こいのぼりを折り紙で作る方法に関する記事

『こいのぼりの簡単折り紙~鯉の箸袋や回る風車等の折り方8』

こいのぼりを折り紙で作って子供の日を盛り上げましょう!飾るだけでなく風車を回したり、吹き流しも飾って風になびかせて遊んだりするのも楽しいですよ♪こいのぼりの箸置きや箸袋、菓子箱、菓子袋も用意して食卓を彩りましょう。

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こいのぼりを折り紙で作ろう!子供の日を祝う簡単な箸置きや風車

春になると子供の日に端午の節句を祝うために「かぶと」や「こいのぼり」を飾り始めますね。住宅事情でこいのぼりを飾れないご家庭も増えていますが、こいのぼりには子供の幸せを願う親の想いが込められています。ぜひ、手軽な折り紙などで作って遊ばせてあげたりディスプレイしたりしましょう。

今回は、こいのぼりを折り紙で折ったり風車吹き流しを作ったりする方法など、こどもの日をこいのぼりの折り紙で楽しめる方法をご紹介します。箸袋や菓子袋など食卓を彩る小物も折り紙で作れますよ。

簡単&立体こいのぼりを折り紙で作ろう

家族で子供の幸せを願う子供の日。折り紙を使って温かみのある手作りこいのぼりを作れば、いつもとは違うこどもの日を親子で楽しめますよ。「見てよし、作ってよし、遊べればなおよし!」ということで、今回は親子で一緒に作れる折り紙のこいのぼりや、遊べる風車の作り方もご紹介します。

子供一緒に折ろう!簡単なこいのぼり

工作が大好きな子供達と一緒にこいのぼりの簡単な折り方をマスターしておけば、壁に大きな水色の模造紙を貼り、折り紙だけでなく包装紙や新聞紙、色画用紙など色々な紙でこいのぼりを折って貼り付けていくだけで、圧巻の折り紙アートが完成しますよ♪

簡単なこいのぼりの材料

  • 折り紙 2枚(オス鯉・メス鯉)
  • 油性マジック

【簡単なこいのぼりの作り方】

1. 折り紙の白い面を上にして、縦横に折り目をつけて元に戻す

2. 左辺を縦に中心の線に向かって折り、元に戻す

3. 折り紙を裏返し、左端を2で付けた線に重ねて折る

4. 折り紙を裏返し、上下の辺を真ん中の線に合わせて折る

5. 点線に沿って、手前に折る

6. 点線に沿って、上に折る

7. 下側も5・6と同じように折る

8. 点線に沿って、谷折りにする

9. 全体を真ん中で折って上下を重ねる

10. ウロコや目をマジックで書く

折り紙で飾ろう!立体こいのぼり

トイレットペーパーの芯に色とりどりの折り紙を貼り付けると、オリジナリティー溢れるこいのぼりを作ることができます。出来上がったこいのぼりに紐をつけて割り箸に吊るしてベランダに飾れば、こいのぼりの動きを楽しむことができますよ。ただし、風が強いと吹き飛ばされてしまうため気をつけましょうね。

トイレットペーパーの芯と折り紙のこいのぼりの材料

  • トイレットペーパーの芯 2個
  • 折り紙 適量
  • のり
  • 油性マジック
  • タコ糸
  • 割りばし
  • キリなど

【トイレットペーパーの芯と折り紙のこいのぼりの作り方】

1. 折り紙をトイレットペーパーの芯に貼り付け、切り取った折り紙でウロコなどの模様をつけたら、マジックで目を描く

2. トイレットペーパーの上部2ヶ所にキリなどで穴を開ける

3. 3で開けた穴にタコ糸を通し、割りばしに巻き付ける

手に持たせる時は、割り箸が子供の目などに刺さることがないように大人が十分注意しましょう!

華やかになる!折り紙の吹き流し

吹き流しには魔除けの意味が込められていて、こいのぼりには青(緑)・赤・ 黄・白・黒(紫)の5色の吹き流しがついていますね。折り紙でも吹き流しをつけてあげると、一気に本格的になります。

こちらでは一色の折り紙で簡単に作れる吹き流しをご紹介しますが、5色の吹き流しを作る場合には、白い折り紙に5色の細長い折り紙を順番にのり付けしてから作りましょう。

折り紙の吹き流しの材料

  • 折り紙 1枚
  • のり

1. 折り紙を上の部分を2cm程残して、縦に7~8ヶ所ほど切り込みを入れる

2. 縦に丸めて両端を重ね、残した上の部分をのり付けする

こいのぼりの定番!回る風車

折り紙でこいのぼりや吹き流しを作ったら、回る風車を作って飾りましょう!本当に回る風車なので、子供が「フー」と吹いて遊べますよ。また、室内で吹いて遊んでも楽しめるのですが、折角なら天気がよい日に外に持ち出して風で回るのを楽しむのもいいですね。

回る風車の材料

  • 折り紙 1枚
  • 先が曲がるストロー 1本
  • つまようじ 1本
  • ストロー(短く切る)
  • ビニールテープ
  • ハサミ
  • のり

1. 折り紙を白い面を上にして置き、対角線の折り目をつけて元に戻す

2. 中心部分を1.5cm程残し、折り目に沿って切り込みを入れる

3. 折り紙の中心に先端部分を1つおきにのりで貼り重ねていく。この時、折り紙を折らないように注意しましょう

4. 中心部分にのりを貼った面から、尖っていない部分を1cmほど残してつまようじを差し込む

5. つまようじを差した反対側から先の曲がるストローをつまようじに差し込む

6. 短く切ったストローを6とは反対側のつまようじに差し込み、先端をビニールテープで包んで貼り付ける。ビニールテープと短いストローでの代わりに先端に丸いビーズを刺してボンドで留めれば、よりかっこよく可愛く仕上がります

折り紙やつまようじの代わりに色画用紙や先端を丸めた針金を使い、ラップの芯に針金を固定すれば、さらに丈夫な風車になりますよ!ただし、つまようじや針金など先端が尖ったものが子供に刺さらないように配慮して作りましょう

折り紙で作るこいのぼりの小物

こどもの日のお祝いの食卓を華やかにするこいのぼりの箸置きや箸袋、菓子袋や菓子箱を折り紙で作る方法をご紹介します。途中まではこいのぼりの折り方と同じですので、どれも簡単に作れますよ。折り紙遊びは楽しく手先の訓練ができますので、ぜひお子さんと一緒に作ってこどもの日を盛り上げましょう♪

こいのぼりの折り紙箸置き

子供でもササッと簡単につくれますよ。家族全員違う色の箸置きにして、食卓にカラフルな鯉を泳がせてみませんか?

1. 折り紙を色の面を上にし、縦横に折って折り目をつけて元に戻す

2. 左端を中心線に向かって折る

3. 裏返す

4. 上下の辺を真ん中の線に向かって折り、折り目をつけて元に戻す

5. 右端の上下の角を4で付けた折り目に重ねて三角形を作るように折る

6. もう一度4と同じように折り、左端の下の部分を左端上に差し込む

7. マジックで目を描く(無地の折り紙の場合はウロコも書くと可愛いですよ)

食卓を彩る!こいのぼり箸袋

1. 折り紙の色の面を上にし、縦横に折り目をつけて元に戻す

2. 左端を中心線に向かって折る

3. 裏返す

4. 上下の辺を真ん中の線に向かって折り、折り目をつけて元に戻す

5. 右上の角を真ん中の線に重ねて大きめの三角形を、右下の角は4で付けた折り目に重ねて小さめの三角形を作るように折る

6. 上下の端を中心に向かって折る

7. 左上の角を左下の折り重なった部分に差し込む

8. マジックで目を描く(今回は丸いシールを使いましたが、無地の折り紙ならマジックで目やウロコを描いてもかわいいですよ♪)

簡単!こいのぼり菓子袋

1. 折り紙の色の面を上にして、横に半分に折って折り目を付け元に戻す

2. 左から2cm程の所で縦に折る

3. 裏返す

4. 左端の重なった部分に上の角を1/3くらい差し込み、右上の角を下の辺、右下の角を上の辺に重なるように折って折り目をつけたら元に戻す

5. 5と6の折り目の交点となる部分(点線)で折ったら、折り目に合わせて三角に開く

6. 反対側も開いたら点線で手前に折る

7. 左の重なり合っている部分を一気に左側に開いて尾ビレを作る

8. 裏返して、マジックで目とウロコを描く

こいのぼりの菓子箱

チョコやアメなどちょっと入れてプレゼントするのにお洒落なこいのぼり菓子箱。子供の日パーティーのお土産にもおすすめです。厚紙を使い両面テープで重なる部分を留めると丈夫に作れますよ。2枚の折り紙を使って外箱と内箱を作りますが、箸置きと作り方が似ているため簡単!

【外箱の作り方】

1. 内箱用の折り紙の上と左端を、外箱の折り紙よりひと回り小さくなるように折り、ハサミで切り落とす

2. 折り紙の色の面を上にし、縦横に折り目をつけて元に戻す

3. 左端を中心線に向かって折る

4. 裏返す

5. 上下の辺を真ん中の線に向かって折り、折り目をつけて元に戻す

6. 右端の上下の角を4で付けた折り目に重ねて三角形を作るように折る

7. 上の端を下から1本目の折り線に合わせて折ったら、下の端も同様に上から1本目の折り線に合わせて折る

8. 右端の下を上の重なる部分に重ねたら外箱は完成!

【内箱の作り方】

1. 折り紙を縦と横に四角く折って折り目をつける

2. 上下から中心に向かって半分に折り、さらに半分に折り、広げて左右も同様に折る

3. 折り紙を広げて上下を折り線に沿って二回折り返す

4. 写真のように下の角を折って広げる

5. 上の角も同様に折って広げる

6. 折り線に沿って箱の形に折りたたむ

7. 内箱を外箱の口から差し込んだら完成!

端午の節句のこいのぼりの由来

端午の節句には、古くは災厄を避ける行事が行われていました。こいのぼりが登場したのは江戸時代中期からです。こいのぼりにはコイが竜門の滝を登りきると竜になるという中国の伝説にちなんで、子供の健やかな成長と将来の出世を願う意味が込められています。

こいのぼりが作られるようになった江戸時代中期は和紙で作られていましたが、のちに綿製のこいのぼりとなり、昭和の後半には現在のような合成繊維でできたこいのぼりが登場するようになりました。

こいのぼりはご家庭にある折り紙などでも作ることができ、誰でも手軽に子供の幸せを願うことができます。子供と一緒に作ることで親の愛情や日本の伝統文化を伝えられますので、保育園や幼稚園だけでなくご家庭でもこいのぼりを親子で折り紙を使って工作してみましょう。

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪