スタンプを消しゴムで作る方法に関する記事

スタンプで幼児に知育!消しゴムはんこの作り方や活用術

スタンプで幼児に知育!消しゴムはんこの作り方や活用術

スタンプ用消しゴムを使えば、プチプラで幼児の知育だって出来るんです!簡単な作り方や育児活用術、遊び方や知育スタンプの作り方、スタンプを消しゴム以外で作る方法をご紹介しますので、カード作りやイラスト制作、知育教育などにぜひ活用してください。

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スタンプ遊びや知育も100均!消しゴムはんこの作り方&育児活用術

幼稚園や保育園でお友達同士のお手紙交流が始まると、スタンプが大活躍するのですが、たくさん揃えるのは難しいもの。でも100均のスタンプ消しゴムを使えば、初心者でも簡単かつ自由自在に手作りできるんです。

カッターさえあれば特別な道具はいりません。所要時間もたった数十分

スタンプを組み合わせれば自由な発想でイラストも描けますし、知育もできます。年賀状作りにだって活用できますので、ぜひ消しゴムで子供が喜ぶスタンプを楽しく手作りしてみましょう。

初心者にも手軽で簡単なスタンプの作り方

消しゴムはんこで作った子供が喜ぶ絵柄のスタンプ

市販のスタンプは天然ゴムなどで作られていますが、今回はプチプラで手軽に手に入れやすい消しゴムを使います。

ただし文房具の消しゴムは厚みがあり子供が持ちやすいスタンプになる反面、凹凸が均一にならず、きれいな印影が作れません。

こういったトラブルを防止するためにも活用したいのが、板状のスタンプ用消しゴムです。「消しゴムはんこ」とも呼ばれています。

100均で買える!スタンプの材料や道具

スタンプづくりに使う材料
  • スタンプ用消しゴム
  • カッター
  • 木製ダボ
  • グルーガン・ボンド
  • 紙・鉛筆

材料も道具も全てダイソーやセリアなどの100均で購入できます。スタンプ用消しゴムは消しゴムが2層に色分けされているため、彫る深さがわかりやすく、きれいなスタンプが作れるんです。

スタンプの消しゴムを使った作り方

  1. スタンプを押したときのイメージで、図案を考えましょう。初めて作るなら大きさは3~4cm大。シンプルな図案の方が作りやすいです。身近な紙にイラストを描いたら、彫り残す部分を鉛筆で黒く縁取っておきます。 ハンコの図案
  2. 書いた図案をスタンプ用消しゴムに裏返して乗せ、上からカッターの持ち手部分を使ってゴシゴシと擦ります。 スタンプ用消しゴムに図案を転写する様子
  3. 鉛筆で書いた部分が消しゴムに転写されたら、スタンプのもとができあがり。 図案と転写したスタンプ用消しゴム
  4. カッターで彫りやすいように、適度な大きさにカットします。 スタンプのもと
  5. スタンプを一番外側の線から掘っていきます。カッターの刃を斜めに入れ、消しゴムを回しながら切っていくと簡単です。 外形からスタンプ用消しゴムをカッターで彫る様子
  6. グルっと一周したら反対側から斜めに刃を入れて、V字に切り出し、不要な部分を取り除きます。 外側の青い部分を取り除いたスタンプの元
  7. 次に内側の線も同様に彫り、不要な消しゴムを取り除きます。 スタンプの元の線の内側を彫る様子
  8. 鉛筆で転写した部分だけが残りました。 転写した部分以外を削ったスタンプの元
  9. 絵柄以外の余白が多いとスタンプを押したときに紙を汚してしまうので、図案の形にあわせて余分をカットします。 不要な部分をカットしたスタンプ
  10. グルーガンがボンドで持ち手になる木製ダボを取り付けます。今回は木製のダボを横に寝かせてつけましたが、100均のコルク板や発泡スチロールを切り取って持ち手にしても良いでしょう。 スタンプに持ち手を付ける様子
  11. できあがったスタンプは一度押してみて形を確認し、必要な部分を修正すればできあがりです。 完成したスタンプの印影を確認する様子

スタンプを上手に手作りするコツ

消しゴムはカッターで簡単に彫れますが、不要な部分を垂直に切り取ってしまうと端がかけやすくなり、強く力を入れて押すと形が歪んでしまいます。

スタンプ用消しゴムの彫り方の解説

スタンプで残す部分から取り除く部分に向けて斜めにカッターの刃を入れて、V字の形になるように彫っていきましょう。

できあがったスタンプの断面

できあがったスタンプは、横から見た断面が台形になります。刃の形がV字型の彫刻刀を使えば、よりスピーディーに消しゴムはんこを手作りすることができます。

完成したスタンプで遊ぶ幼児

スタンプには持ち手がついていると使いやすいのですが、消しゴムハンコに剥離用の粉がついていると接着しにくいので、ダボをつける前にウェットティッシュなどで拭き取るとよいでしょう。

またゴムには伸縮性があるため接着部分が取れやすいので、一度接着して乾いたら再度周りを重ねて接着しておくと安心です。

完成した手作りスタンプでカードを作ろう

消しゴムはんこが完成したら、さっそくお友達が喜ぶメッセージカードを作ってみましょう。吹き出しを入れて、メッセージカードを作りましょう。

吹き出し入りカード

手作りスタンプを使ったメッセージ入りカード

ひらがながまだ上手に書けない幼児のお手紙におすすめなのが、吹き出し入りメッセージカード。言葉を沢山書かずに済むので可愛いメッセージカードが楽々作れます!

模様入りカード

模様を連続押ししたカード

ただの白い画用紙にスタンプを連続押しすれば、簡単におしゃれな模様入りのカードが作れます。

絵文字スタンプで作るカード

顔文字スタンプで作ったカード

顔文字スタンプを作って気持ちを伝えるのも、面白いです。

シンプルなスタンプで作る型抜きカード

スタンプで作った型抜きカード

シンプルなスタンプでも型抜きをすると、素敵なカードが簡単に作れます。空白部分にメッセージなどを入れて、お手紙作りに活用しましょう。

型抜き遊びの準備

まずは画用紙を好きな形に切り抜いて、画用紙に剥がせるテープで仮止めしましょう。

子供がひたすらスタンプをする様子

上から好きな形のスタンプを繰り返し重ねて押し、最後に貼り付けた画用紙を取り除けばスタンプの型抜きカードのできあがりです。「どんな形になるのかな?」と、子供はワクワクです。

シンプルなスタンプの遊び方

クオリティの高い消しゴムハンコをと考えると、図案が凝った物を作ってしまいがちなのですが、簡単に作れるシンプルなスタンプをいくつか揃えておいた方が、子供はいろいろな遊びに活用できます。ぜひアイデアを凝らして楽しんでみてください。

絵をプラスする

スタンプにイラストを描きくわえた絵

スタンプはただ押すだけでなく、イラスト制作のアイテムにも使えます。

例えば、今回作ったヒヨコのスタンプ。中心にスタンプを押し、両脇には子供が指でスタンプ。最後にサインペンでママがちょっと書き加えれば、表情豊かな可愛いいヒヨコのお散歩風景ができあがります。

スタンプ組み合わせて造形した絵

しずく型は雨のイラストを描くだけでなく、カラフルなお花や花火のイラストに変えることもできます。

顔文字スタンプにイラストを描いた絵

絵を描くのが苦手だというパパやママも多いのですが、消しゴムハンコで顔文字を作っておけば、ササッと顔の輪郭や髪の毛を書き加えるだけで、子供が喜ぶオリジナルのイラストを失敗なしで書けちゃいます。

色を変えて重ねる

スタンプを重ねる様子

色を変えて別々のスタンプを重ねるとまた印象が変わりますし、同じスタンプを重ねるだけでも豪華な印象に。

重ねて別の形にする

スタンプを組み合わせる様子

単純な丸形や三角形でも、組み合わせ次第では美味しそうなアイスクリームの出来上がり。

スタンプの育児や子育てへの活用術

〇×つけ

〇と×の消しゴムスタンプや音符のハンコ、お天気マークのスタンプがあれば、何かの練習やお勉強など幼児の育児や小学生以上の子育てにも使えます。

ピアノの練習をしたらポン!とカレンダーに押させてあげてもいいですし、小学校入学後の自宅学習の答え合わせに使わせてもいいですし、晴れ・曇り・雨・雪のマークを作ってお天気の観察に使わせるのもおすすめです。

消しゴム製スタンプで知育をしよう!

知育スタンプの完成

知育玩具としてよく知られているタングラム。購入すると数千円と高価ですが、スタンプ用消しゴムで作ればプチプラでお得に知育ができます。

スタンプであれば低年齢の時期から扱えますし、簡単に頭の中のイメージを形に再現しやすいので、脳の発達をスムーズに促すことができます。

タングラムスタンプの作り方

  1. 消しゴム板を5cm大の正方形にカットします。 知育スタンプの原型
  2. 同じ形やサイズに偏らないよう、切り方を工夫して好きな形に切り分けます。子供がスタンプを押しやすいよう、持ち手を作れば完成です。 好きな形にカット

タングラムスタンプの遊び方

知育スタンプで描いた絵

できた知育スタンプをパズルのように使えば、いろいろな形を作ることができます。最初のうちはパパやママが形を作って、「これは、何の絵かな?」とクイズを出してあげましょう。慣れてくれば子供もスタンプを使って、いろいろな絵を描けるようになります。

幼児期の知育教育は子供が一人で進めるものではなく、親子で会話をしながら行うのが基本です。子供がスタンプで絵を描いたら「何を描いたの?」と問いかけて、楽しく知育教育を進めていきましょう。

スタンプを消しゴム以外で楽しむ方法

野菜の型抜きスタンプ

柔らかく、それでいてしっかりとした硬さと耐久性のある消しゴムはスタンプ作りに最適な素材ですが、それでも面倒だという場合には、野菜を使ってみてください。大根などのほど良い硬さの野菜とお菓子作りに使う金属製の型抜きを使えば、簡単に好みの形のスタンプができあがります。

型抜きをしない野菜の断面や表面そのものを生かした野菜スタンプも面白いので、ぜひお休みの日などに親子でチャレンジしてみてください。

この記事を書いたライター
羽根田るみこ

羽根田るみこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!