子供の帽子サイズ表と調整方法~正しく測ってピッタリを被せよう
子供は帽子のサイズがおおきめだったり小さすぎたりすると、帽子嫌いになってしまうことよくあります。そのため赤ちゃんの頃から頭の大きさを正しく測り、ピッタリサイズを購入してあげることが大切です。
ところが日本で購入できる帽子には国内産だけでなくアメリカなど海外ブランド製品もあり、サイズ表記が異なるため困ってしまうことも。そんな時はサイズ表で確認してから購入しましょう。
また幼稚園の帽子の場合、3年間買い替えをせずに済むように大きめを購入するご家庭も多く、ブカブカなままで不快な思いをしている幼児も少なくありません。大きめサイズの簡単な調整方法についても、合わせてチェックしておきましょう。
麦わら帽とキャップは違う!子供の頭囲の測り方
子供の帽子は被り方によって深くなるものと浅くなるものがあります。そのため帽子によって頭囲の測り方を変える必要があるんです。
正確な頭囲を図ったら、実際に帽子を購入する際は計測した頭囲より1~2cmプラスしたサイズの帽子を選びましょう。指が1本入るくらいが目安。ピッタリサイズを選びたい場合はプラス1cm、使わせたい場合はプラス2cmを選ぶのがおすすめです。
帽子がきついと子供が不快に感じますので、計測する際は締めつけ過ぎないように注意してください。
麦わら帽やニット帽は斜めに測ろう
麦わら帽子の場合、大人はキャップのように平らに被るのですが、子供の場合は斜めに被ることが多です。子供の頭囲を測る時は、この点にも注意しなければなりません。
写真のように額中央の毛の生え際→耳のすぐ上→後頭部を通り、ぐるりと1周メジャーを回して子供の頭囲を測りましょう。
キャップやハンチングは平らに測ろう
深くかぶるキャップやハンチングの場合、深くかぶっても落ちてこない、頭にフィットしやすいサイズを選んであげましょう。
おしゃれなキャップの中には、後頭部まで頭が隠れるように斜めに被ってツバの内側の文字をあえて見せるようにする商品もありますが、子供が外遊びをする際に斜めにかぶるとツバに風を受けて飛びやすくなりますし、日差しから目や顔を守れませんので不向きです。
写真のように額中央の毛の生え際→耳の付け根から指2本上→後頭部を水平に通り、ぐるりと1周メジャーを回して測ります。
ただし「カッコイイけどツバが大きすぎるから、視野を広げるために少し浅めに被らせたい」という場合は、額中央の毛の生え際→後頭部のでっぱりの下2cmを真っすぐ、ぐるりと1周メジャーを回して測りましょう。
男女で違う!?赤ちゃんの月齢別帽子サイズ表
乳幼児の頭の大きさには個人差が大きく、同じ月齢でも約5~6cm、男女間では平均約1cmの差があります。
ニット帽や麦わら帽子など赤ちゃん用の帽子には色々な種類がありますが、3ヶ月で約2cm大きくなりますので、発達の邪魔にならず不快感のない、ピッタリサイズの帽子を被せてあげることが大切です。
出産祝いなどのプレゼントのため正確なサイズが分からない場合は、少し先の月齢や年齢の帽子を購入すると、いずれは使えるようになるため無駄にならず喜んでもらえます。
国内や海外製品もOK!子供の帽子のサイズ表
子供の頭のサイズが分からない時には、便利なサイズ表を参考にして選びましょう。
ただし日本国内で作られた製品や有名な海外ブランド帽子の多くはcm表示ですが、海外製品の中にはUS表示や国際基準表示のものありますので、海外の表示についても知っておくと安心です。
また同じサイズ表示がされていても、ブランドの規格によっては実寸サイズが異なることがありますので、店員さんに「こちらのブランドは他のブランドより大きめですか?」などと確認してから購入することをおすすめします。
cm表示!日本国内の幼児用帽子サイズ表
満1歳以上の幼児期になると、年に約1~2cmずつ大きくなります。男女間では約1cmの差があります。
アメリカなど海外製品の幼児用帽子サイズ表
アメリカなど海外のブランド帽子は、日本国内に数多く流通していますので、おしゃれな海外ブランド帽子はプレゼントにも大人気。
こちらは3~6歳の幼児の帽子を選ぶ際に活用できる、海外の子供帽子のサイズ表です。
もちろん日本と同じcm表記や年齢表記をしているブランドもありますが、海外直輸入の場合は国際標準やUSサイズ表記になっていることが多いので、困った時はこの表を参考にしましょう。
またアメリカでは大人用の服と子供用の服を区別するために、子供服全般のサイズ表記をアルファベットと数字で表しています。子供の帽子のサイズとして使われることもありますので、ぜひ知っておきましょう。
帽子サイズでも使われる!?子供用衣類全般のUS表記
-
Months(0ヶ月~24ヶ月)
3ヶ月は「3M」「3mon.」など -
Toddler(2~4歳)
2歳は「2T」
サイズが合わない帽子を子供が嫌がる理由
サイズが合わない帽子を被せると、次のような理由から子供が帽子嫌いになることが多いです。
- ブカブカして気になる
- 風で何度も飛んでしまう
- 窮屈で不快
- 視野が狭くなる
こうなると、せっかく親目線でかっこいい帽子を購入しても子供は気が散って楽しく遊べなくなるため、すぐに脱ぎ捨ててしまいます。また集中力が欠けるため、ケガに繋がる恐れもあります。車道に帽子が転がっていくなんてことも。
そのため子供に帽子を購入する際は、無駄なく使ってもらうためにデザインや値段重視ではなくサイズを重視して選ぶことが大切です。
もしお下がりやサイズの合わない帽子を買ってしまった場合も、必ずサイズ調整をしてあげましょう。
そもそも赤ちゃんや幼児に帽子は必要?
帽子にはオシャレや紫外線対策だけでなく、直射日光による熱中症予防や防寒対策といった役割もあります。
冬場は耳が冷たくて外遊びを嫌がることもありますので、耳を覆い隠せる帽子を被せてあげると、イヤーマフ(耳当て)より動きやすくてお手軽です。
幼稚園や保育園だけでなく、小学校に入ってからの遠足などでも帽子を被ってくるように指示されることがあります。健全な発育に重要な外遊びですが、無防備に外に出すと天候によってトラブルを引き起こすこともありますので、子供が安全に健全な発育を遂げるための重要アイテムの一つと捉え、外遊びの邪魔にならない帽子を選んであげましょう。
おおきめの帽子は直して!サイズの調整方法
1~2cmであれば、市販のサイズ調整テープで大きめの帽子を小さくすることができます。
入園直後でおおきめの幼稚園帽子の調整にも、この方法がダンゼンおすすめ♪
市販の帽子サイズ調整テープはホームセンターやネットで購入できますが、面倒な場合は100均グッズを代用することをおすすめします。
100均にある!すきまテープを使った調整方法
やり方はとっても簡単!裁縫道具をしようしないので、裁縫が苦手な人でも大丈夫。
100均で売っているすきまテープを帽子のサイズに合わせてハサミで切り、ツバと帽子の間の布の内側に貼るだけです。
すきまテープはクッション性にすぐれているため、調整後も子供が痛みや不快感なく使用することができます。
マジックテープを使うと風に飛びにくい
帽子が風で飛ぶのが嫌な場合は、マジックテープのザラザラ面を帽子の内側に2ヶ所貼ると、髪に引っ掛かって飛びにくくなります。ただし子供が感触を嫌がることもありますので、初めはママの側で試してみるとよいでしょう。
汗染み対策になる!キャップライナーを使った調整方法
すきまテープを貼るほどは大きくないものの少し気になるという場合は、汗汚れを防げる市販のライナーを使用することをおすすめします。
キャップ&ハットライナー
NEW ERA(ニューエラ)
800円+税
抗菌、消臭、汚れ防止を目的とした商品です。しかし、帽子の内側にテープ式で貼るタイプのためサイズ調整としても使えます。
子供は新陳代謝が激しく汗もかきやすいので汗染み防止としても役立つためお気に入りの帽子を綺麗にかつ衛生的に使うことができるのも嬉しい商品です。
サイズがわかれば手作りも簡単!子供用ニット帽子
子供の帽子の正確なサイズさえ図ってしまえば、毎年100均のモコモコ毛糸でリーズナブルかつピッタリサイズのかわいいニット帽を手作りしてあげられます。
リリアン編み機はダンボールと割り箸で簡単に作れますし、もちろん編み方もとっても簡単♪
ママの手作りは子供にとってもお気に入りになることが多いので、ぜひリリアン編みの帽子作りにも挑戦してみて下さい。