離乳食のおにぎり作りに関する記事

離乳食のおにぎりはいつから?安全な作り方と後期のレシピ

離乳食のおにぎりはいつから?安全な作り方と後期のレシピ

おにぎりに海苔をつけるのはいつから?板海苔や味付け海苔の注意点、赤ちゃんが喉に詰まらせないための刻み方・つけ方のコツをわかりやすく解説します。

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離乳食のおにぎりの作り方は赤ちゃんならではの安全性に配慮して!

おにぎりを作る主婦の手

離乳食が中期から後期へ進むと、手づかみできるおにぎりデビューを考えるママが増え始めます。

おにぎりは昔から日本人にとって馴染みがある食べ物。体を作る上でとても大切なエネルギー源となりますが、月齢に合った作り方や与え方を知っておくことも大切なポイントです。

そこでこちらでは、離乳食におにぎりはいつから与えられるか、誤飲や窒息などのトラブルを防ぐ作り方や与え方、離乳食におにぎりを取り入れる栄養面のメリット、後期から完了期までのおにぎりの進め方、与えるときの工夫などについてご紹介していきます。

離乳食におにぎりはいつから?後期になり軟飯に進んでから

離乳食を食べる赤ちゃん

離乳食後期(生後9~11ヶ月ごろ)に入り、赤ちゃんに食への興味が見られ、軟飯を食べられるようになったら、おにぎりデビューを考えてみましょう。

7分粥は水分が多すぎるため、おにぎりの形になりません。9ヶ月ごろはまだ軟飯に慣れていない赤ちゃんも多く、10ヶ月~11ヶ月ごろにかけて軟飯に進む赤ちゃんが増えてきますが、離乳食の進み具合には個人差がありますので、あくまでも赤ちゃんのペースに合わせるのが基本です。無理なく進めましょう。

おにぎりに海苔はいつから?味付けなしなら離乳食後期からOK!

おにぎりと言えばやっぱり海苔。青のり、刻みのり、板海苔、味つけ海苔、海苔の佃煮など様々な製品がありますが、添加されていない青のりや刻みのり、焼き海苔であれば、離乳食後期から与えられます。

ただし、離乳食で板海苔をそのまま与えるのは避けましょう

また味付け海苔には砂糖や醤油などいろいろな調味料が添加され、味付けも濃いため離乳食向きではありません。海苔を怖がって食べてくれない赤ちゃんには、無理に与えず、ごはんに細かくちぎって混ぜ込むところから始めると慣れやすくなります。

離乳食のおにぎりの安全な作り方!トラブルを防ぐ5つのポイント

離乳食のおにぎりで乳幼児に起こりやすいトラブルは、誤飲、窒息、食中毒の3つです。トラブルを防ぐには、おにぎりの作り方や与え方に配慮が必要。次の5つのポイントに注意して、安心して食べさせてあげましょう。

1海苔は小さく刻んで使う

刻み海苔

赤ちゃんが安心して食べられるように、離乳食のおにぎりに板海苔を使う場合は必ず刻んでから使用しましょう。

また、おにぎり同様に人気がある幼児用のり巻きも、のどに詰まる恐れがあります。与える場合は細めに巻き、咀嚼力(そしゃくりょく)に合わせた長さに切って与えましょう。

2歳になるまで板海苔は切って与えて!

離乳食を食べる赤ちゃんや幼児は、海苔を噛み砕くために必要な咀嚼力(そしゃくりょく)が未熟です。そのままの形状の板海苔を与えると、喉に張り付いたり、塊のまま飲み込んだりしてしまう可能性があるため注意しましょう。

平成28年3月、当時の内閣府(現在はこども家庭庁が所管)が保育園などの施設に向けて「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン」を公表しました。

ガイドラインでは、0・1歳児にはおにぎりの焼きのりを避け、代わりにきざみ海苔を使用すると記されています。心に留めておきましょう。月齢が同じでも咀嚼の発達には個人差があるので、不安な場合は保育園の栄養士や自治体の保健センターに相談すると安心です。

2海苔がご飯に馴染んでから与える

おにぎりの海苔で話題となるパリパリ派としっとり派。どちらも美味しいのですが、赤ちゃんにはしっとりするまで待ってから与えることが大切!おにぎりに海苔をつけたら、海苔がご飯と馴染むまでしばらく置いてから赤ちゃんに食べさせましょう。

パリパリのままだと食べたときに赤ちゃんの喉に張り付きやすくなるため注意が必要です。

3ラップを使って握る

ラップに包まれたおにぎり

おにぎりを作ってすぐ食べる分には、綺麗に洗った手で握っても問題はありません。けれどお出かけ用など作ってから時間を置いて食べるおにぎりは別。ラップを使って握ることで、作る人の手についている黄色ブドウ球菌の増殖を抑えることが大切です。

普段は悪さをすることのない菌ですが、食品などに付着して時間が経つと増殖すると同時に毒素が発生してしまいます。これがお腹を壊す原因となるのです。

4ご飯が冷めてから海苔をつける

お出かけ用などすぐに食べない離乳食のおにぎり作りは、ご飯が冷めたのを確認してから海苔をつけるようにするのがポイント。熱いうちに海苔を巻くと、蒸れて水分が多くなるため傷みやすくなります。

5ラップを外して持たせる

おにぎりをラップで包んで持たせれば赤ちゃんの手が汚れずに済みますが、事故を防ぐためにはラップを外してからおにぎりを与えましょう。

また、ラップを大人がめくりながら食べさせる場合は、乳幼児から目を離さないようにしましょう。

透明なフィルムやポリ袋は、乳幼児の誤飲・窒息事故の原因になりうるものとしてよく知られています。離乳食のおにぎりを持たせるときも、ラップが赤ちゃんの口や鼻をふさがないよう、外出先では大人がその場で外してから渡すようにすると安心です。

離乳食のおにぎりは海苔や具をプラスして栄養バランスをよくしよう!

並んでいるおにぎり

おにぎりは粉もので出来たパンや麺などと比べて粒状なので、消化・吸収がゆっくりと行われる腹持ちが良い優秀なエネルギー源。

作ってから時間が経って冷めたご飯は、お米に含まれるでんぷんの一部が「レジスタントスターチ」(難消化性でんぷん)という食物繊維に似た働きをする成分に変化するため、さらに腹持ちが良くなるといわれています。

おにぎりは様々な具と相性が良く栄養バランスを取りやすいので、好き嫌いのある乳幼児のママにとっては頼りになるお助けメニュー。海苔をつけることで風味もでて、赤ちゃんも一気に食欲が湧いてパクパク食べてくれます。

しかも海苔には、離乳食で不足することが心配されるビタミン・ミネラルが豊富に含まれているため、一緒に摂ることで食事の栄養バランスがグッと良くなります。

離乳食後期の手につかない軟飯おにぎりレシピ

後期で食べる軟飯は水分が多く、丸めようとしても手にベタベタとくっついてとても握りにくい!

そこで軟飯でもグッズなしで手軽に作れて赤ちゃんも食べやすい、ラップを使って作るおにぎりレシピと、ベタつきをなくしたおやき風おにぎりレシピの2つをご紹介します。

ラップで簡単!コロコロおにぎりのレシピ

コロコロおにぎり

材料:軟飯、きな粉、青のり

  1. ラップを15センチほど出し、巻き寿司を作る要領で、軟飯を細長く乗せる
  2. ラップでクルッと巻き、端をクルクルねじる
  3. さらに一口大ずつクルクルねじってラップを外す
  4. きな粉、青のりをまぶす

※青のり・きな粉の他にも、お好みで手作りふりかけ等をまぶせば、べたつきが抑えられて栄養価もアップ!栄養士おすすめの一品です

軟飯おやき風!鮭と人参のおにぎりレシピ

軟飯おやき風鮭と人参のおにぎり

材料:軟飯、サケ切り身、にんじん少々

  1. サケはグリルかフライパンで焼き、身をほぐす
  2. 人参をすり下ろし、水を少々加えて軽くレンジで加熱する
  3. 軟飯に鮭と人参を混ぜ、おやきのようにフライパンに広げて側面を焼く
  4. 手でつまめる大きさに包丁でカットする

※人参を焼くことで甘みがでるため、人参嫌いの赤ちゃんにも食べやすい一品!ごまアレルギーのない子には、少量のごま油で焼けば風味も栄養もアップしてさらに美味しくなります

おにぎりメーカーや型を使えばベタつかず簡単に作れる

手やラップで握る以外に、100円ショップやベビー用品店で売られている小さめの「おにぎりメーカー」を使う方法もあります。軟飯を型に詰めて押し出すだけで一口サイズに成形できるので、手にベタベタとくっつく心配がなく、忙しい時期のママの負担も減らせます。

選ぶときは、赤ちゃんが一口で食べやすい小さめサイズのものや、パーツが少なく洗いやすい形状のものを選ぶと衛生的に使いやすいでしょう。購入後は説明書通りに洗浄・消毒してから使い始めてください。

離乳食完了期の手につかない軟飯おにぎり

歯もどんどん生えそろってくる完了期。食べられる食材や外出の機会もますます増えてきますので、お弁当にできるおにぎりレシピを色々と知っておくととっても便利!

こちらではそんな完了期におすすめの、軟飯のベタベタを軽減したサンドイッチ風おにぎりレシピと、お出かけにぴったりな焼き飯おにぎりレシピをご紹介します。

握らない!海苔サンドおにぎりのレシピ

海苔サンドおにぎり

材料:ご飯、焼き海苔

  1. 4つ切りほどの大きさの焼きのりの上に、1.5cmほどの厚みで軟飯をのせる
  2. もう一枚焼きのりをかぶせて、キッチンバサミで食べやすい大きさに切る

焼き飯おにぎりのレシピ

焼きめしおにぎり

材料:ご飯、無塩ベーコン、ピーマン、卵、しょうゆ、無塩バター

  1. フライパンに無塩バターを入れ、みじん切りにしたベーコン、ピーマンを炒める
  2. フライパンの空いたところに溶き卵を入れ、その上にご飯を入れて炒める
  3. しょうゆをほんの少し鍋肌に垂らし、炒めたら完成
  4. 冷めてからラップで包んで形をつくる

離乳食のおにぎりでよくある質問

9ヶ月・10ヶ月ですが、おにぎりを与えても大丈夫?

9ヶ月ごろはまだ軟飯に慣れていない赤ちゃんも多く、無理におにぎりの形にする必要はありません。10ヶ月前後で軟飯をしっかり食べられるようになってから、小さめの一口サイズで試してみましょう。

軟飯が手にくっついてまとまらないときは?

ラップを使って握る、記事内で紹介したおにぎりメーカーを使う、あるいはおやきのようにフライパンで焼き固める方法がおすすめです。手で直接握る場合は、手を濡らしすぎず、軟飯を少し冷ましてから握るとまとまりやすくなります。

市販のおにぎりメーカーはどう選べばいい?

一口サイズに小さく成形できるもの、パーツが少なくお手入れしやすいものを選ぶと、離乳食用として使いやすいでしょう。

板海苔はいつから普通に巻いて食べさせていい?

咀嚼力が十分に発達する2歳ごろまでは、板海苔はそのまま与えず、刻み海苔を使うか小さく切ってから与えるようにしましょう。

離乳食のおにぎりで食の楽しみを広げてあげよう

おにぎりは手づかみ食べの練習にもなり、赤ちゃんが自分で食べる楽しさを覚えるきっかけにもなるメニューです。海苔の刻み方やラップの使い方など、月齢に合った作り方のポイントを押さえながら、後期から完了期にかけて少しずつレパートリーを広げていきましょう。

軟飯がベタついて握りにくいときは、無理に手で丸めようとせず、ラップやおにぎりメーカーなど使いやすい方法を選んで、赤ちゃんとの食事の時間を楽しんでくださいね。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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