【ガーランドの作り方】誕生日・お部屋飾りに!簡単な布・紙の手作りアイデア集
ガーランドは、お部屋の雰囲気を一気に明るくおしゃれにする装飾品です。特に、お子さんの誕生日や記念日などのお祝いに、手作りのガーランドを飾ると特別感が増します。
こちらでは、ガーランドがどのようなものかという基礎知識から、余り布や紙を使った基本の作り方、さらに写真やお子さんの工作品を使ったアイデアなど、さまざまなガーランドの作り方をご紹介します。
簡単な手作りガーランドで、お子さんと一緒に楽しくお部屋を飾り付けましょう。
ガーランドって何?
ガーランド(garland)は英語で「花輪」「花冠」「栄冠」といった意味を持ちます。古くは紀元前600年のギリシャ時代に、花や葉を繋いで作った装飾品を神事などに用いたのが始まりとされています。
現代の日本では、紐に布や紙、その他の飾りをぶら下げて壁や窓などに飾る装飾品を指すのが一般的です。パーティーなどで室内の壁や窓、屋外に飾る人が増えています。
特に、三角の旗を連ねたフラッグガーランドは人気があり、100円ショップでもセットが購入できます。SNSなどでも、赤ちゃんのハーフバースデーや誕生日の写真に登場するなど、イベント時の飾り付けの定番となっています。
結婚式の人気アイテムとしても大活躍!
ガーランドは、お子さんのハーフバースデーや1歳の誕生日などの日常的なイベントだけでなく、結婚式の人気アイテムでもあります。
結婚式の披露宴会場の飾り付けの他に、ウェルカムスペースやフォトブースなどにも飾ることができ、記念撮影時の小道具としても重宝します。「LOVE」などと書かれたメッセージガーランドを持って撮影すると、一層おしゃれな雰囲気になります。
もちろん結婚式の前撮りや後撮りの際にも使えますし、式が終わったあとも、お部屋のインテリアとして飾ることができます。
基本のガーランドの作り方
家にある余り布やラッピング材などを使って、基本のフラッグガーランドを作ってみましょう。作り方は飾りになるものを切って貼るだけなのでとても簡単です!お子さんと一緒に作って楽しめます。この基本の作り方さえ覚えれば、あとは自分の好きなようにアレンジできますよ。
基本のガーランドの材料
- 麻紐(なければ、他の紐でも代用できます)
- 端切れやラッピングの包み紙、折り紙など(飾りとなる素材)
- ハサミ
- 布用の糊、またはボンド
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作りたい飾りの形を決めたら、写真のように下書きの線を引きます。紐に通すために半分に折ることを考慮したうえで線を書きましょう。
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書いた線に沿って、ハサミで切ります。
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紐を通す部分を残し、他の部分にボンドなどをつけて三角形になるように折ります。
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ボンドが乾いたら、紐を通していきます。
ガーランドはバリエーション豊富!
今回は下向きの三角形にしましたが、お好みで色々な形を作ってみましょう。形や色の組み合わせ次第で、様々なバリエーションを楽しめます。
応用編1:写真ガーランドの作り方
お子さんの写真を使ったガーランドは、成長の記録としてとても素敵です。満1歳の誕生日などのお祝いに、生まれた時からの写真を並べて飾ると、成長を振り返りながら楽しむことができます。
写真ガーランドの材料
- 麻紐(なければ、他の紐でも代用できます)
- 端切れやラッピングの包み紙、折り紙など(土台となる素材)
- 子供の写真
- ハサミ
- 布用の糊、またはボンド
- 基本の作り方と同様に、貼りたい写真より少し大きめサイズの、縦2倍の形に線を引き、ハサミで切ります。
- 紐を通す部分を残し、表の3箇所にボンドをつけて布を形作りながら折ります。
- 糊付けしたところがある程度乾いたら、紐を通す部分からひっくり返し、あとは写真を貼ります。ひっくり返すときに糊付けした範囲が小さめになっても、端切れなど布の場合は糊付け部分を少しほどいて、調整することも可能です。
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紐を通して完成です。
子供の成長を振り返ろう!
今回は七五三のときに撮った写真を使いましたが、イベント時の写真以外にも様々な写真が使えます。お子さんの成長過程の写真、手形・足形、誕生日ならお祝いメッセージなども一緒に貼ったガーランドを飾ると華やかになるでしょう。
応用編2:工作品ガーランドの作り方
お子さんが保育園や幼稚園、小学校で作った工作品などもガーランドとして飾ってあげると、とても喜んでくれるでしょう。工作品自体を使うのが難しい場合は、工作品を撮った写真を使っても良いアイデアです。
工作品は完成後しばらく飾っても、そのあとは片付けてしまうことが多いはずです。ガーランドとして飾っておくことで、お子さんが一生懸命に作った作品をいつも目にすることができます。
工作品ガーランドの材料
- 麻紐(なければ、他の紐でも代用できます)
- 端切れやラッピングの包み紙、折り紙など(土台となる素材)
- 子供の工作品(またはその写真)
- ハサミ
- 布用の糊、またはボンド
- 基本の作り方と同様に、貼りたい作品より少し大きめの縦2倍サイズで布に線を引き、ハサミで切ります。
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紐を通す部分を残し、表の3箇所にボンドをつけて布を形作りながら折ります。
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裏側は写真のような状態です。布を切った際の縁のほつれは、布をひっくり返すと内側に隠れてしまいます。
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糊付けしたところがある程度乾いたら、紐を通す部分からひっくり返します。
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工作品を貼り、紐を通して完成です。
色んな工作品を使おう!
書道作品以外にも、似顔絵やアイロンビーズ作品など色々なものをガーランドにして飾ることができます。使う作品によって、お部屋の雰囲気も変わります。
写真のように、お子さんがお絵かきしたイラストなどを使うと、よりオリジナリティのあるガーランドに仕上がるでしょう。お絵かき好きなお子さんにも、特におすすめです!
カラフルなアイロンビーズ作品をガーランドに使っても、可愛くなります。アイロンビーズのように少し立体的な作品を使うと、ガーランド自体の雰囲気が変わるのも面白い点です。
針と糸でもOK!
アイロンビーズのような特殊な素材でできているものは、ベースの生地素材にもよりますが、手芸用ボンドではうまく貼れないこともあります。手芸用の糊やボンドがきかない場合は、針と糸を使って縫い付けてしまいましょう。立体的なものでもそれほど重くなければ、糸での縫い付けが可能です。
応用編3:メッセージガーランドの作り方
ベースとなる生地に文字を書いたり、印刷したものを貼ったりするのも素敵なアイデアです。
これはメッセージガーランドと呼ばれるもので、お子さんのハーフバースデーや誕生日に限らず、クリスマス、結婚式など、シーンに合わせてメッセージを変えて飾れば、素敵な空間を演出できるでしょう。
メッセージガーランドの材料
- 麻紐(なければ、他の紐でも代用できます)
- 端切れやラッピングの包み紙、折り紙など(土台となる素材)
- 文字やメッセージのパーツ
- ハサミ
- 布用の糊、またはボンド
- 基本の作り方と同様に、貼りたい文字・メッセージパーツより少し大きめサイズの、縦2倍の形に線を引き、ハサミで切ります。
- 紐を通す部分を残し、表の3箇所にボンドをつけて布を形作りながら折ります。
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糊付けしたところがある程度乾いたら、紐を通す部分からひっくり返して文字・メッセージパーツを貼ります。
- 紐を通して完成です。
布や折り紙、画用紙などで簡単に手作り!
ガーランドは簡単に作ることができ、わざわざ購入しなければいけないような特別な材料も必要ありません。家にある布や折り紙、画用紙などで、オリジナルのものを作ってみてください。
布や折り紙で和風の柄を選べば、少し大人っぽい和風ガーランドが出来上がります。使う素材によって、違った雰囲気を楽しめるのがガーランドの大きな魅力と言えるでしょう。
布や紙、折り紙、画用紙の他に、次のような素材も使うことができます。
ガーランドに使えるベース素材のアイデア
- トレーシングペーパー
100円ショップなどでも手に入るトレーシングペーパー。両面仕様のものを使えば、お部屋の天井などから立体的に飾っても素敵です。 - 紙ナプキン
紙ナプキンには、おしゃれな色や柄が数多くあります。アイデア次第で色んな組み合わせを楽しんでみましょう。 - リボン
リボンガーランドは、まるでカーテンのように華やかです。パステルカラーのリボンを使えば、ガーリーな感じに仕上がります。 - 花や葉
造花などのフェイク物でも良いですが、本物を使えばより華やかになります。そのままドライフラワーにするのもおすすめです。 - スターフィッシュや貝殻のモチーフパーツ
根強い人気のスターフィッシュや貝殻のモチーフパーツで、マリンテイストたっぷりのガーランドになります。
華やかで楽しい空間を演出してくれるガーランド。今回ご紹介した作り方は、初めての人でも簡単にできるので安心です。お子さんの写真や工作品を使ったガーランドなどは、家族がいつも見られるリビングに飾るのも良いですが、子供部屋に飾ってあげるのもおすすめです。
世界に1つだけの、素敵なオリジナルガーランドを作ってみましょう。






