サンタの正体が子供にバレたのはいつ?対処法など体験談15
毎年クリスマスになると、小さな子供の夢を壊さぬよう、サンタの正体を知られないようパパやママが頑張るのも束の間、子供が成長するにつれ、いつサンタの正体を正直に伝えるべきか悩んでしまう方も多いものですよね。
今回は、サンタの正体が子供にバレたとき/親からカミングアウトしたときのエピソードについて、先輩ママ15人にお話を伺いました。
今はまだ小さなお子さんがいる方は、万が一子供にサンタの正体がバレたときのフォローの仕方、サンタの正体について親から伝えるときの対応など、参考にしてみてくださいね。
Qサンタの正体が子供にバレたとき、子供の反応や対処法は?
A六歳の息子がネットの動画で悟りました
サンタさんの存在を信じていた6歳の息子ですが、段々とネットの動画に興味を持ち、自分で好きなものを見るようになりました。
今年のクリスマスプレゼントも決まり、準備はバッチリでしたが、そんな時ネットの動画で、ある家族のクリスマスの風景がアップされていました。そこには夜中に父親が寝ている子供の枕元にプレゼントを置く姿が映っていました。しかも似たような動画がいくつもアップされていて、しっかり動画を観ていたので、そこで息子は悟ってしまったみたいでした。
遅かれ早かれ、いつかはサンタの正体はばれてしまいます。我が家ももう少しサンタの喜びを体験してほしかったですが、これもネット社会の宿命かもしれません。でもちょっぴり残念でした。
A娘が小学3年生の時に正体を教えました
うちの子が9歳のとき、サンタさんの正体を話しました。それまで父の妹である叔母が用意してくれてサンタさんからのプレゼントとしてもらっていたのですが、叔母が遠くに引っ越ししてしまったことでプレゼントをもらえなくなったので、もうこの際、子供たちに教えてサンタさんから卒業してもらおうと思ったのです。
しかし、サンタの正体は実は叔母だったというのをそのまま話したところ、子供がわんわん泣いてしまって、プレゼントをもらえないことに嘆き悲しみ出したのです。サンタさんのことを完全に信じていたのも悪かったようです。
あまりに泣くものだから、結局、私が娘のためにクリスマスプレゼントを買ってきて慰めました。ちょっと教えるのが早かったかなと後悔しています。
なんとかプレゼントを渡したら泣き止んだけど、娘の夢見る心を壊してしまったようで複雑なクリスマスとなりました。
A3年生でバレてしまいました
サンタの正体がバレたときの子供の年齢は小学3年生です。下の子は小学1年生の時に感づいたみたいです。上の子がいる子は、上級生が喋ってしまうからバレるのが早いですよね。意図的にばらしたのではなく、クリスマスのプレゼントを去年は何を買ったかについて、うっかり子供の前で話してしまったからです。
サンタの正体がばれても、「妹にはだまっておいてね」と伝えました。そして「サンタさんは、信じている子供のところにだけ来るのよ」と伝えました。「信じていない子供のところには、代わりにパパやママがプレゼントを買っているんだよ」とも話しました。
サンタの正体がばれても、クリスマスの過ごし方は変わらず、プレゼントは枕元においてあげます。
A娘が4年生の時に私が話しました。
娘が4年生の時、いつも遊ぶ友達が家で「ねぇ、サンタさんって、本当は親なんじゃない?」と大きな声で何度も言っていました。おそらくその子もはっきりとはわかっていないようでしたが、その会話を幼稚園年中の息子がそばで聞いていたので「これはまずい」と思い、4年生の娘にはすべて話すことにしました。
二人きりの時に、サンタさんというのは昔ヨーロッパで恵まれない人のため、軒下にかかっている靴下の中に金貨を入れてあげた人がはじまりで、それが伝わっている、という話をしました。
子どもに見えないものを信じることが大切だということで今もやっている人が多い、ということ、また私個人としては子どもの時に「なんかだまされたな」と思ったけど、みんなやっていることだから、同じようにしようと思ったこと、などを話しました。
娘は「やっぱりね」とちょっとがっかりはしていましたが、納得した様子でした。弟にはまだ内緒にしてほしいこと、またお友達でまだ知らない人もいるかもしれないから、学校では「いないんだって」などと話さないこと、その2つを約束しました。弟はまだ知らないので今まで通りプレゼントはちゃんとあげると話すと、それまで毎年「来るかな」と心配しすぎていた娘は夜ぐっすり眠れるようになり、却ってよかったなと思っています。
A幼稚園の娘に夫のミスで発覚しました
私は息子と娘2人を持つ母親をしております。子供達はみんなすでに成人しておりますが、子供の頃はサンタさんを本当に信じて毎年楽しそうに待っていました。
寝付けない子供達に「サンタさんはみんなが寝ていないと恥ずかしくて来ないんだよ」といつも夫が言い聞かせておりました。そして子供達が寝た夜中のうちに、枕元にサンタさんを装ったプレゼントを置くのが恒例でした。
ところがある年の夜、夫と一緒にプレゼントを置こうとした時に夫が電源コードに足を引っ掛け、思いっきり転倒してしまい大きな音がしてしまったのです。当然のごとく娘が起きてしまい、事の次第を見られてしまいました。
息子と長女には「サンタさんからプレゼントを預かったんだよー」という夫の言い訳で納得?してもらえたのですが、サンタを信じていた一番下の子は本当にガッカリしてショゲこむ始末です。
その後、プレゼントはクリスマスになるたびに「サンタさんから預かってないの?」という子供達の質問攻撃に合うようになりました。ちなみに転んだ夫に怪我はありませんでした。
A小学校の頃にサンタのモデルになった人物を訪ねたため
子供たちが小学生の5年と3年の時にベルギー観光いきました。それ以前から3年生の娘はなんとなく気がついているようでしたが、長男はまだ半信半疑な感じでした。たまたま観光に訪れたベルギーの街で教会をたくさん見て歩きました。そのうちのひとつが、サンタのモデルとなったセイントニコラスの教会でした。
子供たちは英語もフランス語もわからないので、私は悪気なく、教会内にかいてあった看板の説明などを読み上げたところ、「サンタはもういない」と気が付いてしまったようです。ただ、同時にサンタクロースは伝説上のものではなく、本当にいたんだと認識しているようなのでよかったです。
A娘が小学校1年生でサンタの招待がばれました
娘が小学校1年生の7歳の時に、自分にクリスマスプレゼントを届けているのはサンタクロースではなく親だということがばれました。私のちょっとした不手際があり、買ってきたプレゼントを娘に見つかってしまったことがきっかけです。
いつかはバレることだろうし、薄々気づかれてというよりはハッキリ分かったほうが良かったのかなと思っています。
娘は少々ショックなようでしたが、「サンタクロースという人は本当に存在すること、けれど世界中の子供たちにプレゼントを届けることはできないので、プレゼントはパパとママから贈っている…でもサンタクロースに手紙を書くことができる」と伝え、一緒にフィンランドのサンタクロースにお手紙を書きました。
クリスマスは今まで通り過ごし、サンタクロースの代わりにパパママからプレゼントを贈るという認識でやっています。
A学校で大論争に
娘が小学校3年生の9歳のクリスマス前です。学校でクリスマスの話題になり、サンタさんを信じている子供達と信じていない子供達の間で大論争になったようです。
娘は当時サンタさんを信じており、サンタさんは何でも欲しいものをプレゼントしてくれると思っておりました。そのため「安いものはパパとママで、高いものはサンタさんにお願いするの」などと話しており、全く疑っていない様子でした。
大論争の日,学校から帰宅してサンタさんの事を聞かれて、流石に面と向かって聞かれると嘘をつくわけにはいかず、「実はサンタさんからのプレゼントはパパとママが買って置いていたの」と正直に話しました。その年からはサプライズプレゼントではなく、子供のリクエストを聞いてプレゼントを贈るようになりました。
A息子が小学1年生の頃にサンタはいないと言われました。
息子は幼稚園児の頃は、サンタさんがクリスマスにプレゼントをくれると信じていました。毎年クリスマスの前には何気なく「サンタさんにどんなプレゼントをしてもらいたいかな」と息子に訪ねていました。息子には気付かれないように、クローゼットの一番上の所にクリスマスまで隠していて、朝に目覚めた時の息子は大喜びでした。
しかし、小学校1年生の時「家の鍵はしまっていて煙突は無いのに、どうやってサンタさんは家の中へ入ってくるの」と息子に聞かれ、私は「魔法を使って入れるよ」と答えましたが、「お母さんはどうしてサンタさんにお手紙を書くとサンタさんがプレゼントを持って来てくれると言っていたけど、サンタはいないよ。僕は夜にお母さんがプレゼントを入れていたのを薄目で見ていたよ。それにクローゼットの中にプレゼントがクリスマス前に入っていたよ。サンタさんは絵本のお話だよ」と言われました。
私は「ごめんね。サンタさんはお父さんとお母さんでした」と息子に言い、息子は笑って「プレゼントありがとう」と言ってくれました。
その後、私は息子に「お友達は、サンタさんを信じている子もいるから話さない方がいいね」と尋ねたら「そうだね。楽しみにしている友だちがいるから言わないよ」と息子は言いました。
我が家の息子達は現実派のタイプでしたが、親としては、子供には幼い頃は楽しい夢を見させてあげたいですよね。
A小学校に入って、子供たちの会話の中で現実を知ったようです。
子供がサンタの正体を知ったのは小学校1年生の頃で、きっかけは子供たちの会話の中でした。
小学校に上がり、2、3歳年上の子供たちとも遊ぶことが増え、その時クリスマスのプレゼントの話題になり、子供が「クリスマスにはあのゲームが欲しいから、サンタさんにお願いしたらもらえるかな」と話したところ、「お前まだサンタさんなんか信じてるの。サンタの正体は親なんだよ。だから親にあのゲーム欲しいっていえば買ってくれるんだよ」と言われたそうです。
子供ながらにかなりのショックだったようで、私自身ももう少し夢を見させたかった、もう少し自然な形で気づいて欲しかったと思いました。
それからプレゼントは枕元に置くことはせず、クリスマスの日に直接手渡しする方法に変えました。
A長男が10歳の時にサンタの正体に気付いたかな
我が家には二人の息子がいます。男の子は女の子より純粋な部分があるため、年齢が高くなってもクリスマスにはサンタクロースがやってきて、プレゼントを置いてもらえると信じていました。親としても、その気持ちは知っていたので毎年バレないように注意を払っていました。
しかし、長男が小学校4年生、10歳の時に「サンタクロースって、お父さんとお母さんなの?」と聞いてきました。どうも学校でクリスマスプレゼントの話になったときに、友達がサンタクロースの本当の正体は両親なのだと話したようです。
少しテンションが低めでしたが、「サンタクロースは、クリスマスの日に世界中の子供にプレゼントを届けないといけないんだよ。一人じゃ大変だから、お父さんやお母さんがプレゼントを預かって、手伝いをしているんだよ。」と話してあげました。
事前に、外国にいるサンタクロースから英語の手紙をもらっていたのもあって、素直に話を聞いてくれました。
若干、サンタクロースはいないのかなと思いつつも、毎年クリスマスプレゼントをサンタクロースが持ってきてくれるのを楽しみに待っています。本当に男の子は素直です。
A息子が小学3年生の頃にサンタの正体がばれた
息子が小学生3年生の頃まで、毎年クリスマスの前夜に枕元にプレゼントを置くのが恒例となっていました。イブの日まで、タンスの中にプレゼントを隠しておいたのですが、息子はクラスの友達と「サンタさんはいるのかな?」という話をしていたらしく、プレゼントがあるかどうか家中を探し回っていました。そして、なんとプレゼントの隠し場所を見つかってしまいました。
息子は相当ショックを受け、「サンタはパパとママだったの?」と泣きながら聞いてきました。当時8歳だった息子に、「サンタさんは7歳までしかこないんだよ、ママとパパにサンタさんのお仕事頼まれたの。」と言い、私が自作したサンタさんからのお手紙を渡し、息子は納得したようです。
それ以降のクリスマスは、パパとママが代わりにおもちゃを買ってあげて、クリスマス当日に渡すようになりました。
A小6でサンタ卒業
中学3年生の娘がいますが、娘がサンタの正体を知ったのは小学校6年生の夏でした。
小学生の間はずっと同じ部屋で寝ていたので、その前年のクリスマスイブはなかなか寝付けない娘に苦労しました。私自身もやりたいことがあり、遅くまで起きていたのですが、夜中トイレのために目を覚ましてまだプレゼントがきてないことにがっかりしながらも、再び布団に入ったものの寝返りを何度も打っては枕元を手探りで探す娘…。我慢比べ状態のまま、結局私も眠ってしまったのですが、幸い早朝に目覚め娘が熟睡しているのを確認してプレゼントを置くことができました。
しかし、翌年もまたこの状態になるのは辛いなと思っていたところ、中学生になっても信じていて友達にからかわれた方の体験談を雑誌か何かで見て、このままだと娘もそうなりそうだと思い、6年生の夏休みに偶然クリスマスプレゼントの話題になったときにカミングアウトしました。
それまで何度も色々聞かれたのですが、私の嘘を信じ込んでいたので、相当ショックを受けていましたが、理論的に話すと納得したうえに、実際、中学1年のときにクラスメイトでまだ信じていた子がいて、男子からからかわれていたようなので、今ではあの時教えて貰ってやっぱり良かったと思っているみたいです。現在は軽くケーキとチキン料理でお祝いする程度です。
A5歳で、うっかりばれてしまいました。
うちの娘には5歳でばれました。お昼寝していたときがチャンスと思ったみたいなのですが、主人がタンスにプレゼントを隠すところをうっかり、見られてしまったのです。
でも、彼女にしてみたら、サンタさんは怖い存在だったようで、お父さんがサンタで良かったと言っています。彼女の夢を早い段階で壊してしまったのかと心配してたのですが、彼女にとってはよかったみたいです。
それからは欲しいものをお父さんに伝える様になりました。こちらも、一番欲しいものを彼女にあげられる様になったので良かったのかなと思っています。でも、サンタさんがお父さんだというのはお友達には言わないようにしてねとは言っています。
A純粋な息子の遅すぎるサンタの正体を知る時!
息子がサンタの正体を知ったのは、随分大きくなって中学生になってからです。母親の私にも責任があるのかも知れないけれど、沢山のおとぎ話を小さい頃から読み聞かせていたので、子供の夢を壊さない様にかなりリアルに色々な話を盛り込んでいた事が、強く信じさせるきっかけとなってしまったようです。
小学校高学年になるとほとんどの子供がサンタの正体を知っており、ふざけながら信じたフリをしては「今度は○○が欲しいと頼んでみようかな~」などと、高額なゲーム機を親たちの前でせがったりしていて、そんな様子を見ながらも、息子は黙って皆の話を聞いていたようです。
そんなサンタの正体を知ったのは、クリスマスの時期に息子がプライベートで参加している集まりでした。司会をしている人からの話でサンタの正体を知り、最初は動揺していたようですが、年齢的なものもありそこで受け入れたみたいです。
そのことを後から聞いた時、海外のサンタなどに触れながら、伝える内容に神経を使った事を今でも覚えています。自然にバレるものと思っていたのですが、中学生になっても信じていると知った時は少々複雑でした。