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赤ちゃんはどこからくるの?答えに込めたママのメッセージ

赤ちゃんはどこからくるの?答えに込めたママのメッセージ

「赤ちゃんはどこからくるの?」と子供から聞かれた時、大事な質問だけに親としては子供の心に響く素敵な答え方をしてあげたいですね。こちらでは難題に愛情が伝わる回答をしたママの体験談、子供の質問に答えるポイントをご紹介します。

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【赤ちゃんはどこからくるの?】我が子の問いへのナイスアンサー

お母さんとふれあう女の子

「赤ちゃんはどこからくるの?」という質問。答えるママやパパは事前に準備していないと一瞬「うっ」と言葉に詰まってしまいますが、子供と命に関する話をする機会は共に暮らす日々の中でそれほど多くはありませんので、我が子の命の愛おしさや他の命の尊さをこうした機会にわかりやすく伝えていきたいですね。

そこで今回は「赤ちゃんはどこからくるの?」と子供にまだ聞かれていないママやパパに、聞かれやすい時期、ママ達のナイスアンサーの体験談幼児の答えにくい質問に答えるポイントをご紹介します。

赤ちゃんはどこからくるの?と聞く時期

「赤ちゃんはどこからくるの?」という質問を子供が投げかけてくるのは、3~5歳の幼児期が多いです。この時期はなぜなぜ期とも呼ばれる何にでも疑問を持つ時期ですので、ママが妊娠してお腹が膨らみ赤ちゃんがいることを告げたことで不思議に思ったり、近所の赤ちゃんを見て疑問を感じたりするのです。

ママは質問に答えたらOKと思うかもしれませんが、実は同じ質問をパパにもすることがあります。パパとママの答えが違うと子供が混乱してしまいますので、こうした質問をされる前にパパとママで答えについて話し合ったり、口裏を合わせたりしておくことが大切です。

命に関する大切な質問です!嫌なイメージを抱かせないためにも、きちんと両親揃って対応してあげましょう

Q「赤ちゃんはどこからくるの?」にどう答えた?教えて!

体験談を読み進めると事前に答えを準備していなかったママが咄嗟に「嘘をつきたくない」と、幼児に分かり易くでも嘘にならないように真剣に答えている姿勢が印象的。また体内記憶がある子供への回答の場合も、本人の記憶がその時点であるかないかにかかわらず配慮して答えているママの愛情に思わずほっこり。

準備しているママもそうでないママも、子供の今そして未来の幸せを願う親の愛情がたっぷりと込められている回答となっています。ママやパパの愛情メッセージは子供の心にもきっと届いていることでしょう。

3歳児への答え

赤い時計
30代前半

お母さんも知りたいな

もうすぐ4歳になる息子がいます。息子が3歳になったばかりの頃、私の友人に赤ちゃんが生まれ、その赤ちゃんを初めて見た時に息子から質問されました。その場に夫がおらず少し困りましたが、ごまかすのもおかしいので息子にはこのように話しました。

「赤ちゃんに会いたいってたくさんの人が思うけど、その中でも特別な人にだけ特別な赤ちゃんが生まれるんだよ。それは誰が決めるかは分からないの。だからどこから来るかはお母さんも知りたいな。でも、会いたいって思っても簡単に会えないのが赤ちゃんだから、生まれた赤ちゃんはみんなに大切にされて大きくなっていくんだよ。息子君もみんなに会いたいって思われて生まれてきたんだよ。息子君もお母さんにとっては特別だよ。」

3歳になったばかりの息子には少し難しかったようですが「自分は大切に思われている。赤ちゃんも大切にしなければならない」という事は理解できたようです。それから赤ちゃんを見ると「あっ、あそこに赤ちゃんがいる。可愛いね~」と言うようになりました。

私の話を全て理解できたわけではないと思います。しかし息子を大切に思う心は伝わったのかなと感じます。子供は純粋です。赤ちゃんがどこから来るのか疑問に思うでしょう。しかしその質問にひるむ事はありません。ご自分の考えをしっかりと伝えると同時にお子さんを大切に思う気持ちも一緒に伝えてあげてください。

ルルシュ
28歳

お願いしたら空から神様がお腹に入れてくれた

手を合わせる女性の手

子供が3歳の時に質問されました。その時は私しかいなかったので母親の私が答えました。「お母さんがどうしても赤ちゃんが欲しくて毎日神様にお願いしていたら、神様がお空から赤ちゃんをお腹に入れてくれたんだよ」と答えました。毎日子供が欲しいとお願いしていたことは本当だから、このような事を言ってしまったのだと思います。

子供はそれを聞いて納得して満足していました嬉しそうにしていました。子供は自分より小さい命を大切にしていると思います。近所の赤ちゃんにも優しい言葉をかけたり、家で飼っている猫にも笑いかけたりしています。私が質問に答えた事によって影響があったと思っています。

もし子供に赤ちゃんはどこからくるか聞かれた時には、全て真実を話すのではなく望まれて生まれてきた事やかけがえのない存在なのだという事が伝わる回答を用意しておくといいと思います。

もりなが
30代後半

お空から飛んで来るんだよ。

女の子の赤ん坊を運ぶコウノトリのイラスト

上の息子は全く興味が無かったのに、下の娘はやはり女の子なだけあって3歳にもなると赤ちゃんに興味津々。そしてある日「◯◯(娘)が赤ちゃんだった時、どうやってママのお腹に来たの?」と聞いて来ました。

唐突な質問に一瞬迷った私でしたが「お空から飛んで来たんだよ。◯◯ちゃんは雲の上からママを探してくれたんだね。ママのおなかに来てくれてありがとうね。」と回答してみると娘は納得した様子で、さらに「そうそう、ママが良かったから飛んで来たの!」と嬉しそうにお空での話もしてくれました。

その話をして以来、娘はさらに赤ちゃんを可愛がるようになり、空の雲を眺めては「赤ちゃんたち見てるかな?」と呟いたりしています。もしも「赤ちゃんはどこから来るの?」と聞かれたら、お空からやって来たお話はおすすめなので、良かったらぜひお子さんに話してあげてください。

4歳児への答え

りんりんご
30代後半

ママのお腹にあった卵が赤ちゃんになったみたい

子供が幼稚園の年中の時にその疑問を投げかけられました。実は子供が年中の時にお腹に赤ちゃんを授かり、それを告げた時にそのような疑問がわいたそうです。この疑問は私とお腹の赤ちゃんについて話している時にわいた疑問なので、母である私との会話の時に聞かれました。

いつかは聞かれるだろうこの質問にどう答えたら良いのか瞬時に頭を巡らせました。その時「ママの体の中にあった卵が赤ちゃんになっていったんだよ」と伝えたのですが、あながちこの答えは嘘ではないと思います。いきなり聞かれたので真実をオブラートに包みながらも、本当のことを瞬時に答えてしまったんだと思います。

この答えについて子供が妙に納得しており、赤ちゃんが実際に生まれてからもとても可愛いみたいで、すごく優しく面倒を見てくれています。私が答えた内容についてはとても納得しているようで、もう一人赤ちゃんが欲しいらしく、たまに私の体を揺らしてきて「ママのお腹の卵が早く落ちてきたら良いのに」と言っています。

この疑問については本当に答えにくいものがあると思いますが、子供が本当に素直に思った疑問だと思うので、それに納得できるような答えをお母さんなりに考えたほうが良いと思います。

ひよりママ
36歳

赤ちゃんは素敵なプレゼントなのよ

妊婦さんのお腹にリボン

長男が4歳の時に「赤ちゃんはどこからくるの?」と質問されました。ちょうどお兄ちゃんになった頃だったので、気になったのだと思います。少し考えましたが私は「赤ちゃんは素敵なプレゼントなのよ」と答えました。

「○○(長男の名前)がとても欲しい物をサンタさんにお願いするとプレゼントをしてくれるのと同じように、ママもかわいい赤ちゃんが欲しいってお願いしたんだよ。だから○○が来てくれて本当に嬉しいんだ」と答えました。

今は弟も少し大きくなったので喧嘩が絶えないですが、弟が赤ちゃんの時は本当に可愛がってくれましたし、今でも末っ子のお世話をたくさんしてくれたりカブト虫等のお世話を毎日してくれたりと根は優しい子だと思います。

私の答え方は関係なく性格だとは思いますが、こういう質問は小さな子供が理解できる範囲でとにかく子供の事を待ち望んでいて、来てくれて嬉しいんだという気持ちを伝えるのが良いと思います。

しゅん
30代前半

ママのお腹の中からきたんだよ

うちの子どもは4歳の時に「赤ちゃんはどこからくるの?」と質問してきました。その質問に答えたのはママである私です。「ママのお腹の中からきたんだよ」と答えました。ちょうど妹を妊娠していたので「赤ちゃんが入っているから、お腹が大きくなっているんだよ」と補足説明をしました。

その答え方で納得したようで「じゃあ、僕もママのお腹に入ってたの?」と私のお腹を触りました。うちの子は赤ちゃんや自分より小さな子供にはとても優しく接しています。動物や虫にも命があることをわかっているようで、優しくしています。私の答え方も多少は影響しているかもしれませんが、絵本や図鑑、テレビなども影響していると思います。

お子さんの年齢にもよると思いますがママのお腹の中に入っていたことを教えて、ママが大事に守ってきたから、生まれてきたということを教えて良いと思います。

あゆみ
20代後半

ママとパパがお願いしてできるんだよ

幼稚園年中の頃、妊娠していた私に娘が赤ちゃんはどうやったらできるの?と聞いてきました。その時私は「ママとパパのかわいい赤ちゃんが欲しいですってお願いして、その願いが叶うとできるんだよ」と答えました。嘘を教えたくはなかったし、現実的なことを説明することもできなかったのでそう答えました。

産まれてきた赤ちゃんのことをとても可愛がり優しく面倒見てくれています。私の答え方は嘘をついていないので悪影響ではないと思います。嘘はつかない方がいいと思うので、素直に答えてあげましょう。

6歳児への答え

ぱんだまん
20代後半

パパがママに魔法をかけるんだよ

笑顔のパパとママと赤ちゃんのイラスト

子供が3人いるのですが、2人目の息子が6歳の時に私が妊娠をして「お腹に赤ちゃんがいるよ」と伝えた時に聞かれました。ママから「赤ちゃんはパパがママのお腹に魔法をかけたらお腹に来てくれるんだよ」と説明しました。そして「魔法は簡単に使えるものではなくて、使えるタイミングや場所が決まっていて、何回も使う事は出来ないんだよ」と補足して説明しました。

なんと言えば良いのか悩んだのですが「コウノトリさんが連れて来てくれるよ」などと言うよりは現実味がまだあるかなと思い、上記の様に説明しました。息子は魔法が使えるパパにびっくりしていて、自分もいつか使える様になるのかなとはしゃいでいました。

産まれてきた妹にはすごく優しくて、まだまだチビあつかいしていた息子がちゃんとお兄ちゃんをしていて感動しています。ママが言った事はハッキリ覚えているか分かりませんが、あまり影響があるとは感じませんでした。

子供は不意に聞いてくるので2人目の妊娠が分かった時から子供に伝えるまでに、パパと打ち合わせをして何と言うのか決めておくのが良いと思います。

体内記憶のある子供への答え

ゆうさん
30歳

雲の上から落っこちてくるんだよ

娘が3歳の時にテレビで赤ちゃんの映像を見ながら「赤ちゃんはどこからくるの?なんでいるの?」と聞いてきました。母親の私しか家にはいなかったので「雲の上からお母さんを見ていて落っこちてくるんだよー」と伝えました。

この言葉は以前娘に胎内記憶を聞いた際に、どうしてうちを選んだのか説明してくれて言ったセリフです。もし赤ちゃんはどこからくるの?と聞かれたらそう答えようと前から思っていましたが、娘は「じゃあ私も落っこちてきたのかなぁ。」なんて自分が言ったことは忘れていました。

そのあとは「落っこちてどうやってお腹にはいった?」と聞かれましたが「スルンとおへそから入ったよ」と言ったら笑っていました。娘は元々自分より小さな子や赤ちゃん、生き物などは大切にする子なのですが、私の答え方で生き物がどうやって生を受けるのかを不思議に思い、さらに学びたい欲が出てきたようです。

赤ちゃんはどこからくるの?なんて聞かれたらギョッとしてしまう人もいるかもしれませんが、小さな子には子供の幻想を壊さないようにフワッとした受け答えの方がいいのでは、と思います。

みいちゃん
30代前半

お空で見てて、行きたいおうちを選んで来るよ

空に浮かぶ像の形をした雲

1歳半頃から妹か弟を欲しがり始めた娘が2歳になった頃、第二子を授かる事ができました。2歳2ヶ月頃に「あかちゃんが来てくれたよ」と伝えると「赤ちゃん、どこから来るの?どこにいるの?」と質問されました。

そこで私が「赤ちゃんはお空から見ていて、〇〇(娘の名前)ちゃんがお姉ちゃんだったらいいなぁと思って来たと思うな」と話すと少し怪訝な顔をしたので、夫が娘に「〇〇ちゃんも、お父さんとお母さんがいいなぁってお空から見て決めたでしょう?来てくれた赤ちゃんもお空から見て行きたいおうちを選んでたら、〇〇ちゃんを見つけてお姉ちゃんになって欲しいなと思って来てくれたんだと思うよ」と詳しく説明してくれました。

というのも娘は胎内記憶がある子どもで、2歳のお誕生日を過ぎた頃に聞いたところ「お空から見て決めてゆっくりしてたら、早くおいでーってお母さん言って、あたし、まってまってーってゆっくりしたの」と話してくれたのです。実際、満期に入ってからは「早く産まれておいで」と声かけをし、予定日超過で生まれてきたのでその通りでした。

娘は「あたしとおんなじだね!」と喜びましたし、自分より小さな赤ちゃんにとても優しくお姉さんぽく接しています。わたしの回答が娘に影響があったかどうかはわかりませんが、子どもに胎内記憶があるようなら、それを元に話してあげると子どもも理解しやすいんだなと感じました。

幼児の答えにくい質問に答えるポイント

「なんでお空は青いの?」「どうして幼稚園に行かないといけないの?」など、「赤ちゃんはどこからくるの?」以外にもなぜなぜ期の幼児は容赦なく大人が答えにくい質問をしてきますが、その質問に大人がどう向き合うかを子供達は見ています

子供が親への信頼や尊敬の念を増すことで人を信じる勇気を抱ける人間に育つように、幼児の答えにくい質問には誠実に次のポイントを意識して答えましょう。

  • 年齢に応じて分かり易く答える
  • 否定しない
  • 怒らない
  • 一緒に答えを探す
  • 質問によって「あなたはどう思う?」と自発的に考えさせる
  • 「よく気づいたね」と気づきを認める
  • 無視やいい加減な答え方をしない