クリスマスプレゼントの渡し方!子供の思い出に残るアイデア集
毎年寒さが厳しくなって、町のイルミネーションが温かみを増してくると、楽しみになってくるのがクリスマスですね。
クリスマスプレゼントを渡した時の子供の喜ぶ顔を見ることは、親になってしか味わえない醍醐味でもあります。皆さんは今年、お子さんたちにどんなプレゼントを贈りますか?
子供にとってクリスマスは、サンタさんという不思議な人と出会うスペシャルなイベントです。子供のピュアな想像力を育むためにも、クリスマスプレゼントを渡す時には是非ひと手間かけてあげたいですね。
子供に最高の思い出をプレゼントする、クリスマスプレゼントの渡し方や演出方法、クリスマスプレゼントの隠し場所についてご紹介します。
クリスマスプレゼントの渡し方/演出9パターン
クリスマスのサプライズと言ったら、何といっても子供が純粋に信じているサンタさんの存在をアピールしてあげることです。
ではさっそく、クリスマスプレゼントの渡し方や演出方法のアイディアをチェックしていきましょう。
1ツリーの下にプレゼントを置いて盛り上げましょう
家庭でのクリスマスの象徴は、何といってもクリスマスツリー!欧米では届いたクリスマスプレゼントをイブまでツリーの下においておくのだとか。
おじいちゃんおばあちゃん、親類や仲の良いお友達からのちょっと早めのプレゼントが届いたら、イブまでツリーの下に置いておきましょう。
見た目も華やかでクリスマス気分が盛り上がりますし、当日まで隠しておくよりも、「中身は何だろう?」というイブまでのワクワク感が味わえるのが魅力です。
目に見えるところに置いておくことで、クリスマス当日にサプライズで渡される、パパやママからの「サンタさんからプレゼント」のサプライズをグッと引き立てる効果も期待できますよ。
2朝起きたらわかるように枕元にプレゼントを置きましょう
子供にクリスマスプレンゼントを渡す方法としては、夜寝静まった後に子供に枕元に置くのが世界中の定番ですね。ここでひと手間かけて、よりサンタさんの存在をアピールすると、子供は間違いなく喜びます。
枕元にプレゼントを置くだけでなく、朝こっそり窓を少し開けておいて、サンタさんがお部屋に入ってきた様子を演出してみましょう。
ママも一緒になって「ここから入ってきたんだね!」と大騒ぎをすると、シンプルながら思い出に残るクリスマスになるでしょう。
ちょっとサンタさんの存在を疑い出してしまった子に対しても、新鮮な驚きを与えてあげることができるおすすめの方法ですよ。
3サンタさんの忘れ物で存在をアピールしましょう
クリスマスで子供が関心を寄せているのは、なんといっても「サンタさんは本当にいるの?」ということです。直接会うことはできないけれど、サンタさんは本当にプレゼントを持ってきてくれていることをアピールすると、子供は大喜びします。
枕元にプレゼントを置くだけでなく、室内に何かひとつ、サンタさんの忘れ物を置いておきましょう。サンタさんらしくクリスマスの帽子や、プレゼントを詰める白い袋などがおすすめです。
また、ベランダにわざとらしく靴跡をつけてみるのも楽しそうですね。
サンタさんの痕跡を見つけた子供は、想像力をかきたててサンタさんの姿を心に刻み付け、素敵な思い出を残してくれるでしょう。
4プレゼント探しゲームで盛り上げましょう
宝探しゲームのようにいくつかのメッセージカードを使い、子供にプレゼントの隠し場所を探させて、「プレゼントを見つけた!」という楽しさを味わわせてあげましょう。
「机の引き出しに隠した」「レンジの中を調べて」「靴箱に入っている」など、次々に見つかるカードを見ながらあちこちをひっかきまわして、子供は大騒ぎしながら楽しんでくれますよ。
ゲームは一人よりも何人かの方が盛り上がるので、クリスマスの朝に枕元にメッセージカートを置いて兄弟と一緒にゲームに誘うのもよいですし、イブのパーティー中に集まった子供全員で始めるのも面白いかもしれません。
5サンタさんへのおすそ分けを用意しておきましょう
子供の中で「サンタさんいつもありがとう」という気持ちが目覚めたら、逆に子供と一緒にサンタさんにパーティーメニューのおすそ分けをして、サンタさんの存在をアピールするのも素敵な思い出になります。
子供に誘いかけて、イブの夜中にサンタさん用のお夜食や、トナカイ用のニンジンなどを用意して「サンタさん喜んでくれるかな?」と子供の気持ちを盛り上げるのもよいでしょう。
朝になっていつの間にか届いたプレゼントと共に、お夜食を食べ散らかした後を演出しておくと、子供はビックリして大喜びしてくれます。
感謝の気持ちや優しい心を育てるためにも効果的なので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
6サンタさんへの手紙を書かせましょう
サンタさんの出身は北欧で、フィンランドのトムテランドには子供に夢を与える公認のサンタクロースがいます。トムテランドには毎年何万通もの子供達からの手紙が集まり、プレゼントをおねだりするそうです。
そんな話をしながら、子供にサンタさんへ欲しいプレゼントを伝える手紙を書かせるのも良い思い出となります。
外国に住むサンタさんへの手紙らしく、ローマ字で日本国内の住所を書き、友人や会社あてに手紙を郵送しておけば、子供の希望するプレゼントがわかります。
サンタさんしか知らないはずのプレゼントをもらえれば、子供はよりサンタさんの存在を信じて、クリスマスを楽しめるようになるでしょう。
7サンタさんからの電話で話をさせましょう
まだ子供の月齢が低く、字を書けず手紙を書くことができない場合には、サンタさんから電話がくるというパターンもアリです。
これには電話をかけてくれる協力者が必要になるのですが、やはりサンタさんはおじいさんのイメージですので、お祖父ちゃんにお願いするのがよいでしょう。
子供は電話が大好きですし、顔の見えない相手の姿を想像しなが
この方法も、サンタさんへの手紙と同様にプレゼントのリサーチに使えますから、ぜひ子供の欲しがっているプレゼントを用意して、プレゼントを喜ばせてあげるとよいでしょう。
8インターホンでサンタさんの訪問を印象づけましょう
子供が「どうしてもサンタさんに会いたい!」と言い出すと、パパやママは困ってしまいますよね。
しかし、ココでうまく誤魔化せないと子供がサンタさんの存在を疑い出してしまいますから、玄関のインターホンを使い、いかにもサンタさんがプレゼントを持ってきてくれた状況を演出してみましょう。
仲の良いママ友や知り合いにサンタさん役を頼み、インターホンを鳴らして玄関にプレゼントを置いたら、すぐに立ち去ってもらいましょう。
子供は誰がプレゼントを持ってきてくれたのかを想像して、ワクワク、ドキドキして喜んでくれますよ。
9実物のサンタさんからプレゼントを渡してもらいましょう
サンタクロースは想像の存在ですが、赤い服にとんがり帽子、白いおひげのおじいさんとイメージが固定されています。
簡単に仮装ができるので、お友達に協力してもらって、実際に仮装したサンタさんから子供にプレゼントを渡してもらうと、バッチリ子供の記憶に残ります。
クリスマスの時期になるとサンタ派遣サービスという、サンタの仮装でプレゼントを渡してくれるサービスも宣伝を始めるので、有料になりますが活用してみるのもいいですね。
クリスマス当日は、パーティーメニューの宅配をサンタさんのコスチュームでやっているショップもあるので、良いサンタさんに出会えたら、ついでにプレゼントを渡すのをお願いするのもおすすめです。
渡す前に要確認!クリスマスプレゼントの隠し場所とバレない工夫
クリスマスの時期はどうしてもおもちゃが品薄になってしまうので、多くのパパ、ママは事前にプレゼントを用意して、子供に見つからないようにこっそり隠していることでしょう。
ここで見つかってしまうと、子供は「なんだ、クリスマスプレゼントはパパ達が用意してるんだ」とガッカリし、せっかくのサプライズ計画がおじゃんになってしまいます。
子供に見つかりにくい場所や、クリスマスプレゼントを隠しておく時のポイントを、先輩ママたちの失敗体験談をまじえてご紹介しましょう。
1おもちゃの袋は変えておきましょう
クリスマス用のラッピングは心躍るものですが、やっぱり一目で「プレゼントだ!」とわかってしまいます。子供用のプレゼントは全く別の段ボールや、何枚かの紙袋で包み込んで隠しておきましょう。
子供の興味が湧かないような味気ない外見が望ましいですが、クリスマスの時期にいきなり段ボールが置かれると子供の興味を引いてしまうので、置く場所にも注意を払ってくださいね。
Aおもちゃ屋さんの袋には注意して!
うちの場合は毎年ちょっと早めにプレゼントを購入して、押し入れの奥に段ボール箱に入れて隠していましたが、ある日突然、子供達に家中探され発見されてしまいました。
子供達がなぜそんなことをしたかというと、おもちゃ屋さんの大きなロゴの入ったビニール袋を家のゴミ箱で見つけたからだとか。そういえば、段ボール箱に移すときに、私が捨てたんでした…。
プレゼントを隠すときには本体だけでなく、その外側のビニール袋やラッピング材も見つからないように処分することをおすすめします。
2子供の手の届かない高い場所に隠しましょう
子供を育ててみるとわかりますが、子供は家探しが大好きで、押し入れの中やタンスの中、引き出しの中など、子供にとっては手の届く場所全てが宝探しの遊び場です。
子供が触らないのは「目につかない」場所ですので、子供の視界に入りにくい押し入れの天袋やタンスの上など、高い場所にプレゼントを隠すとよいでしょう。
Aバレちゃっても楽しいクリスマス
クリスマスプレゼントを買うのはパパの役目なのですが、「子供がサンタさんを信じているうちは…」と、パパはいつも押し入れの天袋にプレゼントを隠していました。
子供が届く場所ではないので、絶対見つかっていないと思っていたのですが、子供が大きくなってから聞いてみたところ、しっかりバレてました。
パパは普段押し入れに近付かないのに、クリスマスの時期だけ押し入れを気にしていることに気付いていて、一度天袋を調べてプレゼントを発見していたそうなんです。
やっぱり日頃と違う行動をすると、子供とはいえ目につきやすいようですね。
それ以後は毎年クリスマスの時期に天袋に荷物が増えると、こっそり開けてみて楽しんでいたそうですが、「プレゼントを見つけるワクワク感と、こっそり隠れて何度も見に行く期待感がたまらなかった」と言っていました。
プレゼントの隠し場所がばれてしまっても、子供は楽しめるようですよ。
3鍵のかかる場所に隠しましょう
隠し物をする場所に一番適している場所は、鍵のかかる場所です。
プレゼントの大きさにもよりますが、鍵のかかるタンスや普段は鍵をかけている書斎などにプレゼントを隠しましょう。特にスーツケースは比較的大きなものを収納できるので、プレゼントの隠し場所にはおススメですよ。
A鍵の管理もお忘れなく
ウチの子供のプレゼントの隠し先は、私の嫁入り道具のタンスの中です。鍵がかかりますので、子供は絶対に開けることはできません。
と思っていたら、鍵の隠し場所を子供が知ってしまい、いつの間にかタンスを開けられていて、ラッピングも破られてプレゼントはクリスマス5日前に勝手に子供の手に渡っていました(^^;)
しかも、クリスマスのパーティーにとちょっとお高いお取り寄せチョコレートもタンスに隠していたので、全部子供に食べられてショックでした…。(泣)
4車のトランクに隠しましょう
子供は、家の中の普段目にするものの違いを敏感に感じ取ってしまうため、車のトランクも隠し場所に向いています。
子供が車に乗っている時にバレてしまわないよう、味気ない外見の段ボール箱にいれて、トランクには必ず鍵をかけておきましょう。
Aお手伝いがアダとなりました
男の子と女の子のママです。クリスマスプレゼントの隠し先は、ママ友に教わって車のトランクに隠していました。
私が仕事の通勤に使っている車にはめったに子供が乗らないので、段ボール箱にプレゼントを入れて軽く隠して置いていました。
おかげでウチのお兄ちゃんは小学校3年までサンタさんを信じていて、クリスマスの時期はサンタさんにプレゼントをもらうために一生懸命お手伝いをしてくれていました。
しかしある時、妹の保育園の送り出しに遅れそうになって慌てていて、うっかり昼寝用布団をお兄ちゃんに車のトランクに乗せるようにお願いしてしまったんです。
その時見ちゃったんですね、バッチリプレゼントを…。
私がそのことを知ったのはその日の夜中で、お兄ちゃんは妹が寝た後に1人で起きてきて、「もしかして、サンタさんはいないの?プレゼントはお母さんが買っているの?」と、しんみりと問い詰められました。子供の夢を壊してしまった、切ない瞬間でした…。
5職場のロッカーなどに隠しましょう
子供の生活圏内にプレゼントを隠していると、見つかるリスクは高くなります。
品切れを心配してちょっと早めにプレゼントを買ってしまった場合には、職場の個人ロッカーなどに置いておけると安心ですね。
A職場に置くときは持ち帰るのを忘れないように!
ウチの子供達は、結構早いうちにサンタさんの秘密がバレていたので、プレゼントの隠し場所を深く考えたことはありません。
ある年パパが職場の斡旋でディズニーのDVDセットを見つけたので、「今年のプレゼントはコレ!」と注文してもらい、そのままパパがイブに持ち帰るつもりで職場のロッカーで保管していました。
私もディズニーアニメが大好きなので、クリスマスのパーティーの後に家族で見ようと楽しみにしていたのですが、たまたまイブ日にパパは外回りの仕事が長引いてしまい、上司と一緒に会社に戻らずに直帰することになってしまったんです!
パパはいろいろ言い訳して何とか会社に戻って、イブにプレゼントを持ち帰ることができたそうですが、慌てないためにも早めに家にプレゼントを移しておくべきでした。
6おもちゃ屋さんのお預かりサービスを活用しましょう
自転車や電動カー、ジャングルジムや滑り台や砂場など大型のおもちゃの場合は、指定の日まで預かって保管してくれるおもちゃ屋さんもあります。
会員登録が必要なおもちゃ屋さんや、費用が必要になるケースもありますが、絶対に子供に見つかることはない場所なので活用するとよいでしょう。
Aサンタさんに泣かされてました…
子供が5歳の時です。
腕白盛りの息子のために自転車を買ったのですが、おもちゃ屋さんで勧められて当日の宅配サービスを利用しました。
保管&配達料で1,000円程かかったのですが、配達の時にサンタコスで来てくれるというので、息子が喜ぶと思ってたんです。
事前に「サンタさんがプレゼント持ってくるよ」と教えていたので、息子もとっても喜んで今か今かと宅配を待ちました。
届けに来てくれたサンタさんは外人のおじいさんで、白髭も似合っていてとても本物っぽく、大人は大興奮!
しかし、突然子供がパパの後ろに隠れて泣き出してしまって…。田舎であまり外国の人を見たことがなかったのか、リアルすぎたのか、怖かったみたいです。
サンタさんがいろいろあやしてくれて、何とかプレゼントは受け取ったものの、その時の写真をみるとニッコリ笑うサンタさんのお膝で固まり、何とも言えない表情をした息子が写っていて、今でも笑いがこぼれてしまいます。
様々なアイデアで思い出に残るクリスマスを!
「一年間良い子でいたご褒美のプレゼント」と、多くの子供がそう言われてサンタさんを信じて育ちます。子供にとってクリスマスプレゼントは、「誰かから愛されている」という自信につながるものなのかもしれませんね。
クリスマスプレゼントの渡し方にちょっとした手間暇をかけることで、グッとステキなイベントに変えることができます。皆さんもアイディアを振り絞って、子供のために素敵な思い出作りにチャレンジしてみてくださいね。