100均素材で簡単!スクラップブッキングの作り方と写真を飾るアイデア
デジカメやスマホに撮りっぱなしになっている写真はありませんか?スクラップブッキングで、写真と思い出を可愛く残してみるのはいかがでしょうか。専用の道具や材料がなくても、100均グッズを使って手軽に作ることができます。
お気に入りの写真をプリントして台紙にレイアウトして飾れば、世界に一つだけの思い出の作品ができあがります!
こちらでは、スクラップブッキングの基本的な知識、100均で揃うおすすめ材料、初心者でも簡単にできる作り方をご紹介します。
スマホやデジカメの中の写真を使って、大切な思い出を形に残してみましょう。
スクラップブッキングとは?思い出を飾るペーパークラフト
スクラップブッキング(Scrapbooking)とは、綺麗にレイアウトした写真をシールやペーパーアイテムで装飾し、ジャーナル(Journal)と呼ばれるその時の記録やメッセージを添えて、思い出をより魅力的に残すアメリカ生まれの写真を飾るためのペーパークラフトです。
文具店やクラフトショップなどでは専用の材料が販売されていますが、スクラップブッキングには決まった形式やルールがないため、写真さえあれば誰でも気軽にクラフトを楽しむことができます。
スクラップブッキングに出会って
子供が産まれてから一眼レフを購入し、事あるごとに写真を撮りまくっていたのですが、撮った写真はたまにプリントしてアルバムに入れるだけでした。
何かもっと思い出も一緒に、可愛く写真を残す方法はないかな?と思っていたら、スクラップブッキング教室に通っていた友人に勧められて挑戦することに。思い出の写真を、シールやマスキングテープで飾ったり、思い出の出来事や場所を書いたりと、作るのも楽しいし、可愛くできるとテンションが上がります!
できたスクラップブッキングの作品を見て、子供も喜んでくれます。今ではたくさん作って、ママ友に教えています!
プチプラで叶う!100均で揃えるスクラップブッキングの材料
スクラップブッキングに必要な材料は、主に写真、台紙、装飾アイテムです。お洒落な文具店などでも専用アイテムは揃えられますが、100均の文具コーナーやラッピングコーナーにある素材で代用できます。
100均素材ならプチプラでリーズナブルに作れますので、良い商品がないか色々と見てみましょう。
台紙
スクラップブッキングでは12インチペーパー(約30.5cm四方)という正方形の台紙が多く使われていますが、このサイズの額は日本では珍しいです。
そこで、100均やホームセンターなどで手に入るA4やB4などの長方形の画用紙やボール紙を代用するのがおすすめです。長方形の台紙を使った方が、ちょうど良いサイズの額も購入でき、手軽に飾ることができます。
装飾アイテム(エンベリッシュメント)
マスキングテープやリボンなどの装飾アイテム(エンベリッシュメント)は、スクラップブッキングで写真を華やかに飾る際に使います。100均のラッピングコーナーや手芸コーナーにも種類豊富に置いていますので、写真のイメージに合わせて選びましょう。
100均の折り紙やデザインペーパーは、スクラップブッキングの台紙をより華やかにするのに最適です。クラフトパンチで切り抜いて貼ったり、台紙全体に貼ったりしても素敵に仕上がります。
ダイソー、セリア、キャンドゥなどの100均では、コメントを書けるシールや立体的なフレークシールなど、様々な種類のシールが販売されています。
文字を書いたり絵を描いたりするのが苦手でも、シールを使えば簡単におしゃれなアクセントを加えることができます。
簡単!子供の写真を飾るスクラップブッキングの作り方
やり方やルールがないので、ママのアイディア次第で子供の写真を可愛く装飾することができ、初心者でも気軽に楽しめます。選ぶ装飾アイテムによって、違ったテイストの作品を作れるのもスクラップブッキングの魅力の1つです。
ここでは、A4サイズのボール紙を台紙にしたスクラップブッキング作品の作り方をご紹介しましょう。
材料と道具
- A4ボール紙(台紙)
- フレークシール
- メッセージカード
- 折り紙(デザインペーパー)
- マスキングテープ
- 無地カード(ジャーナル用)
- リボン
- カッターマット
- カッターナイフ
- ペン
- クラフトパンチ
- 穴あけパンチ
- テープのり
無地カードとリボンは、写真に添えるメッセージや記録(ジャーナル)用です。材料と道具はすべて100均で揃えることができます。
カッターなどを使う際の注意点
スクラップブッキングでは、カッターナイフやクラフトパンチなどの鋭利な道具を使用しますので、子供が触れないよう細心の注意を払いましょう。使用後や使用しない時は、必ず子供の手の届かない場所に片付けてください。また、切り抜いた紙くずなどの細かいものは、子供の誤飲を防ぐためにも、すみやかに処分するようにしてください。
作り方
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写真をカットします。スクラップブッキング用語では写真を切り抜くことを「クロップ(Crop)」と言います。写真の余分な部分を切り取ることで、より主役が際立ちます。 -
今回は、写真を正方形に切り取りました。複数枚貼る際は、正方形や円形にクロップすると収まりが良く、レイアウトしやすいのでおすすめです。 -
スクラップブッキングに使用する写真を全てクロップします。写真の大きさはすべて同じでなくても構いませんが、今回はすべて同じ大きさでまとめました。 -
テープのりで台紙に折り紙(デザインペーパー)を貼ります。テープのりは接着力が強すぎず、薄い折り紙などもシワにならずに貼ることができ、写真や細いリボンなども手を汚さずに貼れるため、スクラップブッキングに適しています。 -
レイアウトを決めてから、バランス良く写真を貼っていきます。 -
写真の周りの空いた場所に、文字を書いたりシールを貼ったりして装飾します。シールなどもあらかじめレイアウトしてから貼ることをおすすめします。 -
一言コメントなどを書くジャーナル(記録)用のカードを作ります。無地のカードに穴あけパンチで穴を空けます。 -
カードの角をカッターなどで切って、ラッピングタグのような形に整えます。 -
カードの穴にリボンを通し、コメントを書きます。メッセージ書き込みOKのシールにも記入します。カードの空いているところには、マスキングテープやシールを貼ります。この作業は子供と一緒にやるのも良いでしょう。 -
クラフトパンチで折り紙を切り抜きます。クラフトパンチを使うと、簡単にかわいいモチーフが切り取れ、スクラップブッキング作品がより華やかになります。 -
クラフトパンチで切り取ったモチーフを台紙の好きなところに貼ったら、完成です。
フレームを使って作品を飾ろう!
上手にできたスクラップブッキング作品は、額に入れて飾ってみましょう。今回はセリアで購入した木製フレームを使っていますが、100均には色んな素材のフレームがあるので、お好みのものを選んでください。
フレームに入れるだけで、思い出の写真がより素敵なインテリアになります。
作品例~モノクロアイテムで雰囲気を変える
スクラップブッキングをする際は、装飾アイテムの種類なども写真の雰囲気に合わせましょう。ここでは、モノクロのグッズを使った作品例をご紹介します。
モノクロ装飾アイテムの材料
- カラーペーパー(ブラック)
- 英字新聞柄折り紙(デザインペーパー)
- モノクロのマスキングテーブやシール
- フレークシール
イルミネーションや夜景などの写真は、黒い台紙とモノクロのアイテムで装飾すると映えます。家族で見に行ったイルミネーションの写真で、素敵な作品を作れました。
このように、写真と台紙と装飾の組み合わせを考えるのもスクラップブッキング楽しみの1つと言えるでしょう。
スクラップブッキングで写真を楽しもう!
スクラップブッキングは大切な写真を、その時の思い出と一緒に形に残すクラフトです。思い出が残るだけではなく、作っている時間も写真を選んだり、その時を振り返ったり、より可愛く作ろうとアイディアを考えたりして楽しむことができます。
「こうしなきゃいけない」という決まりがない点が大きな魅力でもあります。ラッピング用リボンや手芸用ボタンを使ったり、造花の花びらを貼ってみたりと、スクラップブッキング作品を華やかにするための材料は、100均グッズだけでも揃えられ、充分素敵な作品が出来上がります。
自分らしいスクラップブッキングで、大切な写真を思い出アートに変身させましょう。
撮りっぱなしの子供の写真はもったいないけれど、「やっぱり自分でレイアウトを考えながら装飾するのは自信がない」という場合は、メッセージなどが書き込めるベビーアルバムなどを購入する方法もあります。名入れができるもの、オルゴール付きのものなど色々あるので、好みに合わせて選んでみましょう。
また、産まれたばかりの子供の写真「ニューボーンフォト」を撮る人も多いです。可愛らしい新生児の写真を撮って、スクラップブッキングしておくと良い記念になるでしょう。





