ツイッターで話題の省エネ育児!頑張り過ぎを防ぐアイディアとは
今ツイッターで話題になっている省エネ育児。「#省エネ育児」とハッシュタグが付いたのが流行の始まりです。
毎日の育児に一生懸命になり過ぎていたママから「育児が楽になった」「頑張り過ぎなくて良いと分かった」などの声が寄せられています。
こちらでは、ママと子供の笑顔を増やす省エネ育児のアイディア15選と体験談をご紹介します。子供にとってパパママが笑顔でいることが一番の幸せ。子供への過保護を防止にも役立ちますので、子育てを頑張り過ぎているママはぜひ省エネ育児のアイディアを子育てに取り入れてみましょう。
省エネ育児~遊び編
大人はラクして、子供は疲れる。これが省エネ育児の遊び編の目指すところです。ツイッター上ではブロックで家を作ってとせがまれた親が、ブロックを組み立てずにただ高く積み上げただけで「高層マンション」と言った話や、犯人さがしごっこをしてママが被害者役と称して寝ころんだだけなんてエピソードも(笑)
1大人、ゾンビになる
子供に「鬼ごっこしよう」とせがまれることってよくありますが、そんな時は「ゾンビごっこ」を提案しましょう。ルールは簡単!大人が鬼の代わりにゾンビになるだけ。ゾンビは歩く、止まるで基本動作OK。
子供が近くに来た時だけ「ワー」と動けばいいので、子供は大喜びですし、大人は体力を温存できる、一石二鳥の省エネ育児アイディアです。
2滑り台で踏み切り遊び
公園に出かけたものの子供が一人で遊ばず、「一緒に遊ぼう」とせがまれた時は、踏切遊びをしましょう。子供に滑り台を滑らせ、大人は途中で手を出して「カンカンカンカン」と通れないようにするだけ。
踏切が上がると子供は大喜びしますし、自分が電車になったかのようにご機嫌になって何回も繰り返し行います。大人は一定か所に留まっていられるのに、子供は勝手にたくさん動いてクタクタに疲れるため、夜の寝つきもよくなります。
3ママ魚になる
家でのんびりしたい。今日は動きたくない。と感じる日におすすめの省エネ育児が「ママ魚」。子供は釣り人、ママ(又はパパ)は魚になり、どっしりと寝転がるだけ。
釣り人の子供に、足を引っ張って釣ってもらいましょう!子供が勝手に試行錯誤して巨大魚と戦うので、とっても楽♪
4ブランコは2人で乗る
「ブランコの順番が待てない」「代わりたくない」と子供が機嫌を損ね、なだめた経験がある大人は少なくありません。順番やルールを学ぶのは大切なことですが、外出する度に喧嘩をされてはママの気持ちが憂鬱になります。そんな時にお友達や兄弟と二人で一緒に乗ってもらうのが、省エネ育児。
ただし一人が座り、もう一人が立つ二人乗りは危険ですのでやめましょう!
写真のように必ずブランコの座面をまたいで、背中合わせに2人で乗る方法にし、大人は側で目を離さないように見守りましょう。
5カラオケ大会
家の中で子供とベッタリ付き合って遊ぶと、ママは疲れてしまいます。そんな時はカラオケ大会で省エネ育児をしましょう。マイクの代わりに空のペットボトルを手に持ってもらい、幼稚園や保育園で歌った歌をひたすら歌ってもらうのです。
聴きながら、「上手ね~」「素敵♪」と合いの手を入れて子供のご機嫌を取れば、親は楽でき子供は疲れてくれます。
省エネ育児~自立編
省エネ育児で自立に成功したなんてエピソードも、ツイッター上では多く寄せられています。どのアイディアも子供を楽しくやる気を出させるものばかり。
しかし時間と心の余裕が必要なアイディアも多くありますので、のんびりした気持ちで省エネ育児を楽しみましょう。
1良い子眼鏡をかける
いつまでたってもお片付けができない子供に有効的な、省エネ育児のアイディアです。手を丸めて「良い子眼鏡装着!お部屋のお片付けをしているよい子だけ、この眼鏡で見えるよ」と言います。
さらに半信半疑の子供に「○○ちゃんお片付けしている、カッコいい。良い子眼鏡に移っている!」と伝えると、片付けを渋っていた子もよい子眼鏡に移りたい一心で片づけをします。単純な幼児には特に効果絶大です。
2ママ手が足りない
冬場のコートや幼稚園帰りの鞄、帽子をママが全て持たされて、荷物がいっぱいで大変な思いをするママは少なくありません。たまには「ママ、これ持って」と渡された荷物を、ポトポト落としてみましょう。
「右手はママの鞄、左手は幼稚園の帽子、もう鞄を持つ手がママは無いよ。ママの手足りないな。」と繰り返し、2個以上は渡されたらポトリと落とす、を繰り返しましょう。
「落ちちゃった」とママが笑えば、子供も笑いながら自分で持ってくれます。
3泡石鹸を使う
お風呂一人デビュー前の練習におすすめの省エネ育児の方法です。液体や固体石鹸から泡石鹸に変えると、子供は興味を示して使いたがります。「ママ、石鹸で洗いたい」と言ったらさせてあげるだけでOKです。
最初は上手に洗えなくても「上手に洗えたね」と褒めれば、自分で洗ってくれるようになります。
4注意はくまさんにお願い
声や話し方を変えて、くまさんなどのお気に入りのぬいぐるみ、ヒーロー、リカちゃんなどの人形、子供がその時大好きな玩具やパペットに、子供への注意を代わりにしてもらいましょう。
「ごめんなさい。」や「わかった」をすんなり言ってくれ、ママが感情的に怒るよりも話を聞いてくれます。
5お茶をこぼしたら
子供が自分の服にお水をこぼしたら、2つの対応で楽々と省エネ育児をしてみて下さい。
- 少ししか濡れていない場合
→ ドライヤーで対応 - ビチョビチョに濡れた場合
→ 子供の服を脱がせて汚れを拭く
『どうせ洗うから良いや!ケセラケセラ』と思えば、ママの気持ちも楽になります。でもジュースやお茶には要注意。シミになるので拭いた後の染み抜きを忘れずにしましょう。
6寝るのも競争
なかなか寝ない子供に困るパパママにおすすめの省エネ育児は、子供が大好きな競争で乗り切るアイディア。「誰が一番に寝られるかな?目とお口を閉じて、よーいドン。」と言うだけ。たったこれだけで子供は、静かに寝る体制に入ってくれます。
寝かしつけに絵本を読んでいるご家庭では、絵本の種類や読み方を変えてみたことですんなり寝てくれ、これまでの寝かしつけの苦労が嘘のように省エネ出来ることもありますので、こうした方法もぜひ試して省エネ育児を試みましょう。
省エネ育児~ママ休息編
「たまには育児からゆっくり解放されて休みたい!」そう感じているママは少なくありませんが、そんな時も省エネ育児はママの強い味方になってくれます。
1初売りはインターネットで!
お買い物好きのママにとって、お正月の初売りは楽しいイベントの一つ。ところが子供が小さいため初売りにいけず、泣く泣く諦めてしまうママも。そんなご家庭ではインターネットで福袋を事前に予約し、元旦に家に届けてもらいましょう!
子供服には中身が事前に確認できる商品も多数存在しますので、洋服好きな子供の場合は一緒に探すのも楽しいです。
2子供、マッサージ機になる
育児疲れでクタクタな大人の気持ちはとは裏腹に、「遊んで」攻撃がくるのが子育て。たまには背中に立って歩いてもらう省エネ育児で、日頃の疲れをいやしてもらいましょう。名付けて「♪キッズマッサージ機♪」。
「すごく気持ちいい~」と言うと大喜びでどんどんやってくれますし、子供のバランス感覚だって鍛えられます。子供が楽しめパパママの疲れも少し取れて一石二鳥!
3本の時間をつくる
本好きな子供の「本読んで~」攻撃。嬉しい反面、年齢が高くなってくると子供の集中力も高くなるためエンドレスで読み続けることになり、途中からママが疲れてしまうことも。もし絵本を丸暗記しだしたり、字が読めるようになっていたりしたら、「本の時間」を作ってみましょう。
「今から本の時間だよ。ママが読むのではなく、自分で読む時間だよ。ママも自分で読むね。」などと伝え始めれば、子供は自分で読んでくれますし、その間ママは子供の隣で普段のんびり読めない本や雑誌を読む時間が作れます。
4お茶は子供に入れてもらう
子供に「ママ、お茶が飲みたい」とせがまれたら、飲み物を自分で入れてもらいましょう。ポイントはコップを子供がすぐ取り出せる場所に片付けておくことと、冷蔵庫の一番下の段の野菜室にお茶(または水)を常備しておくこと。野菜室が中段の場合は、魔法瓶や水筒に冷たいお茶を入れてテーブルにおいてもよいでしょう。
「お茶のみたい」と言われる側から、「お茶飲みたいから入れて」と言う側に変えられます。
体験談~省エネ育児は素晴らしい
省エネ育児は子供に出来ることを積極的に行わせることで、ママやパパのエネルギーを無駄遣いしない育児。子供が悲しそうに甘えて来り、寂しそうに「遊んで」と言っても親が無視して子供の情緒を不安定にする放置とは違い、子供も楽しめるものばかりです。
子供の自主性の育成にもつながりますので、自分と子供に合った省エネ育児を見つけ、どんどん取り入れ育児を苦痛から楽しいものに変えましょう。
100円均一って素晴らしい
幼稚園で折り紙ブーム到来。昔遊びは良いことが沢山あるときいたことがあるので、折り紙をすることは嬉しかったのですが、毎日の「折り紙折って」攻撃に疲れてしまいました。
そこで見つけたのが100円ショップの簡単な折り紙の本。「折り紙折って」と言われ、すかさず本を出して「これできる?こんなに難しいのはできないかなぁ?」などと子供のやる気に火をつけました。
一度折れると自分でできたことに喜びを感じ、次からは本を出して折り紙を折ってくれるようになりました。もちろん、折れた時に褒めることを忘れなかったのが、この結果に繋がったのだと思います。今では折り紙は、私の省エネ育児の代表です。
子供の昼寝の時間
子供が昼寝をする時間に家事をこなしたいのですが、我が家の娘はセンサーがついているのか、私が離れるとパチっと起きてしまいます。そこでもう家事は諦め、子供のお昼寝時間は私の休息時間に決めました。
子供が眠くなったら、お昼寝布団の周りに急いで私が読みたい雑誌やスマホ、水筒(私用)を用意。子供が寝た横で転がり、のんびりしています。
離れることができないのであれば、周りに全て置いてしまえばいい。有意義な休息時間を過ごすことができ、私のエネルギーチャージになります。諦めも大切な省エネ育児アイディアかなと思うことにしています。
だれも起きなければ。
うちは子供達が早起きで、私たち夫婦は朝が弱く「パパ、ママ起きて」攻撃には対応しきれませんでした。
そんなある日、枕元に子供の次の日に着る洋服を置き「明日、朝パパママが寝ている時に遊びたくなったら、このお洋服自分で着て遊んでいいよ。」と言ってみたのです。すると次の日、息子達(3歳。5歳)はきちんと服を着て遊んでいるではありませんか。毎日、私が着せていたのは何だったのだろう?と笑ってしまいました。
もちろん危険なことや困ったことがあれば起こすように言ってありますが、起こされず長く寝むれることが本当に嬉しいです。省エネ育児バンザイ!
パジャマは畳まない
パジャマと下着は畳まない・片付けないが私のポリシー。朝干したものを夕方取り込み、いったん床へ。そしてお風呂上りに床から拾って各々着ます。清潔だし、問題はありません。あえて問題を上げるとすれば、ローテーションが激しいので、傷みやすいかなと感じるぐらいです。
それを差し引いても、畳んで引き出しに片付け他のパジャマや下着に変える私の負担を考えると、気になりません。手抜き⁉違います。これが流行りの省エネ育児です(笑)
寝たふりでプチ保育園
我が家には3歳年の差がある子供がいます。主人は休日出勤も多いため、休日は子供達と私の3人。朝の家事が一通り済んだら毎週子供達と遊ぶ時間にしていましたが、その日は体調が悪くてだるくなってしまったんです。
いつもは兄弟げんかが心配で、下の子がまだ1歳なのもあって間に入って遊んでいたのですが、その日は和室におもちゃを持ち込んで扉を閉めて横になってしまい、いつの間にかウトウトしてしまいました。
目が覚めてハッとして子供達を見ると、なんと上の子が上手に下の子と関わって遊んでいるではありませんか。下の子もお兄ちゃんの言うことを素直に聞いてやりとりしていて、いつもより仲良し。思い切り褒めてあげたら、二人とも嬉しそうにしていました。それ以来、遊びタイムの寝たふり省エネ育児を増やしました。