赤ちゃんの指しゃぶりはいつからいつまで?体験談15
赤ちゃんが成長過程で必ず経験するのが「指しゃぶり」。子供が始めたばかりは可愛らしく、ママやパパも微笑ましく見守っていることでしょう。
しかし、歯並びへの影響などを考慮して「早めに止めさせた方がいいのかな…?」「かといって無理にやめさせたくないし…。」と心配になっている方も少なくありませんね。
そこで今回は「赤ちゃんの指しゃぶりがいつまで続いたか?」をテーマに、15人の先輩ママから寄せられた体験談をまとめました!
指しゃぶり時期の目安はもちろんのこと、子供に無理をさせず、自然にやめさせるためのママたちの工夫やアイデアもぜひ参考にしてみてくださいね。
Q赤ちゃんの指しゃぶり、いつからいつまで続いたか教えて!
A一時的なものと考えて
我が子が指しゃぶりを始めたのは、生後半年から1歳半くらいまでです。赤ちゃんのうちは自分の指の感覚を確かめているものなのでさほど気にはしていませんでしたが、卒乳してからの指しゃぶりは少し気になりました。
しかし手を器用に使えるようになり、いろいろなものに触れる機会が増えたことで自然と指しゃぶりもなくなっていきました。同時に唇を吸うクセが出てきてしまいましたが、これもおしゃべりが盛んになるにつれてなくなっていきました。
A代用できるものを探して
指しゃぶりは5ヶ月ごろから始まりました。個人的におしゃぶりをさせたくなかったので、指しゃぶりなら自然に治っていいかなと思っていましたが、寝る時はもちろん、普段でもすぐに指しゃぶりをするようになってしまいました。
その後、検診の時に先生から「指しゃぶりのし過ぎで出っ歯になってきている」と言われて、女の子だし初めて指しゃぶりを辞めさせようと思いました。そこで、まず寝るときには子供の気に入っているヌイグルミやタオルを持たせて、起きている時には指しゃぶりをしているのを見かけると声掛けをして気付かせる…ということを長くしました。
2歳半~3歳ごろまでかかりましたが、指しゃぶりは治りました。
A外を見せたり好きなビデオで気を逸らしました
7か月頃に指しゃぶりをし始めました。それまでそんな事なかったのに、ふと見ると指しゃぶりしていて義母や両親に相談すると「癖になるから早めに止めさせた方がいい」との事で、色んな方法を試しました。
一番効果があったのは、指しゃぶりをしようと口元に指を持っていった時に「○○ちゃん、お外見ようか」「○○のビデオ見る?」と散歩に連れ出したりちょっとベランダから外を見せたり、大好きなCMや教育番組のビデオを見せて気を逸らすことです。
それを何度もしていると段々指しゃぶりする回数も分数も減ってきて、1歳になる前に完全に指しゃぶり断ちできました。強く叱ったり無理やり止めたりせず、それとなく気を逸らせたのがよかったのだと思います。
Aやめさせようとすると逆効果でした。
私には現在3歳になる娘がいます。ちょうど2歳を過ぎたころから指しゃぶりをするようになりました。
主人の母親が指しゃぶりをさせると歯並びが悪くなると、指しゃぶりをする娘を無理やり辞めさせようとしていましたが、大泣きさせるだけで少しも直りませんでした。
私は歯並びが悪くなるという話をあまり信じていなかったこともあり、無理やり辞めさせるようなことはしていませんでした。しかし、娘が保育園に通い出すと、指しゃぶりが恥ずかしいことだと理解したようで自然とやめていました。
A意外とすんなり止めました
生まれてすぐくらいから左手の人差し指をしゃぶり始めました。前歯がかなり出てきてしまい、3才半の時に止めさせることを決意しました。
毎日、指にバンドエイドを貼って対策しました。最初はもちろん剥がして指を吸っていたので、朝までバンドエイドを貼っていたらシールをあげることにしました。シールが5個貯まったらチョコレートを貰えるというご褒美付きです。これで、2週間ぐらいで指しゃぶりを止めることが出来ました。
頑固な娘なので数ヶ月もかかるのだろうなと覚悟をしていたので拍子抜けでした。また、出っ歯になっていた前歯も1ヶ月後ぐらいには元通りに引っ込み、ビックリしてしまいました。
A対策はしませんでしたが、自然としなくなりました
指しゃぶりは3ヶ月くらいから1歳7ヶ月くらいまで続きました。一番よくしたのは1歳0ヶ月前後です。
私自身、指しゃぶりはほとんど気にしていなかったのですが、子育て支援センターで遊んでいたときにセンターの先生に「指しゃぶりはやめさせたほうがいいですか?」と質問している方がいて、先生が「無理にやめさせなくても時期が来ればしなくなる」との回答を耳にしました。
それから気にしてみると頻繁におしゃぶりをしていましたので、「いつかしなくなるのかな?」と思いましたが、特に対策はしませんでした。そして、1歳7ヶ月頃に気づいたら指しゃぶりをしなくなっていました。
A他の物に興味が出てきて無くなりました
指しゃぶりは3ヶ月頃から始まりました。全部の指をくわえたり、1本だけだったり様々でした。指しゃぶりが始まったら大体授乳するようにしていました。
1歳前頃までは指しゃぶりが多く、指はよだれでいっぱいになっていましたが、1歳になり、つかまり立ちやひとり歩きが出来るようになると他の色々な物に興味が出てきて、それらを触ったり舐めたりして確かめているうちに気づくと段々指しゃぶりはなくなっていきました。
現在2歳半で、不安な時などは指しゃぶりをしますが、滅多に見なくなりました。
A自分があまり気にしないようにしました
第一子の時には悩まされなかった指しゃぶりですが、下の子どもは生後5か月頃からするようになりました。一人でいるときなど、暇な時や寂しいときによく指しゃぶりをするような気がしていました。
「指しゃぶりを続けると歯並びが悪くなる」と聞いたことがあったので、子育てサークルにいらっしゃる先生に相談したところ、「歯が生え始めてくるのはまだ先だし、あんまり神経質にならなくてもいいよ」とアドバイスされました。
その後、指しゃぶりをするのを見かけたら抱っこしたり、指を握って遊んでやったりするようにしました。叱ったり、無理やりやめさせたりはしませんでした。
すると、いつの間にか指しゃぶりはしなくなっていました。現在2歳になりますが、指しゃぶりはあれからしていません。
A自然とやめれたので不思議です。
現在、幼稚園年長の娘が生後6ヶ月くらいから指しゃぶりを始めました。指しゃぶりをそのままさせると癖になってやめられないから、市販のおしゃぶりをさせた方がいいと周りに言われましたが、おしゃぶりは拒否され、指しゃぶりが続きました。
寝るときにも指しゃぶりをするので、ぬいぐるみなど何か持たせてみようとしましたが受け付けずで内心焦っていました。
でもそんな娘も2歳4か月頃に姉となり、お姉ちゃんという自覚が出てきたのか、2歳8か月頃には自然と指しゃぶりが卒業できました!自分は本当に何もやっていません。こんなに小さいのに本人の自覚も大事なんだなと思った出来事でした。
A毎日気にしていました
生後2~3か月から親指しゃぶりが始まりました。そのうち、げんこつごとお口の中に入れてしまうこともあり、かわいいなーなんて思っていました。
ですが、指しゃぶりは3歳になっても治まらず、かわいいなんて言っていられなくなりました。指をしゃぶりすぎてたこができてしまい、出っ歯になってしまうのではないかと私もついつい怒ってしまっていました。
眠くなると指しゃぶりを始めるので、しゃぶらないように指を握ってあげておなかをとんとんしながら寝つかせたり…。毎日心配でしたが、幼稚園に年少で入ったころにはなくなっていました。
A吸いだこができた長女の親指
指しゃぶりが始まったのは生後5か月くらいです。生後4か月くらいからよく自分の指を眺めていました。きちんと吸えるようになったのが生後5か月です。
段々と吸啜力が強くなってくると指が真っ赤になるほどで、生後1年目の頃には親指に吸いだこができていました。
その当時は授乳をしていたのですが、1歳2ヶ月で断乳をし、母乳をやめて離乳食が進んだら、自然に指しゃぶりは治まりました。きっと食事の代わりだったのですね。
Aさりげなく説得して成功
1歳2か月で卒乳し、そのころから指しゃぶりが始まりました。怒られとき、恥ずかしいとき、眠いとき、暇なとき、とにかくしょっちゅう指を口に入れていました。
1歳半になり歯科検診で歯科医に相談したところ、できればやめさせた方がよいと言われたのでやめさせることにしました。
どうするか色々考えましたが、「こんな顔になっちゃうよ」と歯を剥き出して出っ歯の顔を大げさにして見せたところ、一発で本人がやめる決意をしてくれました。
眠りかけのときは無意識に指が口に言ってしまうようでしたが、「おてて」と声をかけてあげると慌てて自分で指を押さえたり、とにかく本人がやめたがってくれたのでよかったです。余程、私の出っ歯顏がひどかったんでしょうね…(笑)
A指をなめていると落ち着く、その安心感を奪わなくて大丈夫
授乳していた時から4歳くらいまでです。授乳期は、授乳していない時に自然と指をなめていることが多く、離乳食が始まっておなかがすいたときなどもよく吸っていました。
まだ小さいから大丈夫だろうと思っていましたが、けっこう長めに続きました。
最後のほうは、眠くなると指が勝指に吸われに行くというか、指を吸い出すとああ眠くなったんだなと判断できてけっこう便利でした。
ただ、なめている指はどうしてもふやけて爪もガタガタになりがちなので、爪が欠けてけがをしないように特になめる指は気を付けて爪を切ってあげていました。
A指しゃぶりよりおしゃぶりをあたえていました
指しゃぶりが始まって少しはそのままにしていましたが、おしゃぶりにしておくと止める時におしゃぶりを隠したりすれば終わるよと聞いたので、おしゃぶりを与えていました。
結局、おしゃぶりを1歳になる前くらいまで使っていましたが、ぐずる事なく自然に卒業できました。
洗浄と熱湯消毒を毎日する必要がありますが、いくつか用意しておけばひとつに固執する事もないので、結果的にはよかったなと思います。
妹か小学生にあがるまで指しゃぶりをしているのを見ていたので、少し神経質だったのかもしれません。
A赤ちゃんの可愛い姿だけど、歯に影響がないか心配でした。
初めて我が子が自分のおててをおしゃぶりする姿をみたのは、妊娠中のエコーの時でした。お腹の中でも口が寂しいのでしょうか、母乳を飲む練習なのでしょうか。親指を口元に充てて、口を動かす姿を見せてくれました。
産まれてからしばらくの間、おしゃぶりはありませんでしたが、生後半年を過ぎたぐらいに本格的におしゃぶり開始。8か月ぐらいで歯が生えはじめ、指の力で歯が前に押し出されてしまうのではと、とても心配しました。歯固めを何種類も用意したりしましたが、あまり興味を持たず…。
その後、柔らかいガーゼやタオルを握らせると、それを口元に充てて満足するようになり、その習慣は3歳まで続きました。
常に片指にミニタオルを持っている子になり、我が子のミニタオルコレクションは20枚にもなりました。
幼稚園へ通い始めると、自然に身にタオル習慣も消えました。窒息や怪我がないよう気を付けつつ、指の代わりになるお気に入りのモノが見つかると良いかもしれません。