子育ての悩みを相談する相手は?気持ちは救われた?体験談

子育ての悩みを相談したいと思っても、誰に相談すればよいのかわからず、戸惑うママもいるかもしれません。そんなとき、みなさんは誰に相談しているのでしょうか。
今回は、子育ての悩みを誰に相談しているのか、相談した結果どうなったのかを、育児中のママ12人に聞きました。話を聞いてもらいたいとき、頼れる相手は誰なのか、話すことで悩みが解決するのか、ぜひ参考にしてみてください。中には、インターネットで情報を探すというママもいましたよ。
1人で悩まないで!子育てで悩んだときは誰に相談するのが一番?
プロの意見は心強い

私は6年前に第一子を出産しました(現在5歳)。出産直前に引っ越したため、近くに知り合いが誰もいませんでした。産後1か月ほど経った頃、「赤ちゃん訪問」で保健センターの方が来てくれました。
そのとき、「子育て支援センター」に生後2か月ごろから遊びに行けるという情報をもらいました。正直、生後2か月の頃はバタバタして行けませんでしたが、生後4か月頃に「ねんね」という赤ちゃん向け教室に参加しました。
この教室には、同じ月齢の赤ちゃんとママ、保育士さんがいて、「子育て支援センターのねんね」は私の育児の不安やストレスを解消してくれました。ママ友もできて、今でも連絡を取り合い、遊ぶ仲です。
子育ての悩みは月齢によってさまざまです。4か月頃だと、なかなか泣き止まない、家事が進まない、一人でお風呂に入れる方法などがよくある悩みで、私も同じように悩んでいました。
「子育ての相談」と聞くと、少し堅苦しくて「頑張れば乗り越えられるから相談する必要はない」と思っていた時期もあります。でも実際に保育士さんに相談してみると、世間話の延長のような気軽さで話せて、気持ちがどんどん楽になっていくのを感じました。
夫についての要望は特にありません。仕事をしながら、よく子どもの世話をしてくれています。
先人の知恵は助かる

現在、生後5か月の息子を育てています。月齢に応じて、どんどん新しい悩みが出てくるようになりました。
悩みがあるときは、先輩ママや母に相談しています。最近は、不可解なぐずりや奇声を上げるようになったことが悩みです。
先輩ママに相談すると、実体験があるので共感してもらえます。「みんなが通る道なんだな」と思えて、気持ちが軽くなります。母からは具体的な対処法を教えてもらえるので、本当に助かっています。
夫は、私が悩んでいるとすぐにネットで調べてくれますが、たいてい私もすでに調べ済みです。インターネットの情報がすべてではないので、もっと私の気持ちに寄り添い、一緒に悩んでほしいと思っています。
夫とは、育児の悩みを共有したいです。それだけでも、心が救われる気がします。
夫に愚痴を聞いてもらう

2歳と6歳の子どもがいます。夫と2人で育児をしているため、子どもを預けることができず、ほとんど自分の時間が持てません。イライラしてしまうことも多く、いつも「1人でゆっくりしたいな」と思っています。
下の子が幼稚園に通うまでは、夫に愚痴を聞いてもらいながら頑張ろうと思っていますが、本当にストレスが溜まります。子どもとずっと一緒に過ごすことは、想像以上に大変です。
そんなとき、ネットで同じような悩みを抱えている人の書き込みを見ると、安心します。「私だけじゃないんだ」と思えると、また頑張ろうという気持ちになれます。
「もう少し、もう少し」と自分を励ましながら頑張っています。子育ては長いですが、子どもは本当にかわいい存在。いつか巣立つ日が来るからこそ、今はストレスに耐えてでも頑張ろうと思えます。
同じ歳の子を持つママ友に聞く

子どもは1歳8か月です。子育ての悩みは、同じくらいの年齢の子を持つママ友に相談しています。たとえば、食べてくれない食材の調理方法や、ひどい癇癪への対処法などをよく話しています。
相談することで、悩みがすぐに解決するとは限りませんが、話すだけで気持ちの整理ができて、精神的に楽になります。
夫には、もっと率先して育児に関わってほしいと思っています。少しの時間でもすぐスマホを触ってしまうのが気になります。「せっかく一緒にいるんだから、子どもと遊んであげて」と思ってしまいます。
「今が一番かわいい時期なんだから、もっと触れ合って」と注意するのですが、なかなか伝わらないのが残念です。
ママ友に相談したら楽になった
育児をしたことがあるなら、誰でも体験してるであろう育児あるある。その中で、最初の壁が赤ちゃんあるある。現在4人の子供を育てていて4人目を久しぶりに出産しました。
上の3人は小学生で、久しぶりの赤ちゃん。出産後、退院して始まった久しぶりの赤ちゃん育児。ただでさえ、授乳で寝不足なのにとにかく抱っこしてないと泣く。
ギャンギャン泣いていても、抱っこしたとたんピタっと泣き止む。寝た所をそーっとベッドに置くと、まるで背中にセンサーがついてるのか!と思うほどすぐに泣く。
これを一日何回も繰り返して、抱っこのしすぎで肩こりが半端ないです。でも、抱っこしないとずっと泣き続けるので、仕方なく抱っこをする。そして、寝る→置く→泣くの繰り返し。これが何時間も続くとさすがに心が折れてきます。
普段、忙しい旦那に相談すると、家にいるときは、積極的に抱っこしてくるけど、家にいる時間が少ないから、結局肩こりは治らず。
しかも、旦那はよく寝る人ですが、休日の眠い時は昼寝しちゃって、赤ちゃんが泣いても自分は寝てるので、もう少し家にいる時位は見てくれればなと思います。
ママ友に相談すると、友達の子は、もっと敏感で少しの音でもすぐに泣く。置くと泣くのは当たり前。まだまだ私なんていいほうとわかったら、少し楽になりました。
これから先、何十年の今だけだからと励まされて、そうだな本当に可愛い赤ちゃん時代は今だけなんだと思ったら、泣く姿も愛おしく思えてきました。
まず母親に、次に友達に相談

私は4歳、2歳、0歳のママです。子育てでよく、悩みや不満、ストレスなどなど、不安な気持ちや、楽しいことまで、まずは母親に話します。
でも、育児は、昔と今では違うことも多いため、同じ子育てをしている友達に相談することが多いです。
子育ての悩みは様々で、1人目のトイレトレーニングが上手く進まないときには、どうしたら上手くいくのかなどを相談しました。
2人目では、ことばの発達が遅くて、友達の子どもと同じような月齢なので、相談しています。
あとは、イヤイヤ期の対処方なども相談します。友達に相談することで、自分の子どもだけではないと、不安がなくなったり、よりよい方法を聞くこともできます。
旦那様には、子どもと遊んだり、関わる時間を増やして欲しいと思っています。
「わかるよ、うちも一緒だよ。」って言葉に救われた

3歳の娘の話です。未だにイヤイヤ期が続いており、ストレスがたまる毎日です。娘は、普段は機嫌が良く可愛いのですが、眠くなった時など一度機嫌が悪くなると、どうしようもなくなります。
耳を突き抜けそうなくらいの高音で、「キーキー、ギャーギャー」わめき散らして大暴れします。家の中でなら、私が我慢すれば良いだけなので大丈夫ですが、外でも同じようにわめく事があるので、その時は本当に困り果ててしまいます。
通りすがりのおじさん達から白い目でみられたり、溜め息をつかれたり、時には「うるさい!」と怒鳴られたりして、私が泣きたくなる日もあります。
そんな時は、とにかく誰かに聞いてもらって、ボロボロになった自己肯定感をなんとかしてもらいたくなります。
ママ友は、基本的に同じ歳の子を育てている人が多いので、悩みが似ていて、共感してくれる人がほとんどです。
「わかるよ、うちも一緒だよ。」って言葉にどれだけ救われた事か。滅多にない事ですが、たまに上から目線のアドバイスを延々とされて、余計に辛くなった事もありますが(笑)。
夫には、相談というより愚痴を聞いてもらっています。夫は仕事が忙しく、平日は殆ど家にいないので、子供の世話は基本的に私の担当です。
特に意見をしてくるでもなく、いつもありがとうと言葉と態度で示してくれるので、それで十分かなと思っています。贅沢を言うと、土日にもう少し昼寝の時間を短くして、子供と遊んでほしいなと思いますが。
話を聞いてもらうだけで気分が楽になる
8才と10才の娘二人がいます。上の子だけだった頃は、一人だけに時間をたっぷりかけて構うことができたので、私も余裕がありましたが、2年後に下の子が生まれてからは、どうしても下の子に手がかかるようになり、毎日とても忙しくなりました。
上の子にも同じように接しているつもりですが、下の子にヤキモチを焼いてしまい、意地悪をすることがしばしば。
泣いた下の子を私があやして、上の子がそれを見ていじけるという悪循環でした。幸い、実の両親がそばにいるので、悩みや困った出来事を相談し、聞いてもらうだけでも気分的に楽になれます。
夫も子育てにとても協力的で、休みの日はよく二人を公園などに連れて行ってくれるので、特に不満はありません。
姉妹けんかはよくしますが、困ったときはお互い助け合っているので、その姿を見るとうれしくなります。将来、姉妹がいて良かったなあと思ってくれたら嬉しいなあと思います。
姉に頼って不安を吹き飛ばします

2歳1か月の息子がいます。全く同じ日に、近所に住む姉と同じ病院で出産しました。そのため、子育ての相談はもっぱら姉にしています。
同じ月例だと、悩みも同じであることが多いのですが、最近では、子供の教育についての相談をよくしています。やはり、子育ての相談をすると、自分の持っていない情報をいろいろ持っているので、自分の知らない世界を知れてとても参考になります。
子育ては本当に孤独なので、うちの子だけがこんな事するのかななど、自己嫌悪に陥ることも少なくないのですが、みんなそうなんだと思えることが多くあるから、不安を吹き飛ばしてくれます。
幸い旦那さんは、子育てや家事に協力的なので助かっていますが、これからも、子育てのちょっとした悩みでも、真剣に聞いてもらえるだけでうれしいです。
主人が「焦らないで」と言ってくれた

1歳9か月の娘を持つママです。子育ての悩みは、主に主人・実母・友人に相談します。特に同じ月齢の子を持つママには、困った時にはすぐに相談します。
私の最近の悩みは、娘がご飯を食べないことです。白ごはんや豆腐・豆類は好きなのですが、肉類や野菜はほとんど食べないので、栄養面で不安に感じています。
そんな時には、実母や友人に相談すると、「うちもそうだよ」や「あなたが赤ちゃんの時も食べなかったよ」と言われると、心が軽くなり、気持ち的にも少し楽になります。
主人は、とても育児に積極的なので、助かっています。娘の食事が進まないときも、「いつかはみんな食べるんだから焦らないでいこう」と言ってくれるので、少し気持ちが楽になります。
解決するというよりも話に共感してほしいという思い
子供の年齢は9歳と7歳です。子育ての悩みを相談するのは、やはり、ママ友もしくは子供がいる学生時代からの友人に相談します。
私の子育ての悩みは、子供達は小学生なので、お友達関係と勉強(自主的に勉強しないなど)が多いかなーと思います。
子育ての悩みを人に相談するメリットは、同年代の子供を持つママさんから、少しでもアドバイスがもらえたりすることです。
やはり話しただけでも、一人で溜め込んでいるよりはスッキリするし、特に女性なら共感してもらえると思いますが、女性の場合は解決してもらいたくて聞いてもらうというより、聞いてもらって共感してもらえて気が楽になるというのが多いですよね。
子育てについての旦那への要望は、あまりすぐにキレないで欲しいなということです。そのときの機嫌で突然キレたりするので、子供達もパパの顔色をいつもうかがっている気がします。
仕事で疲れているかもしれないけれど、できれば、いつも落ち着いて同じペースで子供に接して欲しいです。
自分だけじゃないんだと思える

子供の年齢は3歳です。子育ての悩みは、自分の母に相談しますが、離れた場所にいますので、基本的には自分で解決するようにしています。
子育ての悩みを相談すると、気持ちが楽になりますし、ママ友と話す時には、自分だけじゃないんだ!みんな、悩みがあるんだな、と思えるようになりました。
旦那は、あまり子育てに積極的ではありませんが、休みの日があると、子供と一緒に自然と触れ合う体験をさせてくれるので感謝しています。
最近だと、キャンプ場に行って、自然の中で川遊びしたり魚釣りをしたり星空を眺めたり、大きなカエルを捕まえたり、一緒になって遊んでくれています。
旦那が1番はしゃいでいるので、もう少し、普段も子供が転んだりしないように、川で溺れないように注意して見てほしいです。