子供部屋はいつから?一人で使わせてよかったママ体験談15
子どもの頃、自分の部屋で過ごした特別な時間を懐かしく思い出す方は多いのではないでしょうか。一方で、自分が親になったとき、「わが子に子供部屋をいつから与えるべきか」とタイミングに悩む方もいらっしゃいます。
そこで、先輩ママに聞いた「子供に一人部屋を与えたタイミング」と「一人部屋を与えてよかったこと」をご紹介します。お子さんが一人部屋をもらった後に見られた成長や変化についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
子供部屋はいつから一人で使わせる?先輩ママの体験談15
子供だって1人になりたい時間がある

子どもは現在15歳、高校1年生です。一人部屋を与えたのは9歳、小学校3年生の時でした。そろそろ一人部屋が欲しいだろうという、親の考えからです。
やはり最初は寂しかったのか、みんなのいるリビングで宿題をしたり遊んだり、部屋で過ごす時間は少なかったです。しかし、年齢が上がるにつれて部屋にいる時間が増え、小学校5年生頃からは、一人で集中して作業するような趣味が増えたからか、ほとんどの時間を自分の部屋で過ごすようになりました。
今となってはご飯の時間だけリビングにいるくらいで、あとは自分の部屋で宿題をしたり、趣味の製作をしたり、ゲームをしたりしています。あまり気にしすぎるのも良くないと思い、何をしているのかといちいち聞かないようにしています。
そのおかげかどうかはわかりませんが、反抗期というのはなかったように思います。子どもとはいえ一人の人間なので、一人になりたい時間も必要だと感じたため、結果的に良いタイミングだったと思っています。
責任感や想像力を育てるのに役立っている

我が家には、今年小学一年生になったばかりの娘がいます。新一年生になったのを機に一人部屋を与えることにしました。小学生になると幼稚園時代とは違い、教科書などの学用品も多くなり、勉強をする場所を確保しなくてはいけないと思ったからです。
実際、教科書や学用品は思ったより場所をとりますし、宿題も毎日のように出されるので、一人部屋は必要だと実感しています。娘の方は、自分だけの部屋ができたことがとても嬉しいらしく、お気に入りの人形やぬいぐるみを飾ったり、100円ショップで木製インテリアや手作りアクセサリーのキットなどを買って、自分なりに部屋作りを楽しんでいるようです。
今までは遊び終わったおもちゃなども、しつこく言わないと片付けてくれなかったのですが、一人部屋を与えてからというもの、自分から進んで片付けてくれるようにもなりました。また、おてんばだった娘が、可愛いものやインテリアに興味を持ちだし、女子力が上がった感じがしています。
娘にとって一人部屋は、自分だけの空間が持てるという喜びと、責任感や想像力を育むのに役立っていると思うので、小学1年生で一人部屋を与えて良かったと思っています。
親離れ子離れができた

うちでは、12歳の長男が10歳のときに一人部屋を与えました。息子は小学校3年生くらいから一人の部屋がほしいと言っていて、私も一人部屋にしたら自立心が出てしっかりするかな、そろそろ与えてみようかなと考えていました。ちょうどそのころ引っ越しすることになったので、その機会に一人部屋を与えることにしました。
一人部屋を与えてすぐは、漫画を読んだり宿題をしたりゲームをしたりと、色々なことを自分の部屋でするようになりましたが、最近は宿題以外のことはリビングでやっていることが多いです。
宿題やテスト勉強は、教科書や辞書がすぐに手に取れる自分の部屋の方が落ち着くようで、集中して勉強するようになったと思います。夜も一人で寝るようになったことで、私と息子の間でいい意味で少し距離ができ、親離れ・子離れの一歩を踏み出すことができたので、一人部屋を与えてよかったと思っています。
1人で寝ることで自立させようと思った
息子は今17歳で、大学受験に向けて日々自分の部屋で勉強しています。一人部屋を与えたのは小学校1年生の時でした。与え始めの頃は全く片付けず散らかっていましたが、大きくなるにつれ自分で片付けられるようになり、勉強する時や友人が来たときは自分の部屋で過ごしています。
小学校1年生の時に部屋を与えたのは、夜寝る時は一人で寝られるように自立させたいと思ったからです。普段、子どもと接する機会を十分にとってきたので、寝ることから自立させようと考えました。その頃にアメリカンファミリーと接する機会があったことにも影響を受けたと思います。
17歳になった今も、家族との会話も多く、一人の時間も部屋で過ごせるので、問題なく育ってきた息子を見て、私は一人部屋を与えて良かったと思っています。
掃除をするようになりました

現在子どもは10歳の女の子で、一人部屋を使っています。お部屋を与えたのは8歳の小学校入学後です。それまでは、寝るのも遊ぶのもみんなのいる部屋やパパママの寝室でした。
小学校に入ると、お友達の家へ遊びに行った時にお部屋で遊ぶことが多いらしく、自分もお部屋がほしいと言うので良い機会と思い与えました。一人でお部屋にいる時間はまだ長くなく30分くらいですが、お部屋では読書やお人形遊びや塗り絵をしたりして遊んでいます。勉強は、みんなのいるダイニングでしています。
お部屋を与えてよかったかというと、答えは良かったです。自分のお部屋という自覚も出て、片付けもきちんとするようになり、寝る時間や起きる時間も自分で決めて行うようになり、少し成長したと感じました。
異性の兄弟がいるので1人部屋が必要

我が家には小学校5年生になる娘がいます。娘に一人部屋を与えたのは、小学校2年生の時でした。それまで狭い賃貸アパートで生活していたため、子ども部屋を確保することは難しく、ランドセルや学用品はすべてリビングに置いていました。
娘が2年生の時にマンションを購入して引っ越しをしたことをきっかけに、子ども部屋を作りました。一人部屋にした理由は、異性の兄弟がいるため、もう少し成長したら着替えなどをする際にプライベートな空間が必要だと考えたからです。
一人で自分の部屋にいる時には、黙々と何か書き物をしていたり、小物を並べて眺めていたりします。寂しがり屋なところがあるので、宿題をしたり遊んだりする時はたいていリビングでやることが多いです。
なので、今のところ部屋をフル活用できているわけではないのですが、やはり自分のスペースが持てたことを嬉しそうにしているので、将来的な点から見ても一人部屋を与えて良かったと思っています。
自分のことを自分でやれるようになった

今、中学3年生の息子がいます。中学生になるにあたり、一人部屋を与えることにしました。息子が12歳の時です。それまでは和室でみんなで川の字で寝ていましたが、体もだんだん大きくなってきて、いつまでも親と一緒ではどうかと思い、部屋を与えることにしたのです。
息子は自分の部屋ができて嬉しそうで、部屋に机やベッドを置き、棚には自分の趣味のものを飾ったりしています。自分の部屋は自分で管理するという約束なので、自分で掃除機をかけたりしています。
今までリビングでやっていた勉強も自分の部屋でやるようになり、テレビを見にリビングに来たりしています。少しは自分のことは自分でやれるようになったので、部屋を与えてよかったと思っています。
ひとりで寝られるようになった
娘は小学一年生。住んでいる家は現在2LDKの賃貸マンションです。保育園に通う妹がいますが、長女が5歳(年長)の時から洋室を一つ、一人部屋として与えました。きっかけは、「○○ちゃんが一人で寝てるから私も寝る!」という言葉でした。
それまでは家族全員同じ部屋で、娘が寝る時間に添い寝をしてあげないと寝てくれなかったのですが、一人部屋にベッドを移動させてからは、「おやすみ~」と言って一人で寝にいくようになりました。
勉強はリビングでさせているため、勉強机は買っていません。現在は寝るのと、お友達が来た時に遊ぶための部屋になってしまっていますが、たまに妹も、長女のベッドで一緒に寝たりと、私にとっては寝かしつけの時間が減り、少し自由時間が増えたので、良かったかなと思います。
自分だけの逃げ場ができた
10歳になる娘がいますが、つい2カ月ほど前に一人部屋を与えました。ずいぶん前から「友達も一人部屋をもらっているから私もほしい」と言われていました。娘が使っていた部屋は妹と共同で、服も遊び道具も何もかも出しっぱなしでほこりだらけでした。
一週間、今使っている部屋をきれいに片付けておくことを条件に、部屋を与えることにしました。ただし、部屋を与えた後も、散らかしていたら部屋を取り上げるという約束をしました。自分できちんと物を管理することを覚えて欲しかったのです。
それから一週間、今までの汚部屋ぶりがうそのようにきれいに片付いていたので、一人部屋を与えてやりました。ところが自分の部屋には、たまに勉強するときにいるだけです。勉強もリビングですることが多いくらいです。
しかし、部屋を与えることにより、自分だけの逃げ場ができてよかったのではないかと思います。部屋も頑張って片づけているので、まだ美しい状態をキープしています。
自分一人の空間は居心地が良さそう

息子は現在12歳です。息子は小さい時からとても甘えん坊で、小学校に入っても私が添い寝しないと眠れないタイプでした。さすがに高学年になってからは一人で寝られるようになっていましたが、いつまでも家族と一緒の部屋で寝るのも本人のためにはどうなのかと夫婦で話し合い、5年生の11歳の時に一人部屋を与えました。
それまで、リビングやダイニングで勉強をしていた息子でしたが、やはり自分の部屋という自覚ができたのか、机で宿題をやるようになりました。寝る前はベッドで本を読んで、リラックスタイムを自分なりに過ごしてから寝ています。
一緒の部屋だと弟にちょっかい出されたり、「早く寝なさい!」と私からちょこちょこ言われていたので(笑)、自分一人の空間は居心地が良さそうです。あれこれ指図されないで、一人で考えて行動し、寝起きするようになったので、自立できてきたのではないかと思います。
1人で掃除しています

今小学一年生です。一人部屋を与えたのは、幼稚園を卒園するあたりです。小学校に入るにあたり自立して欲しかったので、一人部屋を作りました。ランドセルを置く位置や教科書などを揃えるコーナーを作って、学校に向けて気持ちを高めました。
一人で部屋にいる時、子どもは本を読んだり絵を描いたり工作をしています。一人部屋だと集中できていいみたいです。宿題も一人でさっと済ませるので良かったです。音読の時などはリビングに来てやっています。
一人部屋はあって良かったです。片付けをしやすいように、物を増やさないように工夫しています。バスケットやカゴの中にポイポイ片付けるようにして、簡単に掃除できるようにしています。小さなほうきとちりとりも用意して、簡単な掃除は自分でさせています。
ほとんど自分の部屋にいない…

現在の子供の年齢は9歳(3年生)です。一人部屋を与えた時の子供の年齢は8歳(2年生の終わりごろ)です。マイホームの購入にともなって子供の一人部屋を与えました(それまで住んでいた家は賃貸で部屋数が少なく、一人部屋を与えられなかったので)。
でも実質、一人で自分の部屋にいるということはほとんどないです(結局リビングにいることが多いです)。まれに部屋にいるときは、ブロックで遊んでいるときくらいです。それか、「部屋掃除しなさい!」と言って、子供が掃除や片づけをしているときくらいですね。
でも、子供に一人部屋を与えて良かったとは思います。まだ3年生なのですが、どちらにしてもあと2年くらいすれば、絶対に自分一人の空間が欲しくなるはずですから(私も子供の頃にそうでした)。
親子の空間を分けることでそれぞれの居場所を確保できた
子供は今高校1年生です。初めて一人部屋を与えたときは小学校1年生の頃でした。理由は引っ越しが大きな原因です。引っ越す時に家族構成を考えた間取りを重視しましたので、一人部屋に必然となったという感じです。幼稚園くらいだったらまだ早いかなと思ったけれど、1年生ならいい区切りかなとも思いました。
一人部屋になった頃は、部屋では主に宿題をしたり、友達と遊んだりしていました。漫画もこっそり読んでいたようです。寝る時だけは怖かったみたいで、結構な高学年になるまで私たちと一緒に寝ていましたね。
一人部屋を与えたことは良かったです。子どもの物って細かくて量も多いです。それがリビングなどに雑然としていましたので、きちんとした収納場所ができた感じです。また、友達が来たときも部屋で遊ぶので、私も家事をしたり、自分の時間と空間を確保できました。なので、この時期から部屋を与えたことは、私の精神的な意味でも良かったですね。
「自分は大きくなったんだ」と自信がついた

7歳の男の子と4歳の女の子の母です。お兄ちゃんに小学校入学に向けて、6歳のときに一人部屋を与えました。小学校入学に際してお祝いに子供デスクを買ってもらうことになり、良い機会なので自分だけの場所を作ることにしました。
実際にランドセルや教科書、学校道具を置く場所が必要になったことと、勉強(宿題)が始まるので、やる気を出してもらいたかったので思い切りました。結局宿題はリビングでやっていますが、友人を連れてきたら自分の部屋に自慢げに連れて行ったり、プラレールやトミカ(散らかる遊び)で遊ぶときは自分の部屋に行くようになりました。
妹はまだ自分の部屋を持っていないので、自分の部屋に入れて遊んであげているつもりみたいです。自分の机や部屋を用意することは、「自分は大きくなったんだ」と思う自信につながっているように思います。大きくなったから頑張らないと、と自分で新しい世界に一歩踏み出すようになったと感じます。
1人になれる空間は大事

現在小学2年生です。息子に一人部屋を与えたのはこの春の事でした。2年生になる春休みです。というのも、1年生の秋くらいからお友達の家へ行くことも増え、みんな自分の部屋があったり、兄弟で部屋がある、自分も欲しいと言ってきたことがきっかけでした。
一戸建てではないし、まだ2年生だしという気持ちから、リビングに一番近い部屋を息子に与えました。弟がいるので、弟に邪魔されると出来なくなる宿題をしていたり、漫画を読んでいたりしています。静かな空間が必要な時なのかもしれません。
友達が来た時も部屋とリビングを行ったり来たりしながら過ごしています。大事な弟ですが、邪魔されたり大事な物をめちゃくちゃにされたりと我慢していることも多かったので、一人になれるこの自分の部屋の空間というのは大切なものになりました。机の上がきれいに整頓されていたり、漫画が並んでいることが多くなりました。このタイミングで与えて正解だったなと感じています。