おもちゃの貸し借りへの対応に関する記事

おもちゃの貸し借りへの親の対応~赤ちゃんや幼児への注意

おもちゃの貸し借りへの親の対応~赤ちゃんや幼児への注意

乳幼児を子育て中はおもちゃの貸し借りにヤキモキするママが多く、取られっぱなし、泣く、貸せないといった様子につい口や手を出し過ぎてしまいがち。イヤイヤ期とも重なるため、適切な対応でできるだけスムーズに学ばせてあげましょう。

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おもちゃの貸し借りは何歳頃からできる?親のスマートな対応

おもちゃの貸し借りにはママの間でも様々な意見があります。「貸してあげることで我慢を覚える」「親が貸すように促すべき」「子供の意志を尊重すべき」などなど。赤ちゃんの場合は親がおもちゃの貸し借りに抵抗を感じることもしばしば。お友達付き合いから学ぶことが多いからこそ、親として子供の成長に役立つスマートな対応を心得ておきたいです。

そこで今回は、おもちゃの貸し借りと地域のルール、スムーズに学ばせる親の対応、おすすめの絵本赤ちゃんのおもちゃの貸し借りマナー、何歳からできるようになったかなどのママ達の体験談をご紹介します。

おもちゃの貸し借りと地域のルール

公園で知らない子とおもちゃで仲良く遊んでる男の子

公園の砂場や児童館など幼児がおもちゃの貸し借りを学べる公共の場所には、おもちゃの貸し借りへの暗黙の地域ルールがあるところもあります。

持ち寄ったおもちゃはみんなで使う、貸したくない玩具はもってこない、揉めたら親が我が子を注意して貸してあげるなど。ところ変わればルールも言われることも変わるので、親としても悩ましい限り。特に2歳過ぎのイヤイヤ期は我が子の気持ちと躾の間で親も悩みがちになります。

けれど入園前のイヤイヤ期の幼児を、「社会性をみにつけさせなくちゃ」などと親が頑張って公共の場所に連れて行き、無理にお友達と関わらせてその地域のおもちゃの貸し借りルールを学ばせる必要はありません。

無理強いすることでこの時期に大切な親への愛着や社会的信頼形成を阻害してしまわないように、ご家庭の方針やお子さんの気持ちと地域のルールが合わない場合は、別の公園で遊ばせるなど親子で無理なく貸し借りを学んでもよいのです。子供の自主性を大切にしましょう。

おもちゃの貸し借りができないと意地悪?

人に物を貸せないことを「意地悪」「ケチ」と感じてしまうママもいますが、幼児にとってはそうした時期も大切。他人との境界がわかるようになり、自分の物と他人の物の区別がつくようになった証なのです。ですから、赤ちゃんの頃はおもちゃを黙って取られていた我が子が貸し借りできなくなったことを、お子さんの成長と実感してまずは喜びましょう。

貸し借りとは本来、社会に適応するための我慢を覚えさせるために嫌々させる行為ではなく、心の内から喜んで行うこと。しぶしぶさせても本当の優しさが育まれるどころか、逆に物欲が強くなってしまう恐れもあります。

ですから親は子供の優しさを育むために、自ら進んでおもちゃを貸してあげたくなる関わりを心掛け、いずれスムーズに貸し借りを行えるようになることを信じて、焦らず、強要せず、大らかに見守りましょう。

また、おもちゃの貸し借りといった人の物と自分の物の区別や役割の区別は、本来幼稚園教育の内容。それまで第一次反抗期で自分中心だった2~4歳の幼児に周囲を見渡す観察力が付き、思いやりの心や共感する心が芽生え始めるのは5歳頃ですので、入園前の子供が上手におもちゃの貸し借りを出来なくても当然であることを知っておきましょう。

向日葵
30代後半

今思えば、親の身勝手でした

うちの近所には大きな公園があり、息子が入園前の1歳~3歳まで天気のいい日は毎日通っていました。新興住宅地ということもありご近所のママ達も来ていて、同じくらいの年の子供が多かったので一緒に砂場で遊ぶことも多かったのですが、やはりおもちゃの貸し借りでは揉めました。

息子が1歳の頃、お友達のおもちゃを使いたくて取ってしまったのですが、その子が泣いてしまった時、相手のお子さんのママが「貸してあげなさい。みんなそうしてるでしょ。ここに持ってきたらみんなで使うルールでしょ。」と言っていて、確かにみんなそうしているんです。貸すのを嫌がる子は怒られていて…。

だから息子が2歳になっておもちゃを貸したがらなかった時、私も息子を注意したんですが、怒って泣いてしまって、公園に行きたがらなくなってしまったんです。それから心なしか息子のおもちゃへの執着も強くなってしまって…。

その話をスイミングで知り合った4人の子持ちのママに話したら「それって親の身勝手じゃない?結局あなたが周りの親と揉めたくなかっただけでしょ。」と言われてハッとしました。

おもちゃの貸し借りへのスマートな対応

友達とおもちゃで遊んでる女の子

自ら進んでおもちゃを貸したくなる関わりをすることで、親や社会への安心感や信頼を損なわずに優しさを育めますので、結果は直ぐには出ませんが、乳幼児期は子供の心に善意の種を植える時期と心得て、スマートな対応を行いましょう。

  • 絵本で貸し借りの喜びを教える
  • 親が家庭でお手本を見せる
  • 無理に貸し借りをさせず、子供に選ばせる
  • 貸せるおもちゃも持って行く
  • お友達の気持ちを代弁して教えてあげる
  • 褒める
  • 公園の砂場や児童館等に連れて行き、子供同士で遊べる機会を増やす

おもちゃの貸し借りは誰の課題?

幼児とはいえおもちゃの貸し借りは子供本人の課題です。多少子供同士の喧嘩になっても親が子供の代わりに意思決定して押し付けるのは過干渉。「ママはこう思う」「お友達はこう思っていると思うよ」などと気持ちを伝える範囲に留め、危険のない範囲で見守ることも大切です。ありのままの我が子の姿を温かく受け入れましょう。

貸し借りを教えるのにおすすめの絵本

絵本の読み聞かせには親の過干渉を抑制する効果もあります。「親がきちんとしつけなきゃ」「小さいから親がしっかり教えないと」と思っているママ、口を出すより絵本で教えた方が幼児には伝わりやすく自主性も育めますので、ぜひ毎日の絵本の読み聞かせで子供が自主的に学べる環境を作ってあげましょう。

ノンタン ぶらんこのせて

偕成社の「ノンタン ぶらんこのせて」

作・絵:キヨノサチコ

偕成社

600円 + 税

幼児がおもちゃの貸し借りなどの譲る心や順番を守ることでお友達と楽しく遊べることを自然に身につけるのに役立つ絵本です。

幼児期は長く集中することが困難。また楽しいことは覚えやすいのですが、嫌なことはなかなか記憶できません。ですから何度も子供に「貸してあげようね」などと言うより、この絵本を繰り返し読み聞かせた方が、よほど効果があると実感するファンが多い一冊です。

http://www.kaiseisha.co.jp

そらまめくんのベッド

福音館書店「そらまめくんのベッド」

作・絵:ながやみわ

福音館書店

900円 + 税

お気に入りのおもちゃがどうしても貸せないことで揉めてしまう幼児に、自分のお気に入りが人の役に立つ喜びを教えてくれる絵本です。

そらまめくんは絵も可愛くて心温まる幼児に人気のシリーズ絵本。少し長い読み聞かせも楽しめる幼児や小学1年生の音読にもおすすめです。

http://www.fukuinkan.co.jp

赤ちゃんのおもちゃの貸し借りマナー

何でもすぐ口に入れる赤ちゃんのおもちゃの貸し借り。唾液には感染症、虫歯菌、ピロリ菌などの感染の恐れがあるため抵抗を感じるママがいる反面、子供のうちにかかっておいた方がいい感染症もあるため全く気にしないママもいます。

赤ちゃんの間は無理に子供を鍛える必要はありませんので、「あまり神経質だと子供が強くならないよ」などと言う必要はありませんし、言われても気にしないことが大切です。赤ちゃんのおもちゃの貸し借りに関しても、互いの意見を尊重するというマナーを心得ておきましょう。

子育て中は色々な意見を耳にすることでママが混乱したり傷ついたりすることも多いのですが、自分と違う価値観の相手を否定したり、自分を責めて相手に合せたりするのではなく、「この人はそういう考えなのね」と一線引いて垣根を作ってお付き合いすることも重要です。

何歳からできるようになった?どうやって教えた?ママの体験談

今回体験談を語ってくれたママ達は、おもちゃの貸し借りへの対応で子供達の意志を大切にすることを心掛けていました。あなたはどのように対応していますか?

公園の砂場で学ばせた

ひよこママ
36歳

毎日の砂場遊びで貸し借りを覚えました

長男が2歳の時に毎日のように公園に遊びに行くようになりました。お砂場が大好きで何時間も遊んでいたのですが、始めは自分の砂場のおもちゃをお友達に取られたり、「貸して」と言われるとうつむいていじけてしまったりしていました。

家で教えたことはなく、その場で「お友達も一緒に遊びたいんだね。たくさんあるから○○が貸してあげても良いのを1つ貸してあげようか」というように、1つだけ自分で選んで貸してあげるという状態にしてあげることで、スムーズに貸してあげられるようになりました。

こちらから「これを貸しなさい」ということはしないで、自分で選ばせてあげていたので(たぶん本人があまり好きでないものを選んでいたので)、声かけをしても嫌がることはありませんでした。

お友達も1つ貸してあげるとだいたいは納得してくれましたし、息子のお気に入りが欲しいとなっても、相手の親が諭してくれるのであまり問題はありませんでした。

子供は自分の物というのがわかってくると、人に貸したくないというのは自然の事だと思います。お砂場等に行く時はあえて子供の興味のない物を何個か入れておく等して、子供に自主的に選ばせてあげると良いと思います。

繰り返すうちに終わったら返してもらえるという事も理解していき、他のおもちゃも貸してあげられるようになると思います。子供の物なら無理に「貸してあげなさい」ということだけは言わない方が良いと思います。

保育園で学んできた

みいこ
30代前半

返事は上手に出来るけど、なかなか貸す事が出来ずにいました

保育園で女の子と一緒に大きなおもちゃで遊んでる男の子

イヤイヤ期も落ち着いたなぁと思った2歳8ヶ月頃から貸し借りの意味を理解するようになり、出来る場面が増えていきました。それでも、私の声かけがなくてもスムーズに出来るようになったのは、3歳になる前の事でした。

保育園へ通っていた事もあり、貸し借りの場面は多くあったと思います。「かーしてー」という言葉と、それに答える「いいよー」というやりとりは早い段階で出来ていたのですが、返事だけでなかなか貸せず。

私や先生の「順番に使おうね」とか「次はこっちで遊んでみようか」などの声かけで覚えていったという事もあるとは思いますが、年齢と共にお友達との関わりが増えたのが一番大きかったと思います。

後は、順番に使うという事を教えるのにノンタンシリーズの『ノンタンノンタンぶらんこのせて』という絵本はよく読んでいました。どんな事でもそうですが、絵本を読みながら教えると、息子も嫌がらずに納得している顔に。

おもちゃの貸し借りが出来ないとトラブルが起きてしまうのでは?と心配になるとは思いますが、見守りながら関わりながら覚えていくのが一番だと思います。

まり
30代後半

貸し借りができるようになったのは保育園にいくようになってから

私の息子がおもちゃの貸し借りをできるようになったのは、保育園にいくようになってからです。保育園には2歳の時から、一週間に一回一時預かりという形で通っていました。

通いたての頃は本当に魔の二歳児で、お友達のおもちゃを奪い取る息子でした。私が注意してもなかなかなおらずに、保育園で先生にちょこちょことお友達とのやりとりの時に教えていただいていたみたいで、その時に、ちゃんと貸せるようになっていました。特に年下の子にはちゃんとおもちゃを貸せるようになっていました。

おもちゃを貸すことを嫌がりだしたのは1歳半くらいから。「代わりにこれをあげるから」という風に保育園の先生が教えていたので、私もそういう感じで教えていきました。
「そしたら代わりのおもちゃでも貸せたら、おかし食べよう」とか、最初はそんな感じのことからはじまり、徐々に何もなくてもおもちゃを貸せるようになっていました。

いつか子供同士のやり取りの中で自然に覚えていくので気長に見守ってあげてください。

いとこや兄弟との関わりで学ばせた

まごまご
30代前半

遊びの中で親が見本を見せる

ぬいぐるみをお姉ちゃんに貸してあげる女の子

子どもがおもちゃの貸し借りをスムーズにできるようになったのは、3歳頃でした。言葉を理解してきた1歳半頃、遊び感覚でおもちゃの貸し借りをしていましたが、自分の意思が出てきた2歳頃、自分の物という意思が出て貸し借りを嫌がるようになりました。

5歳の姪っ子がいたため、私も一緒に遊びながら姪っ子達と「貸して」「いいよ」とおもちゃの貸し借りを子どもの前で何度も行い、時々、子どももスムーズにおもちゃを貸し借りした時は、全力で褒め、無理強いはせず叱ることもせず褒めて教えました
おもちゃの貸し借りをスムーズに出来た時だけ褒めて教えたので、子どもも嫌がることなく、むしろ喜んで貸し借りする事が少しずつ増えていきました。

お友達との関わりの中でおもちゃを無理やり取ったり貸してあげなかったり、ママとしては他のママの目も気になるしスムーズに貸し借りしてほしいのが本音だと思います。しかし子どもは今このおもちゃで遊びたいという意思を持って遊んでいることはわかってあげて下さい。決して意地悪な子とは思わないで下さい

遊びたいという気持ちに寄り添い、お友達やママには「今は使わせてね、あとで貸すね」とママがフォローしてあげるといいと思います。意地悪ではなく意思をしっかり持っている子という目線で接してあげてみて下さい。ママの気持ちも少し変わるかもしれません。

あーちゃん
35歳

根気よく教えることが大事!

娘は2歳になるころには言葉が増えたこともあり、貸してなどの会話をしておもちゃを貸し借りできるようになりました。1歳を過ぎて同年代のお友達と遊ぶ機会が増え、最初は話せないこともあり、友達のおもちゃを奪おうとしたり、自分のおもちゃを離さなかったりすることが多かったです。

いとこなどよく遊ぶ同い年の子がいたので、遊びの中で「貸してだよ」とか、「どうぞしてね」など、付いて教えました。最初は嫌がっていた子供も、日が経つにつれて徐々にお友達に貸すことができるようになっていきました。

できたときには大げさに褒めるようにすると効果があったように思います。最初は手が出てしまったり喧嘩になってしまったりすることが多少ありますが、必ず言葉で伝えることができるようになるので、根気よく教えることが大事だと思います。

ゆりか
32歳

貸してねって言うんだよと教えました

子供たちは3歳になってからおもちゃの貸し借りができるようになりました。姉妹で遊んでいる時、「貸してね」と言っておもちゃを借りているのを見ました。

でも2歳半頃は「貸してくれない」と言って泣いていることもありました。泣いている時には「貸してねって言うんだよ」って教えると、「貸してね」と言って貸し借りをしているのを見るようになりました。

子供達はおもちゃをどうすれば貸してもらえるのかがわかって、喜んでいました。でも無理に「貸してあげなさい」とか言ったことはありません。

子供達には貸したくないこともあるかもしれません。そう言う時は「終わってから貸してねって言うんだよ」と教えました。子供たちの意思を汲み取ってあげて、それから優しく教えてあげたらいいのかなぁと思います。

児童館で学んできた

ゆうママ
38才

児童館に通ううちにおもちゃの貸し借りができるようになりました

長男がおもちゃの貸し借りをできるようになったのは2歳になったころです。2歳半頃おもちゃの貸し借りが嫌になって一人で遊ぶことが増えました。しかし3歳になったくらいでまたおもちゃの貸し借りができるようになり、お友達と一緒に遊べるようになりました。

家を行き来するようなお友達はいなかったので児童館によく行っていました。そこで顔見知りになったお友達と一緒に遊ぶようになって、おもちゃの貸し借りを覚えました。周りの子がおもちゃの貸し借りをしていたのをまねして覚えました。なので、親はおもちゃの貸し借りについて特に教えていません。

子供は周りを見てまねをして覚えることが多いので、おもちゃの貸し借りも自然と覚えてくれると思います。

家庭内で何度も教えた

まるこ
30代前半

おもちゃの貸し借りができてスゴイね!と褒めました

遊んでるおもちゃをパパに貸してあげる男の子を見て笑顔のママ

私の子どもがおもちゃの貸し借りをスムーズに出来るようになったのは、3歳からです。子どもは2歳になる頃から、おもちゃの貸し借りを嫌がるようになりました。貸し借りについては、親が家庭内で何度も教えました

具体的には、夫がゲームをしている時に「貸して」と言い、夫が「どうぞ」と渡してくれる様子を何度も見せて、私は大きな声で「ありがとう」と言い、夫は「どういたしまして」と返事をしてくれました。

子どもは私と夫の様子を嬉しそうに見ながら、「どういたましてー」と言っていました。自分が夢中になって遊んでいるおもちゃでも、「どうぞ」と貸してあげると、貸してもらったお友達が喜んでくれるし、友達が嬉しいと自分も嬉しくなることを教えると、だんだんわかってくれると思います。

わかわママ
40歳

おもちゃの貸し借りは、根気良く声かけを

うちの子はヤンチャな男の子。おもちゃの貸し借りがスムーズにできるようになったのは4歳過ぎからです。赤ちゃんの頃はおもちゃをとられるがままで、嫌がりもしませんでした。

2歳を過ぎた頃から、おもちゃは僕だけの物に変わりました。お友達と取り合ったり、ケンカになったりすることはありませんでしたが、自分の持っているおもちゃに興味を示す子が近づくと、サッと背を向けたり、おもちゃを持ってどこかに行ってしまったりしました。

私はお友達を気にして欲しいと思ったので、遊び場で息子に声かけをすることにしました。例えば、車を使いたい子が寄って来たら「あの子もその車を触ってみたいようだね」とか、「〇〇くん(息子)が使っているから、かっこ良く見えたのかもしれないね」などです。自宅でも「お母さん、そのおもちゃで遊んでみたいな」とワザと言ったりしました。

注意するような言い方はなるだけ避けたので、息子が嫌がることはほとんどありませんでした。「貸してって言ってるでしょ」「貸してあげないとダメよ」と言いたいところですが(その言い方は、簡単だから)、グッと抑えて、お友達の気持ちを通訳してあげることをおすすめします。

ゆっくりではありますが、お友達のことを気にかけるようになると思います。貸してあげられた時は「ありがとう、お母さんも嬉しいな」とぜひ伝えてあげてください。息子はとても喜び、自分から貸してくれるようになりました。

あいたた
30歳

いきなり親が奪わず優しく諭すように

現在4歳になる娘がいますが、おもちゃの貸し借りがスムーズにできるようになったのは3歳ごろです。

1歳代まではおもちゃの貸し借りというより奪われてもポカァンといった感じでしたが、2歳になって色々わかるようになってから貸し借りができなくなっていました。持っているものを貸すのを嫌がり、借りるというより友達の使っていたものが使いたい、待てない、と騒ぐようになりました。

これはまずいと思い、まず家庭内でおもちゃを貸したくないときは「待ってて」、貸して欲しいときは「待つ」を徹底。これを何回も繰り返しているうちに、はじめは嫌がっていましたが、ようやく慣れてきて納得。友人の子供と遊ばせる時にはきちんと貸し借りできていました。

今おもちゃの貸し借りができなくて悩んでいる方、すぐ貸してあげなさい、借りてきなさいではなく、待つ、待たせるというのも大切だと思いますよ。