子育てサロンで先輩ママが感じたメリット・デメリット
子育てサロンとは、市区町村の社会福祉協議会や民生委員・児童委員、NPOなどの民間団体が主催し、子育ての相談や情報交換、季節の行事や親子遊びを通じて仲間づくりができる地域の集まりです。多くは無料か数百円程度で参加でき、0歳から3歳くらいの子どもと保護者が主な対象になっています。
「毎日子どもと二人きり」「近所に同じくらいの年齢の子がいない」といった状況が続くと、孤独感や子育ての行き詰まりを感じてしまう保護者は少なくありません。そんなときに、気軽に立ち寄れる居場所として頼りになるのが子育てサロンです。
とはいえ、行ったことがないと「すでにグループができていて入りにくいのでは」「何をする場所なのか分からない」と不安で、なかなか足が向きませんよね。
そこでこの記事では、実際に子育てサロンを利用した先輩ママ15人の体験談を、行ってよかった点と不便に感じた点の両面から紹介します。あわせて、そもそも子育てサロンとはどんな場所なのか、運営しているのは誰か、当日の持ち物やマナー、はじめて行く前に知っておきたいことまでまとめました。施設によって内容に違いはありますが、デビューを迷っている方の後押しになれば幸いです。
ママ友できた?子育てサロンに行ってみたいママにオススメ体験談
思ったよりも楽しい場所でした
離乳食教室でできたママ友が、気になる子育てサロンがあるから一緒に行こうと誘ってくれたのがきっかけで、子育てサロンに行ってみました。
はじめは、既にグループができていたり、自分と価値観の違う人の集まりではないかと心配していましたが、実際は新しく入る人を温かく迎えてくれる雰囲気で、尻込みしていたのがバカらしく思える程でした。
特に、自分が好きなイベントはお誕生日会です。写真を撮る可愛い大きなフレームがあり、二人で写真におさまることができます。また、クッション素材でできたケーキがあったりと楽しい思い出作りができます。
他にはパラバルーンをママが輪になって持ち、その中心に赤ちゃんを置きふわふわとさせる遊びも楽しかったです。
サロンでの困ったことは全くなく、赤ちゃんとママの目線でしっかり考えられている場所でした。子育てサロンでは、同じくらいの月齢で集まるので、付き合いの輪が広がり、今まで以上に子育てが楽しくなりました。
不安だったけど楽しかった!
7カ月になったばかりの娘を連れて、子育てサロンに行きました。
普段は日中家で二人きりで過ごしているので、自分にも子どもにもお友達ができたら嬉しいなぁと思ったからです。
しかしながら、サロンに行こうと決めたものの、「こんにちは」と挨拶してから入室するのは良いとして、すでにいらっしゃるママさんの輪の中に入れるかな…と不安でした。
知らない土地での初参加だったので不安でいっぱいだったのですが、参加してみると音楽をかけて膝の上で手遊びをしたり、抱っこしながら踊ったり、読み聞かせをしたりと意外に楽しかったです。
そして色んなママとお話ができたり、保健師さんに子育てについて相談出来たりと、気分転換になって本当に参加してよかったです。
幼稚園前にお友達ができました
子育てサロンに行ったきっかけは、地域の子育て支援センターに遊びに行った時にスタッフから聞いたことです。
行く前は、知り合いもいなかったので行きにくいなと思っていました。もう完全にグループができていると思いましたが、実際に行くと、私のような親子が多くて親しみやすかったです。
お気に入りのイベントは、食育です。親子で野菜入りお団子を作ったり、クリスマスケーキを作ったりするのが楽しかったです。
子育てサロンで困ることは、予約をしないと行けないことです。家から離れた場所にあり、車じゃないと行けません。うちでは主人が仕事で車を使う時があるため、私が車を使える日が決められないので、不便に感じました。
サロンに行って良かったのは、そこで知り合った親子と同じ幼稚園に入れた事です。知り合いがいたおかげで、入園がスムーズでした。
いろいろな発見があった
初めての子育てで、毎日の生活すべてが不安でした。一日中家の中で、オムツ交換・授乳・寝かしつけの繰り返しで、世界が狭くなっていたんだと思います。
そんな時、気分転換になればと思い、子育てサロンに行ってみました。
私自身が人見知りで新しい場所に行くことが苦手でしたが、実際に行ってみると、みんな同じ不安や悩みを抱えたママやパパばかりなので、自然と会話をするようになり、たくさんの方のお話を聞くことができました。
保健師さんから、日頃の生活のしかたについてもアドバイスいただけましたし、歌やダンスをする時間は、子どものお気に入りでした。
リトミックや紙芝居、絵本の読み聞かせなど魅力的なイベントがたくさんあり、参加したいものばかりでしたが、子どもを連れての外出はやはり大変で、すべてには参加できず残念でした。
子育てに関するいろいろな情報も得ることができて良かったです。
人見知りがなく楽しんでいました
子供が1歳の頃、同じマンションに住む子育てサロンに通っているママさんが、子供がいる家庭のポストにチラシを入れてくださった事がきっかけで、私も地域の子育てサロンに入会しました。
リトミックが主で、走ったり飛び跳ねたりと、家ではできない運動ができて、笑顔が沢山見られました。また、ママ友もできて一緒に外出したり楽しかったです。
子育てサロンには5ヶ月間通い、その後保育園に入園しました。
最初は私から離れる事で泣いていましたが、子育てサロンのおかげで人見知りなくなり、よく笑う子になってくれ、お友達ともすんなり仲良くなれました。
歩くか歩かないかくらいのお子さんも利用していましたが、人見知りなく笑顔があふれていましたし、大きい子が小さい子を気遣いながらも、子供たちだけで遊べる様になっていたので、利用して良かったと感じております。
行ってよかった育児サークル
出産した病院が主催する育児サロンの存在は知っていましたが、日々の家事などで忙しく半年くらいまで行っていませんでした。
行こうと思ったきっかけは、ある日友達と電話で話していた時「ママ友いないの?」と聞かれたことです。無理にママ友を作ろうとは思いませんが、子供にとっていい刺激になるならと思い、緊張しながら参加してみました。
すでにグループが出来ていて、入りづらいなと思いましたが、同じ月齢の赤ちゃんママが話しかけてくれて、最後にはまた来たいと思いました。
そこは病院主催のサロンのため、毎回助産師さんや小児科の医師が同席してくれて、いろいろ質問できるので、子育てで不安なことを解消できてとても良かったです。
ただ、1歳未満が参加条件なので、もう少ししたら別の育児サロンを探さないといけません。
定期的にいかないとママ友作りは難しい
妊娠中に引っ越しをした為、出産したのは知り合いが全くいない土地でした。
慣れない赤ちゃんとの二人っきりの昼間の生活が続き、大人の話し相手がほしいと思ったのが、子育てサロンに行ってみようと思ったきっかけです。
知らない人ばかりの所に飛び込むのは苦手だったのですが、勇気を出して行ってみました。
行く前はすぐ友達ができて楽しい時間が過ごせる場所かなと思っていたのですが、実際に行ってみると、すでに赤ちゃんと輪っかになって5~6人で喋っているママさんたちがいました。
なので、行った後の印象は「期待しすぎていたかも…」という感じでした。結局、また輪に入れなかったらいやだと思い、その後1度しか行きませんでした。
行った際は、一人でいてもスタッフの人が話しかけてくれたので、困ったことは特になく、自宅から徒歩10分のところにあったので、不便さも感じませんでした。
行って良かったことは、スタッフの人にいろいろ相談できたこと。でも、定期的にいかないとママ友を作るまでにはいたらないと感じました。
お友達がいっぱい!子供と家にいるよりもおすすめ
息子が2歳になりヤンチャというか、私が遊び相手ではあまり満足していない様子だったのがきっかけで、子育てサロンに通うようになりました。
行く前にはママ友とか面倒だと思っていたのですが、行くと皆さんいい人達で、私も息子も楽しく過ごせています。
イベントはひな祭りや子供の日など、その月に合ったテーマのものが季節も感じられて好きですね。
私は車に乗らないので、バスか自転車で子育てサロンまで行くのですが、バスだと時刻表通りに行ってもすでに出てしまった後だったり、ベビーカーなどの荷物が重くて不便です。
子育てサロンに行って良かった事は、息子に同年代のお友達が出来た事です。家の近くの公園には、大きい子や息子より赤ちゃんしかいなかったので、お友達が出来て楽しんでいます。
子育ての悩みを聞いてもらえてよかった
はじめて子育てサロンに行ったのは、子供がやっと寝返りができるようになった6か月ごろでした。同じ月齢のママに誘われ、「どんな雰囲気なのか」「他のママと仲良くなれるか」など、緊張しながら行きました。
しかし行ってみると、職員の方が優しく施設利用の説明をしてくれたり、他のママにも紹介してくれたので、スムーズに他のママとお話をすることができました。
その後も、何度か通っていくうちに、職員の方や先輩ママに悩みを聞いてもらったり、ときには愚痴も聞いてもらったりで、私の憩いの場となりました。
イベントも月に何度か開催され、誕生日会やクリスマス会はもちろん、得意なママが指導員となり、お菓子教室やフラワーアレンジメントなども行われました。
子育てサロンでお友達になったママは、子供が4歳になった今でも、仲良くさせてもらっています。あの時、勇気を出して子育てサロンに行ってよかったなと心から思っています。
色々な年齢のママ友達が出来た
若くして子供を生んだ私は、友達がまだ独身で働き盛り。昼間に会えるようなママ友達がいませんでした。そんな時、子供の健診の時栄養士さんに教えてもらい、ママの知り合いが出来るといいなという気持ちで子育てサロンに行きました。
サロンに行く前は年上のママさんがたくさんいるんだろうなと思っていましたが、着いてみると、私より年下の人から40代くらいの人まで幅広い年齢層の方がいました。
そして、皆初めて来たという私と子供にとても優しくしてくれました。毎週色々なイベントが開かれていて、私と子供は歌って楽しむ英会話という講座が気に入りました。
子供は歌が大好きだったし、私は学生の時から英語が好きだったので、外国人ママが担当してくれるそのイベントはとてもためになりました。
サロンで困ったことは特にありませんでしたが、強いて言えば授乳室が狭くて順番待ちもしばしばあったことです。でも、色々な年齢の人と知り合えたし、育児の悩みも話せる仲になれたので行って良かったと思っています。
一生付き合える友達ができました
子どもが生後2ヶ月ごろ、実家から我が家に戻りました。最初は慣れない生活に四苦八苦していましたが、徐々に慣れてくると、今度は子ども二人きりの時間が退屈に感じ始めました。
このままではいけないと思い、近所の先輩ママさんに相談したところ、公民館や近所の大学に子育てサロンがあると教えてくれました。
まずは、近所の大学の子育てサロンに行きました。そこは保育科がある大学で、市の子育て支援事業の委託を受けて開設された子育てサロンでした。
最初は知らない人ばかりだろうし、みんな友達同士で遊びに来てるんだろうなと思い、少々不安もありましたが、行ってみると私と同じような方もいましたし、サロンを利用して間もないママさんも多く、楽しくおしゃべりしたり、育児の悩みを相談し合うことも出来ました。
また、季節ごとにイベントがあったり、読み聞かせの会やベビーマッサージの会など様々なことが用意されていました。中でも私と子どもが好きだったのは、夏場のプール遊びと縁日のイベントでした。
子どもが成長した頃になると、子ども同士の些細な喧嘩が起き始めるのですが、話に夢中で子供の事を全然見ていないママさんもいて、不快に感じることもありました。
でも、プラスになったことの方が大きくて、私はその子育てサロンでお友達を見つけて今では家族ぐるみでお付き合いしています。きっと、一生付き合えるお友達です。
あの時、ちょっと不安を抱えながらも、思い切って外に出て良かったと心底思っています。
お友達づくりの第一歩
一人目の娘が生まれて7ヶ月目の頃、娘と私の両方の友達作りの為に、子育てサロンに参加しました。
私自身の友人がまだ未婚の人ばかりだったので、娘に友達を作るには子育てサロンが一番とっつきやすく感じたためです。
行く前は児童会館のような子供がワーワー賑やかに騒いで親が眺めているだけ・・というようなイメージを勝手に持っていたのですが、参加したサロンは小学校の一室にあり、地域ボランティアの年配の方が多くサポートしてくれる中、月齢のかなり低い子も沢山いて、穏やかでアットホームな空間でした。
七夕・ハロウィン・クリスマス・豆まき等、季節ごとに催し物がある他、お誕生日月の子にお手製の首飾りや紙パックのおもちゃをくれるのが嬉しいです。
ただ、唯一不便なのはお気に入りのサロンが開催日が月一度、と少ないこと。ちょっと予定が入ったりすると参加できず残念です。
それでも、地域のママさんたちと顔見知りになれるし、子どもどうしの関わり合いを持てるので、行ってよかったと思います。新しいサロンも少しずつ開拓していきたいです。
子どもとのふれあいを見直すきっかけに
よく泣いたり抱っこを求めたりする娘に、家にいるままだと気分的にイライラしたり余裕がもてなくなったりしていた私です。
そのため、子どもとともに楽しめ安心できる場を求め、子育てサロンに行きました。
行く前は各家庭が個々で遊ぶイメージでしたが、話しかけてくれる人もおり、アットホームで温かいなぁと思いました。
いろいろなサロンに行きましたが、子どもの成長を残せる手形足形製作や、ベビーマッサージ教室は親も楽しめて気に入っています。
サロンに駐車場が限られている場合は、季節や場所によっては不便さを感じますが、概ね満足しています。
保育士さんや保健師さん、他のお母さんや子どもと関わることで、改めて親子の関わりを知ったり見直したりできるいい機会になっています。
子育ての悩みを気軽に相談できて良かった
赤ちゃん教室で出会ったママに誘われて、地区センターで月一度にボランティアの方々で開催している子育てサロンに行ってみました。
初めに名前の登録などして、初めてだと分かるとスタッフの方が、イベントの情報や施設のルール、など親切に教えてくれて助かりました。
スタッフは子育てを終えたおばさま世代で、優しく何でも聞ける様な雰囲気で親しみを感じました。
特に、初めての人は他のママに紹介してくれたり、話しかけてくれたりしたので孤立せずにすみました。行く前は、知らない人ばかりで不安でしたが、その不安もスタッフの方のおかげで解消されました。
おはなし会や、クリスマスの人形劇では、外部で活動されてる劇団を呼んで本格的な催しで、歌あり、ダンスありで、子供たちも大喜びでした。
サロンへはアクセスが悪く車で行くのですが、地区センターは駐車場台数が少なく、満車で停められないこともあり、不便なこともあります。
でも、子供同士で安心して遊べて悩みを相談できたり、ママの息抜きの場にもなるので行ってみて良かったです。
今でもママ友とは仲良し
夫の転勤で全く知らない土地へ来ましたが、2歳の息子と同じくらいの子どもが近所にはおらず、お友達作りに苦労していました。
そんな時、子育てサロンのチラシがポストに入っていたので行ってみることにしました。
初対面の人とはあまり話の出来ない私。恐る恐る中に入ってみると、優しそうな主催者が声をかけてくれました。
ほとんどグループができていて、入りにくいのではと心配していましたが、子どもをおもちゃで遊ばせていると、同じくらいの子を持つママさんが話しかけてくれました。
すっかり打ち解けいろいろな人に紹介してもらったり、子どもたちも仲良く遊んだりと、親子揃ってスムーズに仲間に入れてもらいました。
たくさんのイベントがある中、息子が気に入ったのは廃材を使った音の出るおもちゃ作りです。最後はみんなで歌いながら演奏して微笑ましかったです。
ただ、毎回ではないのですが、子供をサロンに置いて私用を済ませてから迎えに来るという、まるで子育てサロンを託児所のように使っているママには困りました。
とはいえ、ほとんどのママさんはみんな良い方なので、子どもたちが成長し子育てサロンを卒業した今でも大切な友達です。
体験談からわかる、子育てサロンを楽しむための4つのコツ
15人の声を並べてみると、感じている不安も、行ってよかったと思えた理由も、驚くほど共通していました。ここでは、これから初めて行く方がつまずきやすいポイントと、その乗り越え方を整理します。
「もうグループができていて入れない」は、ほとんどが取り越し苦労
LRさんもえりにゃんさんもららぱさんも、行く前は「輪の中に入れるかな」と不安でいっぱいでした。ところが実際は、スタッフや同じ月齢のママのほうから声をかけてくれたという体験がほとんどです。
もし自分から話しかけるなら、気負わずにひと言だけで十分です。「今日はじめて来たんです」「何ヶ月ですか?」と伝えれば、相手も「うちも同じくらいですよ」と自然に会話が続きます。まずは子どもをおもちゃで遊ばせながら、近くのママににっこり会釈するところから始めてみましょう。
一度きりで相性を判断せず、いくつか回ってみる
ちーかさんは、期待しすぎたまま一度行って「輪に入れなかったらいやだ」と、その後足が遠のいてしまいました。一方で、たんぽぽさんやさくままさんは「いろいろなサロンに行った」「新しいサロンも開拓したい」と複数を使い分けています。
サロンは施設ごとに雰囲気も年齢層も大きく違います。1か所が合わなくても、それはあなたのせいではありません。「ここは違ったな」と思ったら、別の会場や別の曜日を試すくらいの気軽さでいると、ふっと居心地のよい場所に出会えます。定期的に顔を出すことが、ママ友づくりの一番の近道でもあります。
無理にママ友を作ろうとしなくていい
まるママさんは「無理にママ友を作ろうとは思わない」と、子どもの刺激のために参加しました。ちーかさんも、結果的にはスタッフへの相談が一番の収穫だったと振り返っています。
ママ友作りだけがサロンの目的ではありません。保健師や保育士に悩みを聞いてもらう、家では出せない大きな声で子どもを遊ばせる、大人と少し話して気分転換する——それだけでも十分に「行ってよかった」になります。肩の力を抜いて通うほうが、かえって気の合う人と出会いやすいものです。
子どもから目を離さないことだけは忘れずに
たくママさんは、話に夢中で子どもを見ていないママがいて、子ども同士のtrouble に発展したことを不快に感じたと語っています。おしゃべりが楽しくなっても、遊具や小さな部品のそばでは、自分の子どもの安全管理は保護者の責任です。会話をしながらも視界の端に子どもを入れておく、これだけでお互いに安心して過ごせます。
そもそも子育てサロンとは?運営しているのは誰?
子育てサロンは、地域の身近な場所で親子が交流し、子育ての相談や情報交換ができる集まりの総称です。運営の主体はさまざまで、体験談に登場したように、社会福祉協議会や民生委員・児童委員が中心のもの、大学や病院が開くもの、NPOやボランティアが運営するものなどがあります。
| 運営の主体 | 特徴 | 会場の例 |
|---|---|---|
| 社会福祉協議会・民生委員児童委員 | 地域に根ざしたアットホームな雰囲気。ボランティアが中心で無料〜低額が多い | 地域福祉館・公民館・小学校の一室など |
| 地域子育て支援拠点(自治体・委託) | 常設で相談や情報提供が手厚い。開所日が多く立ち寄りやすい | 保育所・児童館・公共施設など |
| 病院・産院 | 助産師や医療スタッフに相談しやすい。対象月齢が限られることもある | 出産した病院・産院内 |
| 大学・NPO・民間団体 | 専門的なプログラムや季節イベントが充実していることも | 大学の子育て支援施設・地域センターなど |
公的な仕組みとしては、こども家庭庁が所管する「地域子育て支援拠点事業」があります。これは、公共施設や保育所、児童館などの身近な場所で、(1)交流の場の提供と交流の促進、(2)子育てに関する相談・援助、(3)地域の子育て関連情報の提供、(4)子育てや子育て支援に関する講習などを行うもので、児童福祉法に基づく事業として全国で実施されています。また、地域の子育てサロンの多くは、社会福祉協議会や民生委員・児童委員、主任児童委員、ボランティアの方々によって支えられています。
ただし、名称や運営形態、対象年齢、開催頻度、費用は自治体や施設によって異なります。詳しくは、お住まいの市区町村の窓口や子育て支援センター、社会福祉協議会などで最新の情報を確認するのが確実です。
子育てサロンでできること・当日の持ち物
「何をする場所か分からない」という不安は、当日の流れをイメージできれば軽くなります。体験談で語られた内容をもとに、主な過ごし方と持ち物をまとめました。
サロンでできることの例
・親子で自由に遊ぶ(おもちゃ・絵本・広いスペースでの体を使った遊び)
・季節の行事やイベント(誕生日会・七夕・ハロウィン・クリスマス会・豆まきなど)
・親子で楽しむプログラム(リトミック・手遊び・読み聞かせ・ベビーマッサージ・手形足形製作など)
・スタッフ(保健師・保育士・助産師など)への子育て相談
・同じくらいの月齢の子を持つ保護者との情報交換
持って行くと安心なもの
・おむつ・おしりふき・替えの服
・ミルクや水分、必要に応じて授乳ケープ
・タオルやスタイ、着替えを入れる袋
・母子健康手帳や連絡先メモ(相談したいことがある日)
・動きやすい服装と、脱ぎ履きしやすい靴
はじめて行く前に知っておきたい注意点とマナー
気持ちよく過ごすために、最低限おさえておきたいポイントもあります。難しいルールはほとんどなく、お互いに心地よく過ごすための気配りが中心です。
・子どもから目を離さない。遊具や小さな部品のそばでは特に近くで見守る
・体調がすぐれないときは無理せず参加を控える
・おむつ替えは決められた場所で行い、使用済みのものは持ち帰るなど施設のルールに従う
・写真撮影は、ほかの親子が写り込むときにひと声かける
・予約制か自由参加か、費用の有無は事前に確認しておく
子育てサロンに関するよくある質問
Q. いつからデビューできますか?
A. 生後まもない赤ちゃんから参加できるサロンもあります。首がすわる前でも、寝かせたまま参加できる場所が多いです。ただし「1歳未満まで」「0〜3歳」など対象年齢は施設によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
Q. 予約は必要ですか?費用はかかりますか?
A. 自由に立ち寄れるところもあれば、予約制のところもあります。費用は無料〜数百円程度が一般的ですが、材料費などがかかるイベントもあります。開催日や予約の要否とあわせて、自治体や施設に確認しましょう。
Q. ママ友を作らないといけませんか?
A. その必要はありません。子どもを遊ばせる、スタッフに相談する、少し気分転換をする——目的は人それぞれで大丈夫です。無理をせず、通いやすいペースで利用するのが長続きのコツです。
まとめ
子育てサロンは、「入りにくいのでは」という不安さえ越えてしまえば、多くの先輩ママが「行ってよかった」と感じられた場所でした。気の合うママ友に出会えた人、スタッフへの相談で心が軽くなった人、子どもの世界が広がった人と、得たものはさまざまです。
大切なのは、一度で相性を決めつけず、無理のない範囲で気軽に足を運んでみること。近くのサロンの情報は、市区町村の窓口や子育て支援センター、社会福祉協議会などで教えてもらえます。少しだけ勇気を出した先に、あなたと子どもの新しい居場所が見つかるはずです。




