赤ちゃんのために手編みで作った先輩ママの作品9選
ハンドメイドの赤ちゃん用品は数あれど、愛情を込めて一目ずつ編み上げていく手編み作品は、ママにとって特別な存在になります。妊娠中に、赤ちゃんのために何か編んであげたいと思っている妊婦さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、何を編もうかお悩みのママのために、先輩ママたちがどのような赤ちゃん用品を手編みで作ったのか、作品についてご紹介いただきました。
どんなところを工夫したのか、失敗したと後悔したのはどんなところかなど、実際に作ってみないと分からない具体的な情報は、これから手編みにチャレンジする際の参考になるはずです。
赤ちゃん用品を手編みで何を作りましたか?
試行錯誤してやっと完成!

私は普段からハンドメイドが大好きで、よく色々な物を作るのですが、編み物はマフラーしか編んだことがなく、ニット帽は自信がありませんでした。
ですが、どのお店に行っても欲しい理想の帽子が売っていなかったため、娘のために頑張って作ってみようと思いました。
編み物の記号がよく分からなかったため、色々な動画やサイトで編み方を研究し、自分なりにアレンジしてやっと完成した作品です。
編み方が自己流なだけに、次に同じものを作ろうと思っても、もう編み方を忘れてしまったので、ちゃんと編み方をメモしておけばよかったと後悔しています。
しかし、自己流の割には予想以上に出来がよく、知らない人にまで「可愛い帽子だね」と声をかけられるほどで、とても嬉しく思います。
子ども自身も嫌がることなく、お出かけの時は自分からかぶってくれたので、本当に作ってよかったと思いました。
見よう見まねで可愛い帽子に

初めての妊娠、出産でした。普段ハンドメイドはしないのですが、冬生まれの我が子に何か作りたいと漠然と思い、インターネットやインスタグラムで手作りの情報を探しました。
私自身が動物が大好きということもあり、動物柄や、動物になれる衣服を絶対着せたいという思いがあったので、くまさんニット帽をかぎ針で編みました。
初めてのかぎ編みで、はじめに用意した毛糸が太すぎたようで、出来上がってみたら大人サイズになってしまい、結局もう一度毛糸を買い直し、初めからやり直しになったときは悲しかったです。
想像以上に可愛くできたのですが、新生児には大きく、サイズがちょうどになる頃には春になってしまったので、大きさが調節できるものなどを編んだ方がいいのかなと思いました。
ただ、初めてのかぎ編みでのニット帽にしては上出来だと感じています。毛糸のつなぎ目もうまくできましたし、何より耳の部分が可愛くできました。
毛糸も100円均一で手に入れたので、購入するより安く作れたと思っています。
何より、お腹に我が子がいるときに、話しかけながら作った編み物なので、愛情が溢れた時間を過ごせたなと感じます。
あまり長い時間使えないものですが、編んでいる時間から実際にかぶせてみる時間まで愛おしさを感じられたので、作って良かったなと感じています。
実際にかぶせるとさらに可愛いです

産休に入り、それまでフルタイムで働いていたので、時間が空いてしまいました。
それで、もともと手作りが好きだったこともあり、産まれてくる赤ちゃんのために、家事の合間にも作りやすい編み物で帽子を作ることにしました。
編み物自体がかなり久しぶりだったので、編み方を間違えたまま進んでしまい、何回か解きながらも、なんとか完成しました。
思っていたよりも小さいサイズで出来上がったので、かぶる時期が短くなってしまいましたが、赤ちゃんの小さな頭に被せると、どんぐりのようになってとても可愛いです。
自分の子供のために手作りするというのは、既製品と違い、その子のためだけに作られる愛情たっぷりの作品になります。
しかも、編み物は途中で手が止めやすく、大きく広げなくていいので、家事の合間に作りやすく、子供の為の編み物は楽しみながらできるので、とても良かったです。
久しぶりの編み物を楽しみました

専業主婦で時間を持て余していたので、妊娠をきっかけに、昔ハマっていた編み物に再チャレンジしてみようと思いました。
まだ性別が分かる前だったので、男の子でも女の子でも似合う色の帽子を作ることにしました。久しぶりの編み物で、しかも帽子を作るのは初めてでした。
編み目の細かさ、毛糸の太さ、色のほか、産まれてすぐにかぶせるためにサイズ感が合っているかなどについてサイトをチェックし、作業を開始するまでに時間がかかりました。
出来上がりが思っていたよりも大きくなったので、もう一回り小さいサイズで作れば良かったと思いました。
お腹の中の赤ちゃんのことを考えながらの編み物はとても楽しかったので、他にも色々とチャレンジしたくなりました。次は、カフェに行ってまったり作りたいです。
母が作ってくれたように自分の娘に

初めての妊娠が分かり、性別は女の子と判明しました。里帰り出産で実家へ帰って来て、昔お母さんが私たちのために作ってくれた手編みのチョッキがあったことを思い出しました。
私も何か手編みのものを娘にプレゼントしたいと思い、お母さんに教えてもらいながら、もう少しの妊婦生活を楽しもうと思いました。
マフラーを編んだ経験しかなかったので、簡単そうな帽子を編むことにしました。
始めはお母さんに教えてもらいながら、その後は一人で頑張って編み、形になって来たところで、あまりにも小さすぎてすぐ使えなくなることに気づきました。
途中まで全て解き、幅を広げて編むことにし、その後、何時間もかけてやっと完成しました。
出来上がってみて、まだちょっと小さい気がして、もう少し大きく編んであげればよかったかなと思いましたが、解くのは勇気がいるので諦めました。
完成した帽子は形もきれいに出来たし、ボンボンも付けて可愛くしたので、早く使いたいと心待ちにしていました。
実際にかぶせてみると、新生児にほぼピッタリ。やはり小さかったと後悔しました。
でも、手編みの温かさ、一生懸命編んだからこそ、娘によいプレゼントができたと思います。将来、「あなたのために作ったのよ!」と教えようと思っています。
そして、娘に子供ができた時、同じように手編みで赤ちゃんのために何かを作り、「ママはこんな気持ちで手編みをしたのかな?」と感じてくれたらと願っています。まだまだ先の話ですが、そう願っています。
初めてのあみもの

今まで手作りというものには縁遠かったのですが、雑誌などを見て私も子どもの為に何か作りたいと思いました。
なにせ編み物をするのが初めてだったので、すべてが手探り状態でした。編んではほどき、編んではほどきを繰り返して、毛糸がよれよれになってしまいました。
自分の好みの色合いにしてしまったので、赤ちゃんがかぶる帽子にしては少し地味な感じになってしまった気がします。
落ち着いた感じなので、ボンボンを少し大きくしたり、お花の模様も2つつけて可愛らしく見えるように工夫しました。
初めてにしてはそれなりに編めたかな、と思います。「その帽子可愛いね」と言われるとものすごく嬉しくなってしまいます。
世界にたったひとつしかないものなので、これからも大切にしたいです。
首がチクチクするネックウォーマー

叔母は編み物が得意なので習ってみようと思い、寒い日には耳当てにもなるネックウォーマーを編むことにしました。
編んでいる途中で難しかったのは、色のバランスや変えるタイミング、そして子供の首周りの長さを調整することでした。
失敗したかなと感じたのは、叔母が使っていた毛糸をそのまま利用して編んでしまったため、チクチクして子供の首が痒がってしまったことです。
もう少し柔らかく、触り心地の良い毛糸で編んであげればよかったと後悔しています。また、毛糸の色も大人っぽいので、子供向けというよりは大人向けになってしまいました。
ただ、手編みしたことで自信がついたので、次からはちゃんと毛糸をしっかり選んで作ってあげようと思います。
退院の日のために作ったベビードレス

結婚8年目にして、ようやく我が家にきてくれた赤ちゃんのために、ベビードレスを編みました。元々手編みが好きなので、病院からの退院の時などに着せたいなと思ったのです。
妊娠中に編み始めて、つわりで体調が悪い時はなかなか進みませんでしたが、つわりが落ち着いたら、楽しくて一気に編み上げることができました。
ベビーグッズはサイズが小さいので早く編み上がります。なかなかよく出来たと思うのですが、もう少し細い糸で編んだほうが、かさばらなくて良かったかなと思いました。
しかし、赤ちゃんのために、少し高い毛糸を選んだので、肌触りはなめらかで柔らかく、とても編みやすかったです。
実際に、退院するときにベビードレスを着せて自宅へ帰りました。
「ママが編んだんだよ」「可愛いね」などと声をかけながら、もう感激で胸がいっぱいになりました。本当に編んで良かったと思いました。
なかなか可愛く作れました

私は子供の頃に祖母から編み物を教わって以来、気が向いたときに編み物でマフラーや編みぐるみなどを作っていました。
細かい作業が好きなので編み物をするのは好きでした。妊娠してから本屋さんに行ったときに、赤ちゃんグッズを手編みで作る本を見つけたので、作ってみようと思いました。
赤ちゃんのものを編むのは初めてだったのですが、糸を細いものにしたせいか、思っていたより時間がかかって大変でした。
完成してみると、ちょっときつめに編んでしまっていたので、もう少し柔らかく編んだ方がよかったと後悔しました。
私はお腹の子が女の子と分かっていたので、ピンクの毛糸を使用しました。本の通りに作るのはつまらないと思い、裾にフリルをつけたり花をつけたりしました。
自分が時間をかけて作ったものを子供が着ているのを見ると、すごく嬉しいです。