胎児の性別はいつわかる?性別判定が可能な時期と判断方法
妊婦健診の際、超音波検査(エコー)の画面で動く赤ちゃんの姿を確認できたら、次に一番気になるのが胎児の性別ですよね。出産前に性別を知ることができれば、ベビー服やベビーベッドなどの準備がしやすくなるだけでなく、「名前の候補を絞る」といった具体的な準備に進むことができます。
心理的な背景:親になる自覚(愛着形成)を促す
性別がわかることで「この子は男の子(女の子)なんだ」という具体的なイメージが湧きやすくなり、お腹の赤ちゃんへの愛着(親としての自覚)が夫婦ともに深まりやすくなるという心理的なメリットもあります。
ここでは、胎児の性別診断が可能になる時期や、産婦人科の先生がどうやって診断しているのかをご紹介。「赤ちゃんが男の子か女の子か早く知りたい!」と心待ちにしているママやパパは必見ですよ!
胎児の性別はいつ、どうやって分かるの?
昔は、産まれてみないと赤ちゃんが男の子か女の子かは分かりませんでしたが、医療機器の発達により生まれる前の胎児の状態でもかなり高い確率で性別が分かるようになりました。ここでは、意外と知られていない胎児の性別判断の時期や方法についてご紹介します。
胎児の性別が分かる時期
お腹の赤ちゃんは、妊娠3ヶ月(妊娠8週)に入ると赤ちゃんらしくなり、「胎芽」から「胎児」と呼ばれるようになります。妊娠10週頃からそれぞれの性別に見合った形に姿を変えていくのです。
男の子はシンボルが確認しやすいことから、超音波検査のエコー画面で特徴を捉えることができれば、早いと妊娠13週あたりから性別判断が可能になります。それに対して女の子は、身体の特徴がはっきりとしてくるのが妊娠18週頃になります。さらに、妊娠6ヶ月(妊娠22週)になると男女ともにほぼ性別が判断できることから、この時期の健診で性別を教えてくれる産院が多いようです。
ただし、赤ちゃんの姿勢(足を閉じている、後ろを向いているなど)や角度によっては超音波検査で性別を判断できない場合も多々あるので、性別が分かる時期には個人差があるといえます。
胎児の性別判断の方法
一昔前までは、「出産前は女の子だと言われていたのに男の子だった!」ということがよくありましたが、最近は高機能の超音波医療機器を用いることで、かなり高い確率で性別判断が可能になりました。
超音波検査で2本の足の間を下から(またはお尻側から)確認した場合、男の子はピーナッツ、女の子は葉っぱやコーヒー豆のような形に見える(三本線が見える)ほか、男の子はシンボルが腹壁に対して垂直に突き出ていて、女の子は下方向に向いていることでも判断できます。さらに、膀胱や子宮などの内部の器官まで見ることができるエコー機器の場合、膀胱と子宮の両方を確認できた場合は女の子、膀胱だけの場合は男の子ということが分かるのです。
先輩ママ4人に聞いた!胎児の性別はいつ知りましたか?
性別が分かる時期には個人差があることが分かりましたが、先輩ママたちは胎児の性別をいつどのように知ったのでしょうか。そして、実際に生まれた赤ちゃんの性別は事前の判定どおりだったのでしょうか⁉ここからは、そんな先輩ママたちの体験談をみていきましょう。
早すぎて信じてもらえませんでした!
妊娠14週でのエコー検査ではっきりと見えたのです!男の子である証拠が。ところが、「そんなに早くで分かるわけない!」と旦那にも信じてもらえませんでした。そのときは本当にはっきりと分かったのですが、その後は赤ちゃんの体勢のせいか鮮明なエコー写真が撮れなかったので、本当に男の子なのか自信が持てなくなってきました。
しかし、6ヶ月の後半になり改めて男の子と判定され、もちろん生まれてきた子は男の子でした。妊娠20週頃にベビー服のバーゲンがあったので、最初に見たあのエコー画面を信じて買っておけばよかったと、本当に後悔しました。
タイミングが悪すぎ!
初産だったため、元気であれば男の子でも女の子でもどちらでもよかったのですが、女の子ならピンク、男の子ならグリーンでベビーグッズを統一したかったので、早く性別を知りたくなりました。しかし、超音波検査のたびベストアングルを捉えることができず、男の子なのかどうかも分からない状態に、悶々とした日々を過ごしました。
お腹の中ではよく動いているのに、なんでこんなにタイミングが悪いんだろうと思いつつ、妊娠20週を入る頃には完全な諦めモードに…。結局、妊娠後期に入る前にやっと性別が分かりました!結果は、恥ずかしがりやの女の子でした。
男の子は早く分かるって聞いていたのに
生まれてきたのは男の子だったのですが、お腹の中で性別が分かったのは妊娠7ヶ月のはじめあたり。男の子の場合は、3ヶ月頃には分かることもあると聞いていたのですが、どうやら私の場合は羊水が少なかったのと、赤ちゃんが膝を曲げた状態だったため性別の判定が難しかったようです。
性別がなかなか分からないので女の子だと思ったのか、女の子のベビー服をくれた気の早い親戚がいたほどです。しかし、生まれてきたのは男の子。せっかくもらったので、ピンクの服はお家の中で着せています(笑)。
半信半疑でした
妊娠16週にかかりつけの産科の先生から「女の子かもしれないね」と言われてびっくり!「まさかこんなに早くわかるもの?」と半信半疑でした。それから妊婦健診のたびに、「やっぱり男の子でした」と言われないかドキドキ。私もつい「本当に女の子ですか?」と聞いてしまうことも(笑)
先生もそんなやりとりにも慣れてきたのか、妊娠24週になると「ほら、やっぱり女の子でしょ!」とドヤ顔でエコー写真を見るように促されました。もちろん生まれてきた子は女の子。女の子でも早く分かるときは分かるものなのですね。
胎児の性別はどうやって決まるの?
何が決め手となって胎児の性別が決まるのかということも気になりますよね。胎児の性別については、「初めに聞いた性別と実際の性別が違っていた」というケースが意外と多いことから、ここではエコーで性別判定が変わるからくりと、胎児の性別が決定する仕組みについてご紹介します。
胎児の性別が変わるってホント?!
最初は女の子と言われていたのに後から男の子だと言われた、という話をよく聞きますよね。「赤ちゃんはお腹の中にいる間に性別が変わるの?」と驚かれる人がいるかもしれませんが、妊娠の途中で性別が変わるわけでは絶対にありません。実は、へその緒が足の間に挟まっていてシンボルのように見えたり、逆に隠れて見えなかったりと、角度や赤ちゃんの体勢によって見え方が変わるため、判定結果がひっくり返る場合があるのです。
妊娠22週以降になるとほぼ正確な判定結果が出るので、その先は性別が変わるということはありません。ただし、逆子などで足ががっちりと閉じられている場合は、何度超音波検査をしても性別が分からないことも。早く性別を知りたいと焦る気持ちもあるかもしれませんが、「恥ずかしがり屋なのかな」と笑い飛ばして、ゆっくり待ってあげましょう。
胎児の性別が決まるメカニズム
胎児の性別は途中で変わることなく、受精(妊娠)した瞬間にすでに決まっていて、細胞の核の中の「染色体」が決め手となります。ヒトの身体を形成する染色体は46個あり、そのうち22対(44個)が常染色体、残りの2個が性染色体です。そして、この性染色体の組み合わせで胎児の性別が決まります。
男性の精子にある性染色体には「X染色体」と「Y染色体」の2種類があるのに対して、女性の卵子は「X染色体」のみを持っています。妊娠の段階で卵子(X)にどちらの精子が受精するかによって、パパからX染色体をもらった場合(XX)は女の子、Y染色体をもらった場合(XY)は男の子に性別が分かれるのです。
性別がわかったら「ジェンダーリビール」でサプライズ!
性別が確定したら、せっかくならパパやご家族に楽しく発表してみませんか?最近SNSなどで大人気なのが、赤ちゃんの性別を発表するイベント「ジェンダーリビール」です。性別を知っているママが仕掛け人となり、お披露目をする瞬間のワクワク感は、家族にとって一生の思い出になりますよ。
手軽にできる!ジェンダーリビールのアイデア
- ジェンダーリビールケーキ:ケーキを切った時の「中身のフルーツ」で性別を発表!中身がイチゴなら女の子、マスカットなら男の子などと決めてカットします。
- バルーンボックス:大きな段ボール箱を開けると、中からピンク(女の子)か水色(男の子)のヘリウム風船が飛び出すサプライズです。
- おにぎりの具材:もっと日常的に楽しむなら、夕食のおにぎりの具(鮭なら女の子、昆布なら男の子など)で発表するのもユニークでおすすめです。
赤ちゃんの性別がわかるこのタイミングは、夫婦で一緒に新しい命を迎える準備を盛り上げる絶好のチャンスです。ぜひ色々なアイデアを取り入れてみてくださいね。
性別が分かるまでの注意点
昔は今のように、正確に性別を知る手段はなかったため、「お腹が前に突き出ているから男の子」とか「ママの顔つきが優しいから女の子」というように、様々な性別判断のジンクスや迷信を楽しみながら出産を待っていました。最近は検査機器の発達により、エコー画像で高い確率で性別の判定ができるようになりました。
早い子なら、妊娠4ヶ月ほどで性別が分かることもありますが、見え方によっては前述の通り判定に誤りがあることも。「女の子の可愛いフリルの服を買い揃えたのに、生まれてみたら男の子だった!」というケースも実際に多いため、高価なベビー用品の購入は、胎児の性別が明確に確定する妊娠中期〜後期頃まで少し待つのが安心です。性別はいつかは必ず分かることなので、焦らずじっくりとその時までのドキドキ期間を夫婦で楽しんでくださいね。

