効果的な知育になる!昔の遊びに関する記事

「昔の遊び」は子供の力を伸ばす知育 室内・外遊び・手遊び歌のおすすめ17選

「昔の遊び」は子供の力を伸ばす知育 室内・外遊び・手遊び歌のおすすめ17選

折り紙やお手玉、けん玉、鬼ごっこなど、昔の遊びがなぜ知育になるのかを発達の視点でわかりやすく解説します。受け身になりがちな子供の「自分で考える力」を、親子で楽しく伸ばすヒントをまとめました。

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昔の遊びは子供の力を伸ばす知育 ICT時代だからこそ取り入れたい

親から子へ伝えられてきた「昔の遊び」。一見シンプルで地味に見えますが、実はお金をかけずに子供の力を伸ばせる、とても効率のよい知育遊びです。おうちにある紙や身近な道具だけで始められて、特別な準備もいりません。「昔の遊びなんて子供が興味を持つの?」と感じる方もいるかもしれませんが、ルールが分かりやすく、できたときの手ごたえがはっきりしているので、いざ始めると夢中になる子はとても多いものです。

小学校にも情報通信技術が取り入れられるICT教育の時代。便利な反面、画面を見て受け取るだけの「受け身の時間」も増えがちです。だからこそ、自分の手と頭を動かして工夫する昔の遊びが、子供の使う機会が減った力を育てる時間として見直されています。

この記事では、昔の遊びが子供の知育や能力アップに役立つ理由、室内で楽しめる道具を使った昔の遊び8選、手遊び歌4選、屋外でおすすめの外遊び5選を、遊び方のコツや声かけ例、先輩ママの体験談とあわせて紹介します。

昔の遊びが知育になる理由は?子供側からの働きかけが必要だから

タブレットを操作する女の子

昔の遊びは、画面を見て操作する現代の遊びとは違い、子供が自分から働きかけないと前に進まない遊びが多いのが特徴です。「次はどうしよう」「どうすればうまくいくかな」と考える場面が、遊びの中に自然と組み込まれています。

物を簡単には手に入れられなかった時代に生まれた遊びだからこそ、自分で考え、工夫し、ときには手作りする必要がありました。その過程で、創造力や判断力、推理力、記憶力といった頭の働きはもちろん、数字では測りにくい非認知能力や、体を動かす力もバランスよく刺激されます。親が遊び方を教え込まなくても、子供自身が試行錯誤するなかで力を伸ばしていけるのが、昔の遊びの大きな魅力です。

非認知能力とは?

非認知能力は数値化できない能力のことを言います。具体的には思考力、コミュニケーション能力、観察力、集中力、忍耐力などです。非認知能力を幼児期から鍛えることで小学校以降の学習能力が飛躍的に伸びるだけでなく、将来幸せになる確率が上がるという研究成果も出ています。

昔の遊びで今注目されている非認知能力が鍛えられる

かるたのイラスト

昔の遊びはルールがシンプルなぶん、「どうやったらもっと上手にできる?」「なぜできないんだろう?」という疑問が遊びながら自然と湧いてきます。この小さな「なぜ?」の積み重ねが、考える力を伸ばす入り口になります。

人は楽しい、もっと知りたいと感じているときほど、覚えたことが記憶に残りやすいといわれています。遊びの中で生まれる好奇心は、非認知能力を伸ばすきっかけそのものです。

たとえば鬼ごっこのように複数人で行う遊びは、相手の動きを読んだり声をかけ合ったりするので、コミュニケーション能力が育ちます。一方、お手玉のように一人で黙々と取り組む遊びでは、忍耐力や集中力が鍛えられます。にぎやかな遊びと静かな遊びを両方そろえておくと、その日の気分や場面に合わせて選べて便利です。

昔の遊びには運動神経の発達に役立つものが多い

走る女の子

体を動かすことは、頭を働かせる時間とも相性がよいといわれます。じっとしているときよりも、少し体を動かしたあとのほうが物事に取り組みやすくなったという報告もあるほどです。外遊びを「勉強の反対」ととらえず、学びの土台づくりと考えてみましょう。

また昔の遊びをするなかで、知らず知らずのうちに次のような力が育っていきます。

  • 体幹
  • 平衡感覚
  • 筋力
  • 瞬発力
  • ジャンプ力 など

昔の子供が体を動かすのが得意だったのは、遊びそのものの運動量が今より多かったためと考えられます。現在は公園でも座って遊ぶ姿が増え、子供の体力や運動能力の低下が課題として取り上げられ、文部科学省も関心を寄せています。休日の親子の時間に、ぜひ昔の遊びを少しずつ取り入れてみましょう。

年齢別 昔の遊びの取り入れ方

同じ昔の遊びでも、年齢によって楽しめるポイントや育ちやすい力は変わります。下の表を目安に、お子さんの「できそう」に合わせて選ぶと、無理なく長く楽しめます。年齢はあくまで目安なので、興味を示したものから自由に試してみてください。

年齢の目安取り入れやすい昔の遊び育ちやすい力
1〜2歳手遊び歌・紙風船・お手玉に触れる手指の感覚、リズム感
3〜4歳折り紙・おままごと・ケンケンパ想像力、協調性、バランス感覚
5〜6歳おはじき・かるた・けん玉・だるまさんが転んだ集中力、語彙力、推理力
小学生将棋・竹とんぼ・鬼ごっこ思考力、考察力、体力

室内の昔の遊び!おすすめの8選~道具編~

室内の昔の遊びには、狭いスペースでも頭を刺激したり体を動かしたりできるものがたくさんあります。雨の日や外に出にくい日でも、おうちで親子の時間を充実させられるのがうれしいところ。ここでは幼児でも取り組みやすい遊びを中心に紹介します。

1折り紙

折り紙の鶴と亀

小学校受験でも、折り紙を使った課題を出すところがあります。紙さえあれば始められ、費用をかけずに取り組める折り紙は、親にとってもありがたい昔の遊びです。

大人が一枚の紙をたたんでいくと、子供は「次は何になるの?」と興味津々でのぞき込んできます。色や形が変わっていく様子を見るだけでも好奇心が刺激され、繰り返すうちに創造力や思考力、空間をイメージする力が少しずつ育っていきます。最初は大人が折ったものを渡し、慣れてきたら一緒に一工程ずつ折ってみましょう。

幼児でも作れる簡単な折り方も多いので、季節の行事のときに親子で折って家を飾るのもおすすめです。「次はどんな色で折る?」と声をかけると、子供が自分で選ぶ楽しさも味わえます。

温泉好き
35歳

我が家の旅の定番アイテム

我が家には男の子の幼児が2人いますが、旅の定番アイテムは「折り紙」です。旅館やホテルに早く着いてしまった時や、ご飯まで時間がある時など、待ち時間を利用して子供と一緒に遊んでいます。

集中して折ってくれますし、大人しく待つことができるので親も大助かり。我が家の場合は手裏剣や恐竜など、男の子が好きな定番のものを折るのが人気です。作り終えた作品で遊ぶのも楽しいみたいです。

2お手玉

お手玉

2つ以上のお手玉を続けて投げる動きは幼児にはやや難しく、できそうでできないからこそ、集中力を引き出してくれる昔の遊びです。「あと一回!」とつい夢中になってしまう子も多いはず。

幼児にはまず、一つを真上に投げて反対の手でキャッチするところから始めましょう。慣れてきたら、投げた手と同じ手でキャッチ。左右どちらの手も練習して、お手玉の感覚に慣れていきます。たったこれだけの動作でも、手と目を連動させる練習になります。

中身によって手ざわりが変わるお手玉は、握っているだけで気持ちが落ち着き、お気に入りの色や柄を選ぶのも楽しいもの。年長さんくらいになると裁縫に興味を持つ子も出てくるので、「中に何を入れる?」と相談しながら親子で手作りするのもおすすめです。

3将棋

将棋

近年は若い棋士の活躍もあって将棋人気が高まり、知育の面でもあらためて注目を集めています。先の展開を読みながら指す将棋は、集中力や思考力、最後まで考え抜く粘り強さを育てるのにぴったりの昔からある遊びです。

本格的な将棋は幼児には駒を覚えるだけでも大変ですが、今は動物の絵柄でルールがやさしい入門用の将棋や、盤面に駒の動かし方が書かれたタイプもあり、幼児期から楽しんでいる子もいます。まずはそうしたやさしいものから始めるとよいでしょう。

最初は大人と一緒に指すことで面白さが分かり、遊ぶうちに自然と駒の動きを覚えていきます。慣れてきたら「歩」を抜いて対戦するなど、ハンデをつけると大人も子供も白熱します。「次はどこに動かす?」と問いかけながら、考える時間を一緒に楽しみましょう。

4おままごと

おままごとで遊ぶ女の子二人

おままごとでは、コミュニケーション能力や協調性、そして図形の基礎までが学べます。「ママ役は誰がやる?」と役割を決めるところから始まり、自分の希望どおりにならなくても折り合いをつけ、話し合う経験を通して協調性が育っていきます。

意外と見落としがちなのが、図形の感覚が身につくこと。ニンジンは円すい、ホールケーキは円柱というように、食べ物は身近な立体に置きかえられます。すべての食材が当てはまるわけではありませんが、おもちゃの包丁で切れば断面の形にも自然と触れられます。「切ったらどんな形になるかな?」と声をかけると、遊びがちょっとした発見の時間に変わります。

目から鱗
42歳

お姉ちゃんの横で

ある日、小学校高学年のお姉ちゃんの算数ドリルを覗いていた幼稚園児の下の子が、円すいをみて「人参と一緒だね。これ切ったら丸だよ。」と言ったのには、お姉ちゃんも私も目から鱗でした。

下の娘は円すいなんて言葉はもちろん知りません。まだ小さいので包丁を触らせたこともありませんし、本物の人参を切らせたこともありません。ですから恐らくおままごとから知ったのだと思うのですが、その時は「遊びってすごい」と感心してしまいました。

5おはじき

おはじきのイラスト

まるで宝石のようにきれいなおはじきは、眺めているだけで子供の心をひきつけます。見た目の美しさだけでなく、遊べば集中力や考える力が養える、代表的な昔の遊びの一つです。

ルールはシンプルですが、「どのくらいの力ではじく?」「どのおはじきなら取りやすい?」「ほかに当たらないようにするには?」と、考えながら進める場面がたくさんあります。指先の力加減を調整する練習にもなります。

  1. 人数×5個のおはじきを机の上にばらまく
  2. 自分の近くのおはじきを指ではじき、ほかのおはじきに当てる
  3. 周りのおはじきに触れずに当てられたら、当てたおはじきをもらえる
  4. これを繰り返し、机のおはじきがなくなったら終了。一番多く取れた人が勝ち!

小さい子には、まずは「当てる」ことだけを目標にすると取り組みやすくなります。慣れてきたら「あのおはじきをねらってみよう」と的を決めて遊ぶと、ぐっと夢中になります。

6紙風船

紙風船で遊ぶ女性

やわらかな色合いと、つぶれやすい繊細な質感が魅力の紙風船。工夫しながら遊ぶうちに考える力が育つ昔の遊びです。落とさないようにポンポンと打ち上げるだけでも、「破れないようにするにはどうする?」「長く続けるには?」と、子供は自然と考え始めます。

上手にできるようになったら、もうひと工夫。小さな人形などを障害物として置き、ストローで吹いて紙風船を転がすコースを作ると、また違った楽しみ方ができます。

息を使って吹くので呼吸を意識する練習にもなり、「どのくらいの力で吹けば進む?」「コースの幅はどれくらい必要?」と試すうちに、考える楽しさが広がります。コースを作り替えれば何度でも新鮮に遊べるので、雨の日のおうち時間にもぴったりです。

7かるた

かるた

ひらがなを覚えたての幼児から楽しめるかるた。文字に親しみながら遊べるうえに、語彙力や集中力、最後まで取り組む粘り強さも一緒に養われます。読み札を聞いて札を探す動きは、聞く力と探す力を同時に使う、よい刺激になります。

もともと長く集中するのが苦手な幼児の場合、最初から札が多いと面白さが分からず飽きてしまいがちです。まずは枚数を減らし、「見つけられた!」という達成感を味わえるようにすると、自然と夢中になっていきます。

負けると悔しがって泣いてしまう子もいますが、それも成長の一場面。「悔しかったね、次は取れるよ」と気持ちに寄りそって声をかけてあげましょう。

負けず嫌いは成長のチャンス

負けず嫌いな子は、「もう一回!」と何度も挑戦するなかで力を伸ばしていきます。小さいうちはかんしゃくを起こしてママも大変ですが、次第に自分の気持ちと折り合いをつけられるようになっていきます。今は勝ち負けそのものより、挑戦した姿を認めてあげるとよいでしょう。

8けん玉

虹色のけん玉

お正月遊びとしてもおなじみのけん玉は、足腰の使い方や集中力を養える昔の遊びです。玉を皿にのせるには、ひざをやわらかく使って体全体でタイミングを合わせる必要があり、繰り返すうちに体の使い方が上手になっていきます。

何度も失敗しながら成功をめざす過程で集中力が高まり、できないことにもあきらめずに向き合う粘り強さも育ちます。「乗った!」という瞬間の達成感は格別で、成功体験が次への意欲につながります。

けん玉はバランスと集中の練習にも

けん玉はバランス感覚やタイミングを合わせる力、集中力を養えることから、ウォーミングアップや気分の切り替えに取り入れている人もいるといわれます。大人がやってみると意外と難しく、親子で「どっちが先に成功するか」を競うと盛り上がります。

はじめは大皿にのせるだけでも十分。子供の手の大きさに合った軽めのものを選ぶと、成功しやすく長続きします。

室内の昔の遊び!おすすめ4選~手遊び歌編~

道具がいらない手遊び歌は、いつでもどこでも親子で楽しめる昔の遊びです。歌詞から日本の文化や歴史に触れたり、想像力や集中力を育てたりすることもできます。ひざに乗せて向き合うだけで始められるので、スキンシップの時間としてもおすすめです。

こんな時にも役立ちます!

公共の場で大きな声を出すのはマナー違反ですが、少し声を出せる場所でなら、手遊び歌で楽しく待ち時間を過ごせます。スマホやゲームを渡して静かにしてもらうのも一つの方法ですが、手遊びなら遊びながら子供の力も伸ばせて、時間を有効に使えます。

1ずいずい ずっころばし

「ずいずい ずっころばし ごまみそずい」と歌い出し、2人以上で手を使って遊ぶ、昔ながらの手遊び歌の代表格です。不思議な歌詞とリズムを子供はあっという間に覚え、夢中になって遊びます。指を入れる穴を順番に移していく動きは、ちょっとしたドキドキ感があり、何度もせがまれることも多いはず。

子供が少し大きくなったら、歌の意味を教えてあげましょう。昔の暮らしや文化に触れる、よいきっかけになります。

「ずいずいずっころばし」の歌詞の意味

この歌は、子供を大名行列から守る情景を歌ったものといわれます。茶を運ぶ行列が来た際、子供たちが慌てて家に逃げ帰り、戸を閉めて息をひそめ、行列が通り過ぎてホッとした様子を表したものとされています。正確な意味は分かっておらず諸説ありますが、昔は行列に無礼があると許されないこともあったため、こうした歌にして伝えたと言われています。

2おちゃらか ホイ

「せっせっせー の よいよいよい」と、二人で向かい合って手をつなぐところから始まる手遊びです。じゃんけんで勝ち負けを決める手遊び歌ですが、曲がだんだん速くなるなかで、一連の動作を正確にできるかどうかも勝敗を左右します。

勝ったとき、負けたとき、あいこのときで動きが変わるので、頭を切り替えながら手を動かす練習になります。リズムに合わせて続けるうちに、集中力やリズム感が自然と鍛えられます。まずはゆっくりのテンポから始め、慣れてきたら少しずつ速くしていくと、できたときの喜びが大きくなります。「もう一回、もっと速く!」と、何度も挑戦したくなる遊びです。

3お弁当の歌

手遊びをする親子

「これっくらいの お弁当箱に おにぎり おにぎり ちょいっとつめて」で始まる手遊びです。歌詞の内容より手と指の動きに注目する、今も幼稚園などでよく親しまれている手遊び歌です。

  • にんじんさん
    →指を2本と3本
  • さくらんぼさん
    →指を3本と3本
  • しいたけさん
    →指を4本と3本
  • ごぼうさん
    →指を5本と3本

このように指で表していくことで、数をまだ知らない幼児でも5までの数にぼんやり親しめます。知らない食材の名前を覚えて語彙が増え、指先を動かすことでよい刺激にもなります。「次は何を詰める?」と歌詞をアレンジすると、遊びがさらに広がります。

4ひげじいさん

てんぐさん

「とんとんとんとん ひげじいさん」で始まる手遊び歌。手でいろいろな形を作りながら歌います。昔ながらのそのままのバージョンでも十分楽しめますが、アレンジを加えてみせると子供の反応がぐんと良くなり、自分たちでも新しい動きを考え出して遊び始めます。

たとえば「ひげじいさん」のあとに、下のこぶしをビヨーンと伸ばしてひげを長くしてみせる、といった具合です。こうして遊びに幅を持たせてあげると、想像力や考える力が自分から育っていきます。「次はどんなおじいさんにする?」と子供にアイデアを出してもらうと、親も驚くような発想が飛び出すこともあります。歌い終わりの形を毎回変えるだけでも、新鮮に楽しめます。

屋外の昔の遊び!おすすめ5選

屋外で昔の遊びをすると、平衡感覚や筋力、体幹といった力を育てられます。運動神経を伸ばすだけでなく、体を動かす量が増えて体力もつき、丈夫な体づくりにも役立ちます。親子で笑い合いながら、のびのびと遊べる時間を楽しみましょう。

1鬼ごっこ

鬼ごっこのイラスト

鬼が追いかけるだけのシンプルな昔の遊びですが、子供は頭をフル回転させながら逃げています。逃げる側は「いっぱい走って疲れたから、見つからないように物陰に隠れよう」「スリルを味わいたいから、近くに来るまでゆっくり走ろう」などと、その場その場で考えています。

鬼のほうも「気づかれないように後ろから近づこう」「疲れたふりをして油断させよう」と作戦を練ります。追う側も逃げる側も、考える力と体力を同時に使える遊びです。人数が少なければ親も一緒に参加して、「次はどこに隠れるか教えて」と作戦会議を楽しむのもおすすめです。広い公園など、安全に走れる場所で遊びましょう。

2ケンケンパ

ケンケンパのイラスト

地面に丸を描き、一つの輪では片足で「ケン」、横並びの二つの輪では「パ」と両足を開いて踏む、とてもシンプルな昔の遊びです。大人には簡単に見えますが、3〜4歳の幼児には片足で跳ぶのが難しい子もいます。

うまくできないときは、ママが手をつないで一緒に跳んであげると、安心して練習でき、早く上達します。最初はうまくいかなくても、繰り返すうちに必ずできるようになり、「できた!」という達成感が生まれます。子供の成功体験は次のやる気につながるので、できた瞬間をしっかり褒めてあげましょう。輪の並べ方を変えてコースを作れば、難しさを調整しながら長く楽しめます。

3だるまさんが転んだ

だるまさん

「だるまさんがころんだ」の合図を聞きながら、「今度は早く振り向く? それともゆっくり?」と鬼の動きを読みます。読みが外れると不安定な姿勢でピタッと止まらなければならず、推理力と平衡感覚の両方が鍛えられます。

止まるときにわざと面白いポーズを取り合うと、笑いが起きてさらに盛り上がります。体と頭を同時に使える、よくできた昔の遊びです。鬼の振り向くタイミングを変えるだけで難しさが変わるので、年齢の違う子が一緒でも楽しめます。「どんなポーズで止まる?」と声をかけると、表現する楽しさも加わります。

4ぽっくり

ぽっくりを練習する女の子の足

ぽっくりは、台に乗ってひもを持って歩く昔の遊びです。竹や空き缶などで手作りでき、不安定な台に乗ることでバランス感覚が鍛えられます。昔は竹を10〜20cmほどに切ってひもを通して作りましたが、やがて空き缶で手作りする家庭が増え、今ではプラスチック製の「パカポコ」のような市販品も親しまれています。

市販のパカポコはひもの長さを結び目で調整でき、「まず乗る→歩く→走る」と段階を追って遊べるのが便利です。ひもを持って歩くには、右足と右手、左足と左手をタイミングよく動かす必要があり、はじめは乗るだけでも一苦労。慣れてくると走れるようになり、脚力や手足を連動させる力が育っていきます。最初は大人が手を添えて、少しずつ一人で歩けるように見守りましょう。

5竹とんぼ

竹とんぼで遊ぶ親子

両手で軸を挟み、手を前後にすべらせて回転させ、パッと離して飛ばす昔の遊びです。今は100円ショップなどでも手に入りますが、竹とんぼの面白さは「作ること」にもあります。「どうすればよく飛ぶ?」「羽根の長さや軸の長さはどれくらい?」と考えながら作ることで、観察して工夫する力が育ちます。

昔は竹を削って作っていましたが、幼児には牛乳パックで作る竹とんぼがおすすめです。よく飛んだときには、想像以上に大きな達成感を味わわせてあげられます。飛んだ距離をはかって記録すると、「もっと飛ばしたい」と工夫する楽しさが広がります。広くて安全な場所で、周りに気をつけて飛ばしましょう。

やりがちなNGとおすすめの声かけ

昔の遊びは、楽しめるかどうかに親のかかわり方も大きく影響します。よかれと思ってやりがちなことと、子供のやる気を引き出す工夫を比べてみましょう。

やりがちなことおすすめの工夫
難しい遊びをいきなり完成形で教えるルールや道具を減らして「できた」を増やす
負けて泣く子をなだめて終わらせる悔しい気持ちに共感し、挑戦したことを褒める
うまくできない子を急かす子供のペースを待ち、小さな成功を一緒に喜ぶ
待ち時間はスマホで静かにさせる手遊び歌で待ち時間を遊びの時間に変える

昔の遊びについてよくある質問

昔の遊びは何歳から始められますか?

手遊び歌やお手玉に触れる、紙風船をやさしく打ち上げるなどは、1〜2歳ごろから親子で楽しめます。折り紙やおままごとは3〜4歳ごろ、おはじきやかるた、けん玉は5〜6歳ごろ、将棋や竹とんぼは小学生くらいが目安です。ただし年齢はあくまで目安なので、お子さんが興味を示したものから自由に取り入れて大丈夫です。最初はルールを簡単にして、できた喜びを感じられるようにしてあげましょう。

道具をそろえるのにお金はかかりますか?

昔の遊びの魅力は、費用がほとんどかからない点にあります。折り紙や紙風船、手遊び歌は身近な紙や手だけで始められますし、お手玉や竹とんぼは手作りも楽しめます。けん玉やかるた、おはじきなどは100円ショップでも手に入るものがあります。まずは家にあるものや手作りから試し、子供が気に入ったものを少しずつそろえていくと、無駄なく楽しめます。

ゲームに慣れた子でも昔の遊びに興味を持ちますか?

昔の遊びは「できそうでできない」絶妙な難しさがあるものが多く、いざ始めると夢中になる子はたくさんいます。最初は大人が楽しそうに遊んでみせるのがコツ。「どっちが先にできるか競争しよう」と誘うと、自然と参加してくれます。短い時間でも成功体験を味わえると、「もう一回」と自分から続けたくなります。画面の遊びと対立させず、気分転換のひとつとして取り入れてみましょう。

室内でできる昔の遊びはありますか?

たくさんあります。折り紙、お手玉、将棋、おままごと、おはじき、紙風船、かるた、けん玉などは、狭いスペースでも楽しめる室内向けの昔の遊びです。手遊び歌なら道具もいらず、待ち時間にもぴったり。雨の日や外に出にくい日は、これらを組み合わせると飽きずに過ごせます。にぎやかな遊びと静かな遊びを用意しておくと、時間帯や気分に合わせて選べて便利です。

子供が負けて泣いてしまいます。どうすればいいですか?

負けて悔しがるのは、真剣に取り組んでいる証拠で、成長の大切な一場面です。まずは「悔しかったね」と気持ちを受け止めてあげましょう。そのうえで「最後までがんばったね」「さっきより上手になったよ」と、結果より過程を認める声かけが効果的です。勝ち負けにこだわりすぎる時期は、枚数を減らすなど難しさを調整して成功体験を増やすと、少しずつ気持ちの切り替えが上手になっていきます。

まとめ

昔の遊びは、特別な道具やお金をかけなくても、子供の思考力や非認知能力、運動神経をバランスよく育てられる知育遊びです。画面を見て受け取るだけの時間が増えがちな今だからこそ、自分の手と頭を動かして工夫する時間には大きな価値があります。

室内の道具遊び、手遊び歌、外遊びと、場面に合わせて選べるのも昔の遊びの強みです。年齢や興味に合わせて難しさを調整し、できた瞬間を一緒に喜んであげることが、子供のやる気を伸ばす一番のコツ。まずは家にあるものや手遊び歌から、親子の遊び時間に少しずつ取り入れてみてください。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪