離乳食のブロッコリーに関する記事

離乳食のブロッコリーはいつから?初期からの柔らかい茹で方と冷凍保存レシピ

離乳食のブロッコリーはいつから?初期からの柔らかい茹で方と冷凍保存レシピ

「パサパサして出してしまった」「青臭さを嫌がる」とブロッコリーの離乳食でお悩みのママへ。人間の防衛本能という発達的背景から食べない理由を紐解き、とろみづけや味の工夫など具体的な解決策をお伝えします。

マーミーTOP  >  赤ちゃん  >  離乳食のブロッコリーはいつから?初期からの柔らかい茹で方と冷凍保存レシピ

離乳食にブロッコリーを使えば食卓が色鮮やかに!年中手軽に取り入れよう

離乳食向きといわれるブロッコリーはキャベツを品種改良したもので、白いカリフラワーとは兄弟のような間柄です。

キャベツやカリフラワーと言えば淡色野菜ですが、ブロッコリーは鮮やかな濃い緑色が特徴の緑黄色野菜です。離乳食に取り入れることで、真っ白なおかゆや豆腐にパッと彩りが添えられ、赤ちゃんの「これ何だろう?食べてみたい!」という視覚的な興味を強く引き出すことができます。

晩秋~早春がもっとも甘みが増す旬の野菜ですが、今は季節に関係なく手に入りやすく、市販の冷凍食材も充実しています。買い出しや下ごしらえが大変な育児中でも、手軽にストックして毎日の離乳食に活用できる頼もしい食材です。

離乳食でブロッコリーはいつから?茎やスプラウトの進め方

湯でたブロッコリー穂先

離乳食で使うブロッコリーは、生後5〜6ヶ月の初期から使えます。初期から中期までは、つぶつぶとした穂先の柔らかいところだけを切り取り、クタクタに茹でてペースト状にしてから食べさせてあげましょう。

ブロッコリーの茎の部分は後期(生後9〜11ヶ月)以降から取り入れます。茎は硬そうに見えますが、厚い皮をピーラーでしっかり剥いて中心部分だけを使えば、とてもホクホクとした食感と強い甘みが楽しめます。スティック状にカットして長めに茹でれば、赤ちゃんが自分で握ってたしかめる「手づかみ食べ」の練習にもちょうどよいサイズになりますよ。

スプラウト(新芽)は後期以降から、細かく刻んで必ずしっかりと加熱してから与えましょう。スプラウト特有のシャキシャキとした食感や風味は、加熱すると少し和らいでしまいますが、赤ちゃんにとっては格段に食べやすくなります。生のまま特有の風味を楽しむのは、胃腸の働きが発達してくる1歳を過ぎてから、無理のない範囲で少しずつ進めましょう

離乳食用のブロッコリーを選ぶポイント

赤ちゃんによりおいしいブロッコリーを食べてもらうため、スーパーでは以下の鮮度チェックをしてみてください。

・濃い緑色でつぼみが隙間なく硬く締まっているもの
・つぼみ全体がこんもりと丸く盛り上がっているもの
・切り口にス(空洞)が入っていないもの
・切り口がみずみずしく黒ずんでいないもの
・茎が太く、きちんと残っているもの
・持った時にずっしりと重みを感じるもの

離乳食で使うブロッコリーの下ごしらえとゆで時間の目安は?

ブロッコリーはつぼみが密集しているため、中に小さなゴミや虫が隠れていることがあります。調理前には、小房に分けてからボウルに水をため、逆さまにして水の中で振り洗いをすると、奥の汚れまでしっかりと落とすことができます。

離乳食で使う際のゆで時間は、大人が食べる時より長めに、舌で簡単につぶせるくらいやわらかく加熱するのが基本です。ただし、お湯で長く茹でるとブロッコリーの豊かな風味や旨みが水に流れ出やすいため、できれば少量の水と一緒に耐熱容器に入れ、電子レンジで加熱するか、蒸し器で蒸すのがおすすめです。甘みがギュッと凝縮されます。

時期 ゆで時間の目安とやわらかさ
初期(生後5~6ヶ月) 3分~5分程度。穂先が指で触るだけでホロホロと崩れるくらいに柔らかくすると、裏ごしがスムーズになります。
中期~後期(生後7~11ヶ月) 3分~。徐々にゆで時間を短くし、歯ぐきで潰せるバナナくらいの硬さを目指します。茎の部分も指先で軽く潰せる柔らかさにします。

大人の分と一緒に鍋で茹でる場合は、2分ほど経ったら大人用だけ先に取り出し、離乳食分はそのまま鍋に残してさらに長めに柔らかく茹でると手間が省けます。

離乳食のブロッコリーの保存方法!風味を保つなら調理後の冷凍がおすすめ

離乳食のブロッコリーは鮮度と香りが重要ですが、常温だと傷みやすく、2日もすれば黄色く変色して独特の異臭を放ち始めます。必ず冷蔵か冷凍で保存してください。

生のブロッコリーを数日以内に使い切る冷蔵保存の時は、乾燥を防ぐために新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて立てて冷蔵庫へ。ただし、ブロッコリーは一度加熱すると生の時よりも保存期間が短くなります。離乳食用にペーストやみじん切りにしたブロッコリーは、調理後すぐに食べる分を除き、新鮮なうちに冷凍保存するのが一番のおすすめです。

製氷皿や保存袋を活用した冷凍テクニック

冷凍ブロッコリー

初期のペーストなら、製氷皿に入れて凍らせ「野菜キューブ」を作っておくと大変便利です。凍ったらジッパー付きの保存袋に移し替えておきましょう。中期以降の細かく刻んだブロッコリーは、保存袋に平らに広げて菜箸で筋をつけてから冷凍すると、使う分だけパキッと折って取り出せます。

下ごしらえの手間を省きたい場合は、市販の冷凍ブロッコリーを購入するのも賢い選択です。市販の冷凍ブロッコリーは、旬の時期の濃い色合いや甘みがそのまま閉じ込められています

収穫直後に急速冷凍されているため、色鮮やかさが保たれていますし、何より「ブロッコリーが高くて買えない時期」や「ほんの少しだけ使いたい時」に無駄なく使えるのが最大のメリットです。

離乳食用に冷凍することで、細胞の繊維が適度に壊れ、解凍時にペースト状にすりつぶしやすくなるという調理上のうれしいメリットもあります。

離乳食初期/中期/後期/完了期のブロッコリーレシピ

離乳食でブロッコリーを食べる時は、段階ごとの「大きさの目安」を守ることが大切です。初期は裏ごししたペースト、中期は1〜2mmのみじん切り、後期で5mm角、完了期で1cm角を目安に進めていきます。段階ごとに大きくなっていきますが、急ぐ必要はありません。赤ちゃんの「ごっくん」「もぐもぐ」のペースに合わせて、ゆっくり進めていきましょう。

離乳食初期(生後5、6ヶ月)ブロッコリーレシピ

赤ちゃんにとっての初めての食事なので、慣れるためにも、ザラザラ感をなくし飲み込みやすくしてあげることが大切です。ブロッコリーは初期の場合、やわらかい穂先の表面だけを削るように使って調理していきましょう。鮮やかな緑色のペーストをおかゆや豆腐にちょこんと乗せれば、見た目にもおいしそうな一品が出来上がります。

ブロッコリーのペーストのレシピ

ブロッコリーのペースト

材料:ブロッコリーの穂先

  1. ブロッコリーの穂先をクタクタに柔らかく茹でる
  2. 穂先のつぶつぶ部分だけを包丁で薄く削ぎ落とし、さらに小さく刻む
  3. 刻んだものを裏ごし器やすり鉢で丁寧になめらかにする
  4. 少量のお湯(または昆布だし)を少しずつ加え、ポタージュ状になるまで伸ばす

【声かけのヒント】
「きれいな緑色のお野菜だよ、あーん。とろとろで甘いね」と、笑顔でスプーンを口元に運びましょう。最初はブロッコリー単体よりも、食べ慣れた10倍粥に少し混ぜて風味をまろやかにしてあげるのがコツです。

離乳食中期(生後7、8ヶ月)ブロッコリーレシピ

食べることが楽しくなってきて、舌と上あごでモグモグとすりつぶす練習を始める中期は、穂先を1〜2mmに細かく刻んだものを食べさせてあげましょう。ただし、ブロッコリーの穂先は口の中で散らばりやすく、パサパサとした食感を嫌がる赤ちゃんも多い時期です。飲み込みにくそうな時は、水溶き片栗粉でとろみをつけると、スルッと喉を通りやすくなるのでおすすめです。

ブロッコリーとしらすの煮物のレシピ

ブロッコリーとしらすの煮物

材料:ブロッコリー、しらす、人参、水溶き片栗粉、だし汁(ベビーフードのだしでも、水でもOK)

  1. しらすは、沸騰したお湯の中にしばらく入れてしっかり塩抜きし、細かく刻む
  2. だし汁(水でも)に細かく刻んだ人参を入れ、やわらかくなるまで煮る
  3. 人参がやわらかくなったら、細かく刻んだブロッコリーを入れる
  4. しらすも入れてひと煮立ちさせる
  5. 水溶き片栗粉を入れて、全体にぽってりとしたとろみをつけたら出来上がり♪

【つまずき対処のポイント】
野菜としらすから十分にうまみが出るため、調味料は不要です。もし途中で食べるのをやめてしまったら、「お魚のいいにおいがするね、チュルンって食べようね」と声をかけながら、おかゆの上にかけて丼風にすると気分が変わって食べてくれることがあります。

離乳食後期(生後9~11ヶ月)ブロッコリーレシピ

離乳食後期になると、歯ぐきでつぶせる硬さのものを食べられるようになり、大人の食事から味付け前に取り分けできることも増えてきます。ブロッコリーも、穂先だけでなく茎の中心部分も食べられるようになってきます。5mm角程度の大きさを目安に、柔らかく茹でたり蒸したりして献立に組み込みましょう。

ブロッコリー入りグラタンのレシピ

ブロッコリー入りグラタン

材料:ブロッコリー、じゃがいも、鶏むね肉(ひき肉でも可)、玉ねぎ、少量のチーズ、ホワイトソース(ベビーフード)

  1. ブロッコリーは柔らかく茹で、5mm角程度の食べやすい大きさに切っておく
  2. じゃがいも、玉ねぎ、胸肉を小さ目に切り、少量の油で炒めるか茹でて火を通す
  3. ベビーフードのホワイトソースで具材を和え、耐熱皿へ入れる
  4. 彩りとしてブロッコリーを上に散らす
  5. 少量のチーズを乗せる
  6. オーブントースターに入れて、表面に軽く焼き色がつくまで焼いたら出来上がり♪(ヤケドに注意してしっかり冷ます)

【味と香りの工夫】
グラタンと聞くと面倒くさそうですが、ベビーフードのソースを使えば簡単です。ホワイトソースのミルキーな甘さがブロッコリー特有の青臭さをまろやかに包み込んでくれるため、野菜の匂いに敏感になってきた赤ちゃんでもパクパク食べてくれる鉄板メニューです。

離乳食完了期(1歳~1歳6ヶ月)ブロッコリーレシピ

いよいよ離乳食も完了期を迎え、幼児食への移行時期に入ります。大人とほぼ同じような食材を食べられるようになってきますが、ブロッコリーは大人のサラダ用よりは少し柔らかめに茹でて、1cm角程度の大きさから様子を見ましょう。

少量の醤油やバターなど使える調味料も増えてきますので、味のバリエーションも広がります。離乳食の味付けは薄味が基本です。風味づけ程度にとどめましょう。ブロッコリーはおかかと和えるだけで、香ばしさが加わり簡単に和風の一品ができます。

ブロッコリーのおかかあえのレシピ

ブロッコリーのおかかあえ

材料:ブロッコリー20~30g、かつお削り節少量、醤油ほんの1滴(なしでもOK)

  1. ブロッコリーを指で潰せるくらい柔らかくゆでる
  2. 1cm程度の大きさにほぐす、または切る
  3. ボウルに入れ、細かいかつお削り節と和える
  4. 醤油をほんの少し垂らして風味づけしたら出来上がり♪

【手づかみ食べへの応用】
この時期は「自分で食べたい!」という意欲が高まります。「おててでどうぞ。お花みたいだね」と声をかけながら、小房のまま長めに茹でたものを出してみましょう。自分で口に運ぶ楽しさが、食べる意欲につながります。

離乳食のブロッコリーを食べない!先輩ママの体験談と克服アドバイス

食卓を彩る野菜を食べてほしいけど、お皿からよけられてしまって…と気にしているママは非常に多いものです。人間の赤ちゃんは本能的に、「緑色=未熟なもの」「青臭さ=危険なもの」と警戒する防衛本能を持っています。そのため、ブロッコリーの風味やモソモソとした食感を嫌がるのは、発達上ごく自然な反応なのです。

どうすれば食べてくれるのか、先輩ママたちのリアルな離乳食テクと体験談を月齢別に教えてもらいました。ご自身の家庭に合う「対処パターン」を探してみてください。

離乳食初期(生後5、6ヶ月):甘みで青臭さをカバーする作戦

Haru
30代前半

Aおかゆに混ぜる!

ブロッコリーのペーストだけを食べさせてみたところ、気に入らなかった様子。それなら、と10倍粥にちょっと混ぜたら、気付かずに食べてくれました。

徐々に、ペーストの量を増やしていく地道な作戦で、いつのまにかぺろりと食べられるように♪おかゆのほかにも豆腐にも混ぜたりしてましたよ。単品よりは混ぜた方が食べやすいみたいでした。

【ワンポイント解説】炭水化物の自然な甘みがブロッコリーの風味をマスキングしてくれるため、初期の赤ちゃんには王道のテクニックです。

そらママ
40代前半

A日にちをおく作戦で♪

「昨日は食べたのに、今日は食べない」など、ブロッコリーだけでなく、他の食材でも食べムラがありました。同じように作っているのにナゼ?と思ってましたが、赤ちゃんにもそんな気分になる時もあるみたい。

離乳食を始めたばかりで、まだ食べるということに慣れていないし、焦ってもしょうがないと思って、日にちをおいて再度挑戦したら、食べることもありました。赤ちゃんのペースに合わせて進めていきたいと思ってます。

【ワンポイント解説】赤ちゃんの味覚は日々変化します。「今は嫌な気分」を受け入れ、無理強いせず1週間後にサラッと出してみると、案外すんなり食べることも多いものです。

離乳食中期(生後7、8ヶ月):食感の「パサパサ」を消す作戦

きーちゃん
36歳

A味つけを変えてみました

和風だしに豆腐、ブロッコリーを入れて煮込んだものを食べさせようとしたところ、一口食べただけで、次は食べなくなりました。数日前に似たようなものを作った時は食べたのに?と思ったら、ブロッコリーの分量が多くなっていたようです。

ブロッコリーはフリージングしていたので、次の日はベビーフードのコーンポータージュ味のだしを使って、同じ材料で作ったところ完食でした。赤ちゃんながら味の違いがわかるのね、と感心しました。味つけを変えてみると食べることも多いですよ。

【ワンポイント解説】コーンやミルク、かぼちゃなど、赤ちゃんが好む甘みの強い食材と組み合わせることで、野菜特有のクセを見事に中和した良いお手本です。

みかん聖人
24歳

Aつぶつぶ感はとろみでカバー!

ブロッコリーの穂先の、あのつぶつぶな感じの食感が苦手だったみたいで、ペッペッと出してしまうことがありました。

食べにくかったようで、他の食材に混ぜたり、片栗粉でとろみをつけると食べやすくなったみたいで食べてくれるようになりました。赤ちゃんにとろみはテッパンですね!

【ワンポイント解説】中期特有の悩みである「モソモソ・つぶつぶ」の不快感を、水溶き片栗粉のツルンとした滑らかさで見事に解決しています。

離乳食後期(生後9~11ヶ月):硬さと市販品を活用する作戦

晴美
35歳

A手をかけて作っても食べない時は・・・

ブロッコリーをはじめ、緑の野菜があまり好きではなかった娘。たぶん、野菜の青臭さのようなものが苦手だったのだと思います。一生懸命手をかけて作っても、少ししか食べなくて悲しくなったこともありました。そんな時は、思い切ってベビーフードに頼ってみるのもよいですよ。

外出用にと用意したベビーフードを試しに食べさせてみたところ、ビックリするくらい食べました。ちょっと落ち込みましたが(笑)、こんな感じで作ったらよいのか~っていう参考にもなりますし、一度ためしてみてはいかがでしょうか?

【ワンポイント解説】ママの心が疲れてしまう前に市販品を活用するのは大正解です。プロの硬さや風味づけを舌で学ぶ良い機会にもなります。

きょーさま
20代前半

A食べにくかったみたいで一段階戻しました

離乳食後期になって、食べるのを嫌がるようになりました。ブロッコリーの味自体は今まで食べていたのに、なぜだかわかりませんでした。

うちの子供の場合、まだ大きさが無理だったみたいです。ちょっとくらい大きく刻んでも食べるかな?と思っていたんですが、まだ早かったようです。他の野菜も同じだったので、一段階戻してゆっくりと離乳食を進めています。

【ワンポイント解説】「月齢通りに大きくしなきゃ」という思い込みを捨て、赤ちゃんの噛む力に合わせてサイズを戻す勇気が、離乳食ストライキを救います。

離乳食完了期(1歳~1歳6ヶ月):手づかみで遊び心をくすぐる作戦

あごっち
34歳

A遊び食べが始まったので

そろそろ離乳食も終わりに近づいていますが、好き嫌いも出てきて、食べむらも出てくるように。葉物野菜があまり好きではないようです。ブロッコリーも食べたり、食べなかったり・・・。

遊び食べもしていたので、パンケーキの中に、小さく刻んだものを入れ手づかみで食べられるようにしたら、食べてくれました。茎を握りやすい大きさにカットして食べさせたところ、喜んで食べています。茎の方が好きだったみたいです(笑)

【ワンポイント解説】自我が芽生える完了期は「自分でつかみたい」欲求を満たすのが一番。甘みのある茎をスティック状にした素晴らしいアイデアです。

ブロッコリーと同じように、カリフラワーも赤ちゃんにとって彩りと食感のアクセントになる野菜です。ブロッコリーの緑に対してカリフラワーの白は、クリーム系やパン粥、スープなどと相性が良いので、ブロッコリーが無い時や気分を変えたい時はカリフラワーを使ってみてはいかがでしょうか。赤ちゃんのペースに合わせて、食卓の彩りを楽しんでくださいね。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

この記事に関連した特集ページ

おすすめの記事