牛乳パック竹とんぼの作り方に関する記事

牛乳パックの竹とんぼの作り方~幼児にもできる簡単工作

牛乳パックの竹とんぼの作り方~幼児にもできる簡単工作

牛乳パックで作れる竹とんぼの簡単な作り方や遊び方を伝授します。飛ばない時はちょっとしたコツを教えてあげると飛ばしやすくなりますよ。幼児の発達によい影響を与えてくれる竹とんぼ。優れたおもちゃですので親子で一緒に作って遊びましょう。

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牛乳パックで簡単竹とんぼを作って飛ばそう!幼児もできる作り方

日本で昔から子供達が遊んできた竹とんぼ。竹が少なくなってきた現代では見かけることが減りましたが、子どもの発達にも役立つおもちゃですのでぜひ作ってあげたいですね。そこでおすすめしたいのが牛乳パックで簡単に作れる竹とんぼ。

今回は、牛乳パックを使った竹とんぼの作り方飛ばし方飛ばない時に試したい飛ばし方のコツ、竹とんぼが子供の発達に与える影響、竹とんぼで遊ぶ時の注意点についてご紹介します。自宅にある材料で幼児でも手軽に作れますので、親子で作って遊びに出掛けてみましょう。

幼児でもできる!簡単な牛乳パック竹とんぼの作り方

牛乳パックの竹とんぼの完成品

牛乳パックの竹とんぼは材料も少なく作り方がとても簡単!初めて作る幼児でも10分もあれば完成するおもちゃです。オリジナリティの高い竹とんぼを作りたいなら、油性マジックなどで牛乳パックに絵や模様を描いてみるのも良いですよ。

ただし、牛乳パックの竹とんぼは幼稚園や保育園でも作ることがある幼児向きの簡単工作ですが、牛乳パックが分厚いためハサミを使えるようになっている幼児でも入園前であれば少し難しい工作です。そのため、難しいようなら子供に無理をさせず大人が切ってあげましょう。また、作業中は大人が必ず横で見てあげてくださいね。

牛乳パック竹とんぼの材料

牛乳パックの竹とんぼの材料
  • 牛乳パック 1個
  • ストロー 1本
  • ハサミ
  • セロテープ
  • ホチキス

※油性マジックなどで模様を描いてアレンジすると飛んだ時にきれいですよ

1. 牛乳パックを開き、横幅2cm縦幅15cmの長方形を切り取る

竹とんぼの羽の形に牛乳パックに線を引く カットされた牛乳パック

2. 切り取った牛乳パックを縦半分に折る

半分に折った牛乳パック

3. 牛乳パックの両端を丸くカットし、模様を描く

角を丸くカットした牛乳パックの羽 角をカットして模様を描いた牛乳パックの羽

4. ストローを蛇腹の下で切る(15cm程度になります)

蛇腹の部分でカットしたストロー

※蛇腹が無い場合は、そのまま使うか、15cm程度にカットしてください

5. ストローの片側の先端に1.5cm程度の切り込みを入れる

ストローの片側に1.5cmの切り込みを入れる

6. ストローの切り込みを入れた部分に3の半分に折った牛乳パックを挟む

ストローの切れ込みに2つに折った牛乳パックを入れる

7. ホチキスでとめて、セロテープで上から固定する

ストローと牛乳パックの羽根をセロテープで止める ストローと牛乳パックの羽根をホチキスで止める

8. 折り目をつけて牛乳パックを左右に広げていく

折り目に沿ってストローにくっつけた牛乳パックを広げる

牛乳パックの竹とんぼをアレンジ!

デザイン違いの牛乳パック竹とんぼ

牛乳パックで作る竹とんぼをオリジナルのオシャレデザインにしたいという子供もいるでしょう。素敵な牛乳パック竹とんぼを作ってお友達にプレゼントしたら、きっと喜んでもらえるはず。ところが元は牛乳パックだけにどうしても柄が牛乳パックですよね。そんな時は親がちょっと手を貸してあげましょう。

今は100円ショップに様々な装飾に役立つグッズが売られていますので、お友達にプレゼントしても見劣りしない素敵なデザインの牛乳パック竹とんぼが作れますし、子供の興味や好奇心も伸ばしてあげられますよ。

折り紙とホログラムシートとマスキングテープや蓄光シール
  • ホログラムシート
  • 折り紙
  • マスキングテープ
  • 蓄光シール など

ミラ
32歳

牛乳パックで作った竹とんぼが大活躍!

娘が年長児の時、お友達を集めてお誕生日会を開きました。その時、娘のお誕生日会にきてくれたお友達に渡すお土産のお菓子を準備したのですが、娘から「私も何かプレゼントしたい」と言われたので、一緒に牛乳パックにキラキラテープをつけてデコった竹とんぼを作って渡しました。

するとお友達はお菓子より牛乳パック竹とんぼに反応し、帰りにみんなで近所の公園に行ってひと遊びしてからお開きとなりました。娘も自分の作ったプレゼントをお友達が喜んでくれて、もてなす喜びに目覚めたようです。

野良猫ママ
38歳

牛乳パック竹とんぼは自由研究にピッタリ

息子が小学校1年生の時の自由研究は、親子で牛乳パック竹とんぼをテーマとした実験に取り組みました。羽の角度を変えたり、羽にシールや折り紙、マーカー、スズランテープなどで装飾をしたりして飛距離や飛び方の変化を調べたのです。

幼稚園の時から紙飛行機の折り方と飛距離の実験を自ら行っていたため、息子は夢中になって楽しく調べることができました。色々な種類を作り写真を撮ってノートにまとめて竹とんぼと一緒に提出したのですが、「友だちが欲しがったからあげた」と得意満面に報告してくれていい自由研究になったなと思いました。

牛乳パック竹とんぼを飛ばしてみよう!

牛乳パックの竹とんぼが完成したら実際に竹とんぼを飛ばして遊んでみましょう。
ただし、簡単そうに見えても竹とんぼを飛ばす動作は幼児には意外と難しいので、以下の手順を参考にしてお子さんに竹とんぼを飛ばすお手本を見せてあげてくださいね。

竹とんぼを回している女の子 牛乳パック竹とんぼを持っている男の子

牛乳パック竹とんぼの飛ばし方

1. 指の付け根に竹とんぼのストロー部分が当たるように手のひらで竹とんぼを挟み、ひじを軽く曲げて手の指先を少し下げる

2. 左手の手首あたりまで右手(利き手)を引いて持ってくる

3. 右手を一気に前に押し出して竹とんぼを飛ばす

牛乳パックの竹とんぼで遊ぶ時の注意

牛乳パック竹とんぼは小さいものですがどこに飛ぶか予測がつかないおもちゃですので、目などの敏感な部分に当たってしまうと危険です。実際に小学生の子供が自分の飛ばした竹とんぼが当たって眼球が傷ついてしまい障害が残ったという事故も起こっています。

たとえ牛乳パックでできた竹とんぼであっても油断せず、竹とんぼで遊ぶ時は大人が付き添って怪我や事故が怒らないように十分に注意しましょうね。

牛乳パック竹とんぼで遊ぶ時の注意事項

  • 周りに人がいないことを確認してから飛ばす(前後・左右)
  • 飛ばすときにふざけない
  • 周りに当たって割れるようなものが無いか確認する
  • 風の強い日には遊ばない

竹とんぼが飛ばない!飛ぶようになるコツ

初めて竹とんぼで遊んだ子供の場合はうまく飛ばないことがあります。幼児の場合は竹とんぼが飛ばないことで泣いてしまうこともありますが、口惜しさも成長の原動力になりますので温かく見守ってあげることが大切。

とはいえ、竹とんぼの作り方を見直しちょっとしたコツを教えてることで幼児でも竹とんぼを飛ばしやすくなりますので、飛ばない時は大人が以下の点に注意してあげると上手に飛ばしやすくなりますよ。

羽の大きさや重さを再確認する

羽根が大きすぎる牛乳パック竹とんぼ

牛乳パックで作る竹とんぼの羽をなんとなくいい加減にして作ってしまい、羽が大きくなりすぎると飛ばないことがあります。そんな時は羽を短くカットしてみましょう。
また、牛乳パックやストローの軸の部分を飾り過ぎて重くなり過ぎると竹とんぼが飛ばないことがあります。そんな時は飾りを減らすなどして竹とんぼを軽量化するとよく飛ぶようになりますよ。

折り目の角度を変えてみる

羽根の角度が違う2本の牛乳パック竹とんぼ

牛乳パックで作った羽の折り目の角度を変えると飛び方が変わってきます。牛乳パックの竹とんぼが高く飛ばない場合は、折り目の角度を急にすると高く飛ぶようになりますよ。

色々な角度の竹とんぼを作って飛び方の違いを試してみると一味違った楽しみ方ができます。竹とんぼを飛ばすだけでは満足できない探求意欲の高い子供と遊ぶ場合は、親子でチャレンジしてみればより楽しめますね。

力を入れ過ぎない

初めて牛乳パックの竹とんぼで遊ぶ子供は、遠く高く飛ばそうとして力が入りすぎることがよくあります。ところが力み過ぎてしまうと逆にうまく飛ばなくなるのが竹とんぼ。ですから、肩の力を抜いて竹とんぼをスッと斜め前に押し出す気持ちでやってみるようにアドバイスしてあげましょう。

ただし、1回ではなかなか上手く力を抜けないはずですので、リラックスして何度もトライするようにお子さんを導いてあげましょう。

竹とんぼの構え方を変える

牛乳パック竹とんぼが手から離れてすぐに下に落ちてしまう場合は、構えた竹とんぼが既に下を向いている可能性が考えられます。牛乳パック竹とんぼを手のひらで挟んで構える時は、ひじを曲げて竹とんぼを斜め上に向けるように構えておきましょう。そうすると自然と竹とんぼが斜め上に押し出されるようになります。

左手は動かさない

竹とんぼが自分の方にばかり飛んでしまう場合は、右手(利き手)を押し出す時に左手(利き手の逆)も同時に引いてしまっている可能性が高いです。竹とんぼを飛ばす時には左手(利き手の逆)を動かさないようにすると前へ飛ぶようになりますよ。

牛乳パック竹とんぼが子供に与える影響

近年手先を使った動作が上手くできる子供が減少していると言われ、その一因として竹とんぼやお手玉などの昔ながらの遊びに基づく経験不足が影響していると考えられています。また、時代の変化と共に子供を取り巻く環境が変化して外遊びが減ったことは、小児肥満が増加した一因でもあります。

ですから、牛乳パック竹とんぼを親子で作って遊ぶことで、指先を動かしたり外で体を動かしたりと子供の発達や健康によい影響を与えますし、子供に古くからの遊び文化を伝えることもできます。

指先を使うことで脳の神経が刺激されて活性化し頭がよくなりますし、何度も挑戦することで子供の集中力や忍耐力が高まります。飛ばした竹とんぼを拾いに行くことで運動量も増えますし、なぜ飛ぶのか考えることで科学への好奇心も増加します。

子供は楽しく遊ぶことで心身ともに能力を高めていきますので、ぜひ牛乳パック竹とんぼやお手玉などの昔遊びで子供の能力を高めてあげましょう。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪