子供が喜ぶ【手作り太鼓・打楽器】の簡単な作り方|ミルク缶・風船・ダンボール・牛乳パック活用
音楽を楽しむのに最も手軽な楽器といえば「太鼓」です。叩くだけで音が出るため、月齢の小さい赤ちゃんから直感的に楽しむことができます。「でも、本物の楽器を買うのはまだ早いかも…」と悩むママやパパにおすすめなのが、ミルク缶やペットボトル、ダンボール、牛乳パックなど、ご家庭にある身近な材料や100均アイテムを使って作る手作り太鼓です。
実際に音を鳴らして遊ぶだけでなく、「どんな音が鳴るかな?」「シールを貼ってみようか!」と工作するところから子供と一緒に楽しめるのが、手作り楽器の最大の魅力です。指先を使う工作は脳の発達を促し、自分で作った楽器でリズムを刻むことで、自己肯定感や表現力も大きく育ちます。
こちらでは、ミルク缶を使うタイプ、風船を使うタイプ、ペットボトルとクリアファイルを使うタイプの3種類の太鼓に加え、保育園の手作りおもちゃとしても大人気のダンボールと牛乳パックを使った箱型打楽器「カホン」、そして割り箸や新聞紙を使った安全な「バチ」の作り方を詳しく紹介します。先輩ママたちの声かけ例や、失敗しないコツもたっぷりお伝えしますので、ぜひ休日の親子の楽しみに取り入れてみてください。
なぜ子供は太鼓が好きなの?音とリズムが育む心と体の発達
赤ちゃんがテーブルやおもちゃをバンバンと叩いて音を出して遊ぶ姿をよく見かけませんか?これは決してイタズラをしているわけではなく、発達心理学や保育の観点から見ると、「自分がアクションを起こす(叩く)ことで、結果が生じる(音が鳴る)」という『原因と結果の法則(因果関係)』を学んでいる非常に重要な成長のステップです。
「すごいね!ポンポンって音が鳴ったね!」と大人が反応してあげることで、子供は「自分の行動が認められた」と喜びを感じます。さらに、音楽に合わせて太鼓を叩くことは、タイミングを合わせる「リズム感」だけでなく、目と手の協応動作(目で見たものに合わせて手を正確に動かす力)や、手首・腕の筋肉のコントロール能力を養うことにも直結します。
「〇〇ちゃん、トントンって叩いてみて?」
「次はパパの番だよ。タン・タン・タン!」
このように、太鼓を通じた親子のやり取りは、言葉を使わない豊かなコミュニケーションとなります。手作り太鼓は、ただのおもちゃ以上の、子どもの心と体を育む素晴らしいツールなのです。
あっという間に作れる!ミルク缶太鼓の作り方とアレンジ
粉ミルクの空き缶か、それと同じような円筒形のお菓子の缶などがあれば、最も手軽に太鼓を作ることができます。特に複雑な飾り付けをしなければ、数分で完成する一番簡単なタイプです。プラスチックのふたの面を叩いた時の「ポンポン」という軽い音と、裏の金属面を叩いた時の「カンカン」という高い音の、2種類の音が楽しめるのが特徴です。
太鼓として楽しむだけでなく、中にビーズや小豆などを入れて振ることでマラカスのような音の変化を楽しんだり、缶の表面に100均の可愛いシールやフェルトで飾り付けをしてオリジナリティを出したりして楽しみましょう。楽器として使わなくなった時は、おもちゃ入れなどの小物入れにすることもできる無駄のないエコな工作です。
ミルク缶太鼓の材料
- 粉ミルクの空き缶(またはココア缶、お茶の缶など)
- 厚紙や古着、フェルト(ベース用)
- お好みでレースや毛糸、100均のマスキングテープやシール
- 両面テープ(または木工用ボンド、グルーガン)
- ハサミ
ミルク缶太鼓の作り方と親子の声かけ例
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ミルク缶をきれいに洗い、完全に乾かします。胴の部分に両面テープをぐるりと一周貼り、その上から好きな色画用紙や厚紙を貼り付けます。さらに麻ひもを巻き付けてリボン結びにすればナチュラルな太鼓の完成です。
「缶の周りにペタペタ、テープを貼ってみようか!どの色が好き?」と声をかけながら、お子様にシールやマスキングテープを貼ってもらうと大喜びします。麻ひもは、お子様が舐めない年齢であればボンドで留めるとより丈夫になります。 -
布を使って温かみのある太鼓にする場合は、サイズアウトしたレッグウォーマーや可愛い柄の靴下、レギンスの脚部分など、ぴったりと缶にフィットするサイズのものを使うと非常に便利で簡単です。裾から缶の高さより2cmほど長めにハサミで切り取ります。下の缶の柄が透けてしまう場合は、透ける所を二重にするか、白い紙を巻いてから布を被せましょう。 -
缶の底の方に裾側、切った部分がふたの方に来るようにして布を缶にすっぽりとかぶせます。位置が決まったら、内側に折り込んで両面テープでしっかりと貼り付け、生地をはさむようにプラスチックのふたを閉めます。仕上げに毛糸を巻いてレースを両面テープ(またはグルーガン)でつければ完成です。
【つまずきポイントと対処法】
「布を両面テープで貼ったのに、遊んでいるうちにズレてきてしまう」という失敗がよくあります。布の張りが緩いと叩いた時に音が鈍くなる原因にもなります。対処法としては、布をピンと引っ張りながら、缶の縁だけでなく、胴の中間部分にも数カ所両面テープを貼って固定すると、ズレにくく綺麗な仕上がりが長持ちします。
簡単なのに良く響く音が特徴の風船太鼓
音の特徴:ポンポンと軽く、よく響く音
太鼓の打面をゴム風船で作ると、ポンポンと軽いですがパーカッションのようによく響く不思議な音が出ます。100均で買ったけれど余ってしまった風船や、しぼんでしまった風船を利用すれば、材料費はほとんどかかりません。
しかも切って被せるだけと非常に簡単なので、10分もあればできてしまいます。中にビーズなどの小さいものを入れるとシャカシャカとまた違う音が出るので、色々な楽しみ方ができるでしょう。
【重要】風船を扱う際の安全性について
風船を使ったおもちゃはとても楽しいですが、消費者庁も注意喚起している通り、未就学児による風船の破片の誤飲事故には十分な注意が必要です。風船が外れたり、爪などで引っ掻いて破れたりした破片を口に入れると、気道を塞ぐ重大な事故につながる恐れがあります。
遊ぶ前には必ず「ビニールテープがしっかり固定されているか」を点検し、月齢の小さな子供と遊ぶ時は絶対に目を離さず、大人が一緒に見守る中で安全に楽しみましょう。万が一破れた場合は、すぐに全ての破片を回収して処分してください。
風船太鼓の材料
- 風船2個(大きめで厚手のものがおすすめ)
- ガムテープの芯やお椀、紙コップなど(胴の部分)
- ガムテープ(打面をしっかり留める際は伸縮性のあるビニールテープを強く推奨)
- お好みでビーズや小豆、マカロニなどの小さいもの(音を出すため)
- ハサミ
風船太鼓の作り方とアレンジのコツ
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まずは風船の準備です。風船を2つとも何度か手で引っ張るか、一度膨らませて空気を抜き、ゴムを柔らかく伸ばしておきます。こうすることでガムテープの芯に被せやすくなります。ハサミで下のほう(空気を入れる口の側)から3分の1のあたりで上下を切り離します。口の細い部分は使いません。 -
ガムテープの空き芯に、切り取った風船の広い方を被せます。この時「パパが押さえているから、〇〇ちゃんがビーズを入れてみて!」と声をかけ、お好みで中にビーズを何個か入れてから、もう片方の面にも風船を被せます。
万が一風船が破れてしまった時に散らばるので、ビーズは少なめ(3〜5個程度)に入れましょう。中に何も入れないのであれば、片面だけ風船を張った状態(底が空いた状態)で完成させることもできます。
また、被せる風船を緩めに張ると「ボヨンボヨン」という低めの音、限界までピンときつく張ると「パンパン」という高めの音になります。「どっちの音が好きかな?」と、ぜひお子様と一緒に引っ張り具合を試してみてください。 -
風船の端が外れないように、上からビニールテープをぐるぐると数周巻いて風船をしっかりと留めて完成です。紙製のガムテープだと滑って抜けやすいため、粘着力と伸縮性のあるビニールテープの使用を強くおすすめします。
横に振ると輪(芯)にビーズがあたるカラカラという音、上下に振ると風船(ゴムの膜)にビーズが跳ね返るポヨンポヨンという音になり、叩き方や振り方で音が変わるのを楽しめます。
他にも、プラスチックのお椀やヨーグルトの空き容器に風船をかぶせて、ビニールテープで留めるだけでも立派な太鼓になります。底は空いていても響くので、身近にある容器で「これはどんな音が鳴るかな?」と色々試してみましょう。
見た目も可愛い!クリアファイル太鼓
音の特徴:ポコポコとした、ペットボトルに近い音
1.5リットルや2リットルの丸い炭酸飲料などのペットボトルで胴を作り、クリアファイルで打面(膜)を作る本格派の太鼓です。紐を交互にかけて引き締める作業に少し手間がかかりますが、本物の和太鼓や鼓(つづみ)のような見た目が太鼓らしくて非常に可愛いのと、思い切り叩いても破れにくく丈夫なのが最大の魅力です。
クリアファイル太鼓の材料
- ペットボトル(1.5L以上の大きめで、凹凸の少ない丸いタイプ)
- クリアファイル(使い古しでOK)
- ひも(2mくらいの太めで丈夫なもの、カラーロープや毛糸を三つ編みにしたものでも可)
- ビニールテープ
- 飾り(中に入れる折り紙や厚紙、シールなどお好みで)
- 一つ穴パンチ
- ハサミ、カッター
- アイロン(切り口を安全に処理するため)
クリアファイル太鼓の作り方と失敗しないコツ
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ペットボトルの上下のカーブしている部分をカッターで切り落とし、まっすぐな円筒形(胴)のみを残します。滑りやすいので、カッターを使う際は必ず大人が行い、手を切らないよう十分注意してください。 -
アイロンを真ん中くらいの温度(中温)に設定し、ペットボトルの切り口に軽く押し当てます。切り口が熱で内側にクルンと丸まることで、手を切る心配がなくなり安全に加工できます。アイロンの熱板にプラスチックが溶けて傷がつくのが心配な場合は、クッキングシートやあて布を敷いてから当てましょう。 -
ペットボトルの内側にお好みで可愛い柄の折り紙や千代紙を丸めて入れます。熱で丸まっている部分の溝に入れ込むようにセットするので、糊付けは不要です。「キラキラの紙を入れようか!」とお子様に選んでもらうと楽しいですよ。 -
クリアファイルを、ペットボトルの直径より一回り(2~2.5cm程)大きく丸くハサミで切ります。それを上下の打面用に2枚用意します。 -
丸く切ったクリアファイルそれぞれの周囲に、時計の文字盤のように8か所均等にビニールテープを貼り、その上から一つ穴パンチで穴をあけます。
【つまずきポイントと対処法】クリアファイルに直接穴を開けて紐を引っ張ると、強い力がかかった時にそこから亀裂が入って破れてしまいます。必ず、4cm程度に切ったビニールテープを縁にかぶせるように(裏表から挟むように)貼って補強してから、その上をパンチで抜くのが長持ちさせる最大のコツです。 -
机の上にクリアファイル1枚を置いて、その中心にペットボトルの筒を乗せます。上にもう1枚のクリアファイルを被せたら、上の穴から下の穴へ、ジグザグ(靴紐を通すようなイメージ)に紐を通していきます。
一周したら、「パパと一緒にギュッと引っ張ろう!」と声をかけ、クリアファイルの膜がピンと張って太鼓らしくなるように、少しずつ紐全体を引き締めていきましょう。たるみがなくなったら、余った紐を胴の真ん中でぐるぐると巻いて結びます。
お子様の年齢に合わせて、ほどけない固結びにするか、首から下げられるように長めに残すか、絞め具合を後から調整しやすいリボン結びにするか工夫してください。
保育園でも大人気!ダンボールと牛乳パックで作るお手軽カホン
音の特徴:箱の中央を叩くようなドスンという低音(バス)と、角(エッジ)を叩くようなチャッという高音(スネア)
上にまたがって座り、股の間の箱の側面を両手で叩いて演奏する箱型の打楽器を「カホン」と言います。ペルー生まれのカホンは、元々楽器の代わりに運搬用の木箱を叩いたのが始まりと言われています。電源不要でリズムを刻めるため、アコースティックライブやストリートライブなどで時々見かけるおしゃれな打楽器です。
本来のカホンは木製ですが、ここでは保育園の手作りおもちゃとしてもよく採用されている、加工の簡単な「ダンボール」と「牛乳パック」を使った作り方を紹介します。牛乳パックを柱として中に入れるため、子供が座っても潰れないほど非常に丈夫になります。壊れても手軽な廃材で簡単に作り直せるので、思い切り叩いてストレス発散しましょう!本来は素手で叩きますが、バチを使って遊んでも大丈夫です。
ダンボールカホンの材料
- 丈夫なダンボール箱(牛乳パックを立てた時と同じ高さか、少し高いサイズのもの。ペットボトル飲料の箱などが適しています)
- 牛乳パック 4〜6本(空きパックを洗い、よく乾かしたもの)
- 音を鳴らす道具(鈴とペットボトルの蓋、空き缶や金属の入れ物とゼムクリップなど)
- カッター、ハサミ
- 布ガムテープ(紙より布の方が強度が出ます)
ダンボールカホンの作り方と保育園のアイデア
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ダンボール箱の高さを、中に入れる「牛乳パックの高さ」とぴったり合わせるための作業をします。箱の四隅の牛乳パックの高さに当たる部分にカッターで切れ込みを入れ、そこから内側にパタンと折り曲げてフタができるようにサイズを調整します。 -
ガムテープの芯などを定規代わりにして、箱の背面(叩く面の反対側)に直径10cm弱くらいの円形を描いて、カッターで丸く穴をあけます。この穴は、ギターの穴と同じように箱の中で反響した音を外に逃がし、音の響きを豊かにする「サウンドホール」の役割を果たします。 -
強度を上げるための柱を作ります。牛乳パックの口を開き、片方の牛乳パックをもう片方の牛乳パックの中にギューッと奥まで入れ込みます(底と底が外側に向く形)。これを2〜3セット作ります。できたら、そのブロックをガムテープでぐるぐると巻いてしっかりとくっつけ、さらに強度を高めます。 -
子供が上に座った時にダンボールがベチャッとつぶれないように、作った牛乳パックの柱を箱の中に立てて入れます。牛乳パックの上下を箱の底とフタの裏にガムテープでしっかりと貼り付け、ダンボールを補強します。【つまずきポイントと対処法】牛乳パックの柱が、打面となる箱の側面にピタッと触れてしまうと、叩いた時の振動が殺されてしまい音が鳴らなくなります。柱は必ず箱の中央付近など、側面に触れない空間に設置するようにしましょう。 -
カホン特有の「ジャラッ」というスネアの音を再現するための、音が鳴るパーツ(響き線)を作ります。100均の小さな鈴をペットボトルのふたの中に入れてテープでフタをしたものや、ミントタブレットの空き缶などの金属の入れ物にゼムクリップを数個入れたものを用意します。(片方だけでも、両方仕込んでも面白い音が鳴ります) -
ダンボールの穴の開いていない面(打面となる座面)の裏側に、先ほど作った音が鳴るパーツをガムテープでしっかり貼り付けます。この時、実際に箱の表を叩きながら、「ここだと鈴の音がよく響くね!」と一緒に音を確認して貼る場所を試してみましょう。
なお、赤ちゃんが使う場合は、サウンドホールの穴からパーツが見えると、手を入れて強引に引っぺがして誤飲する恐れがあるため、絶対に手や目線が届かない内側の死角に貼り付けるようにします。
最後に箱のフタを閉じてガムテープで密閉します。好みに合わせて、外側に100均の木目調リメイクシートを貼ったり、色画用紙でお絵描きしたりして飾り付けすれば完成です。叩く時は箱の上に座って、股の間の側面を両手でリズミカルに叩きます。
ダンボールや牛乳パックは工作の最強アイテム!
保育園でも、牛乳パックを繋げた子供用ソファや、ダンボールの太鼓が大活躍しています。ご家庭にあるダンボールや牛乳パックは、子供の工作の材料に最適です。ハサミやガムテープで簡単に加工でき、壊れてもまた新しく作り直せるので、失敗を恐れず思い切り遊べます。お金をかけずに子供の創造力を刺激する、素晴らしい知育おもちゃになりますよ。
家にある材料・100均アイテムで作れる安全な「バチ」
サランラップの硬い芯をそのままバチとして使っても良いですが、せっかくなら太鼓の音色を良くするために少し手を加えたバチも作ってみましょう。ここでは割り箸を利用した本格的なもの2種と、小さな子供が思い切り叩いても安心な「新聞紙」を使ったバチの作り方を紹介します。
【重要】棒状のおもちゃを持たせる際の安全対策
消費者庁のガイドライン等でも度々注意喚起されているように、乳幼児が歯ブラシや箸などの棒状のものをくわえたまま転倒すると、喉や目を突くなど非常に重大な事故につながる恐れがあります。
月齢の低い赤ちゃんが手作りの太鼓で遊ぶ際には、バチを持たせずに素手で「トントン」と叩かせるのが一番安全です。バチを持って遊べる年齢になった際も、「バチを持ったら絶対に立ち上がらない」「座ってトントンするお約束だよ」としっかり言い聞かせ、遊んでいる最中は保護者が目を離さないようにしましょう。また、先端に取り付けるウッドビーズが取れて誤飲しないよう、接着の確認は毎回必ず行ってください。
割り箸を使った2種のバチの材料
- 丸いタイプの割り箸 2本(ささくれのないもの)
- ウッドビーズ(100均の手芸コーナーにある、大小各1個)
- 木工用ボンド、または強力なグルーガン
- ビニールテープ(クッション性と補強のため)
割り箸を使った2種のバチの作り方
1種類目は、木の温かい音が鳴るバチです。100均で買えるウッドビーズの穴の中に木工用ボンド(またはグルーガン)をたっぷり入れて、丸いタイプの割り箸の先端を奥までギュッと押し込みます。ボンドがはみ出たら拭き取り、完全に乾いてビーズが絶対に外れないことを大人が強い力で引っ張って確認してから、お子様に渡しましょう。コロンとした木の音が太鼓にとてもよく合います。
2種類目は、柔らかい音が鳴るバチです。割り箸の先端に、クッション代わりになるようにビニールテープを何重にも丸く巻き付けます。ビニールテープは耐久性が高く、先端の尖りをカバーして安全性を高めるのにも役立ちます。「マレット」のような柔らかく響く音色になります。
一番安全!新聞紙を使ったバチの材料
- 新聞紙 3枚くらい(広告チラシでも可)
- ビニールテープ(カラフルな色を選ぶと可愛いです)
- ハサミ
- 輪ゴム 適量
新聞紙を使ったバチの作り方
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新聞紙を横に半分に折って、折り目に沿って切ります。半分に切ったものを5~6枚用意して重ねます。この時、一番下に来る部分の紙を6~10cm程度長めに出してずらしておくと、巻き終わりが段差にならず綺麗に仕上がります。巻き始めは端を3mmくらい細く折って固い芯を作ってから、できるだけ空気が入る隙間を作らないように、ギュッギュッと力を込めて巻いていきます。 -
巻き終わったら、端が緩まないようにビニールテープを貼って仮留めします。その後、棒の側面にビニールテープを隙間なくぐるぐるとらせん状に巻きつけます。上から下までテープで全面を覆うと、新聞紙とは思えないほどカチカチになり、かなり丈夫なバチになります。試しに簡易的に作る時は、ビニールテープを使わずに輪ゴムで上下と真ん中の3か所を留めるだけでも大丈夫です。
| 年齢の目安 | 太鼓の楽しみ方と声かけ例 |
|---|---|
| 0〜1歳(手探り期) | バチは使わず、ママの膝に座って素手で「バンバン」と叩いて音が出る不思議を楽しみましょう。 「上手だね!ポンポンっていい音がするね」と手を添えて共感してあげてください。 |
| 2〜3歳(模倣・リズム期) | 大人が「タン、タン、タン」と叩いたリズムを真似して叩く遊びができるようになります。 「カエルの歌に合わせて叩いてみよう!ケロケロ、トントン!」とお歌と一緒に楽しみます。 |
| 4〜5歳(創造・表現期) | 太鼓の音の違いに気づき、装飾も自分でこだわって作るようになります。 「空き箱とミルク缶、どっちが低い音がするかな?」「パパはギター弾くから、バンドごっこしよう!」 |
手作り太鼓に関するよくある質問(FAQ)
Q. アパートに住んでいるので、下の階に音が響かないか心配です。
A. 防音対策として、ダンボールカホンの場合は床にジョイントマットや厚手の座布団を敷いた上で叩くようにしてください。ミルク缶太鼓の場合は、打面にフェルトやキルティングなどの厚手の布を多めに被せると、音がこもってマイルドになり響きにくくなります。また「遊ぶのは明るい時間だけ」と親子でルールを決めるのも大切です。
Q. 風船がないのですが、サランラップでも代用できますか?
A. サランラップでも膜を張ることはできますが、叩くとすぐに破れてしまうため楽器には不向きです。風船がない場合は、丈夫なビニール袋(スーパーのレジ袋など)をピンと張ってビニールテープで留めると、シャカシャカとした面白い音の太鼓になりますよ。
音楽に触れる最初のステップに手作り楽器を!
ミルク缶や風船、ダンボールなどを使った楽器の工作は、出来上がってからの遊び道具になるのはもちろん、親子でハサミを使ったりテープを貼ったりして作る工程自体が、子供の手先の運動や知育になります。一緒に色を選んだり、音の違いに驚いたりする中で、かけがえのない親子のコミュニケーションが生まれるでしょう。
出来上がった楽器を使って、好きなお歌に合わせて一緒に演奏会を楽しんでみてください。「この紙コップを使ったらこういう音が鳴ったから、今度はお菓子の空き箱を使ってみよう」「太鼓の他に、輪ゴムでギターも作れるかな?」というように、子供の方から次々と面白いアイディアが浮かんでくるかもしれません。
高価な本物の楽器をプレゼントするにはまだ少し早いかな、壊してしまわないか心配だな、という年齢のお子様にこそ、手作り楽器が絶対におすすめです。ママやパパと一緒に笑い合いながら作った太鼓の楽しい思い出が、音楽の楽しさを知る最初の大切なきっかけになるはずです。



