるほか、ペクチンの働きにより便秘解消につながります。

ただし、黒豆に含まれる大豆イソフラボンは、妊娠中に大量に摂取してしまうとホルモンバランスの崩れにつながることから、妊婦さんは1度にたくさん飲み過ぎないよう注意が必要です。

黒豆茶を飲んでみた感想

黒豆といえばおせち料理の煮豆が定番ですが、実際に黒豆茶を飲んでみると、香りが香ばしくほんのり黒豆の味がしました。黒豆好きの人は、少し濃いめに煮出して飲むといいかもしれません。

3かんてんぱぱ 韃靼(だったん)そば茶

お蕎麦屋さんで飲んだことがあるという人が多いかもしれませんが、そば茶に含まれるポリフェノール(ルチン)には、血行を促進する働きがあるため、血行不良になりがちな妊婦さんにはおすすめお茶です。

また、ルチンには血圧や血糖値を改善する働きがあるため、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高い妊娠中には、うってつけともいえます。

残念ながら、そばアレルギーの妊婦さんは飲むことができないので、ご注意ください。

韃靼そば茶を飲んでみた感想

急須にそば茶とお湯を注ぐだけ。煮出すなどの面倒な手間がかからず、簡単に飲むことができるところが便利です。クセがなくて飲みやすいので、苦いお茶が苦手に人におすすめです。

4カーミエン オーガニックルイボスティー キッズ&ベビー

ルイボスティーとは、南アフリカの一部の地域でのみ栽培されている、ルイボスという木の葉を乾燥させたお茶です。口当たりがよく飲みやすいことから、赤ちゃんや小さな子供、妊婦さんなどに世界で広く飲まれています。

ルイボスは、カルシウムやナトリウムなどのミネラルが豊富なほか、SODという酵素の抗酸化作用によって、免疫機能がアップするといううれしい効果もあります。

「オーガニックルイボスティー」を飲んでみた感想

「紅茶みたいな味」というのが第一印象。やや酸味のあるハーブのような香りがしますが、味には渋みや苦味のような癖がないので、ルイボスティーを敬遠していた飲まず嫌いに人はどうぞ!

5ティーブティック にっこりさんのラズベリーリーフ

ラズベリーリーフティーは「安産にいいお茶」とされる、妊娠後期の妊婦さんにおすすめのお茶。ラズベリーの葉に含まれるポリフェノールの一種によって、子宮の収縮や筋肉の弛緩が促進されると考えられているのです。

そのため、ラズベリーリーフティーは、妊娠初期から中期にかけて飲むのはNG。出産が近い妊娠後期(8ヶ月)あたりから飲み始めるのが鉄則です。

「にっこりさんのラズベリーリーフ」を飲んでみた感想

ハーブティーが苦手な人は、ややハーブっぽい味やにおいが気になるかもしれませんが、がっつりハーブティー好きの人は、逆に飲みやすいと感じるかもしれません。

6yogi ヨギティー ウーマンズマザートゥービー

yogiのウーマンズマザートゥービーはラズベリーリーフのほかに、ペパーミントやスペアミントなどがブレンドされた、これからママになるという女性向けのお茶です。

ラズベリーリーフには鉄分や、鉄分の吸収を助けるビタミンCが含まれるため、貧血予防には効果的ですが、子宮収縮の働きがあるため、必ず妊娠後期から飲み始めるよう心がけましょう。

「yogi Woman’s Mother To Be」を飲んでみた感想

においはハーブティーっぽいのですが、味は意外と癖がないという印象です。ミントやスペアミントが入っているので、口当たりがさっぱりしていて飲みやすいと感じました。

カルディで買ったカフェインレス(カフェインフリー)の飲み物

続いてご紹介するのが、カルディで購入したカフェインレスの飲み物です。カフェインを全く含んでいないというわけではありませんが、含有量は低く抑えられていることから、少量なら妊婦さんでも飲むことができます。

1クライス インスタントコーヒー99.7%カフェインフリー

「クライス インスタントコーヒー」は、カフェインを99.7%カットしたフリーズドライのインスタントコーヒーです。ドイツ生まれのクライスは、コーヒー好きの妊婦さんが楽しむことができるようカフェインレスのコーヒーを開発。

ドイツで製造されていますが、薬品を使用しない超臨界二酸化炭素抽出法で、カフェインを除去しているので安心して飲むことができます。酸味の効いたマイルドな味が特徴で、苦いコーヒーが苦手という人におすすめです。

「クライス インスタントコーヒー」を飲んでみた感想

言われなければカフェインレスとは気づかないほど、特に物足りなさも感じません。普通のインスタントコーヒーに引けを取らない味で、カフェインレスのインスタントコーヒーへの偏見が覆されました。

2ラバッツァ デカフェ バキュームパック

お家で本格的なドリップコーヒーを楽しみたいけれど、カフェインが心配…という方におすすめなのが、イタリア生まれの「ラバッツァ デカフェ」です。

イタリアでシェアNo.1のラバッツァの中でも、デカフェは欧米で人気のブレンド。カフェインが90%以上除去されているのに、イタリアンコーヒーらしい香り風味をそのまま味わうことができます。

「ラバッツァ デカフェ」を飲んでみた感想

程よい苦味と酸味のバランスが特徴の、コクが感じられるコーヒーです。極細挽きなので、濃いめのコーヒーがお好きな人やミルクで割って飲むという人でも、満足できる味わいになります。

3ティーブティック やさしいデカフェ紅茶 セイロン

スリランカ原産のセイロンティーを使った、三角形のティーバッグタイプのデカフェ紅茶です。バランスのとれた香りと、癖のないすっきりした味わいは、妊娠中の妊婦さんにもおすすめ。

ミルクティーとしても美味しく飲むことができ、金属製のホチキスを使用していないことから、電子レンジでも使用可能です。

「やさしいデカフェ紅茶 セイロン」を飲んでみた感想

癖のないすっきりした味わいと書かれているように、渋みが少なくまろやかで、優しい飲み口が印象的です。ミルクティーだけでなく、ストレートで飲んでもおいしくいただけます。

4ティーブティック やさしいデカフェ ジャスミン茶

ジャスミンの独特の香りにファンが多い、ジャスミンティーからカフェインをのぞいたデカフェのお茶です。妊婦さんやカフェインが気になる人でも、高貴な香りはそのままでジャスミンティーを楽しむことができます。

ジャスミンティーには、気持ちを落ち着かせるリラックス効果や、マタニティーブルーからくるイライラにも効果的。さらに、唾液の減少により口臭がひどくなりがちな妊婦さんには、口臭予防の効果もうれしいですね。

「やさしいデカフェ ジャスミン茶」を飲んでみた感想

ジャスミンの香りがきつすぎず、味もさっぱりして飲みやすく、上品なジャスミンティーという印象。ティーバッグなので気軽に飲めるし、価格的にも大変お手頃です。

妊婦が摂取可能なカフェインの量はどれくらい?

妊婦のカフェインの摂りすぎは問題があると言われていますが、妊婦は1日にどれくらいカフェインを摂っても問題はないのでしょう?

内閣府の食品安全委員会が、国民に情報を提供するために作成しているファクトシート(科学的知見に基づく概要書)の、2011年3月31日に作成された「食品中のカフェイン」(注1)では、次のように紹介されています。

機関名 妊婦の1日あたりの
悪影響のない最大の摂取量
飲料換算
世界保健機関(WHO) コーヒーをカップで3~4杯
英国食品安全庁(FSA) 200mg コーヒーをカップで4~6杯(1杯あたり150ml)
オーストラリア保健・食品安全局(AGES) 300mg コーヒーをマグカップで2杯
カナダ保健省 300mg コーヒーをマグカップで2杯(1杯あたり237ml)

ここで紹介されている摂取量はあくまでも目安のため、妊婦さんはカフェインの摂りすぎにはくれぐれもご注意ください。

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。