卒園式で子供が歌った歌~ママの思いが歌になった
わが子が卒園式で大きな声で卒業の歌を歌っている姿に感動を覚えたママ。「こんなに上手に歌えるようになって…」とわが子の成長をうれしく思ったあの時、子供が成長したら、「あんなこともあったね」なんて一緒に思い出話ができたらステキですね。
卒園式で子供が歌った歌をご紹介します。卒園式で歌った卒園ソングを思い出したら、あの頃に戻って歌ってみませんか。お子さんの笑顔と共に懐かしい思い出がよみがえってくるはずです。わが子の成長にあらためて感謝の気持ちを感じることができるかも知れませんね。
卒園式の歌・卒園ソング
たいせつなともだち(ようちえんバージョン)
現在子供は小学校2年生(8歳)です。幼稚園を卒園したのは2015年の3月。私の子供が卒園のときに歌っていた歌は、「たいせつなともだち(ようちえんバージョン)」です。歌詞の一部は「だいすきだった~ようちえんともおわかれ~きょうがさいごのとき~」という感じです(あぁ、思い出すだけで涙が…)。
曲調は少しせつないけれど温かく、ジーンとする気持ちになれる曲です。私がこの曲を初めて聞いたのは、ベネッセ(チャレンジ)のダイレクトメールに入っていたDVDですが、「なんて良い曲、卒園式で聞いたら絶対泣く!」と思いました。そして、実際に卒園式で聞いてみると涙腺崩壊してしまいました。
子供が幼稚園に入ったばかりの頃、泣いてばかりいたのを思い出し、あの子がこんなにしっかりとしたお姉ちゃんになって…と、すごく感慨深かったです。
カレンダーマーチ
現在5年生の娘が卒園した2011年の話です。カトリック教会の付属の幼稚園だったので、卒園式は教会の大聖堂で行われました。荘厳な感じがして、親も子どもも気の引き締まる感じだったのを覚えています。
いつものおきまりの子供賛美歌も歌いましたが、一番思い出に残っているのは、「カレンダーマーチ」。すごく元気の良い曲で、楽しい気分になるような素敵な歌ですが、一年間起こること、行事などが歌の中にはいっており、「4月になったら小学一年生」という歌詞のところで、もう幼稚園には戻れないんだなぁと、しみじみ思いました。
その後の歌詞で、「1年たったらまたおいで」というところで、卒園の寂しさを味わいました。ビデオに映っていたその歌を歌っている娘は号泣で、他の保護者の方に心配されるほどでした。それも、今となっては懐かしい思い出です。
ビリーヴ
現在小4の息子がいるママです。息子が園を卒園したのは2013年です。息子が卒園式で歌った歌は「ビリーヴ」という歌です。歌の歌詞は、「たとえばきみが傷ついて~くじけそうになった時は」から始まります。
その曲は、聞いていると子供達からパワーをもらえるような曲です。子供達が未来に向かって進んでいく様子も伝わってくるような歌です。私は「ビリーヴ」を聴いていて、歌から子供同士の友情の絆がすごく大切だということが伝わってきてとても感動しました。
幼かった自分の息子もいよいよ小学生になるんだなと思うと、今までの色々なことが思い出されて涙が止まらなくなりながら歌を聞いていました。未来に向かって真っ直ぐに進んでいって欲しいと思いました。
にじ
現在小学4年生の息子が卒園式の時にうたった歌は「にじ」という歌でした。曲調は、明るく希望に満ちている感じです。歌詞の一部に「虹が虹が空にかかって君の君の気分もはれてきっと明日はいい天気きっと明日はいい天気」という部分があります。
色々と困難もあるだろうけれども、明日に向かっていこう、楽しいことがたくさん待っているよというような意味にとれました。「庭のシャベルが一日濡れて雨があがって」等、日常の何でもない風景が思い起こされ、こんなことあったなぁ、あんなこともあったなぁ、大きくなったなぁと切なくなり、涙してしまいました。
息子の卒園は2012年のことになるのですが、2015年の火曜ドラマ「マザー・ゲーム」で子どもたちが卒園式でこの歌を歌うシーンがあり再度感動を思い出しました。
さよならぼくたちの幼稚園
現在中学2年生、小学5年生になる2人の息子ともにそれぞれ2009年、2012年に卒園した時に歌ったのは『さよならぼくたちの幼稚園』です。歌い出しが「たくさん〜の毎日を〜ここです〜ごしてきたね〜」から始まり、すでに幼稚園での日常が頭に次々と浮かんできました。
曲のリズムはテンポのよい曲調なので、楽しく遊んでいた様子が思い浮かぶ感じでした。もともとは『さよならぼくたちの保育園』という曲らしいと聞きました。曲の終わりが「桜の花びら咲く頃は、ランドセルの1年生」で、子供の成長を感じるものでした。
その後、歌詞を調べたり、ダウンロードして聴いたりもしていないのですが、もう何年も経った今でも卒園式で歌ってくれた歌をしっかりと覚えています。
ひとつのうた
小学校1年生の女の子のママです。2016年3月に幼稚園を卒園しました。卒園式で娘たちは3曲歌いましたが、最後に歌った「ひとつのうた」は今でも聴くと涙が溢れてきます。
「ひとつのうた」は関ジャニ∞の曲で「キラキラ輝く~夢を抱き~旅してる」と最初はしっとりとした曲調から始まります。
サビの「いつまでも~肩を並べて~君と歩く~泣いて笑って」の部分では、子どもたちがパワーを全て出し切るような盛り上がりもあります。私自身、この曲を歌い始める前から泣いていたのですが、この曲は「ありがとう」「感謝」の言葉と、「いつまでも一緒に」の想いが散りばめられていて、真っ直ぐ私たちを見ながら真剣に歌うこどもたちに「こんなに成長してくれて、わたしこそありがとう」と終始感動してました。
親も先生も泣いているからか、感極まって泣きながらも一生懸命歌う子の姿もありました。歌い終わった後は、歌詞冒頭のように子どもたちが一層キラキラと輝いて見え、私の手から離れていく不安や、大人になっていく寂しさなどが払拭され、心から「卒園おめでとう」と感じた思い出の曲です。
世界に一つだけの花
幼稚園の卒園式で選ばれた一曲にSMAPの世界に一つだけの花がありました。子供達が一番を歌い、二番からお母さん達も歌に参加する形式でした。何日も練習を重ね、お母さん達も集まって練習をし、皆でしっかりとやり遂げるんだという気持ちで団結したと思います。
当日は、はな〜やのみせーさきになら〜んだと子供達の声が可愛いく響き、それだけでもうっとりしてしまい、また寂しさも打ち寄せるような優しい歌詞で、クラスの代表のお母さんが中心になって教えてくれた手話も加わり、会場に一体感が生まれ胸がいっぱいになるひとときでした。
今娘は大学1年となり、SMAPの唄がテレビから聞こえてきて、なんとも懐かしいけれど、つい昨日の様にも感じる不思議なせつない気持ちになっています。
さよならぼくたちのようちえん
現在小学一年生の息子がいる母です。昨年(2015年度)に幼稚園を卒園しました。通っていた園では、数年前から毎年卒園式の時、「さよならぼくたちのようちえん」を歌うのが恒例らしく、息子の卒園の際にもこの曲を歌いました。「さよならぼーくたちーのようちえんー」のサビが耳に残る曲です。
以前、この歌をテーマにしたドラマがあった為、他の園に通うお子さんを持つママ友の所でもこの歌を歌ったようです。曲調はとても幼稚園児に歌いやすいようなメロディラインで、歌詞も幼稚園での生活を振り返るような歌詞だったり、一年生になるんだ!という期待を込めた気持ちを表した歌詞です。息子はもちろんですが、歌っている園児たちを見ていると感慨深く、号泣してしまう合唱でした。
大切な友達
2人の娘がいますが、上のお姉ちゃんが保育園を卒園したときのことです。二年前なので、2014年でしょうか…タイトルは、調べてみると「大切な友達」というもののようです。歌詞は、「運動会のかけっこの時~転んで泣いたこともあった、だけどみんなの応援の声でゴール出来たんだ~・・・いつもありがとう素敵な1年生になる」こんな感じのものです。「○○だったね」とか、「○○するからね」という歌詞ではなく、「○○だ」「○○だった」というテイストで、なんだかサッパリした印象です。
卒園式の3、4か月前から練習し始めたらしく、冒頭の4行目までを、毎日毎日家で歌っていました。私はこの曲を知らなかったので、娘が歌っているメロディが合っているのかもわからず…。なんとなく好きになれないメロディだった上、繰り返し歌われたため、卒園式が来るまでに聞き飽きてしまって、げんなりでした。
実際の卒園式では、ムードも相まって感極まって泣いてしまいましたが、いまだにこの歌は好きになれません。下の子の卒園式では違う歌を歌ってほしいなぁ…と思っています。
Let It Go~ありのままで~
現在小学2年生です。2015年の3月に保育園を卒園しました。卒園式では3曲の歌を歌ってくれました。その中でも得に印象に残っているのは、最後に歌ってくた「Let It Go~ありのままで~」です。
ありのままの姿みせるのよ~ありのままの自分になるの~と気持ちを込めて真剣な眼差しで歌っていました。少し切なさもあるのですが、ここから頑張っていくんだという力強さが感じられる曲調です。
この歌を聴きながら、6年間の保育園生活の色々な思いが込み上げてきてしまい私は号泣。私だけじゃなく周りのお母さんそして先生も同じでした。この歌を歌っている息子はどこか大人っぽく見え、これから始まる学校という新しい世界を息子らしく進んでいくんだよという気持ちでいっぱいになりました。
たいせつなともだち
現在小学校1年生の長女は、2016年の3月に卒園式を迎えました。卒園式では、園歌と「たいせつなともだち」を歌いました。その歌詞の一部です。「きっと忘れない~忘れたくない~友だちや先生と一緒に遊んだこと」。
リズミカルな歌というわけではなく、少ししっとりとしたゆっくりめの歌です。小学校に上がって別れてしまう友だちもいますし、先生とはお別れです。そして,3年間の幼稚園生活のことが頭の中をかけめぐり、もう卒園かと思うと我が子の成長に感慨深いものがあり、じわっと涙ぐんでしまいました。
家でも練習してよく歌っていたのですが、生のピアノの伴奏と、子どもたちの合唱によって、さらに感動させられたのだと思います。
思い出のアルバム
今息子は小学一年生です。子どもが園を卒園したのは2016年です。卒園式に歌ったのは「思い出のアルバム」と言う曲です。「いーつのーことーだか、思い出してごーらーん」と言う歌詞がある歌です。
歌詞が、幼稚園に入ってからいろんな行事があったり、ハプニングがあった事を思い出させてくれるような歌でした。息子は家ではあまり歌を歌わないので、本番でちゃんと歌っているのを聞きました。大きな声で一生懸命歌っていました。
入園当初、毎日泣きながらバスに乗っていく姿を思い出すと、すごく成長したように思いました。幼稚園は毎日園とのかかわりを感じたし、お友達の様子も見れたし、親子ともに大きな経験になりました。その思いが卒園式の歌で一気に溢れてこちらも泣いてしまいました。
さよならぼくたちのようちえん
現在小学校3年生になる娘がいます。娘が卒園したのは2014年です。卒園のときに歌った歌で一番印象的だったのは、「さよならぼくたちのようちえん」です。さよならぼくたちの幼稚園、ぼくたちの遊んだ庭、桜の花びらふるころはランドセルの一年生、という歌です。
特に、「何度風邪を引いて」や「水遊びも雪だるまもずっと忘れない」など具体的なエピソードの歌詞があるので、そんなこともあったなと幼稚園の生活を思い出させてくれます。児童の合唱曲にぴったりの曲で、ゆっくりはっきりと子供たちが歌うので、余計に歌詞が心に沁みました。
この曲以外にも「蛍の光」などを歌いましたが、「さよならぼくたちのようちえん」を子供たちが歌い始めると、私たち親の方が感極まって涙を流してしまいました。
またね
2015年に幼稚園を卒園した娘も、現在小学2年生となりました。卒園式で「またね」を歌ったことが昨日のことのように思い出されます。「またね~またね~さようなら~握手でばいばいばい!」と元気な曲調で歌いますが、この曲を聴くと今でも涙がこみあげてきます。
この曲は、歌詞の一部を好きな言葉に置き換える部分があるのですが、幼稚園の施設の名前に置き換えて歌っていました。そのことがとても具体的に思い出を呼び起こし、元気な曲調にも関わらず涙を誘うのだと思います。
入園時には上手に歌えなかったお歌が、卒園時にはとても上手に歌えるようになり、3年間幼稚園で元気に過ごした日々がよみがえりました。無事に卒園を迎えられたことが心から嬉しかったです。
さよならぼくたちのようちえん
現在11歳(小学5年)の娘が卒園した2012年、卒園式で歌った歌のタイトルは”さよならぼくたちのようちえん”です。”さよなら~ぼくたちのようちえん~ぼくたちの遊んだにわ~”、といった歌詞の歌。
ゆったりとした優しい曲調ですが、盛り上がるところはしっかり盛り上がり、幼稚園生の歌唱力でもしっかり感動を伝えられる定番の卒園ソングだと感じました。この曲の歌詞からも伝わってくるのですが、幼稚園での様々な思い出を振り返ることのできる曲です。
幼稚園生活だけでなく、四苦八苦しながらもここまで立派にに成長し、無事幼稚園を卒園できることに言葉にはしにくい感動を覚え、自然と涙が溢れてきました。幼稚園を卒園してしまうことへの寂しさも感じさせてくれつつ、小学校への新たな希望も感じる素敵な歌でした。