子育てサークルって面倒?ママ友トラブルあり?先輩ママの体験談
赤ちゃんが歩きはじめる1歳前後。子育てサークルや育児サークルに入会して、赤ちゃんとママの友達作りや子供の遊び場を作ろうと考えるママが増え始めます。
ところが乳幼児健診時や小児科などでポスターを目にし「電話してみようかな?」と思っても、いざとなると「何かと面倒なのかなぁ?」「ママ友トラブルとかあるのかなぁ?」などと不安になり、番号をプッシュできないママも少なくありません。
そこでこちらでは、子育てサークルに入会した先輩ママの体験談をご紹介するとともに、子育てサロンとの違い、活動内容、ママ友トラブルについても解説します。
子育てサークルとは?サロンとの違い
従来、子育てサロンは市町村や民間団体主催の未就園児の子育ての相談や情報交換などができる場ですが、子育てサークルは親が自主的に主催する子育ての情報交換を行うグループでした。
ですから子育てサロンでは指導員の指導の下で活動を行いますが、子育てサークルはリーダーのママを中心に自分達で運営していきます。
ところが現在では、市町村や民間団体主催でも「子育てサークル」と名前がついている団体もありますし、子育てサークルを育児サークルと呼ぶこともあります。
主催者を確認しておきましょう!
ママ主催の場合は準備などを自分達で行うため、それぞれが役割を担い、例えば大型絵本を図書館で借りてくる、ゲームの準備を家でするなど活動時間に集まる以外のお仕事があることも。ただし、同じ境遇のママが集まって話すだけなど活動内容によっては、主催者がどちらであってもママに負担がないサークルもあります。
イベントは何?子育てサークルの活動内容
子育てサークルは自主的な団体。ですから活動内容に決まりがあるわけではなく、たとえば双子・三つ子ちゃんのママのサークル、転勤族ママのサークルなどでは、公民館などに集まり子供同士で自由に遊ばせ、ママはお喋りをして情報交換をするだけという、ママにとっての負担が少ない気楽な活動内容のサークルもあります。
ただ、地域のママが集まって作る子育てサークルでは、毎回何かしらのイベントを親が準備しているところもあります。
- 季節の行事の工作
- 子供が参加できる料理
- 絵本の読み聞かせ
- 大きな公園にピクニックに連れて行く
- 手遊び・ゲーム・リトミックをする
子育てサークルのママ友トラブル
気になるママ友トラブルですが、トラブルという程でなくても不快な思いをすることはある程度あると覚悟しておいた方がよいでしょう。
相手にとっては些細なことでも、子供のことや育児について何か言われれば不快な気持ちになるのが母親の心理。子供は失敗しながら人付き合いや相手の気持ちを学んでいきますが、我が子に災いが生じた相手の親がいつも理解を示してくれるとは限りません。
未就園児のママはデリケートな心境になっていることが多く、つい我が子可愛さに失礼な物言いをしたり、思いもよらず地雷を踏んだりして、相手を傷つけたり怒らせたりしてしまうこともあるものです。
子育ては親育て!
子育て中のママは自分自身がどんなにしっかりやっているつもりでも、予測不能な子供の言動によってママ友トラブルに巻き込まれてしまうことがあります。そんな時に親がどのように対応するのか、子供はしっかりと見ています。
そうした経験が子供にとっての学びとなると共に、親にとってもこれまでより視野が広がる大切な学びとなりますので、できるだけ「よい勉強ができた!」と子供と共にポジティブに受け止めることが大切。子育てサークルで学んだことは、入園後のママ友付き合いに大いに役立ちます。
トラブルを避けて親が引きこり育児をしてしまうと、子供は様々な悪影響を受けかねません。
できれば自分に合う子育てサークルを探し、人との触れ合いを親子で経験するのがおすすめですが、どうしてもママ友トラブルが心配な場合は、できるだけ親子で散歩に出て近所の人への挨拶などの小さな触れ合いを積み重ねるとよいでしょう。
入会して良かった?先輩ママの体験談
今回ご応募くださった先輩ママの体験談では、入会して良かったと思ったママや未就学児は入れた方がよいと考えるママが多く、トラブル体験もほとんどありませんでした。
ただし否定的な感想を持ったママは、やはりトラブル体験がありました。
子育てサークルは必ずしも入会する必要があるものではありません。ただ、自分達に合ったサークルに入った方は、入園前の引きこもり育児になりがちな時期を「楽しく過ごすことができた!」と感じていることもまた、知っておきたい事実の一つ。トラブルばかりでなくメリットが多いことを知っておきましょう。
辞めたい!年齢が合わなかった
学区外のママ友より学区内のママ友
子供が1さいのころ子育てサークルに参加しました。友達に勧められて入りました。室内の遊び場で、皆で遊んだりしました。子供は喜んでいましたが、私は辞めたいと思い、結局年齢があわなかったので辞めました。
その頃はまだグループラインなどもなかったので、連絡ミスがありトラブルになりました。また、ランチに行くときの価格帯など、お金関係のことは面倒でした。おこずかいサイトが流行っていたので、その勧誘を断るのは大変でした。
あまりにも年齢が離れていると、いくら優しそうで話しやすいママでもやはりジェネレーションギャップがあります。ひかれたりひくことがあったり、話が合わない場合があるので、距離感をみきわめたほうが身のためです。
上の年齢の方や年齢が上のお子さんをもつママと仲良くなっておいた方が良いです。入学のときや入園のときに凄く役にたってくれます。逆に知り合いがいないと入学など分からないことだらけで凄く大変です。子供の同年代の子をもつママより、先輩ママとの交友も意外と大事だったりします。
どちらにせよサークルにはいらなくても幼稚園のプレ保育などでママ友はできるので、無理に入る必要はないと思います。学区外のママ友より学区内のママ友の方が大事ですよ。
人見知りだけど楽しかった!
人見知りだけど参加してよかったです
子供が2才のときに近所の子育てサークルに参加することにしました。児童館の乳幼児クラブで仲良くなったママ友が子育てサークルを主催していて、一度来てみないかと誘われたことがきっかけで子育てサークルに行ってみることにしました。
週に一回公共施設や公園に集まって遊んだり、ママが順番に企画を考えて実施したりしていました。子供は人見知りしなくて友達のところへどんどん行くタイプなので、とても喜んでいました。一方私は人見知りなので、しんどいなと思うこともありましたがそれなりに楽しんでいました。子供の幼稚園入園をきっかけに、子育てサークルを辞めました。
トラブルはとくになかったのでとてもよいサークルでした。勧誘もなくいい人が多かったです。子育てサークルで同じ幼稚園にいく友達もできたし、人見知りでも何とかなります。悩んでいたら一度参加してみるとよいですよ。
最初は躊躇いましたが、参加してとても楽しかったです。
子供が生後半年の頃に、地元の駅構内でビラ配りをしながら子育てサークルに勧誘されました。最初は少し警戒しましたが、その方もお子さんを連れていた事、活動内容を写真で見せてくれた事で、体験してみることから始めました。
地域の会館でお菓子を持ち寄ってお話ししたり子供同士が遊んだりする内容で、堅苦しい感じはなく、子供が幼稚園に入園するまでは子育てサークルに参加していました。
参加中、トラブルや勧誘はなくとても楽しく参加出来て、あの時誘ってもらえて本当に良かったと心から思いました。
家に閉じこもって子供と一対一でいるより、他のお母さんお子さんと関わりを持って視野が広がりましたしストレスも軽減されました。子育てサークルは、一瞬躊躇しがちですが体験だけでもしてみるといいかもしれませんね。
楽しいけれど親は大変!
親の出番が多い
娘が3才のころにサークルへ参加しました。主催者ではありません。私立幼稚園の抽選に外れてしまい、キャンセル待ちになったので、空きが出るまでの間幼稚園の練習になったらと思い参加しました。
ハサミを使った制作をしたり、遠足があったりととても楽しんでいました。子供は楽しんでいましたが、企画などがママたちで持ち回りでしたので、親としては大変でした。その後幼稚園に空きが出て入園しましたのでサークルはやめました。
トラブル等はありませんでした。保護者主催のサークルは、親が色々考えて実行に移すので、やや大変なことはありましたが、その分ママ友ができたり、子供もお友達がたくさんできたりと、いいこともたくさんありました。
気持ちよく参加できた!
普段簡単にできない大人との会話を楽しめます
娘が2歳の時に子育てサークルに参加しました。普段から利用していた市の建物に入っていた児童スペースでたまたま知り合った方と親しくなり、その方が子育てサークルを主催していたので、声をかけて頂き気軽な気持ちで参加してみました。
活動内容としては主に子どもは子ども同士で与えられたおもちゃで遊び、大人達はそれをなるべく可能な限り見守りながらおしゃべりを楽しむものでした。
子ども達が遊んでいる上で危ない場面がありそうな際はもちろん大人が仲介に入っていましたが、基本的には子どもが他の子どもとどのように接するかを見ることに重点を置いていました。子ども達は自然と他人を意識して、徐々に同じ遊びができるようになっていたので楽しそうでした。
現在は幼稚園に通っているため辞めましたが、サークル内でのトラブル等は特にありませんでした。気持ちの良い付き合いができていました。
ふとした出会いで同じ年頃の子を持つママさんに出会った時は是非お話をすることから始めてみてはいかがでしょうか。気の合う方がいれば、おしゃべりをすることで自分もリフレッシュできると思います。
ママ友が増えた
子供が1歳の時に参加しました。私は主催者ではありません。ママ友が先に参加していたので、一緒に参加させてもらいました。
同じくらいの年齢の子供たちが集まって、一緒にランチに行ったり、雛祭りをしたり、クリスマスをしたりしました。最初は緊張しましたが、ママ友が増えてうれしかったです。娘も子供同士のふれあいの中で刺激があったようです。
やめたいとは思っていませんでしたが、転勤による引っ越しでやめてしまいました。特にトラブルはなく、それぞれ楽しんでいたように感じました。
子育てサークルは、色々あるので一回参加するのもいい経験です。嫌だったら、別のところに変えるくらいの軽い気持ちで参加すると気が楽です。ママ友の紹介が一番参加しやすいと思います。
トラブルはなく楽しめました
子供が1歳の時に子育てサークルに参加しました。私が主催者ではありませんでした。友人に誘われて参加したのがきっかけです。
月1回集まって、本の読み聞かせやママ達と子供でのおやつタイムや簡単な体操などをしていました。子供が保育園に入園したのと同時にサークルを辞めました。
子育てサークルでトラブルはありませんでしたが、仲良しのママ同士で固まっていた気がします。
サークルに入ったことで子供もお友達が増えますし、私も知り合いが増えて子育ての情報を得ることができたので、メリットはすごく大きかったと思います。1人では不安な場合は、仲の良いママ友と一緒に参加してみることをお勧めします。
子育てサークルはいい気分転換に
子供が2歳半の時に、公民館で行われているリトミックの子育てサークルに入りました。公園で時々遊ぶ近所の知り合いから、自分の子供も行っていて、今年は参加希望者が少ないみたいだから、よかったらどうと誘われたのです。
内容としては親子でボールを使ったり、マットを使ったりして、体を動かすものでした。子供もいつも楽しく過ごしており、私自身も体を動かす良いきっかけになりました。
来ている人はみんなさっぱりした方が多く、終わったらそれぞれに帰り、そこまでの個人的な交流はありませんでした。そのためトラブルもなく、もちろん様々な勧誘もありませんでした。楽しく通っていたのですが、未就園児のみのサークルだったため、ちょうど1年でやめました。
自分に合った子育てサークルを選べば、とても良いリフレッシュになります。気の合う人とだけ話せばいいし、大体同じ位の年齢の子供を持つ他の人の話はとても刺激になるので、体験から一度行ってみることをお勧めします。
私の気分転換にもなりました
子どもが6ヶ月のときに初めて子育てサークルに参加しました。お隣さんに1歳の女の子を持つママがいて、そのママの紹介で参加するようになりました。
同じくらいの月齢の子から、保育園などに行っていない3歳くらいの子を持つママが集まるサークルで、おもちゃや絵本を持ち寄って遊んだり、たまに近くの公園に行って遊んだりすることもありました。ランチやお茶の日というのもあったりして、ママたちも子育ての悩みや相談を打ち明けられる場所でした。
私の子どもは人見知りをあまりしないほうなので、たくさんのお友だちと遊べること、おもちゃがあることをとても喜んでいるようでした。私も初めての子育てで聞きたいことがあるときにはよく相談していたのでとても助かりましたし、話し相手もいるので気分転換になりました。今は家を引っ越したこともありサークルには参加していませんが、参加してよかったと思います。
個人でやっているサークルですと、トラブルがあったり何か勧誘されたりするのではと不安に思う人もいるかもしれませんが、私が参加した子育てサークルはトラブルも勧誘なども全くなく居心地の良いものでした。
今子育て中のママも、もし近くで子育てサークルをやっているならば是非参加してほしいと思います。その時はできれば自分の知り合いが行っている、もしくは知っているサークルを選ぶと安心かもしれませんね。
子供が伸び伸びと遊んでくれるので私もうれしい気持ちになります
私は今子供が2歳です。子供が1歳半になったときに、はじめて知人が主催のサークルにお誘いいただいたので参加をしてみました。
週に1回の集まりで手遊びをしたり思いっきり体を動かしたりお菓子を食べたりという内容で、子供は友達も増えましたし、私自身も初めてのママ友がたくさんできて楽しかったです。
基本的に私たちのサークルは幼稚園に入る前までの子たちが多いので、私も子供を3歳あたりまで連れて行こうかなと思っています。サークルなので親御さんたちがしっかりと話し合わないといけなかったりして、なかなか集まれないというトラブルもありましたがよくしていただいています。
もしサークルに入るかどうか迷っている方がいるのであれば、是非お勧めしたいです。理由としては幼稚園に入る前にしっかりと友達の大切さ、一緒に遊ぶ集団行動といった経験をすることが大事だと思っているからです。私は早め早めから慣れさせることで、人見知りからも解放されるようにしています。