布おむつが人気!新生児から使えるオーガニック素材などのおすすめ商品
出産後、どんな赤ちゃんにも必要になるのが「おむつ」ですよね。おむつには「紙おむつ」と「布おむつ」があり、現在では、紙おむつを使うご家庭が多いとは思います。
しかし、紙おむつは手軽で便利ですが、一方で、昔ながらの布おむつも根強い人気があります。その理由はどこにあるのでしょう?
布おむつが人気の理由や、紙おむつと布おむつのそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。さらに、布おむつの使い方や、おすすめの商品もまとめてみました。
布おむつと紙おむつの比較
子育てがスタートすると、何度も何度も交換が必要なおむつ。特に新生児のうちは、1日10回以上のオムツ替えも珍しいことではありません。おむつには、紙おむつと布おむつがあり、どちらにしようか迷っているママもいるかと思います。ここでは、紙おむつと布おむつ、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。その中に、布おむつが人気の秘密が隠れているんです。
メリット | |
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布おむつ | 紙おむつ |
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デメリット | |
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布おむつ | 紙おむつ |
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布おむつと紙おむつ、絶対こっちの方が優れている!ということはありません。それぞれにメリット・デメリットがありますので、育児環境に合わせて選ぶことが大切です。
比べてみてもどちらにしようか決められない!という方は、まずは手ごろな紙おむつから、育児に慣れてきたら布おむつと、両方使ってみてもいいかもしれません。昼間は布おむつを使って、夜は紙おむつを使うなど、布と紙をうまく使い分けているママもいます。
布おむつの人気が高まっている理由!
では、あえて布おむつを使っているママはどうして、布おむつを選択したのでしょうか?人気の理由をご紹介します。
赤ちゃんとのスキンシップが増え、絆が深まる
子育ては経験がないけれど、犬や猫など、ペットを育てた経験のあるママもいるのではないでしょうか?散歩に出かけたり、食事を与えたり、ワクチンを注射したりと、ペットを飼っていると苦労も多いですが、苦労するほど、心配するほどに愛情が深まりますよね。
子育ても同じように、汚れた布おむつを毎日何度も交換しているうちに、子育てをしている実感がわき、子供に対する愛情も深まるようです。また、おむつ交換の回数が多くなるという布おむつのデメリットも、考え方によっては、スキンシップの回数が増えるというメリットに。赤ちゃんにふれあう時間が増えることにより、ママと赤ちゃんの信頼関係がより深まります。
また、布おむつだと、紙おむつに比べて赤ちゃんが不快なので、ママも「早く変えてあげなきゃ!」と意識し、子供の様子に対する観察力が自然と磨かれていくという声もあるようです。
布おむつだとおむつの卒業が早まる!?
最近の紙おむつは、抜群の吸水性を持ち、おしっこをしても赤ちゃんが不快に感じない工夫がされています。赤ちゃんが不快に思わないことから、布おむつよりもおむつ替えの回数が少ないのが紙おむつの特徴です。しかし、そのメリットが、2歳を過ぎてトイレトレーニングを始めようと思った時に、デメリットになることがあります。
子供はおしっこをすると気持ち悪いと感じ、トイレに行きたいという意思表示をするようになります。しかし、快適な紙おむつだと、わざわざトイレに行かず、そのまましてしまおうと考えたり、そもそも「おしっこをする」という排泄の感覚を理解するのにも時間がかかるようです。逆に、布おむつは不快感が強いので、排泄する感覚を覚えやすく、おしっこをする前にトイレに行きたいと伝えるようになります。
結果、布おむつの方が、おむつはずれが早いと感じるママが多いようです。また、布おむつは手間がかかるため、ママもトイレトレーニングにしっかり励むことが、おむつの卒業を早めているようですね。
布おむつは経済的
使い捨てで便利な紙おむつですが、買うたびに費用がかかるもの。月齢や年齢によるオムツ替えの頻度やメーカーにもよりますが、おむつ代は1ヶ月3000円~5000円ほど。おしりふき代もかかりますので、年間6万円以上の出費になるケースも考えられます。これだと、2年間で12万円ほどかかる計算です。さらに、紙おむつはおむつはずれが遅くなる傾向にあるため、出費がかさみます。
その点布おむつは、最初におむつカバーや布おむつをそろえてしまえば、その後の費用はほとんどかかりません。洗濯にかかる電気代や水道代などを足しても、2年間でおむつ1年分ほどの金額に抑えられます。
また、2人目以降の赤ちゃんにもリユースできるので、予定のある方はさらに経済的。枚数をそろえて丁寧に使えば、2人目の時には、初期費用ゼロで布おむつを使い始められますね!
布おむつの種類
布おむつに興味を抱いたママへ、布おむつは大きく2種類にわけられるので、特徴をご説明します。
さらしタイプ(輪おむつ)~自分で折りたたんで使います
薄い生地を折りたたんで使う「さらしタイプ」は、昔ながらの定番布おむつです。おむつカバーと一緒に使うもので、輪状に仕立ててあるものを「輪おむつ」とよんだりします。さらしタイプは、折り方を変えながら、赤ちゃんの成長に合わせて長く使用できるのがポイントです。さらに、広げて干せばすぐに乾くというメリットがあります。
折りたたんで形を整える手間がかかり、持ち運びしにくいというデメリットはありますが、構造が単純なので、手作りして、さらに安く済ませているママもいます。
成形タイプ ~そのまま使える分、お値段は少し高め
成形されており、布おむつカバーと一緒にそのまま使うことができる布おむつです。さらしタイプよりも価格が高く、厚みがあるため乾きにくいというデメリットはありますが、使い勝手が良く、布おむつが初めてというママにおすすめです。コンパクトで、持ち運びにも便利ですよ。
成形タイプには、おむつカバーと布おむつが一体になった「一体型」や、股の部分に専用パッドを入れて使う「ポケット型」などもあります。
布おむつの使い方やあて方
一体型やポケット型など特殊なものもありますが、布おむつは単独では使用せず、布おむつカバーとワンセットで使用するのが一般的です。さらしタイプや成形タイプの布おむつをカバーにセットして、股にあて、おむつカバーで固定します。
おしっこの量が少ない新生児期には、布おむつ1枚で足りますが、体が大きくなるとともにおしっこの量も増えるので、布おむつをもう1枚重ねるなどの対応が必要となります。うんちの後始末を楽にするため、布おむつの上にライナーを敷く場合もあります。
最初に準備する枚数は、布おむつ25~30枚、おむつカバー5~6枚、ライナーを使うようであれば10枚ほどが目安です。その他、使用済のおむつを漬けておくバケツが必要になります。おむつの枚数は、紙おむつと併用するかなど、使い方により変わってきますので、徐々に増やしていくことをおすすめします。
布おむつを選ぶ時のポイント
オーガニック素材などの肌に優しい商品
おむつは、新生児からおむつを卒業する2歳頃まで、とにかく毎日使い続けます。赤ちゃんの肌は敏感で、とってもデリケート。赤ちゃんの肌に直接ふれるおむつだからこそ、肌に優しいオーガニック素材などを選んであげたいですね。
迷ったら布おむつカバーとのセット商品を購入する
布おむつは、おむつカバーと合わせて使用するもの。布おむつとおむつカバーとの相性は重要です。迷った時には、おむつカバーとセットで売られている商品をおすすめします。
通販サイトでも購入できる布おむつおすすめ人気商品
ここまで読んで、布おむつで育児を頑張ろう!と思ったママへ、おすすめの布おむつをご紹介します。赤ちゃんの肌に優しいオーガニックコットンや日本製のロングセラーなど、赤ちゃんにもママにも嬉しい商品を選んであげてくださいね。
股おむつ&股おむつネットセット
シンク・ビー
成形おむつ3枚と、おむつライナー2枚がセットになった布おむつ。布おむつが初めてというママにおすすめのセットです。日本製だから赤ちゃんにも安心。股おむつネットとよばれるライナーは、ムレを防ぎながら、うんちをキャッチしてくれます。
超吸収!ふんわりインサーツ(成形布おむつ)
布おむつ本舗
マイクロファイバー素材の成形おむつ。ふわふわの肌触りと抜群の吸水性を持ち、乾きが早いのが特徴です。通気性が良く、赤ちゃんの肌に優しい素材で汗疹も予防できます。サイズは約34.5cm×12~13.5cm。基本的にどの布おむつカバーにも使用できます。
http://www.nunoomutsu-honpo.jp
布おむつ仕立上り品10枚組《仕立て済み輪おむつ》
コトリワークス
輪状に仕上げてある、さらしタイプの輪おむつです。赤ちゃんの肌に優しいオーガニックコットン100%を使用。特殊加工で立体的に織られているので、うんち離れが良いのが特徴です。薄く柔らかい生地で、赤ちゃんの足の動きも妨げません。
【成形股おむつ】5枚入り(51015)【オーガニック 布おむつ】
シンクベビー
赤ちゃんにも地球環境にも優しい、オーガニックコットン100%の成形おむつです。無地3枚とボーダー2枚のセットになっています。コンパクトで持ち運びや洗濯も楽々。肌触りが良く、赤ちゃんも快適に過ごせます。
ベビー布おむつ ドビー織おむつ 白 仕立上(10枚入)
イサム商会
綿100%の真っ白な輪おむつ。日本製のロングセラー商品です。吸水性、通気性に優れ、肌触りがソフトで赤ちゃんにも嬉しい設計。二重縫いで洗濯してもほつれにくいのが特徴です。値段が手ごろなのも嬉しいポイントです。
オーガニックコットン 布オムツ10枚セット きなり
プランティア
オーガニックコットン100%の輪おむつ。ふんわりと柔らかい生地が人気の商品です。適度に凹凸のある「ドビー織り」を採用し、うんちなどの汚れがペッタリ着きにくくなっています。洗濯をしても優しい肌触りが続くのも特徴です。
ラッキーオムツ(4枚入り)
エンゼルストア
布おむつ派のママに愛用者が多いエンゼル。特殊な不織布を使用した3重構造の成形おむつはコンパクトで収納力バツグンながら、吸水性に優れています。さらに、おむつライナーを一緒に使えば、赤ちゃんのおしりをサラサラに保ち、おむつかぶれを防ぐことができます。
コンパクトおむつ5枚組
ニシキ
綿100%の成形おむつ。三層構造でしっかり吸水するので、おむつカバーにセットして1枚でも使えます。さらに、立体構造でしっかり赤ちゃんの体にフィットし、ポイント吸水が可能。簡単便利なコンパクト布おむつです。
コンパクト布おむつ 5枚入
赤ちゃん本舗
ドビー織りの8層構造で、吸水性バツグンな成形おむつ。ゾウやウサギなど、動物たちが描かれた可愛らしいデザインで、おむつ替えも楽しくなります。綿100%で肌に優しく、日本製なので安心して使用できます。
布おむつスターターセット(フリーサイズ)
ベビアン
初めて布おむつを使うママにおすすめの、布おむつとおむつカバー、17色から選べるフタつき洗濯バケツがセットになったスターターセットです。
マジックテープとスナップボタンの2種類6色、スナップボタンは2種類のキティちゃん柄から選べます。サイズ調整可能なフリーサイズ。体重3kg~16kgまで対応しています。
さらに、特殊な防水加工でおしっこが染み出しにくい設計。3重マイクロファイバー構造の布おむつが5枚セットになっているので、布おむつとおむつカバーの相性を気にする必要もありません。
布おむつに固執しすぎるのもNG!まずはお試しから!
ここまで読んで、「布おむつに挑戦したい!」とやる気になったママやプレママもいるでしょう。最近の布おむつカバーはとっても可愛くて、赤ちゃんのファッションとしても楽しめます。
でも、最初からあまり張り切って買い過ぎないように、まずはお試しのつもりで少量のセットを買うのがおすすめです。そして、「向いてないかも?」と思ったら、紙おむつに戻す、切り替えるのもまったく悪いことではありません。
布おむつのメリットは色々言われていますが、結局のところは、赤ちゃんの性格に大きく左右されます。おむつの卒業が早くなるのを期待したとしても、なかなかトイレトレーニング進まない子も当然います。
また、ママが「布おむつでスキンシップを積極的に」と思っても、おむつの洗濯が気になって、ゆっくりできないようでは、意味がありません。紙おむつにして、手が空いた時間に思いっきり遊んであげた方が良い場合もあるでしょう。
外出時、お休み中、疲れたら紙おむつ。それでOKです。大切なのがママが楽しんで赤ちゃんのお世話ができることと。布おむつもそのツールのひとつとして考えておきましょう。