小学校卒業式で歌った歌~ママがうるうるになったお別れソング
卒業式のシーズンになると思い出すのが卒業式で歌った歌。大きな声で元気よく歌うわが子の姿に胸を熱くした思いがよみがえりますね。卒業式ソングが大人になっても心に残るのはなぜなのでしょうか。
小学校の卒業式で歌った思い出のお別れソングをご紹介します。お子さんが成長した今なら、子供の成長を歌の歌詞に重ねてあの時の思い出をより深く語り合えるかも知れません。たまにはいつまでも忘れられない小学校の卒業式ソングを親子で歌ってみるのもいいですよね。
小学校卒業式の歌を思い出してみよう
旅立ちの日に
現在16才になった長男。小学校を卒業したのは2013年です。SMAPが歌いCMでも話題になった、旅立ちの日にを卒業式で歌いました。勇気を翼に込めて希望の風にのりのサビのところや、いま別れのとき飛び立とう~未来信じてなど、これから旅立つときの歌にぴったりだと思いました。
曲調は、これからの未来へのワクワク感や思い出を回想できるようなしっとりした感じなど、卒業の歌にピッタリだと思います。テレビで流れる曲と、また違って聞こえた感じでした。ピアノの伴奏から始まりその時点で泣けてきました。
我が子を見ながら聞いていたのですが、生まれた時、歩き始めた時、幼稚園に入園した時、運動会を頑張った時、本当にいろんな事を思い出しながら聞いていました。途中ハモったりして、こんなにきれいに歌えるようになったんだなとまた涙でした。卒業おめでとう、そして、これから待っている未来に向かって頑張ろうねという気持ちでした。嬉しいような寂しいようなそんな気持ちで聞いていたのを思い出します。
未来へ
娘は12歳です。2016年に卒業しました。卒業式では、kiroroの未来へを歌いました。ほら足元を見てごらん、これがあなたの歩む道、ほら前を見てごらん、あれがあなたの未来~が歌の出だしです。
バラードの曲で、保護者世代もよく知っている歌です。親に歌う立場から、子供に歌ってもらえる立場になり、子供の成長を感じました。子供にとっても歌いやすいようで、家でも何度も口ずさんでいました。
母のことを思って作られた歌なので、ママの心に深く響いてきます。手をつないで向かった入学式から6年がたちました。これから中学生になり、未来へ向かってこれからも親子一緒に歩いていきたいと、子供と約束しているかのように感じました。
心の瞳
現在の子供の年齢は、13歳で中学一年生です。2015年の3月初旬が小学校の卒業式でした。そのときの小学校の卒業式で歌っていた歌のタイトルは、蛍の光と、心の瞳という歌でした。
心の瞳という歌は、私が中学生だったときにも歌ったことがあったので、とても感慨深いし印象的だったのを覚えています。曲も良いのですが、歌詞もいいのです。
「心の瞳で、君を見つめれば、愛することそれがどんなことだか、わかりかけてきた〜」の冒頭で始まります。特に私がいちばん好きなところは、「いつか若さをなくしても心だけは、決して変わらない絆で結ばれてる」の部分です。卒業式にぴったりな歌だと思いました。
最後のチャイム
私の子どもは今年中学校へ入学し、13歳になりました。去年(2016年3月)の小学校の卒業式では、とても感動的な歌を歌っていました。割と新しい曲なのか、私が知っているような卒業式の歌ではありませんでした。
タイトルは『最後のチャイム』という曲でした。「チャイムがーなったー、最後の授業の終わりを告げてー」という出だしから始まり、学校生活を順番に振り返っていくという歌詞でした。歌詞はとても具体的な内容で、子どもたちにもこんな思い出があったのかなと思わせる曲でした。
曲自体はとても優しいメロディで、聞いているとちょっと切なくなりながら、楽しかった思い出を思い出すことができるような感じでした。初めて聴いた曲ではありましたが、子どもたちの思い出が歌から伝わってくるような気持ちになれました。そんな歌を一生懸命歌う姿に私もうるっときてしまいました。
ふるさと
高校一年生で現在15才の娘の小学校の卒業式に嵐の「ふるさと」を唄いました。最初、卒業式前に嵐の曲をうたうと聞いた時は、「なんで?」と、思いました。私世代の卒業式の歌は、やっぱり「蛍の光」や、「仰げば尊し」が定番でした。あまり、期待をもたず2013年3月、卒業式に行きました。
式は、感動的に進み、いよいよ「ふるさと」を唄いました。「懐かしい匂いの町に帰りたくなる」や、「会いたい人がここにいる」「君のふるさと僕のふるさとここはふるさと」と、いう歌詞が、卒業していく人にあまりにもピッタリだったのでとても感動しました。
しかも、悲しさばかりを強調する歌詞ではなく前向きな歌詞でした。曲調も、暗すぎる事もなく、心地いいメロディーでした。最初は、選曲に対して否定的でしたが、実際に聞いてみるととてもいい曲でした。アイドルの歌というだけで判断するのは良くないなと、思いました。
メロディー
今高校1年生に成長した娘はいつも歌っています。小学校は合唱や音楽に力を入れて教育している学校でした。小学校の卒業式では「メロディー」という曲を歌いました。その前の年の卒業式は、東北の地震の影響で余震が続くなか、短縮で卒業式を行った学年でした。
自分の娘の卒業式は無事通常通り行われました。音楽の先生が合唱にとても力を入れて教えてくれる先生でした。卒業式のバックミュージックは、生徒の思い出の曲をすべて音楽の先生がピアノで演奏してくれました。
そして、メロディーの合唱が始まりました。「こんなにも人はちっぽけで、無力だけれどだからこそ今!メロディー伝え合って~」という歌詞。つらい時こそみんなで支えあっていこうといった内容の歌詞に、地震の思いも重なり、卒業式の感動も加わって感無量でした。今でも娘は歌うことが大好きで、この歌もよく歌っています。
旅立ちの日に
子どもは高校2年生17歳、小学校を卒業したのは2012年です。卒業式の歌は「旅立ちの日に」でした。「白い光の中に山並みは燃えて~はるかな空の果てまでも君は飛び立つ~」といった出だしです。
ゆったりとした曲調ですが最後はとても盛り上がり、感動できる歌です。歌詞もとても共感でき、卒業や旅立ちという日にぴったりの曲です。実は上の子も卒業式はこの曲でした。そして、中学校でも2人ともこの曲でした。
もちろんパートを分けるや年齢による成長の差もありますが、何度聞いてもその時が一番素晴らしく感じます。まるで魔法の曲のようで思わず一緒に歌いだしてしまうほどでした。全国で歌われていると聞きましたが、うなずけるような気がします。
BELIEVE(ビリーブ)
我が子は今年中学1年生の13歳になります。2015年3月に小学校を卒業しました。その卒業式で学年全体で歌った曲は、「BELIEVE(ビリーブ)」です。その曲の歌い出しは、「たとえば君が傷ついてくじけそうになった時は」です。
この曲調は流れるようなメロディーで、ちょっと切なくなるよう感じです。また、たくさんの小学校での思い出が浮かんで涙をさそうような曲です。壇上で子供達が歌っているところを見ていたら、小さい頃からの記憶が思い出され自然と涙が溢れてきました。
本当によくここまで大きくなったんだなという思いと、これからの未来が輝かしいという思いが交互に浮かんできました。まわりのお母様達もハンカチで目を覆っていました。
旅立ちの日に
現在子供の年齢は14歳で、2015年小学校を卒業しました。卒業式の時に「旅立ちの日に」という歌を歌いました。ピアノ伴奏で歌ったのですが、前奏から心にしみる曲で、前奏が始まると目を赤くして、涙を流し始めてしまう子供たちが多々いました。
やはりサビの部分の「いま別れの時、飛び立とう未来を信じで」が盛り上がり感動しますが、曲の二番の「意味もないいさかいに泣いたあの時、心通った嬉しさに抱き合った日よ」の部分で号泣している子もいました。小学生の子供たちにはわかりやすく経験ありがちな歌詞だったのだと思います。
この歌の歌詞は、次のステップへ希望を抱くことができる非常に前向きな歌詞だと思います。曲に関しては心が洗われ、しかも力強さを感じるメロディーラインだと思います。ですので子供たちが歌っているのを聞いていて、ひとりひとりにエールを送りたくなる、卒業式で子供が歌って良かったと思っている歌です。
旅立ちの日に
1番上の娘は今13歳、中学校1年生です。2016年の3月に小学校を卒業したのですが、その時に卒業生が歌った曲がとても素敵でした。「旅立ちの日に」という曲で、今では卒業式の定番ソングでもあるらしいのですが、私が聞いたのは、娘の卒業式が初めてでした。娘が家で練習していたのは知っていましたが、当日のお楽しみと言われ敢えて聞かないようにしていたからです。
歌詞は、今別れの時~飛び立とう~未来信じて~と、卒業して次のステップへ羽ばたいていく子ども達を応援するものです。卒業は友達や先生との別れ、慣れ親しんだ学校との別れ、など淋しいことも多いけれども、これからの未来は素晴らしいことが待っているんだと、卒業生の輝く前途を歌っているように思います。
それが、静かながらも力強さを感じる曲調と合わさり感動をそそりました。盛り上がるサビの部分では、娘も練習していたハーモニーがとても綺麗で感動し、と同時に、小学校6年間の思い出が頭を駆け巡り胸がいっぱいになりました。卒業式にぴったりな素敵な曲で卒業できて良かったと思います。
栄光の架け橋
現在中学3年生の娘が小学校の卒業式の2014年、校歌や蛍の光も歌っていたけれど、一番思い出に残ったのはゆずの栄光の架け橋。「いくつもの日々を超えて~たどり着いた今がある」や「もう駄目だとすべてが嫌になって逃げだそうとした時も~」静かに歌いながらもサビの盛り上がりでは感情がこみ上げてくる感じで、これは小学校で頑張った娘にはかなり響いたんではないかと思う。
私でさえそうだよね、あの時すごく頑張ってた、あの時は毎日愚痴をこぼしてた、でも6年間頑張ったんだな~っと思ったら知らず知らずに涙が溢れてしまった。今でもどこかでこの曲を聴くと、娘は頑張ってたって思いが湧いてきて、生意気盛りの娘が急に可愛く思える時がある。
世界に一つだけの花
現在12歳の女の子です。小学校を今年(2016年)に卒業したばかりです。卒業式では卒業生は毎年何曲か歌を歌いますが、普通の卒業式用の合唱曲ではなくSMAPの「世界に一つだけの花」がとても印象に残りました。
サビの手前の「そお~さ、ぼく~らは」のあたりで胸がキューっとなり涙があふれ出しました。子供たちもこの曲の時が一番泣いていました。とても穏やかな曲調なんですが、サビの手前がとても力強く聞こえてきたのが印象的でした。
実はこの曲は、偶然にも幼稚園の卒園式でも歌った曲だったので(娘は幼稚園で歌ったことは覚えていませんでしたが)余計に涙が溢れたのかもしれません。自分が若い時に聞いていた曲がまさか、自分の娘の卒園式や卒業式で聞けるとは思いませんでした。
ビリーブ(Believe)
現在娘は中学校2年生で、2014年に私立小学校を卒業しました。そんな娘の小学校の卒業式で合唱曲として、「ビリーブ(Believe)」を歌いました。2部のパートに分かれて合唱をしていたのですが、とても上手で、入学当初は想像もしなかった成長具合にとても感動しました。
このビリーブという曲は、「例えば君がそばにいてくじけそうになったときは~」から始まる友情を感じるような子どもらしい成長を感じる曲で、学校の風向にもあっていてとても良い曲だと思いました。
また、卒業式前は練習も多かったのですが、それも楽しそうに話してくれたりして、本人にとっても良い思い出だったようです。ただ、ピアノは誰がするかなどで少しもめたりもあったようです。
旅立ちの日に
息子も現在高校1年生なので、小学校を卒業したのは2013年の時ということになります。
息子が小学校を卒業する時に歌った歌のタイトルは「旅立ちの日に」という歌です。
「懐かしい友の声~ふとよみがえる意味もないいさかいに~泣いたあの時~」から始まる歌詞のとおり、この歌は親しい友人達と楽しく過ごした思い出の日々を胸に抱きながら、それぞれの新しい道へと旅立っていこうという、これからそれぞれの未来に向かって羽ばたいていくという歌です。
この曲は、私にとっては上の子の卒業式の時にも歌われたもので、また息子にとっては卒業式の時だけでなく、校内の合唱大会でも歌った課題曲だっただけに思い入れ深いものでした。特に息子は学級委員を務めていて、クラスをまとめなくてはいないという立場にあり、かなり苦労した歌でもありました。
なので、その時に頑張っていた息子の姿や心境を思い出し、またそんな学級委員という大変な仕事を無事に努め上げて卒業を迎えられたということで、私も込み上げてくるものがあり涙しながら聞いていたのを覚えています。
旅立ちの日に
現在13才中1の息子が小学校を卒業したのは2016年3月のことです。そんな息子が小学校の卒業の時に歌った歌のタイトルは、”旅立ちの日に”という曲でした。”勇気を翼に込めて~希望の風に乗り~この広い大空に~夢を託して~”というサビの、今どきな感じの爽やかなメロディーです。
曲調としては柔らかく静かな感じの歌なのですが、歌詞の中で希望を持ちつつ勇ましく未来に進んでいくという強さをも感じる歌でした。最初は何気なく聞いていた私でしたが、歌の中にこれからもしっかりと歩んでいくという強い中学入学に向けての意志を感じ、目頭が熱くなってきました。
ガツンとインパクトがあるわけでも、堅苦しいことを言っているわけでもない歌なのですが、じんわりと心に響く歌に、現代の卒業ソングの魅力を感じました。