離乳食いんげん健康効果&レシピに関する記事

離乳食にいんげんはいつから?健康効果や段階別簡単レシピ

離乳食にいんげんはいつから?健康効果や段階別簡単レシピ

離乳食にいんげんを使いたいママ、豆の形の成熟した「いんげん」と緑色の「さやいんげん」では同じいんげんでも栄養や調理方法に違いがありますので注意しましょう。こちらではいんげんとさやいんげんの違い、段階別のおすすめレシピなどをご紹介します。

マーミーTOP  >  赤ちゃん  >  離乳食にいんげんはいつから?健康効果や段階別簡単レシピ

離乳食のいんげんで元気な体と皮膚を作ろう!開始時期&レシピ

スーパーの冷凍食品コーナーにある冷凍いんげん。購入や保存が手軽にできて離乳食の彩りとしても一年中役立ちますが、同じようにいんげんと呼ばれるトラ豆やひよこ豆などと栄養価が違うため、離乳食作りでは注意しなければなりません。

今回は、豆の形の「いんげん」と緑色の「さやいんげん」の違い、赤ちゃんは離乳食でいんげんをいつから食べられるか、さやいんげんや冷凍さやいんげんの健康効果、選び方や下ごしらえ、離乳食段階別のおすすめレシピについてご紹介していきます。いんげんは赤ちゃんのとって有効な栄養素を沢山含んでいますので、ぜひ活用してみましょう。

「いんげん」とは「さやいんげん」の違い

私達が普段食べている「いんげん」には、白いんげん・うずら豆・金時豆・トラ豆などの豆の形をしたタンパク源の「成熟した豆」と、まだ成熟していない未熟な莢(さや)の状態で野菜として食べる「さやいんげん」があります。私達がスーパーの冷凍食品コーナーでよく見かける冷凍いんげんは「さやいんげん」のこと。

成熟したいんげんは豆ですのでたんぱく質が豊富ですが、さやいんげんは他の豆類に比べてたんぱく質の量が劣る代わりにビタミンなど野菜に豊富な栄養素が多く含まれていますし、成熟させる豆とは品種も異なります。(注1)

また、豆の形のいんげんは通常乾燥させて販売されていますが、さやいんげんは生のままか冷凍で販売されていることが多いため離乳食作りでは調理の手間や方法に違いがあります。どちらも生食はできずしっかりと加熱調理しなければなりませんが、離乳食のベビーフードにも「白いんげん」「さやいんげん」共に使用されていますね。

離乳食でいんげんはいつから食べられる?

離乳食で白いんげんやさやいんげんを食べられるようになるのは、離乳食中期の生後7ヶ月頃からとなります。
ただし、乾燥したいんげん豆生食や加熱不足レクチン中毒を引き起こしますので、離乳食作りでは十分な注意が必要です!

生の白いんげんに含まれるレクチンは「沸騰状態で10分以上加熱することで不活化した」という報告がある一方、生の状態の物をたべることでひどい嘔吐や下痢を発症しこれまで多数報告例があります。離乳食にする場合はしっかりと水戻しして十分に加熱してから与え、喉に詰まらせる危険性にも配慮して離乳食の進み具合に応じて与える形状を工夫して窒息を防ぎましょう。(注2)

さやいんげんは食物繊維が豊富なため、すり潰す力が未発達な赤ちゃんには食べにくいです。1mm程度の薄切りにして与えるなど赤ちゃんが食べやすいように工夫し、初めのうちはスープにするのも良いでしょう。

いんげんアレルギーへの注意

いんげんに含まれるたんぱく質によっても赤ちゃんが食物アレルギーを発症する恐れはあります。
ただし、同じ豆類の大豆アレルギーがある子供がいんげんを食べられないとは限りません。大豆といんげんはアレルゲンが異なるため、どちらかが食べられないからと同じ豆類であるもう一方にもアレルギーがあるとはいえないのです。(注3)

親が自己判断して食材を除去することによる栄養不足は成長段階の赤ちゃんへのリスクが高いので、両親に大豆アレルギーがあるなど赤ちゃんに与えるのに心配な要因がある場合、いんげんアレルギーは大豆アレルギー同様に血液検査で調べることができますので、早めに専門医のいる病院で血液検査を行って医師の指示に従って離乳食への対応を行いましょう。

離乳食のさやいんげんの健康効果

こちらでは、離乳食に使いやすいさやいんげんの健康効果についてご紹介します。豆に劣るとはいえたんぱく質など豆類に豊富な栄養とビタミンなど野菜に豊富な栄養を兼ね備えた離乳食に便利なさやいんげん。冷凍食品もあるため一年中使いやすく彩りとしても大活躍してくれます。赤ちゃんに嬉しいどんな健康効果を秘めているのでしょう?

体が元気になる!アスパラギン酸

さやいんげんにはたんぱく質の中でも疲労回復効果が高いアスパラギン酸が豊富です。アスパラギン酸はアスパラガスにも多く含まれていますが、皮膚や粘膜が傷ついた時に組織を修復する働きもありますので、赤ちゃんの健康維持にぜひ離乳食に加えてあげましょう。(注4)

皮膚が元気に!カロテンやビタミン

さやいんげんには体内でビタミンAに変わるβ-カロテンが10g中に52μgと比較的豊富に含まれているほか、ビタミンB1やB2などのビタミンB群やビタミンC、葉酸、カリウムなども含まれています。(注5)
これらの栄養素は皮膚や粘膜の健康維持に役立ちますので、赤ちゃんの風邪予防や肌荒れの改善に効果的です。

出血が止まりやすくなる!ビタミンK

さやいんげんには多くの種類のビタミンが含まれていますが、中でもビタミンKは非常に豊富です。ビタミンKは、血液を凝固させる働きがあるので、赤ちゃんが出血した時に止まりやすくなります。何かの拍子に赤ちゃんが出血したらビックリするでしょうが、ビタミンKを摂取していると安心ですね。

便秘の解消に!食物繊維

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、さやいんげんには不溶性食物繊維が豊富に含まれます。不溶性食物繊維には便秘を解消してくれる効果がありますが、水に溶けない性質から過剰に摂取してしまうとさらに便秘が悪化することもありますので注意しましょう。

美味しいさやいんげんの選び方

離乳食の食材は味つけをせず素材の味をシンプルに味わうので、美味しくて新鮮なものを選んであげたいですね。生のさやいんげんを購入する時は次の点に注意して選びましょう。

  • 表面がツヤツヤして緑色が鮮やかなもの
  • さやの先が黒ずんだりしぼんだりせずピンと立っているもの
  • 曲げるとポキッと折れるもの
  • 豆の形がですぎていないもの

さやいんげんの下ごしらえと茹で時間

ザルに入ったインゲン

離乳食で使う食材は新鮮さが大切です。さやいんげんを買って来たら出来るだけ早く下ごしらえ(下茹で)し、その日に使う分以外は冷凍保存しておきましょう。

昔のさやいんげんにはスジがありましたが、最近はスジのないさやいんげんがほとんどです。念のためさやいんげんを使う際にはスジがあるか確認し、ある場合にはとり除きましょう。離乳食で使う際の茹で時間は通常よりも長めにし、柔らかくなるまでじっくりと茹でましょう。

さやいんげんの下ごしらえ方法

さやいんげんを流水で洗う

1. さやいんげんをきれいに水洗いする


さやいんげんの端を切る

2. さやいんげんにスジがあるか確認し、あればスジの先を持って引き抜いてから両端を切り落とす


さやいんげんを鍋で茹でる

3. 鍋に湯を沸かし、さやいんげんを入れて柔らかくなるまで茹でる


茹でたさやいんげんを冷水に晒す

4. ザルにあげてから冷水にさらし、再びザルにあげて水気を切る

冷凍いんげんを離乳食で使う時の注意

一年中手に入る冷凍さやいんげんは栄養価が高いのにお手頃価格で便利ですね。ただし、離乳食に使う際には次の点に注意し、鮮度や栄養が損なわれていない状態のものを与えましょう。

  • 冷凍焼けしていないさやいんげんを選ぶ
  • 霜がついているものは劣化しているので与えない
  • 購入後2ヶ月以内に食べきる
  • 開封後は冷凍焼けや霜にちゅういしてできるだけ早めに食べきる
  • しっかりと加熱してから与える
  • 再冷凍して与えない

【離乳食のさやいんげん】段階別おすすめレシピ

離乳食のさやいんげんを赤ちゃんに美味しく食べてもらえるおすすめレシピをご紹介します。さやいんげんは「三度豆」とも呼ばれ、1年に3度収穫することができます。中には4度収穫できるものもあります。1年中美味しく食べることができる嬉しい食材ですので、離乳食にも使いやすいですね。

【離乳食中期】さやいんげんレシピ

さやいんげんスープ

さやいんげんは繊維質が多く離乳食中期の赤ちゃんが上あごや歯ぐきですり潰すことが難しい食材。そのため、最初のうちは軟らかめに茹でてすり潰しやみじん切りにしたものを与えるようにしましょう。色々な野菜と共にスープにすると食べやすくなりますよ。

さやいんげんスープのレシピ

材料:さやいんげん10g、玉ねぎ10g、野菜スープ80cc

1. 下ごしらえ済みのさやいんげんを1cm程度に切る

2. 玉ねぎを細かく切って耐熱容器に入れ、水を少し入れて電子レンジで下茹でする

細かく切ったさやいんげんと玉ねぎを鍋で煮る

3. 1と2の野菜と野菜スープを鍋に入れて煮る


煮たさやいんげんと玉ねぎをミキサーにかける

4. 野菜が柔らかくなったら火を止め、粗熱が取れたらミキサーですり潰す


ミキサーにかけたさやいんげんと玉ねぎを茶こしで濾す

5. 茶こしでこす

【離乳食後期】さやいんげんレシピ

離乳食後期になると赤ちゃんの指先の動きもだいぶ器用になります。一人で離乳食をつかんで食べ始める月齢でもありますので、赤ちゃんが自分で手づかみ食べできる献立を取り入れていきましょう。

さやいんげんのチヂミのレシピ

さやいんげんのチヂミ

材料:さやいんげん20g、人参10g、米粉20g、水30g、卵1/4個

1. 下ごしらえ済みのさやいんげんをみじん切りにする

2. 人参を下茹でにしてみじん切りにする

ボウルにいれた、さやいんげんと米粉と水と卵を混ぜる

3. ボウルに米粉・水・卵を入れてよく混ぜ、1と2を入れて更に混ぜる


4. フライパンで両面をこんがり焼く

さやいんげん&イチゴのロールサンドのレシピ

さやいんげん&イチゴのロールサンド

材料:さやいんげん10g、イチゴ1/2個、サンドイッチ用食パン8枚切り1枚

耳を切り落として8等分にした食パン

1. 食パンの耳を切り落とし、縦に8等分する


煮たさやいんげんを食パンで巻いて上からラップで巻く

2. 軟らかめに下ごしらえ済みのさやいんげんを食パンの横幅に合わせて切り、ラップの上で食パンにクルクル巻き付ける


細長く切ったイチゴを食パンで巻いて上からラップで巻く

3. イチゴを細切りにし、さやいんげんと同様に食パンにクルクル巻き付ける


ラップで形を整えた、さやいんげんと苺のロールサンド

4. 2と3をそれぞれさらに半分に切ってから皿に並べる

【離乳食完了期】さやいんげんレシピ

離乳食完了期になるとある程度の長さに切ったさやいんげんも食べることができるようになりますが、離乳食の進み具合には個人差がありますので赤ちゃんのペースでゆっくりと進めていくようにしましょう。色鮮やかなさやいんげんはパスタ料理の色付けなどにも活躍してくれますよ。

さやいんげんのゴマあえのレシピ

さやいんげんのゴマあえ

材料:さやいんげん20g、ゴマ少々、かつおだし少々

1cmほど長さに切って煮たさやいんげん

1. 下ごしらえ済みのさやいんげんを1cmに切る


ボウルでさやいんげんとゴマ、かつおだしを和える

2. ボウルに1のさやいんげん、ゴマ、かつおだしを入れて和える

さやいんげんと豚肉のパスタのレシピ

さやいんげんと豚肉のパスタ

材料:さやいんげん20g、人参20g、スパゲッティ(乾麺)30g、豚肉20g、野菜スープ50cc

煮て1cm程度に切ったさやいんげんと人参と豚肉

1. 下ごしらえ済みのさやいんげんを1cmに切る


2. 人参を1cmの細切りにし、柔らかく茹でる

3. 豚肉を細かく切ってから茹でて脂分を落とす

4cmぐらいに折ったパスタを茹でる

4. スパゲッティを3~5cm程度に折ってから茹でる


フライパンでパスタと人参と豚肉とさやいんげんを炒める

5. フライパンに1~4の具材を入れ、野菜スープを加えて味をなじませる

スポンサーリンク

おすすめコンテンツ