離乳食のいわしレシピに関する記事

離乳食にいわしはいつから?小骨など下処理も分かるレシピ

離乳食にいわしはいつから?小骨など下処理も分かるレシピ

「離乳食でいわしを食べさせたいけど下処理がよくわからない」というママに、いわしの開き方などを写真付きでご紹介します。安くて脳や骨にいいイワシですが小骨の処理など赤ちゃんに出すには面倒。どうすれば手軽に調理できるのでしょう?

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離乳食のいわしはいつから?小骨の処理は?脳と骨にいいレシピ

いわし

昔から「安くて体にいい」と言われている鰯(いわし)。生臭さや小骨など下処理が面倒そうで離乳食では敬遠するママも少なくありませんが、節分には鬼を追い払うと言われるためつみれ汁を食べるご家庭も多いでしょう。離乳食作りを通して下処理や小骨処理などを覚えておくと、子育て中にとても役立ちます。

そこで今回は、離乳食でいわしをいつから食べられるかアレルギー食中毒への注意、健康効果、下処理や小骨処理の方法、段階別おすすめレシピについてご紹介していきますので、この機会にぜひいわし料理にトライしてみましょう。

赤ちゃんはいつから鰯を食べられる?

初期から食べられるシラスはイワシなどの稚魚ですが、離乳食で赤ちゃんにイワシを食べさせることが出来るのは、離乳食後期の生後9~11ヶ月以降。赤身の魚を食べさせてからになります。

魚は白身魚(タイやヒラメなど)→赤身魚(マグロカツオなど)→青皮魚(イワシやサンマなど)」の順番に進めていくと厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイド(注1)でも紹介されていて、離乳食では一般的に後期や完了期にいわしを食べさせ始めるママが多いです。

離乳食の進み具合は個人差が大きいので、お子さんの離乳食の進み具合がゆっくりで離乳食後期にまだ赤身魚を開始していない子もいるでしょうが、慌てずに赤身魚から進めて一通り食べてからイワシなどの青皮魚を出してみましょう。焦らずに赤ちゃんのペースに合わせることが大切です。

いわしアレルギーやヒスタミン中毒に注意

離乳食の魚を進める順番で青皮魚が最後になっている理由は、アレルギーやヒスタミン中毒の危険性が他の魚よりも高いためです。いわしを与える際は、与え方などに注意しましょう。

いわしによる魚アレルギー

赤ちゃんは食品によってアレルギーを起こすことがありますが、いわしを食べることによっても魚アレルギーを起こすことがありますので、与える時期を早まらず、赤身魚が順調に進んだ後期以降にイワシを与えてみるとよいでしょう。

万が一、食後にじんま疹・発赤が見られたら、魚アレルギーではなくヒスタミン中毒が原因であることも多いです。

青皮魚に多いヒスタミン中毒

氷で冷やされたイワシ

いわしなどの青皮魚には「ヒスチジン」というヒスタミン中毒の原因となる物質が多く含まれています。ヒスタミン中毒が起きると、吐き気や頭痛、腹痛、下痢、じんま疹などの症状が見られますが、これらの症状はアレルギーを起こした際にも見られるため区別がつき難いです。

魚を常温に置いておくとヒスチジンがヒスタミンにどんどん変わってしまいます。ヒスタミンは加熱しても分解されませんので、ヒスタミン中毒を防ぐには新鮮な魚を購入してすぐに冷蔵か冷凍保存することが大切!
離乳食作りでは鮮度に十分注意しましょう。

また冷凍してもヒスタミンは無くならず、解凍する際に温度が上がることで増えますので、購入後および解凍後は早めに食べることも大切です。(注2)

栄養満点!赤ちゃんへのイワシの健康効果

「赤ちゃんへのイワシの健康効果」イメージ

いわしなどの青皮魚はヒスタミン中毒に注意が必要ですが、鮮度にさえ気をつければ、健康志向の高い大人にも人気の栄養がタップリ入った魅力的な魚。特にいわしは価格もお手頃ですので、赤ちゃんに嬉しい栄養をたっぷり摂らせてあげることができます。

丈夫な骨を作る!カルシウム

いわしにはカルシウムが豊富に含まれています。また、カルシウムの吸収を高めるビタミンDの含有量も多いため、赤ちゃんの体にカルシウムを効率的に吸収させることができます。
小骨を上手に処理して、赤ちゃんの体や骨・歯の急速な発達をサポートしてあげましょう。

脳の活性化に!DHA・EPA

いわしの栄養といえばDHAやEPA。脳を活性化する役割があるDHAやEPAが豊富に含まれるため、頭がよくなる魚として有名です。脳の機能をいわしで補っていくことは、毎日いろいろなことを吸収して学んでいる赤ちゃん期だけでなく今後の成長にも役立ちます。継続して食べさせてあげましょう。

貧血対策に!鉄分

いわしには鉄分などミネラルが豊富に含まれています。稚魚であるシラスも離乳食では大活躍の魚ですが、食品成分データベース(注3、4)のデータを見比べると、いわしにはシラスのおよそ5倍の鉄分が含まれています。

離乳食期は母乳や粉ミルクからの鉄分供給が不足していく時期でもありますので、鉄欠乏性貧血になる赤ちゃんもいます。そのため離乳食で鉄分を豊富に含む食材を意識して摂っていきたいところ。ですから、いわしを上手に取り入れて体にいい離乳食を作ってあげましょう。

離乳食のいわしの下処理の方法

おろした鰯の写真

いわしは小さく身も柔らかいので、慣れれば簡単にさばくことができる魚。包丁を入れる前のいわしは新鮮で割安であることが多いので、離乳食作りでさばき方を覚えてしまうと後々お得です。魚をさばくのは嫌!というママも、さばいた状態で販売されているいわしや、無料でさばいてくれる鮮魚コーナーのサービスを利用するとよいでしょう。

うろこを取る作業中の鰯

1. 薄い塩水を入れたボウルにいわしをつけ、頭の方に親指を動かしながらいわしのウロコを取る

頭の付け根に包丁を入れたいわし

2. 内臓や骨を残して頭の付け根にぐるりと一周包丁を入れたら、頭をそっと引っ張って骨と内臓を一緒に抜き取る

ボウルに入った水で洗っている鰯

3. 水を入れたボウルで血を洗い落とす

キッチンペーパーで水分を拭き取っている鰯

4. いわしの水分をキッチンペーパーで拭き取る

腹から腹ビレの辺りまで鰯を切り落とす様子

5. いわしの腹の端を腹ビレの辺りまで切り落としたら残りの内臓を包丁でかき出し、軽くすすいで水気を拭き取る

手で開いたいわしの写真

6. いわしの中骨のあたりに両手の親指差し込み、左右にスライドさせながらイワシを開いていく

鰯の中骨をはがす様子

7. 中骨を頭の方から尾の方にむかってゆっくりと手ではがす

鰯の尾ビレを切り落とす様子

8. 中骨と尾ビレを切り落とす

腹骨を切り落とす様子

9. 両サイドの腹骨を切り落とし、ひっくり返して背びれの付け根を引っ張って取る

離乳食用の小骨処理の方法

いわしは丁寧に三枚下ろしにしても、小骨を全部取り除くことはできませんのでそのまま離乳食に使うことはできません。小骨まで丁寧に取ってあげましょう。ただし圧力鍋やフードプロセッサーを使えば、簡単お手軽に小骨処理が行えます。

魚用の骨抜きで小骨を取り除く

鰯の小骨をピンセットで抜いている様子

三枚に卸したイワシの小骨は、魚用の骨抜きを使って1本ずつ丁寧に抜き取ります。目で見るだけでは見落としてしまいますので、指で触って確かめるとよいでしょう。

いわしの小骨は頭から尾の方法に斜めに刺さっているため、頭の方向に斜めに引くように抜いていくと小骨を折らずに抜くことができます。

圧力鍋で加熱してからフレーク状にする

鰯をフードプロセッサーにかけている様子

調理するいわしの量が多い時は、圧力なべで加熱して骨まで柔らかくしてから、フードプロセッサーでフレーク状にすると簡単でお手軽です。フレーク状にしたイワシの身は、ハンバーグ・つみれ団子・そぼろなど、色々な離乳食に活用することができます。

【離乳食のイワシ】段階別おすすめレシピ

ママが頑張ってイワシの離乳食を作っても、モサモサして食べてくれない赤ちゃんもいますが、そんな時は片栗粉を混ぜ込んで調理すると、舌触りがグンとよくなるため食べてくれることが多いです。ぜひお試しあれ♪

【離乳食後期】いわしレシピ

離乳食が後期に進むとママ達はどんな手づかみ食べレシピにしたらよいか悩み始めますが、悩んだときはいも餅を作ってみましょう!いわし以外の様々な食材とも相性がよく、舌触りがよくなるため赤ちゃんも食べやすいのです。

また、いわしに片栗粉を混ぜて茹でると舌触りよく赤ちゃんにも食べやすくなりますので、一匙デビューにはつみれ汁もおすすめです。

いわしのいも餅のレシピ

離乳食のいわしのいも餅の完成品

材料:いわし40g、じゃがいも中1個(約100g)、片栗粉大さじ1、水大さじ1~2
※作りやすい3食分の材料です

  1. 下処理や小骨処理をしたイワシをすり潰す
  2. ジャガイモを茹でて潰してマッシュにする
  3. 2に片栗粉と水を加えて硬さを調節する
  4. 3に1のいわしを混ぜ、小判状に丸める
  5. フライパンで両面をこんがり焼く

いわしのつみれ汁のレシピ

離乳食のいわしのつみれ汁の完成品

材料:いわし50g、片栗粉小さじ1、人参20g、大根20g、だし汁50cc
※作りやすい3食分の材料です

  1. 下処理や小骨処理をしたいわしをフレーク状にする
  2. ボウルに1と片栗粉を入れて混ぜ、小さなお団子を作る(10個程度)
  3. 沸騰したお湯の中に2を入れ、浮いて来たらザルにとる
  4. 人参と大根は食べやすい大きさに切り、柔らかく茹でる
  5. お鍋にだし汁を入れて火にかけ、3と4を加えて味をなじませる

【離乳食完了期】いわしレシピ

離乳食完了期に入るとある程度の大きさのものを上手に食べることができるようになるので、献立の幅も広がってきます。節分の時だけでなく、日頃から和食・洋食を問わず色々なイワシ料理を作ってみましょう。

いわしはトマトとの相性も抜群!舌触りを良くしても食べてくれない場合は、トマト煮にすることで臭みを感じにくくなるため美味しく食べやすくなります。

いわしのトマト煮のレシピ

離乳食のいわしのトマト煮の完成品

材料:いわし15g、トマト10g、ブロッコリー(実の部分)10g、野菜スープ50cc

  1. 下処理や小骨処理をしたイワシを食べやすい大きさに切る
  2. 湯剥きして皮と種を取り除いたトマトを小さく刻む
  3. 子房に分けたブロッコリーの身の部分を柔らかく茹でる
  4. 鍋に野菜スープと1~3を加えて火にかけ、軽く煮込んで味をなじませる

いわしハンバーグのレシピ

離乳食のイワシハンバーグの完成品

材料:いわし20g、玉ネギ10g、食パン5g、片栗粉少々

  1. 下処理や小骨処理をしたいわしをフレーク状にする
  2. 玉ねぎをみじん切りして、耐熱容器に入れ電子レンジで30秒ほど加熱する
  3. 1、2と残りの材料を全てボウルに入れ、よく混ぜて小判状に丸める(2~3個)
  4. フライパンで両面をこんがり焼く

いわしの混ぜご飯のレシピ

離乳食のいわしの混ぜご飯の完成品

材料:いわし20g、人参10g、しめじ10g、ご飯 80g、青のり

  1. いわしを下処理して小骨を取り、細かく刻む
  2. 人参の皮を剥き、茹でて細かく切る
  3. しめじは食べやすい大きさに切り、下茹でする
  4. 温かいご飯に1~3を混ぜ、風味付けに青のりをまぶす

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