【ベビーアウターの選び方】季節に合うチョイスやおすすめ7選
あっと言う間に大きくなって着られなくなってしまうベビー服。ママとしては、できるだけ沢山来てもらいたいですよね。特に、お値段が高めのベビーアウターなら、なおさらです。ところが、素材やサイズ選びに失敗して、「結局数回しか着せられなかった…」ということも。また、選び方や着せ方を誤って、赤ちゃんが体調を崩すこともあるんです。
今回は、ベビーアウターの選び方、ベビーアウターによる体調不良やケガへの注意、季節別のベビーアウターの種類とおすすめ商品についてご紹介します。せっかく購入したベビーアウターを無駄にしたくないというママは、買いに行く前に是非読んでみてくださいね!
ベビーアウターの選び方
ベビーアウターを選ぶ時にポイントになるのが、サイズと素材です。特に、サイズについては新生児~1歳頃までは、成長のスピードが速く、サイズも次々と変わっていきます。また、素材は赤ちゃんの体質によっても、着られるものが違いますので注意してくださいね。
サイズの選び方
新生児の時は50cmのベビー服を着ていた赤ちゃん。1歳の時には80cmのベビー服を着るようになります。「すぐに着られなくなるから、もったいない」と、大きめサイズのベビー服を着させるママも多いですが、赤ちゃんが寝がえりなどをするようになると、大きい服では動きづらいのでかわいそうです。
基本的には、今の赤ちゃんに合ったサイズのベビーアウターを、必要な枚数だけ購入するようにしましょうね。
カバーオールやジャンプスーツは、1歳を過ぎると着ないことが多いのでもったいないのですが、1年だけと割り切ってアウトレットなどを活用し、賢くお買い物をするとよいでしょう。
素材の選び方
赤ちゃんの肌に直接触れる服は、綿素材が最適です。ベビーアウターはニットやアクリルなどの化学繊維がよく使われていますが、同じニットでも安価なものだとチクチクすることがあり、ブランド品でも赤ちゃんによっては痒がったり赤くなったりします。
カバーオールやツーウェイオール、カーディガンなどの肌に直接触れやすいものは、綿素材のものを選ぶとよいでしょう。また、せっかく綿素材を選んでも、柔軟剤で肌荒れを起こすことがありますので、赤ちゃんのお洗濯には十分に気をつけて下さいね。
また、外側に着るためあまり肌に触れないジャンプスーツやジャンパー、ポンチョなどは、軽いダウンやフリースのものにすると保温性が高く、着心地も良いですよ。
赤ちゃんの衣類は、洗濯の回数も多くなりますので、乾きやすい素材やデザインのものを選んでくださいね。肌が丈夫な赤ちゃんでも、首回りなどはできるだけ装飾が少なくシンプルなアウターを選ぶと安心ですよ。
ベビーアウターによるうつ熱やケガに注意
寒い季節に赤ちゃんと外出する時、「赤ちゃんが寒くて風邪をひかないように」とママは注意してあげます。けれどこの注意がかえって赤ちゃんを苦しめてしまうことも。
赤ちゃんを心配するあまり着せすぎると、体内に熱が蓄積してうつ熱になりやすいのです。夜泣きの原因が着せすぎという報告もあるほど、暑さは赤ちゃんにとってとても不快で辛いことだと覚えておきましょう。(注1)
ですから、ベビーアウターを選ぶ時は、保温性の高すぎる素材ばかりを選んで重ね着させるのはNG。例えば、フリースのカバーオールに、ウールのカーディガン、ダウンのジャンプスーツなどの組み合わせ。一枚脱がせても、赤ちゃんは暑くてたまらないでしょう。
薄手の衣類を重ね着させ、赤ちゃんの様子をこまめにチェックし、背中やお腹に汗をかいているようでしたら、アウターを脱がせて調節してあげる必要があります。
ベビーアウターを選ぶ時は…
外出先や車の中でもパッと脱がせてカバンにしまい、寒くなったらカバンから取り出してサッと着させられる、着脱が楽でシワになりにくいものを選びましょう
ただし首付近までファスナーを閉めるデザインのベビーアウターの場合、誤って赤ちゃんの首の肉を挟んだり、金属部分にぶつかってケガをしたりする恐れがあります。
実際に1歳の子供が金属ファスナーでアゴをケガした事故も起こっていますので、選ぶ際はデザインや素材に配慮し、ファスナーを閉める際は急いで行って赤ちゃんの肉を挟まないように気をつけましょう。(注2)
冬のベビーアウター選び&おすすめ
冬場に赤ちゃんに着せてあげたいベビーアウターについて、詳しくご紹介していきましょう。冬場は、外の気温と暖房が効いている室内の気温差が特に激しくなりますので、こまめに衣類を調節して赤ちゃんが体調を崩すことのないように気をつけてくださいね。
1カバーオールやツーウェイオール
冬の赤ちゃんの洋服の組み合わせは、基本的に「短肌着+カバーオールORツーウェイオール」になります。肌着は寒さに応じて2枚にしたり長袖に変えたりしましょうね。
カバーオールは、股から足にかけて赤ちゃんの形に合わせた立体的な構造になっているので、足の動きを妨げません。外出用に足先までくるめるものもありますが、赤ちゃんは手足で体温調節をしますので、うつ熱になりやすいです。できるだけ手足は靴下や手袋、レッグウォーマーを履かせ、カバーオールで覆わないようにしましょう。
ツーウェイオールは、ボタンの留め方次第でドレスにもカバーオールにもなるので、新生児から使用することが出来ます。サイズも50~60cmのものが多く、その後はカバーオールに移行します。
Anna Nicola(赤すぐ)のツーウェイオール
赤すぐには可愛くてリーズナブルなツーウェイカバーオールが豊富なのですが、Anna Nicolaの無地はカラーバリエーションが豊富で、下の子が生まれてからも使えると人気があります。
吸水性のあるパイル素材は、気温の変化が激しい春秋にもってこいの素材。シンプルな無地は羽織を柄物にすることでコーディネートを楽しむこともできるのでおすすめです。
室内で着るカバーオールやツーウェイオールは、あまり厚手の素材ではなく、動きやすく通気性のよい薄手の素材を選び、肌着で気温差に対応するようにしてあげましょう。
2ジャンプスーツ
ベビーカーや抱っこ紐で移動する時に活躍してくれるアウターが、ジャンプスーツです。着させるのに少し時間がかかりますが、全身をくるんでくれるのでとっても暖かいです。外出先では室内で過ごす場合には、薄手のカバーオールの上にフリースやダウン素材の暖かいジャンプスーツを着せてあげます。
足の先までくるんでいるものと、足が出ているものがありますので、使いやすいものを選んでください。足までくるんでいるものだと、靴下を外出先でなくす心配は少なくなりますよ。また、フードのあるなしも選ぶ時に良く考えましょう。同じくフード付きだと、帽子を無くすリスクが減ります。
【ホットビスケッツ】ダブルワッペン付き☆ジャンプスーツ
ミキハウス
サイズはS(70~80)とM(80~90)の2サイズ展開になります。カラーも、女の子に人気のピンクと、男女どちらも着られるマルチ。明るい色使いがミキハウスらしくて素敵ですね。
足先や袖口を折り返すと足元がすっぽりくるむことができ、フードもついている防寒対策抜群のジャンプスーツです。ファスナーが襟元から足先までつながっているので、脱ぎ着も簡単ですよ。
3ジャンパー
お座りができるようになり、車での移動が増える生後6ヶ月~1歳間近の赤ちゃんには、ジャンプスーツよりも脱ぎ着が簡単なジャンパーがおすすめです。赤ちゃんの月齢や商品にもよりますが、ジャストサイズの70cmより袖を折って着るサイズ(80~90cm)を購入しておくと、翌年も使える場合がありますよ。
ジャンパーは、気温に応じて前を閉じたり閉めたりと微妙な調節ができることが、使いやすいポイントの一つになります。また、第二子第三子を考えている場合は、男女共に使える色や柄を選んでおくと、弟妹が出来た時に活用できますね。
ジャンパーを選ぶ時には、着てゴワゴワしない柔らかい素材を選んであげましょう。また、ビニールやダウン素材のジャンバーは、風よけ雨よけ対策もできるので便利ですよ。
Cold Control Lite print puffer jacket
GAP
サイズ展開は70~90cm。男の子用と女の子用それぞれ柄違いで2アイテム揃っています。
お手頃価格でオシャレなアイテムが手に入る人気ブランドGAPのジャンパー。表地は耐水加工が施されたポリエステル、裏地は柔らかい綿素材になっていて、軽くてシワになりにくいので、持ち運びしやすいですよ。
春や秋のベビーアウター選び&おすすめ
春や秋は、その日によって、また1日の中でも気温の差が激しくなりますので、赤ちゃんの服の着せ方に迷うママも多いでしょう。春や秋に大活躍してくれる主なベビーアウターは、薄手のカバーオール・カーディガン・ベスト・ポンチョになります。
最近は、通販でも可愛いベビーアウターを購入することができますね。赤ちゃんを連れてのお買い物は大変ですので、通販も上手に活用してみましょう。
1薄手のカバーオール
春秋用の薄手のカバーオールは、長く使うことが出来ます。外出用に、1枚ぐらい足元までくるめるものを準備しておくのも良いでしょう。赤ちゃんの頃は、それほど頻繁に外出するわけではありませんが、予防接種が沢山ありますので、病院で注射をしてもらう時に、脱ぎ着が楽なお出かけ用のカバーオールがあると便利ですよ。
足元の冷えが気になる時には、薄手のカバーオールにレグウォーマーを合わせてあげると良いですね。
総柄キルトカバーオール
ニッセン
70cmと80cmの2サイズ。色は青、茶、ピンク、黄色の4色展開ですので、男の子にも女の子にもおすすめですよ。ニッセンのベビー服の人気ランキングの上位に登場する人気商品。
綿100%ニットキルト素材なので、肌触りがよく保温性も高くなっています。お値段がとても手ごろなので、離乳食などで汚れてしまっても後悔はありませんね。色違いで購入してヘビロテするのもよいですね。
2カーディガン
夕方寒くなってきた時に、さっと羽織れるカーディガンが1枚あると便利です。安価な化学繊維のアクリルやナイロン、ポリエステル、ポリウレタン、自然素材でもウールだと痒くなったり赤くなったりする赤ちゃんがいますので、心配な場合は綿やシルク素材のカーディガンがおすすめ!ブランド服のベビーウェアでも、ウールなどを使用していますので、デリケート肌の赤ちゃんに着せる場合は注意して下さいね。
また、できるだけバッグやベビーカーに入れてもシワにならない素材が良いでしょう。カーディガンのボタンを赤ちゃんが誤飲してしまう可能性があります。着させる時は、ボタンが外れかけていないかもしっかりチェックしておいてくださいね。
コンビミニのカーディガン
ママ目線の使いやすく丈夫なベビー服ブランドとして人気のコンビミニ。着心地、着せやすさ、動きやすさの赤ちゃんに大切な3つのポイントにこだわった安心設計ですので、カーディガンも安心して選べます。男の子が着ても女の子が着てもかわいいデザインが豊富で、値段がお手頃なのもママに人気のポイント。
直営店舗も全国に7店舗ありますが、忙しいママが安心して購入できるネット通販はやっぱり便利です。
3ベスト
赤ちゃんは重ね着が基本ですが、あまり沢山重ねすぎると型や腕回りがモコモコして動きづらいです。そんな時に便利なのが、ベスト。昼間の外出時だけでなく、お風呂上がりの寒さ対策としても活用できますよ。春は吸水性に優れたパイル地、秋は保温性に優れたフリースやダウンなどの素材がおすすめです。ベストは袖がないので、大きめのサイズのものでも着せやすいです。ワンサイズ大きめのものを購入しておくと、翌年も使えるかもしれませんね。
また、赤ちゃんに手作りのお洋服を着せてあげたいと思っているママは、手編みのベストに挑戦してみてはいかがですか?袖部分がないので、比較的作りやすいです。ニット帽とお揃えにしてあげるのも可愛いですよ♪
クーラクール(キムラタン)のベスト
子供服キムラタンのブランドの一つクーラクールでは、季節に合った素材の女の子らしい淡いパステルカラーのベストを販売しています。子供服ブランドのベストなので肌触りもふんわり。
3,000~5,000円のお手頃価格で可愛いベストが購入でき、1枚羽織るだけでお洒落もバッチリです。送料は全国一律500円ですが、税込み5,000円以上で無料になるのでまとめ買いがお得♪
4ケープやポンチョ
首の前をボタンやリボンで止めるだけで脱ぎ着ができるケープやポンチョは、出かける時にさっと着せてあげることができます。よく出産祝いのセットにも含まれているケープやポンチョ。動きが活発になる前の赤ちゃんに着せると、赤ちゃんらしくてとっても可愛くてオシャレですよ。
ケープやポンチョは、ママバッグに入れておくと、ベビーカーのひざ掛け代わりとしても活用することができます。
動物の耳付ニットマント
コムサイズム
サイズは60~80cm。カラーはピンクとホワイトですので、女の子はもちろん男の子にもおすすめ。綿とアクリルの混合糸で編まれた上品なニットマントです。フード部分には耳が、お尻部分にはしっぽが付いていて、とっても可愛らしいですよ。
洗濯機での洗濯が可能なのも嬉しいですね。ブランケットとして使用しても暖かいですよ。ただし、アクリルが入っていますので赤ちゃんのお肌に合うかどうか確認して下さいね。
夏のベビーアウター選び&おすすめ
夏は暑さばかりが気になるママが多いのですが、アウターにはエアコンの冷気や強い日差しから赤ちゃんを守る効果もありますので、外出時は1枚持ち歩くと大変心強いです。
ただし、ママが寒がりの場合は赤ちゃんに厚着をさせる傾向がありますので、夏は特に体温調節には十分注意しましょう。(注2)
ハイハイや伝い歩きなど動きが激しくなる月齢では、薄手のカーディガンやパーカーの方が引っ掛かりにくいためよいのですが、まだ外では抱っこやお座りが多い赤ちゃんの場合は薄手のUVポンチョが断然可愛いい!着脱も楽ですのでおすすめです。
ミキハウスのポンチョ
ミキハウスには様々なベビー用UVポンチョが揃っています!ひざ掛けやケープとしても使えるものもあり、価格帯は5,000円~10,000円。
出産祝いでもらってからミキハウスのファンになるママもいる程、赤ちゃんに使いやすいよく考えられたポンチョが多いので、安心して購入できます。
赤ちゃんの城のUVカーディガン
産婦人科でも取り扱われるお墨付き商品を扱う、全て日本製の新生児衣料や寝具専門店「赤ちゃんの城」。素材選びから縫製まで赤ちゃんに優しい衣類が揃っています。
全国120の百貨店で取り扱っていますので、お近くのデパートでUVカーディガンを1枚購入しておくと便利です。
参考文献