布おむつのメリットとは?に関する記事

布おむつが愛される理由~はじめに用意したい輪型・成形型

布おむつが愛される理由~はじめに用意したい輪型・成形型

布おむつは、経済的なメリットも大きいですし、赤ちゃんとのスキンシップが増えるという嬉しい効果もあります!布おむつと紙おむつのメリットとデメリットを比較し、布おむつの種類や使い方の基本をご紹介!布おむつと紙おむつ、私の育児に最適なのはどっち?

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布おむつが人気!新生児から使えるオーガニック素材などのおすすめ商品

出産後、どんな赤ちゃんにも必要になるのが「おむつ」ですよね。おむつには「紙おむつ」「布おむつ」があり、現在では、紙おむつを使うご家庭が多いのが現状です。

しかし、紙おむつは手軽で便利ですが、一方で、昔ながらの布おむつも根強い人気があります。その理由はどこにあるのでしょうか。

布おむつが人気の理由や、紙おむつと布おむつのそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。さらに、布おむつの使い方や、おすすめの商品もまとめてみました。

布おむつと紙おむつの比較

布おむつを頭にかぶってる笑顔の赤ちゃん

子育てがスタートすると、何度も何度も交換が必要なおむつ。特に新生児のうちは、1日10回以上のオムツ替えも珍しいことではありません。おむつには、紙おむつと布おむつがあり、どちらにしようか迷っているママもいるかと思います。ここでは、紙おむつと布おむつ、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。布おむつが人気の秘密も、ここから見えてきます。

                     
メリット
布おむつ紙おむつ
       
  • 洗濯をして繰り返し使える
  •    
  • 赤ちゃんの肌に優しい商品が多い
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  • 長く使うと経済的
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  • ゴミの量が増えない
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  • 下の子供にも利用できる
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  • 使い捨てなので洗濯の必要がない
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  • 後始末が楽チン
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  • 外出先でも使いやすい
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  • 吸水力など機能面で優れている
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  • サポートグッズがそれほどいらない
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デメリット
布おむつ紙おむつ
       
  • 初期費用は高くつく
  •    
  • サポートグッズが多く必要
  •    
  • 洗濯の手間と時間が必要
  •  
       
  • トータルで考えると費用負担がかかる
  •    
  • ゴミの量が増えてしまう
  •    
  • 排泄の感覚を掴みにくい傾向がある
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布おむつと紙おむつ、どちらか一方が絶対的に優れているということはありません。それぞれにメリット・デメリットがありますので、ご自身の育児環境に合わせて選ぶことが大切です。

どちらにしようか決められないという方は、まずは手軽な紙おむつから始め、育児に慣れてきたら布おむつと、両方使ってみてもいいかもしれません。昼間は布おむつを使って、夜は紙おむつを使うなど、布と紙をうまく使い分けているママもいます。

布おむつの人気が高まっている理由!

では、あえて布おむつを選択しているママは、どのような理由で布おむつを選んでいるのでしょうか。人気の理由をご紹介します。

赤ちゃんとのスキンシップが増え、絆が深まる

子育ては経験がないけれど、犬や猫など、ペットを育てた経験のあるママもいるのではないでしょうか。散歩に出かけたり、食事を与えたり、病院に連れて行ったりと、ペットを飼っていると苦労も多いですが、苦労するほど、心配するほどに愛情が深まることがあります。

子育ても同じように、汚れた布おむつを毎日何度も交換しているうちに、子育てをしている実感がわき、子供に対する愛情も深まるようです。また、おむつ交換の回数が多くなるという布おむつのデメリットも、考え方によっては、スキンシップの回数が増えるというメリットになります。赤ちゃんにふれあう時間が増えることにより、ママと赤ちゃんの信頼関係がより深まるといえます。

さらに、布おむつは紙おむつに比べて赤ちゃんが不快を感じやすいため、ママも「早く変えてあげなきゃ!」と意識し、子供の様子に対する観察力が自然と磨かれていくという声もあるようです。

布おむつだとおむつ外しが早まる!?

トイレトレーニングする赤ちゃん

最近の紙おむつは、高吸水性ポリマー(SAP)により抜群の吸水性を持ち、おしっこをしても赤ちゃんが不快に感じない工夫がされています。赤ちゃんが不快に思わないことから、布おむつよりもおむつ替えの回数が少ないのが紙おむつの特徴です。しかし、このメリットが、おむつ外しの段階で、デメリットになることがあります。

子供はおしっこをすると濡れた不快感を感じ、トイレに行きたいという意思表示をするようになります。しかし、快適な紙おむつだと、不快感が少ないため、排泄の感覚を理解するのに時間がかかる傾向があるようです。逆に、布おむつは濡れると不快感が強いため、排泄する感覚を覚えやすく、おしっこをする前にトイレに行きたいと伝えるようになります。

結果として、布おむつの方が、おむつ外しが早いと感じるママが多いようです。また、布おむつは手間がかかるため、ママもトイレトレーニングにしっかり励むことが、おむつ外しを早めているという側面もあるでしょう。

布おむつは経済的

使い捨てで便利な紙おむつですが、買うたびに費用がかかります。月齢や年齢によるオムツ替えの頻度やメーカーにもよりますが、おむつ代は1ヶ月3,000円~5,000円ほど。おしりふき代もかかりますので、年間6万円以上の出費になるケースも考えられます。これだと、2年間で12万円ほどかかる計算です。さらに、紙おむつはおむつ外しが遅くなる傾向にあるため、出費がかさむ可能性もあります。

その点布おむつは、最初におむつカバーや布おむつをそろえてしまえば、その後の費用はほとんどかかりません。洗濯にかかる電気代や水道代、洗剤代などを足しても、2年間で紙おむつ1年分ほどの金額に抑えられるケースもあります。

また、2人目以降の赤ちゃんにもリユースできるので、予定のある方はさらに経済的です。枚数をそろえて丁寧に使えば、2人目の時には、初期費用ゼロで布おむつを使い始められますね!

布おむつの種類

布おむつに興味を抱いたママへ、布おむつは大きく2種類に分けられるので、特徴をご説明します。

さらしタイプ(輪おむつ)~自分で折りたたんで使います

赤ちゃんのおむつ交換するママ

薄い生地を折りたたんで使う「さらしタイプ」は、昔ながらの定番布おむつです。おむつカバーと一緒に使うもので、輪状に仕立ててあるものを「輪おむつ」とよんだりします。さらしタイプは、折り方を変えながら、赤ちゃんの成長に合わせて長く使用できるのがポイントです。さらに、広げて干せばすぐに乾くというメリットがあります。

折りたたんで形を整える手間がかかり、持ち運びしにくいというデメリットはありますが、構造が単純なので、手作りして、さらに費用を抑えているママもいます。

成形タイプ ~そのまま使える分、お値段は少し高め

あらかじめ形が整えられており、布おむつカバーと一緒にそのまま使うことができる布おむつです。さらしタイプよりも価格が高く、厚みがあるため乾きにくいというデメリットはありますが、使い勝手が良く、布おむつが初めてというママにおすすめです。コンパクトで、持ち運びにも便利ですよ。

成形タイプには、おむつカバーと布おむつが一体になった「一体型」や、股の部分に専用パッドを入れて使う「ポケット型」などもあります。

布おむつの使い方やあて方

はいはいする赤ちゃん

一体型やポケット型など特殊なものもありますが、布おむつは単独では使用せず、布おむつカバーとワンセットで使用するのが一般的です。さらしタイプや成形タイプの布おむつをカバーにセットして、股にあて、おむつカバーで固定します。

おしっこの量が少ない新生児期には、布おむつ1枚で足りますが、体が大きくなるとともにおしっこの量も増えるので、布おむつをもう1枚重ねるなどの対応が必要となります。うんちの後始末を楽にするため、布おむつの上にライナーを敷く場合もあります

最初に準備する枚数は、布おむつ25~30枚、おむつカバー5~6枚、ライナーを使うようであれば10枚ほどが目安です。その他、使用済のおむつを漬けておくバケツが必要になります。おむつの枚数は、紙おむつと併用するかなど、使い方により変わってきますので、徐々に増やしていくことをおすすめします。

布おむつを選ぶ時のポイント

オーガニック素材などの肌に優しい商品

おむつは、新生児からおむつを卒業する2歳頃まで、とにかく毎日使い続けます。赤ちゃんの肌は敏感で、とってもデリケートです。赤ちゃんの肌に直接ふれるおむつだからこそ、肌に優しいオーガニック素材などを選んであげたいですね。

迷ったら布おむつカバーとのセット商品を購入する

布おむつは、おむつカバーと合わせて使用するものです。布おむつとおむつカバーとの相性は重要です。迷った時には、おむつカバーとセットで売られている商品をおすすめします。

通販サイトでも購入できる布おむつおすすめ人気商品

ここまで読んで、布おむつで育児を頑張ろう!と思ったママへ、おすすめの布おむつをご紹介します。赤ちゃんの肌に優しいオーガニックコットンや日本製のロングセラーなど、赤ちゃんにもママにも嬉しい商品を選んであげてくださいね。

股おむつ&股おむつネットセット

股おむつ&股おむつネットセット

シンク・ビー

成形おむつ3枚と、おむつライナー2枚がセットになった布おむつです。布おむつが初めてというママにおすすめのセットです。日本製だから赤ちゃんにも安心。股おむつネットとよばれるライナーは、ムレを防ぎながら、うんちをキャッチしてくれます。

超吸収!ふんわりインサーツ(成形布おむつ)

超吸収!ふんわりインサーツ(成形布おむつ)

布おむつ本舗

マイクロファイバー素材の成形おむつです。ふわふわの肌触りと抜群の吸水性を持ち、乾きが早いのが特徴です。通気性が良く、赤ちゃんの肌に優しい素材で汗疹も予防できます。サイズは約34.5cm×12~13.5cmで、基本的にどの布おむつカバーにも使用できます。

布おむつ仕立上り品10枚組《仕立て済み輪おむつ》

コトリワークス

輪おむつお仕立上り品10枚セット

輪状に仕上げてある、さらしタイプの輪おむつです。赤ちゃんの肌に優しいオーガニックコットン100%を使用しています。特殊加工で立体的に織られているので、うんち離れが良いのが特徴です。薄く柔らかい生地で、赤ちゃんの足の動きも妨げません。

【成形股おむつ】5枚入り(51015)【オーガニック 布おむつ】

【成形股おむつ】5枚入り(51015)【オーガニック 布おむつ】

シンクベビー

赤ちゃんにも地球環境にも優しい、オーガニックコットン100%の成形おむつです。無地3枚とボーダー2枚のセットになっています。コンパクトで持ち運びや洗濯も楽々。肌触りが良く、赤ちゃんも快適に過ごせます。

ベビー布おむつ ドビー織おむつ 白 仕立上(10枚入)

ベビー布おむつドビー織おむつ

イサム商会

綿100%の真っ白な輪おむつです。日本製のロングセラー商品です。吸水性、通気性に優れ、肌触りがソフトで赤ちゃんにも嬉しい設計。二重縫いで洗濯してもほつれにくいのが特徴です。値段が手ごろなのも嬉しいポイントです。

オーガニックコットン 布オムツ10枚セット きなり

オーガニックコットン布オムツ10枚セット

プランティア

オーガニックコットン100%の輪おむつです。ふんわりと柔らかい生地が人気の商品です。適度に凹凸のある「ドビー織り」を採用し、うんちなどの汚れがペッタリ着きにくくなっています。洗濯をしても優しい肌触りが続くのも特徴です。

ラッキーオムツ(4枚入り)

4枚入りラッキーオムツ

エンゼルストア

布おむつ派のママに愛用者が多いエンゼル。特殊な不織布を使用した3重構造の成形おむつは、コンパクトで収納力バツグンながら、吸水性に優れています。さらに、おむつライナーを一緒に使えば、赤ちゃんのおしりをサラサラに保ち、おむつかぶれを防ぐことができます。

コンパクトおむつ5枚組

コンパクトおむつ5枚組

ニシキ

綿100%の成形おむつです。三層構造でしっかり吸水するので、おむつカバーにセットして1枚でも使えます。さらに、立体構造でしっかり赤ちゃんの体にフィットし、ポイント吸水が可能。簡単便利なコンパクト布おむつです。

コンパクト布おむつ 5枚入

コンパクト布おむつ

赤ちゃん本舗

ドビー織りの8層構造で、吸水性バツグンな成形おむつです。ゾウやウサギなど、動物たちが描かれた可愛らしいデザインで、おむつ替えも楽しくなります。綿100%で肌に優しく、日本製なので安心して使用できます。

布おむつスターターセット(フリーサイズ)

ベビアン

布おむつスターターセット

初めて布おむつを使うママにおすすめの、布おむつとおむつカバー、フタつき洗濯バケツがセットになったスターターセットです。

おむつカバーはマジックテープとスナップボタンの2種類があり、スナップボタンにはキティちゃん柄も選べます。サイズ調整可能なフリーサイズで、体重3kg~16kgまで対応しているため、長く使えます。

特殊な防水加工でおしっこが染み出しにくい設計です。3重マイクロファイバー構造の布おむつが5枚セットになっているので、布おむつとおむつカバーの相性を気にする必要もありません。

布おむつに固執しすぎるのもNG!まずはお試しから!

この記事を書いたライター
木下みずき

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!