七五三のお参りマナーや段取りに関する記事

七五三のお参りは神社とお寺で違う?初穂料の相場と参拝マナー、準備の手順

七五三のお参りは神社とお寺で違う?初穂料の相場と参拝マナー、準備の手順

七五三のお参りで迷いやすい、時期と場所の選び方、手水や参道の歩き方、初穂料の包み方をまとめました。お寺での御祈祷料の書き方や当日の流れも、子連れで慌てないコツと一緒に紹介します。

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七五三のお参りは神社とお寺で作法が違う!初穂料などの参拝マナーと準備の手順

参道

お子様の健やかな成長に感謝し、今後の幸せを願う七五三のお参りは、ご家族にとって重要な行事の一つですね。しかし、七五三のお参りをいつ、どこですれば良いのか、初穂料はいくら包むべきか、着物や写真の手配はどうすれば良いのかなど、段取りに戸惑う方も多いかもしれません。

特に、神社とお寺では参拝の作法が異なるため、事前に知らないと当日戸惑うことになります。そこで、七五三のお参り前にぜひ確認しておいていただきたい参拝マナーや初穂料の知識、先輩ママのお参りの準備手順についてご紹介します。巻末の4コマ漫画もお見逃しなく!

結論から言うと、七五三のお参りは「時期と場所を決める」「参拝先に合わせた作法と初穂料を確認する」「半年前から予約と衣装を段取りする」の3つを押さえれば、当日に慌てずに済みます。神社では二拝二拍手一拝、お寺では合掌と、作法が異なり、のし袋の表書きも変わります。この記事では、次の順で整理します。

  • お参りの正しい時期と、神社とお寺の選び方
  • 服装、神社とお寺の作法の違い、初穂料の相場と渡し方
  • 最近の参拝まわりの変化、お参り準備の手順とスケジュール
  • 先輩ママ6人の体験談から分かる準備の型、よくある質問

七五三のお参りはいつどこで?正しい時期と場所の選び方

七五三のお参りの時期や場所をよく知らないというママやパパも多いかと思いますが、まずは正式な時期や場所を把握しましょう。その上で、ご家族の都合や参加する親戚の意向も確認しつつ、柔軟にいつどこでお祝いするのかを決めることが大切です。

七五三お参りの正式な時期と最近の傾向

七五三のお参りの正式な日程は、数え年で男児は3歳と5歳、女児は3歳と7歳になる年の11月15日とされています。この日程は、古来の伝統に基づいています。

現在では、早生まれのため七五三の時期を満年齢にずらすご家庭や、パパママの仕事の都合や、両家の祖父母などと一緒にお祝いできるようにと、10月下旬から11月中の土日祝日にしてお祝いする人が増えています。お子様の機嫌や生活リズム、ご家族のスケジュールに合わせて、無理のない日程を選ぶことが大切です。

七五三お参りの場所は神社とお寺どちらを選ぶ?

七五三は、子供の成長を氏神様に報告するという伝統的な意味合いから、神社でお参りするのが一般的とされています。神社では、神様へ感謝を伝え、祝詞(のりと)をあげてもらうご祈祷を受けます。

しかし、最近では、近所に有名なお寺があった、ご先祖様との繋がりを大切にしたいなどの理由から、お寺でのお参りを選ぶ家庭も増えています。お寺では、仏様やご先祖様に感謝を伝え、ご祈祷(きとう)やお加持(かじ)を受けることになります。

宗教的な観点も踏まえ、ご家族や親戚と相談し、自分たちに合った場所を選ぶとよいでしょう。

神社とお寺を選ぶときの軸は、「家族にとってご縁のある場所か」「会食や移動の動線に無理がないか」「ご祈祷の受付方法が合うか」の3つです。氏神様の神社は、生まれた土地を守る神様として、子どもの成長を報告するのに自然な場所です。ご先祖様を大切にしている家庭や、菩提寺(ぼだいじ)がある家庭は、お寺でのお参りが合うこともあります。大切なのは、どちらが正しいかではなく、家族や親戚が納得して祝える場所を選ぶことです。祖父母が同行する場合は、高齢の方が長く歩かなくて済むかどうかも、場所選びの大切な条件になります。

  • NG例:「うちは神社に決めたから、そのつもりでね」と、決定事項として伝える
  • OK例:「七五三は神社でのお参りを考えているのですが、お義父さんとお義母さんのご意向はいかがですか。会食の人数も合わせて相談したいです」と、意向を聞く形で相談する
  • NG例:「どこでも同じでしょ。近いところでいいよ」と、場所の意味を軽く扱う
  • OK例:「近い神社と、おじいちゃんの菩提寺、2つ候補を出して、移動のしやすさと家族の気持ちで比べよう」と、候補を並べて考える

当日に神社へ着いてから、ご祈祷の受付が予約制だと分かり、待ち時間が長くなる場面があります。事前にホームページや電話で、受付方法、受付時間、予約の要否を確認しておくと防げます。また、祖父母が「うちは代々お寺」と考えていたと当日に分かり、気まずくなることもあります。時期と場所は、早い段階で親戚に確認しておくと安心です。

七五三のお参りマナーを徹底解説!神社とお寺の作法を比較

巫女さんが手で案内

神社とお寺では、信仰する対象や教えが異なるため、参拝マナーが大きく異なります。お寺で手を叩いてしまったり、神社の参道のど真ん中を歩いてしまったりして後悔しないよう、事前にマナーをしっかりとチェックしておきましょう。

お参りの服装について

七五三の服装は神様や仏様の前、そしてお祝いの場に相応しいマナーを守った服装にすることが大切です。主役である我が子を引き立てるためにも、パパやママもお参りにふさわしい服装を心がけましょう。

  • パパの服装:基本的にダーク系のスーツ(ネイビーやグレーなど)を着用します。ネクタイは、黒(弔事を連想させる色)を避け、派手すぎない明るめの色柄を選びましょう。
  • ママの服装:洋装の場合は、パステルカラーや落ち着いた色のワンピースやスーツ、和装の場合は訪問着や付け下げ、色無地が無難で品良く見えます。露出の多い服装は避けましょう。
  • お子様の服装:和装(着物、袴)または洋装(フォーマルスーツ、ドレス)が一般的です。

神社参拝の基本的なマナー

七五三に限らず、一般的な神社参拝のマナーは次のとおりです。日本の伝統的な作法ですので、お参り前に一度見直しておくと安心です。

  • 鳥居をくぐる前:立ち止まり、軽く服装を整え、会釈(一礼)をしてからくぐります。
  • 手水舎(てみずや):備え付けの柄杓を使い、左手→右手→左手に水を受けて口をゆすぐ→もう一度左手→柄杓を立てて柄を洗い流す、の順に水で清めます(手水をとる)。柄杓に直接口をつけてはいけません。
  • 参道の歩き方:参道の端を通り、ご神前へ進みます。中央は神様の通る道(正中:せいちゅう)とされているため、中央を避けて歩くのがマナーです。
  • 賽銭:賽銭箱の前で会釈をし、静かにお賽銭を入れます。
  • 拝礼:二拝二拍手一拝で拝礼し、会釈をしてから退きます。
  • 退き際:鳥居の前で一度立ち止まり、社殿の方に向きを変えて会釈(一礼)をしてから境内を出ます。

特に、「二拝二拍手一拝の作法」は神社では非常に大切な作法ですので、しっかり覚えていきましょう。神様への敬意を欠く行動を取らないよう、マナーはきちんと守りましょう。

二拝二拍手一拝の作法

  1. 二拝(二度のお辞儀)
    90度の深いお辞儀を二回します。
  2. 二拍手(二度の柏手と祈念)
    胸の前で両手を合わせ、右手を少し下にずらして二回拍手を打ちます。拍手後、両手を揃えて、心を込めて祈ります。
  3. 一拝(一度のお辞儀)
    もう一度90度の深いお辞儀をします。

拝礼の作法は、神社本庁が二拝二拍手一拝を基本として示していますが、神社によっては四拍手など異なる作法をとる場合があります。境内に作法の掲示があるときは、その案内に従いましょう。参道の中央を横切る必要があるときは、軽く頭を下げて通ります。

初穂料(はつほりょう)について:相場と渡し方

境内の巫女

初穂料とは、祝詞をあげてもらったりご祈祷を受けたりする際に、神社に納めるお礼の金銭のことです。お宮参りの際に神社に納めた初穂料と七五三の初穂料のマナーは共通しています。

紅白の蝶結びの水引(みずひき)が付いたのし袋に、「御初穂料」「御玉串料」「御礼」などの表書きを書いて用意しましょう。水引はほどけてもまた結べることから、何度あっても良いお祝い事に使用されます。

七五三の祈祷を受ける場合は、表書きの下段に子供の名前を書きます。地域によっては、年齢を書き添えることもあるようです。

初穂料の金額については、神社側が料金を規定し、ホームページなどで明記している場合が多いです。七五三の場合も5,000円から10,000円くらいが一般的な相場とされていますが、祈祷を受ける人数や、記念品の内容によっても変わってきますので、前もって神社に問い合わせて確認してみましょう。

のし袋の表書きは、上段に「初穂料」または「御初穂料」、下段にお子様のフルネームを書きます。中袋の表には金額を、裏には住所と氏名を書くのが一般的です。金額は漢数字(旧字体の大字)で書く形が丁寧です。お札はなるべく新札を用意し、のし袋はふくさに包んで持参すると、折れや汚れを防げます。受付で「よろしくお願いします」と一言添えて渡しましょう。兄弟姉妹で一緒にご祈祷を受ける場合は、人数ごとの金額やのし袋のまとめ方が神社によって異なるため、予約のときに確認すると安心です。

お寺での参拝マナー(神社との違い)

先述の通り、お寺は仏教、神社は神道という違う教えであるため、参拝のマナーも違ってきます。山門の前で一礼することや、手水をとることなどは神社と同じですが、お寺では基本的に手を叩かないということを覚えておいてください。

お寺では、お賽銭箱の前では、お賽銭を入れてから静かに両手を合わせて合掌し、祈ります。合掌の仕方は、両手を胸の前で合わせ、指先をきちんと揃えるのが基本です。また、お寺によっては線香やろうそくをあげる習慣もあります。

お寺でご祈祷を受ける場合、「初穂料」という言葉は使いません。のし袋の表書きは「御祈祷料」「祈祷料」「御布施」などとします。お寺によって呼び方や、のし袋の指定が異なることがあるため、予約のときに「表書きは何とお書きすればよいですか」と聞いておくと安心です。金額の目安は、神社と同じく1人5,000円から10,000円とされますが、お寺ごとに決められている場合があります。

子連れで参拝するときのコツ

神社でもお寺でも、小さな子どもにとって参拝の作法は難しく、じっとしている時間も長く感じられます。作法を「正しくできること」より、「親の動きをまねして、気持ちを込めること」を目標にすると、親子ともに落ち着いて参拝できます。出発前に、家の中で「鳥居の前でぺこり、手水でおててをきれいにして、二回おじぎ、二回ぱんぱん、最後にもう一回おじぎ」と、ごっこ遊びで練習しておく方法があります。お寺なら、「手をそっと合わせて、静かにありがとうを伝える」と教えます。当日は、参道では手をつないで、中央を走らないように声をかけましょう。草履や慣れない着物で歩きにくいときは、無理をさせず、抱っこして休ませることも必要です。

  • NG例:「ちゃんとしないと神様に怒られるよ」と、怖がらせて作法を守らせる
  • OK例:「神様に、大きくなったよ、ありがとうって伝えようね。ママのまねをしてみよう」と、気持ちを伝える形で誘う
  • NG例:「走らないで!転んだら着物が汚れるでしょ」と、衣装のことを理由に叱る
  • OK例:「ここは神様の道だから、ゆっくり歩こうね。パパと手をつないで行こう」と、行動と理由を短く伝える

手水舎で水に興味を持った子どもが、水遊びを始めてしまうことがあります。そんなときは、「手をぬらすのは1回だけ」と先に決めておくと、切り上げやすくなります。また、ご祈祷の待合室で退屈して騒ぎ出すこともあります。絵本や小さなおもちゃ、静かに食べられるおやつを用意しておくと、待ち時間を乗り切れます。

最新情報:参拝のしかたと受付まわりの変化

以前は、手水舎に柄杓が置かれ、柄杓で水をすくって手と口を清めるのが一般的でした。ご祈祷は、受付で申し込む形が中心でした。

現在は、新型コロナの流行後、柄杓を使わずに流水で清める形式の手水舎や、季節の花を浮かべた「花手水」にしている神社が見られます。流水式では、口をすすぐときは手のひらに水を受けて行い、ハンカチで口元をぬぐうとスマートです。また、七五三の時期は参拝者が集中するため、予約制や時間指定を取り入れる神社があり、予約なしではご祈祷を受けられない神社もあります。初穂料は、1人5,000円から10,000円が目安で、神社ごとに金額を定めている場合があります。

項目 現行の内容 対象 いつから
手水舎の作法 柄杓を使わず流水で清める神社や、花手水の神社がある。現地の案内に従う 神社に参拝する人全般 新型コロナの流行後に見られる傾向
ご祈祷の受付 予約制や時間指定の神社があり、完全予約制の神社もある 七五三のご祈祷を受ける家庭 七五三の時期を中心とした近年の傾向
初穂料の目安 1人5,000円から10,000円。神社ごとに定めがある場合も多い ご祈祷を受ける家庭 以前から広く用いられている目安

家庭では、手水舎の形式が神社ごとに違うことを前提に、現地の案内に従って清めます。ハンカチを多めに持ち、ご祈祷の受付方法は、ホームページや電話で早めに確認します。初穂料も、のし袋を用意する前に神社へ問い合わせておくと、金額の違いで慌てずに済みます。

  • NG例:「手水は柄杓で洗うものなのに、柄杓がないなんておかしいよ」と、いつもの形にこだわる
  • OK例:「ここは流水で清める形なんだね。案内のとおり、ゆっくり手を洗おう」と、現地の形式に合わせる
  • NG例:「当日行けば、受け付けてくれるでしょ」と、予約の要否を確かめない
  • OK例:「七五三の時期の週末は、予約制の神社もあるらしいよ。先にホームページで受付方法を確認しよう」と、事前に調べる

当日、予約なしで神社に着いてからご祈祷を受けられないと分かり、着物姿の子どもを連れて別の日に出直すことになった、という場面も起こり得ます。反対に、流水式の手水舎で子どもが蛇口に夢中になり、袖がぬれてしまうこともあります。袖をまくる、ハンカチを手元に出しておくなどの準備が役立ちます。

七五三のお参りや写真撮影等の準備手順とスケジュール

七五三は、お参りだけでなく、着物の準備や写真撮影、親戚との会食など、準備すべきことが多岐にわたります。一つでも準備を忘れてしまうとスムーズに事が運ばなくなるので、しっかりと段取りをしましょう。半年前から計画的に進めるのが成功のコツです。

1お参りや前撮りの日程決め(半年前~)

晴れ着を着た女の子

早い場合は、4月頃に七五三の写真の前撮りをし、お参り当日のレンタル着物を予約する人もいるくらいです。そのため、半年くらい前には前撮りの日程や参拝の日程を決めておくことをおすすめします。

特に、人気の土日祝日や吉日に集中するため、早めに動くことで希望の日程を押さえやすくなります。祖父母も招待する場合は、この段階で意向を確認し、皆の都合が良い日を調整しましょう。

2お参りや写真館、会食の場所選び(数ヶ月前)

当日写真撮影をする予定であれば、写真館や美容院、お参りの場所、お参り後の会食の場所はできるだけ近い方が移動の負担が少なくておすすめです。特に着物での移動は時間がかかるため、場所の選定は重要です。

お寺にするか神社にするかという問題は、宗教的なことも絡みますので、会食に参加する人数などと共にパパの実家に相談すると、親戚間の顔を潰さずにスムーズに決めることができます。

着物での移動があるため、車で移動する方は駐車場がある場所を選んでおくと良いでしょう。

3予約の実行(3ヶ月~1ヶ月前)

スマホを片手にOKサイン出す女性

当日のお参りで着物を着せようと思っている場合、まずは着物と着付け、髪のセットの予約をしましょう。写真館で撮影する場合には、写真館の予約を行います。特に人気の写真館はすぐに予約が埋まるため、早めの予約が必須です。

写真館はレンタル着物と髪、着付けがセットになっているところが多いので、非常に楽で人気があります。前撮りの場合でも、お参り当日に着物を1日レンタルできて、髪のセットや着付けをしてくれるサービスがあるか確認してみましょう。

次に、その時間に合わせて神社やお寺に予約を入れましょう。集団で祈祷してくれる神社では時間が決まっている場合もありますが、着付けの時間も考慮して、子供の生活ペースに合わせた時間にすると、機嫌よくお参りができます。

最後に、お参り後の会食会場に予約を入れます。会食の頃には子供も疲れて機嫌が悪くなることが多いので、個室の予約がおすすめです。また、赤ちゃん連れの場合は、ベビーカーでの入店ができるお店を選ぶとママも楽ですよ。

準備全体の流れは、「日程、場所、予約、当日の段取り」の順です。ここで大切なのは、参拝日だけでなく、着付け、撮影、移動、会食まで、1日の時間を逆算して決めることです。着付けやヘアセットには時間がかかり、写真撮影やご祈祷の受付には待ち時間が生まれます。そこで、当日の流れを事前に書き出しておくと、どこに余裕を持たせるかが見えてきます。次の表は、当日の流れの例と、それぞれの注意点です。

流れ ポイント 余裕を持たせる工夫
朝の支度 食事と身支度を済ませる 前日に持ち物を玄関に並べておく
着付け、ヘアセット 予約時間に間に合うよう移動する 子どもの機嫌のいい時間帯に合わせて予約する
移動 着物での移動は時間がかかる 駐車場の有無と距離を事前に確認する
受付、ご祈祷 初穂料をのし袋に入れて受付で渡す 受付の時間と待ち時間を見込む
記念撮影 境内や写真館で撮影する 子どもが疲れる前に撮る
会食 個室などで落ち着いて食事する 着替えと履き慣れた靴を用意する
  • NG例:「当日は流れで何とかなるでしょ」と、時間を決めずに臨む
  • OK例:「着付け、受付、会食の時間を紙に書いて、パパ、ママ、祖父母で共有しよう」と、全員で流れを確認する
  • NG例:「子どもが疲れても、予定どおり全部やろう」と、予定を優先する
  • OK例:「撮影が終わったら、いったん車で休んで、そのあと受付に行こう」と、休む時間を組み込む

着付けが長引いて、神社の受付の時間に間に合わなくなる場面もあります。着付けの予約時間には余裕を持たせ、受付時間の1時間ほど前には神社に着けるよう、逆算して動きましょう。また、会食の席で子どもが眠ってしまうこともあります。着替えを用意し、座敷や個室で横になれる店を選んでおくと、親も落ち着いて食事できます。

七五三お参りの体験談:先輩ママに聞く準備のリアル

お参りの準備はいつから始めたら良いのか、写真撮影は前撮りか当日か、お参り後の会食はどうするのか、七五三のお参り準備は考えなくてはならないことがいっぱいあります。無事に我が子の七五三を終えた先輩ママさんたちに、体験談を詳しく聞かせてもらいましょう。

準備はいつ頃始めた?(日程調整の重要性)

アンパンチ
37歳

A段取りは早めに越したことはないです

どこからともなく写真館から七五三撮影の案内ハガキが届いたのが4月でした。ゴールデンウィークに合わせた前撮りキャンペーンでしたが、そのときはまだまだ先のことでピンとこなくて、結局撮影の予約を取ったのが9月になってしまいました。すると、予約でいっぱいで思うような日にちや時間が取れず、バタバタして撮影に臨みました。

神社への予約も同じ9月に取りましたが、大きな神社で一斉に祈祷を受けることができる神社だったので、こちらは充分間に合いました。しかし、特に人気の日程を希望するなら、段取りは早めにこしたことはないですね。

のんちゃん
32歳

A計画好きの性格が功を奏しました

何でも計画を立てて事を運ばないと気が済まない私。七五三は一年前からカレンダーで11月のお日柄を見て、日程を決めていました。ちょっと早すぎるかなと思ったけれど、当日の日程を決めるとその他の写真撮影や会食の予定も立てやすくスムーズに進みました。

何より神社も写真館も、他の人の口コミを見てゆっくりと決めることができたし、当日レンタルする着物も数ある中から選べたのが良かったです。ママ友は準備が遅れて着物の種類が少なかったそうです。予約が取れないからと適当に決めてしまうよりは断然良かったと思います。

写真は前撮り?当日?(スケジュールの負担)

ミッキー
30歳

A当日写真を撮ったら…ハードスケジュールに

パパも私もフルタイムで仕事をしていて、土日でも両方の都合がつくときがなく、写真撮影とお参りをまとめてすることにしました。

一日明ければ良いだけなので日程的には良かったのですが、朝9時から写真撮影が始まり、そのままお参り、そのあとパパの実家へお披露目、一旦写真館に戻り着替えてから、再びパパの実家で会食…という非常にハードなスケジュールだったため、子供も大人もぐったり。翌日からの仕事にも悪影響がありました。やはり前撮りにしておけばよかったと後悔しています。

ももいろ
36歳

A前撮りにもデメリットがありました

お参りの4か月前に前撮りして、その写真館でお参りのときの衣装も貸してくれることになっていたので、当日写真撮影よりはゆっくりしたスケジュールでした。

しかし、パパも私も撮影時のテンションがマックスで、このときに七五三が終わったくらいの感覚だったので、当日のお参りはイマイチテンションが上がらず、ちょっと面倒くさいとさえ思ってしまいました。

また、前撮りのときと当日とでは4ヶ月も経っていたため、子供の髪型も違うし、日焼けもしているしで、記録として残る前撮りのときとあまりに違うため、今見ても違和感です。前撮りをするなら、お参りに近い時期にするか、あえて別物と割り切る意識が必要だと感じました。

祖父母を誘った?式の後どうした?(会食の準備)

しおん
33歳

A親戚が集まっての大宴会になりました

両方の祖父母にとって初孫の我が子。七五三のお祝いについても、前年から話題に出ていたほど楽しみにしているようでした。

パパ方の実家は、お葬式や法事も自分の家でおこなっているくらい広い部屋があるので、お参りの後は、そこで親戚一同集まって大宴会。途中から何のお祝いだかわからなくなるくらいでした。大人にはお酒、子供にはお寿司とケーキさえあれば何とかなります!親戚一同で盛大にお祝いしてもらえたのは、とても良い思い出になりました。

アンちゃん
29歳

A家族水入らずでゆったりと

祖父母は遠方に住んでいるため都合がつかず、七五三のお参りもその後のお祝いパーティも親子3人だけで済ませました。午後から夕方にかけてお参り、その帰りに外食でお祝いパーティだったので、ゆっくりできて子供にも負担がかからずよかったです。

でも、後から思えば、半年くらい前から一緒に日程を決めて、祖父母には宿泊も兼ねて来てもらっていたら良い親孝行になったのかも、と思いました。ご家族の状況に合わせて、祖父母の意向も確認することが大切ですね。

6人の体験談から分かる、お参り準備の型と対策

6人の体験談を並べると、準備のつまずきは「予約の時期」「当日の予定の詰め込み」「前撮りと当日の気持ちの差」「祖父母や親戚の意向確認」の4つに分かれます。どれも、早めに動き、家族で優先順位を共有しておくことで、軽くできる内容です。体験談ごとに、選んだ形と良かった点、気づいた点を表にまとめます。

体験談 選んだ形 良かった点 気づいた点と対策
アンパンチさん 撮影と神社の予約をどちらも9月に取った 神社は一斉に祈祷を受けられる形で、間に合った 写真館は予約でいっぱいで、日時が選べなかった。人気の日程は早めに押さえる
のんちゃんさん 一年前からお日柄を見て日程を決めた 神社も写真館も口コミを見て選べ、着物も選択肢が多かった 日程を最初に決めると、撮影や会食の予定も立てやすい
ミッキーさん 撮影とお参りを同じ日にした 日程の調整は一日で済んだ 朝から会食まで予定が詰まり、全員ぐったり。前撮りに分けるか、予定を減らす
ももいろさん お参りの4か月前に前撮りをした 当日は比較的ゆっくりしたスケジュールだった 前撮りと当日の姿が違い、当日の気持ちも上がりにくかった。お参りに近い時期にするか、別物と割り切る
しおんさん パパの実家に親戚が集まり、宴会をした 親戚一同で盛大に祝ってもらえた 広い会場と食事の準備が必要になるため、早めに役割を決める
アンちゃんさん 親子3人で、午後から夕方にお参りして外食した ゆっくり過ごせて、子供に負担がかからなかった 祖父母の意向を早めに確認し、宿泊で招く案もあった
  • NG例:「予約はまだ先でいいでしょ。シーズンになってからにしよう」と、予約を後回しにする
  • OK例:「写真館と神社は、人気の日が埋まる前に、候補日を決めて早めに予約しよう」と、候補日を決めて動く
  • NG例:「祖父母は遠いから、今回は呼ばなくていいよね」と、確認せずに決める
  • OK例:「半年前に、日程の候補を祖父母に伝えて、来られそうか聞いてみよう。難しければ、あとで写真を送ろう」と、意向を聞いてから決める

早めに日程を決めても、親戚の都合が合わず、調整が必要になる場面があります。第2候補の日を用意しておくと、慌てずに組み直せます。また、前撮りのあとに気持ちが落ち着いてしまい、お参りの日に気分が上がらないこともあります。当日は、家族で朝ごはんを一緒に食べるなど、お参りならではの小さな楽しみを用意しておくと、気持ちが切り替わりやすくなります。

七五三のお参りでよくある質問

Q1 七五三は神社とお寺のどちらでもよいですか?

どちらでも構いません。七五三は、子どもの成長を氏神様に報告する意味合いから、神社でお参りするのが一般的です。ただ、ご先祖様との縁や菩提寺の関係から、お寺を選ぶ家庭もあります。家族や親戚の意向を聞き、納得できる場所を選びましょう。作法やのし袋の表書きが違うため、事前の確認が大切です。

Q2 初穂料はいくらで、いつ渡しますか?

お子様1人あたり5,000円から10,000円が相場です。神社ごとに金額が決まっている場合も多いため、ホームページや電話で確認しましょう。のし袋に入れて、ご祈祷の受付で渡します。兄弟姉妹で受ける場合は、人数ごとの金額が異なることがあるため、予約のときに確認してください。

Q3 お寺で拍手をしてしまったら失礼ですか?

気づいた時点で、静かに合掌に切り替えれば大丈夫です。お寺では基本的に手を叩かず、お賽銭を入れてから静かに合掌します。神社とお寺で作法が違うことを知らない人も多いため、必要以上に気にしなくて構いません。次の機会に、お寺では合掌と覚えておきましょう。

Q4 ご祈祷の予約は必要ですか?

神社やお寺によって異なります。当日に受付をして順番に案内する神社もあれば、予約制や時間指定にしている神社、完全予約制の神社もあります。七五三の時期の週末は混み合いやすいため、希望の日が決まったら、受付方法を早めに確認しましょう。

Q5 子どもが作法を嫌がるときは、どうすればよいですか?

無理に覚えさせず、親の動きをまねして気持ちを込めることを目標にしましょう。出発前に家でごっこ遊びのように練習しておくと、当日も取り組みやすくなります。参道では手をつなぎ、ゆっくり歩くことを声かけで伝えます。疲れているときは、抱っこや休憩を挟みましょう。

子育て4コマ漫画:お参りだけじゃない!?七五三当日は大忙し!

七五三のお参りの4コマ漫画

七五三のお参りは事前準備も大変ですが、当日も着付けや移動などで親子共に疲れてクタクタになるご家庭がとても多いです。最高の笑顔で記念日を過ごすためにも、ママも子供も前日は早めに休むようにしましょう。

当日は朝食、片付け、朝の支度といつもの朝と変わらなくても、着付けや写真撮影という制限時間があるためバタバタしがちです。しかし、綺麗に着飾った我が子を見ると、さくさんの4コマ漫画のように思わず涙ぐむママやパパが多いものです。ところが、ギリギリのスケジュールにすると楽しめるのはそこまでになってしまいます。

途中で予想不可能な子供の機嫌の急変や着物などのトラブルに見舞われることも多いため、焦ってカリカリしてしまうママも少なくありません。七五三のお祝いで何をするかはご家庭によって若干異なりますが、七五三のお参りやその後のお食事会は、できるだけ余裕をもたせたスケジュールを組むように心がけましょう。

4コマ漫画のように、当日は感動の場面とバタバタの場面が交互に訪れます。大切なのは、「何を一番大切にしたいか」を、前もって決めておくことです。たとえば、ご祈祷で子どもの成長をゆっくり祝うことを最優先にするなら、撮影や会食の時間を短くして、前後に休む時間をつくります。祖父母との会食を重視するなら、参拝の時間を早めて、午後は会食に充てます。優先順位が決まっていれば、予定が押したときも、削るものを迷わずに決められます。

  • NG例:「時間がないんだから、早くして!」と、子どもを急かす
  • OK例:「次は受付に行くよ。着物のまま歩けるように、ゆっくり行こうね」と、次の行動を落ち着いて伝える
  • NG例:「撮影も会食も全部予定どおりにやるからね」と、家族に伝える
  • OK例:「今日は、ご祈祷と食事会を一番大事にして、撮影は短めにしよう」と、優先順位を共有する

着物のトラブルで、帯がゆるんだり、草履が痛くなったりして、親が焦ってしまう場面もあります。そんなときは、慌てず、いったん休める場所を探しましょう。着付けのスタッフに連絡できる先を、前もって控えておくと安心です。前日は、早めに夕食とお風呂を済ませて、親子で早めに休みましょう。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪