離乳食のまいたけ段階別レシピに関する記事

離乳食のまいたけで摂れる栄養は?中期からの段階別レシピ

離乳食のまいたけで摂れる栄養は?中期からの段階別レシピ

まいたけは安くて一年中手軽に手に入るので離乳食でも積極的に使いたい食材の一つ。肥満対策や便秘予防など赤ちゃんの健康管理に嬉しい効果も期待できます。また離乳食の肉を柔らかくする効果もあります。ただし食中毒に注意しましょう。

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離乳食のまいたけはいつから?段階別の与え方やおすすめレシピ

まいたけイラスト

大手きのこメーカー「雪国まいたけ」により全国にその名が知られるようになったことから、出荷量が増えてスーパーでよく見かけるようになった舞茸(まいたけ)。年中安く手に入るため離乳食でも使いたいママが多い食材の一つですが、きのこ類は硬さや食中毒への心配もあるため、与える時期や与え方、どんな栄養があるのかなどは知っておきたいところ。

そこで今回は、離乳食ではいつからまいたけを与えられるか、豊富な栄養素と赤ちゃんへの健康効果、まいたけで離乳食の肉を柔らかくする方法茹で時間などの調理方法選び方や保存方法段階別おすすめレシピをご紹介します。

離乳食にまいたけはいつからOK?

離乳食・中期イラスト

まいたけは椎茸など他のキノコ類にくらべると比較的噛みやすいですが、離乳食期の赤ちゃんには上手に噛み砕いてゴックンするのが難しい食材です。ベビーフードでも7ヶ月用から使用されていますので中期からとし、調理への工夫を行いましょう。

まいたけ入り離乳食への調理の工夫

離乳食でまいたけを調理する時に大切なのが、窒息や飲み込みやすさ、香りの強さへの工夫です。
7ヶ月で離乳食に加える際は赤ちゃんがそのままゴックン出来る1mm程度のみじん切りにし、ごく少量をお粥に混ぜてのど越しを良くしてあげるとよいでしょう。

離乳食の段階が進んでも、加えるまいたけの量が多すぎるために香りが強くて食べられない、みじん切りにしたけれど喉への刺激を感じて飲み込めないなど、与え方の工夫が不足すると嫌がることがあります

そのような時は加える量の見直しとろみ付けといった工夫、かつおだしや昆布だし、野菜スープ、チキンスープ等との旨みの相乗効果を利用した香り慣らしをしてあげるとよいでしょう。

マイタケによる不調は食物アレルギー?

きりたんぽ

マイタケを食べて体調不良を起こすと「舞茸アレルギー?」「きのこアレルギー?」と食物アレルギーがあると勘違いしてキノコ類を避けてしまう人がいますが、実はアレルギーではなく自然毒による食中毒というケースが多いです。(注1)

舞茸を含むキノコ類には食中毒の元になるシアンという物質が微量ですが含まれています。そのため十分に加熱しないと食中毒を引き起こす恐れもあることを頭に入れ、離乳食作りでもしっかりと加熱しましょう。(注2)

キノコ狩りのマイタケに注意!

キノコ狩りで採ってきた野生のキノコや道の駅で販売しているキノコの中には、実は見た目がマイタケによく似ているものの毒性によって食中毒を引き起こす恐れがある「スギヒラタケ」などが混在していることもあり、農林水産省では食中毒への注意を呼び掛けています。(注3)

まいたけの栄養と赤ちゃんへの健康効果

栄養バランスが気になる離乳食作り。ママとしてはマイタケにどんな栄養が豊富であるか知っておきたいところ。安くて手軽に使いやすいまいたけは、魚や卵アレルギーのあるお子さんの代替食としても進められている優秀な食材です。ぜひ栄養バランスのよい離乳食作りに活用しましょう。

骨の正常な成長を促す!ビタミンD

まいたけには赤ちゃんの骨の成長に欠かせないビタミンDが豊富に含まれています。ビタミンDは近年乳幼児の摂取不足が心配されている栄養素のうちの一つ。不足するとくる病を発症する恐れがあります。

まいたけに含まれるビタミンD含有量は離乳食でよく食される白身魚のタイと同レベル。そして卵よりも豊富ですので、魚アレルギーや卵アレルギーのお子さんの代替食としてもおすすめです。(注4、5、6)

便秘を予防する!食物繊維

まいたけには便を柔らかくする働きがある水溶性食物繊維と、便の量を増して腸の動きを活発にする働きがある不溶性食物繊維が含まれていて、特に不溶性食物繊維の含有量は水溶性食物繊維の10倍と豊富です。(注4)

赤ちゃんは離乳食が始まると便秘がちになるので、赤ちゃんの便秘予防にまいたけを上手に取り入れてあげましょう。ただし水分不足になると食物繊維を摂らせても便秘になりますので、水分もたっぷりと与えましょう。

肥満赤ちゃんが痩せる!?MXフラクション

まいたけには近年ダイエット効果があると注目を集めているMXフラクション、脂肪の吸収を防ぎ燃焼させる効果があるキノコキトサンが含まれています。また、まいたけはカロリーも非常に低いため、肥満ぎみの赤ちゃんの体重管理に効果が期待できる食材。

ただしMXフラクションは水溶性で水に溶けだしてしまうため、一度下茹でしてから調理に使うと流出してしまいます。また長時間加熱する煮込み料理にも不向き。そのためできるだけ細かい微塵切りにしたスープにすれば、MXフラクションを摂取しやすくなります。

まいたけで離乳食の肉を柔らかくする方法

とり肉とまいたけイラスト

離乳食や幼児食で苦手な乳幼児が多い肉。咀嚼力の弱い小さな子供達には硬くて食べにくいのですが、まいたけに含まれるたんぱく質分解酵素「キノコプロテアーゼ」という酵素を上手に調理にとり入れると、安い肉でも柔らかくなってグンと食べやすくなります。

離乳食で肉を調理する前日、ジップロックに肉と少量の水、生のまいたけを入れて一晩寝かせ、翌日に肉を取り出して調理すれば、柔らかいお肉の離乳食を食べさせてあげることができます!

まいたけ入り茶わん蒸しは固まらない!?

茶わん蒸しを食べる女性

離乳食で茶わん蒸しを作るママが悩まされるまいたけ。生のまいたけを入れて蒸しても、実は固まらないのです。これは肉を柔らかくするキノコプロテアーゼの働きによるもの。茶わん蒸しはタンパク質を加熱すると固まる性質をつかった料理ですが、キノコプロテアーゼは文字通りタンパク質を分解する酵素なので、酵素の働きで卵のタンパク質が分解されて固まらなくなってしまうのです。

茶わん蒸しには酵素が働かない状態になる加熱調理済みのまいたけを加えましょう

まいたけを離乳食に使用する時の調理法

茶わん蒸しが固まらなくなる以外にも、まいたけを離乳食で調理する際にママ達が疑問に思うことは少なくありません。中でもママ達に多い4つの疑問点について、どうすればいいのかを見ていきましょう。

1ゆで時間は?

まいたけは細かく刻んで沸騰した湯で茹でれば、1~2分のゆで時間でしっかりと中まで火が通ります。ただし離乳食で使用する場合、1~2分だと歯ごたえが残りますので加熱時間をプラスし、離乳食の進み具合に応じた硬さに調整しましょう。

2まいたけはどこまで食べられる?

まいたけやシイタケなどのキノコ類には石づきがついていますが、一般的にスーパーで売られているパック入りのまいたけは、あらかじめ石づきが切り落とされています。ですから大人のお料理に使う時には、全て捨てることなく食べることができます

ただし離乳食中期では比較的柔らかい茶色いかさの部分を選んで使用しましょう。

離乳食後期になると白い軸の部分も食べることができますが、誤飲防止のため細かく刻んで加えます。

3まいたけは洗ってから調理するの?

まいたけには水溶性の成分が含まれていますので、洗いすぎるとマイタケに含まれる栄養素が調理前に溶けだしてしまいます。スーパーで売られている雪国まいたけは、生産者が出荷する時に製品検査を行っているので、そのまま洗わずに使うことができます。

ただしおがくずが付いていることがありますので、その場合はさっと水洗いをしてとり除いてから使用しましょう。

4離乳食の色が茶色くなる対策はある?

まいたけは煮物やスープなどの料理に加えると、料理の色が茶色っぽくなります。これはまいたけの色素が流出するためなのですが、見た目を良くしたい場合は「白まいたけ」を使ってみましょう。白まいたけとは全体に真っ白なまいたけのことです。

栄養は普通のまいたけと変わりませんが、同じ栄養を摂りつつ仕上がりのきれいな離乳食が完成します。また香りも少し弱く、食感も柔らかいので赤ちゃんには食べやすいでしょう。ただし白マイタケは珍しいので、近所のスーパーに売っていないこともあります。

離乳食用の新鮮なマイタケの選び方や保存

離乳食で使う新鮮なまいたけを選ぶ際は、かさの肉厚や色つや・軸の白さに注目しましょう。

新鮮なまいたけの特徴

  • かさが肉厚
  • 色つやがいい
  • 軸の部分がきれいない白色
  • かさにパリッと折れそうな張りがある
  • 軸に弾力がある

ただし、どんなに新鮮なまいたけを買ってきても、冷蔵庫で長期保存してはもったいない!まいたけに限らずキノコ類は長期保存するとカビが発生して食中毒を起こすことがありますので気をつけて。スーパーで買って来たら出来るだけ早く調理しましょう。

【離乳食のまいたけ】段階別おすすめレシピ

秋野菜の集合

離乳食ではメインとして食べにくいマイタケですが、細かく刻めば栄養だけでなく旨みをアップさせる隠し味にもなります。実は9~11月にかけての秋が旬になりますが、今では一年中スーパーで安定した品質のまいたけが手に入りますので、離乳食作りを期に使い方をしっかりと覚えておくとよいでしょう。

まいたけなどのきのこ類はそのまま冷凍することができますので、細かく刻んだまいたけを冷凍保存しておくとすぐに使えてとっても便利!ただし解凍する際に水分が出ますので、凍ったままスープなどに入れる調理法がおすすめです。

【離乳食中期】まいたけレシピ

まずは中期から食べやすいマイタケのトロトロ煮です。お粥に混ぜて食べ慣れてから作ってあげるとよいでしょう。初期から与えられるブロッコリーやしらすが入っていますので、1品で豊富な栄養が摂れるだけでなく彩りも鮮やかです。しらすを豆腐に、野菜をにんじんやかぼちゃにするなど、色々アレンジしても赤ちゃんに喜んでもらえます。

まいたけのトロトロ煮のレシピ

中期離乳食のまいたけのトロトロ煮の完成品

材料:まいたけ、ブロッコリー、しらす、昆布だし、水溶き片栗粉

  1. まいたけのかさの部分をみじん切りにする
  2. ブロッコリーの房の部分をみじん切りにする
  3. しらすを湯通しして塩抜きする
  4. 鍋に1、2、3と昆布だしを入れて火にかけ、軟らかくなるまで煮て、最後に水溶き片栗粉でとろみをつける

【離乳食後期】まいたけレシピ

離乳食後期になるとまいたけの白い軸の部分も食べることができますが、細かく刻むことは忘れないようにしましょう。茹で汁を活用してスープや煮物に使う他に、白身魚の上にとろみをつけたマイタケをかけるのも美味しく食べてもらえる調理法のひとつです。

こちらでは里芋の舞茸あんかけのレシピをご紹介します。里芋は鮮度が落ちると食物不耐症になりかゆみがでることがありますので、鮮度には注意しましょう。

里芋の舞茸あんかけのレシピ

後期離乳食の里芋の舞茸あんかけの完成品

材料:まいたけ、里芋、人参、だし、水溶き片栗粉

  1. まいたけをみじん切りにする
  2. 人参の皮を剥き適当な大きさにみじん切りにする
  3. 鍋に1、2、だしを入れて火にかけ、軟らかくなったら最後に水溶き片栗粉でとろみをつける
  4. 電子レンジで加熱してあく抜きや皮むきを済ませた里芋を、食べやすい大きさに切る
  5. 器に里芋を並べて、3を上からかける

【離乳食完了期】まいたけレシピ

離乳食完了期になるとある程度大きく切った食材でも食べることができるようになりますが、まいたけは喉に詰まりやすいキノコ類。まだまだ小さく刻んで与える必要があります。そのうち上手にかみ砕けるようになりますので、気長に待ちましょう。

まいたけ炒飯のレシピ

完了期離乳食のまいたけチャーハンの完成品

材料:まいたけ、人参、鶏そぼろ、卵、軟飯

  1. まいたけは下茹でしてみじん切りにする
  2. 人参を茹でて適当な大きさにみじん切りにする
  3. 鶏ミンチをだし汁で煮てそぼろを作る
  4. 卵を割りほぐして、軟飯に混ぜる
  5. テフロン加工のフライパンを熱し1、2、3を入れて炒めたら、4を加えて卵がしっかりと加熱されるまで炒める(油を使用する場合は、ごく少量としましょう)

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